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【人】 応答班 テトラ>>108>>109>>110>>111>>112 [声を聞いて。言葉を受け取って。口を噤み、謝るのが賢明だと思考は静かに答えを出した、けれど。] [ああ。だって、その孤独には覚えがある。] [一呼吸。思考は一巡し、やがて浮かんだのは、彼の呼び声についぞ応えることの無かった羊飼いへの怒りだった。でも、それはきっとどうしようもないことだから。今できることを。今、僕が、言えることを。] ――僕如きの命で癒えるのなら、いくらでも奪えばいい。 [この場において、これまで発したことのないだろう低い声。低いけれど冷たくはない、血の通う生きるモノとしての声。黒羊の方へ歩み寄りながら。足取りにやはり迷いは欠片も無く。] 壊して回れば気が済むのならそうすればいい。 何も無い場所で虚ろを眺めながら、永遠にひとりで居ることを望むなら、そうすればいい。 でも。 [他者を自身の経験で断じるのは、本当に、本当に、乱暴で、最低で、嫌なんだ。でも、] そんなものじゃ、君は絶対に満たされないよ。 [黒羊の両肩を掴み、痛いくらい目を合わせ。] (113) 2022/07/31(Sun) 21:16:20 |
【人】 応答班 テトラ>>117 [段々と小さくなる声に顔を上げる。横を向いた顔を両手で掴み、ぐ、とこちらに向けさせて。] 要するに。 今の君が知らなくても、君は元は星で、綺麗で、幸せになるべきで。 だから、どうでもいいとか、なにも無くなっても虚無は残るだとか……そんな、諦めたみたいな寂しい事を言わないで欲しい、って、こと!! [至近距離で、聞こえなかったなんて言わせない様に……半ば叫ぶ様に言葉を発して。] [深海の底、ひとり見上げた水面はどこまでも遠かった。あんな思いはもう二度としたくないし、出来れば誰にもしてほしく無い。星>>2:285やそれに類するものであるなら、なおのこと。] (119) 2022/07/31(Sun) 22:14:00 |
テトラは、今の君も綺麗だけどね。と、言葉を加えて。ふーっと長く息を吐いた。やれやれ。 (a282) 2022/07/31(Sun) 22:15:00 |
【人】 応答班 テトラ>>120 ……っと。 [手を振り払われた勢いでバランスを崩すものの、持ち直してその顔を見据える。瞳の赫が幽かに煌めいた様な気がして、その光は、今、此処で掴まなければ失われてしまう様な気がして、再び手を伸ばす。] …………。 [……本気を出せば縊り殺すことだってできるのを考えると、さっきの動作だって随分と優しい。馬鹿馬鹿と繰り返す様子はなんだか子供じみてすらいて、無意識に口角が上がってしまう。どうして羊飼いはこんなにも健気な羊を残して行けたのだろう、と不思議にすら思いつつ、息を吸って。] 馬鹿はそっちだわからず屋!! 星は星だよ。僕は知ってるし、そう思うの。 例え君が知らなくても、覚えてなくても、本当のことがそうなんだから仕方ないだろ!! [と。僕の目に映る君を見れば、君も僕の言っていることが少しはわかるかもしれないのに。なんて想いながら、黒羊の頭に両手を置いて、わしゃわしゃと撫でた。] 幸せを願われるのの何が嫌なの? 君に害はないんだから放っておけばいいだろ。 ばーか! (121) 2022/07/31(Sun) 22:56:43 |
【人】 応答班 テトラ>>124 [受け止めた腕を離さないまま。その闇雲な勢いへ、半ば呆れる様に、溢す様に笑って。] もしこの夢が終わっても、僕は夜空を見上げる度黒羊の幸せを祈るだろう。 これまでに無かったから知らない、なら、これから知っていけばいい。 新しいコトを知るのは、君にとって……悪い事でも、怖い事でもない筈だよ。 [本当にすべて壊した先に彼と主人の再会があるのなら、それを応援するのも吝かではない。恐らくそうではない、からこそ、別の幸せを見つけられはしないものかと願ってしまうし、元は星であったならば、或いはその心の奥の奥の部分では、もう知っているんじゃないかとすら思ってしまう。] 僕は、君のことを全然知らないけど、 [――沈む船の影を見上げた時の僕の気持ちは、覚えているから。] ひとりで居ることや、何もかも壊してしまった後の虚しさを選んでほしくは、ないよ。 (125) 2022/07/31(Sun) 23:40:04 |
【人】 応答班 テトラ>>128>>129 [縋りついたままだった腕を上げられ、距離が縮まった。眼前の赫に恐れることは、やはり無く。] 虚しい、は……。 [曖昧なかたちを言葉にして伝えるため、かつて抱いた虚ろを辿る。己が心に潜る様に、深く息を吸って、また目を閉じて。] ……心の中心に穴が開いて、自分の中身が全部出ていってしまって。あったはずのものが流れ出て行った後に、冷たさだけをめいっぱい注ぎ込まれたような―― [沈む船の影を見た。溺れてなお眠る船乗りの口から零れた泡が、水面へ向かい昇っていく様を見た。あの時、僕は――] [「思ったよりどうともなかったな」って、そう、思ったんだよ。] [記憶から意識を引き戻し、瞼を上げた。星をも呑み込むくらやみへ、その重力に任せる様に、言葉を続ける。] 此処には……僕には。なんにもない。なくなっちゃった。もう戻ってこないし、どうにもならなくて、仕方ないんだなって。 そういう気持ち、……だよ。 (131) 2022/08/01(Mon) 0:32:48 |
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