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【人】 学生 初波華音お、送っちゃった…… 『ソウマさん』にした方が良かったかな 夢見てるみたい…… [ぽすん、とベッドに横になり 送られてきた画像を見つめながら頬を抓る。 フォローリクエストはまだ 承認されていないようだったけれど そんなの気にならない。] ……えへへ [頭の中はもう、 当日何を着ていくかでいっぱいだった。*] (28) 2024/05/19(Sun) 19:47:14 |
【人】 配信者 秋月壮真────────────────── @Johann_Christoph_S 無礼だなんて思っていません。 信じて頂けて嬉しいです。 ありがとうございます。 早速ですが今夜はご都合いかがですか? 場所は面箕駅から程近い「のうえ」 < というお店を考えています。 ────────────────── (29) 2024/05/19(Sun) 22:26:15 |
【人】 学生 初波華音ふへへ……カッコイイ……♡♡ 昨日の配信終わった後 そのまま寝ちゃったのかな? それとももしかして一晩中起きてたとか……? ん〜でも顔色は悪くなさそうかしらね ちゃんと寝れてるといいなあソウマくん お疲れさまだよお〜〜〜 でもすぐお返事くれて優し……ふふ 昨日の見逃しちゃったとこも後で聴きなおそーっと♡ [件の画像を見つめながらベッドの上でごろごろと 頬を緩ませきっている間にもう次の通知が飛んでくる。] えっっっ こここ今夜!!?!? ご都合は余裕で大丈夫だけど こ、心の準備が…………!! (31) 2024/05/20(Mon) 20:59:00 |
【人】 学生 初波華音ていうか近ッ ま!!? 近くない!? 面箕駅って私の知ってる面箕駅で合ってる!? [たとえ指定された場所が この街から遥か彼方離れた土地だったとしても、 私は地球の裏側だって飛んでいこうとしたと思う。 今夜辿り着くのが物理的に難しい場所であろうとも。 ところがメッセージに書かれていたのは こともあろうに最寄り駅の隣の駅名だった。 なんなら少し頑張れば歩いて行ける程度の近場。 もしかして私が知らないだけで 他にも『面箕駅』があるんじゃないか、って 念のため検索してもみたけれど、 『面箕駅』は全国にひとつしかない。] ……もしかして、ソウマくんって 思ってたよりご近所さん…… ……だったりする、のかな? [まさかお隣さんだとまでは思うべくもなく] (32) 2024/05/20(Mon) 20:59:13 |
【人】 学生 初波華音今夜……今夜かあ う〜〜〜 でもでもこんなチャンス二度とないかもだし 忙しい合間を縫ってくれてるのだろうし……! ……よしっ 送っちゃえ!! (33) 2024/05/20(Mon) 20:59:45 |
【人】 学生 初波華音────────────────── @Aurora_kanon 寛大な御心に深く感謝いたします。 こちらこそ、 本当にありがとうございます。 今夜、面箕駅近くの 「のうえ」というお店ですね。 承知いたしました。 ご指定の時刻に現地へ伺います。 < お会いできるのを心から楽しみにしております。 ────────────────── (34) 2024/05/20(Mon) 21:00:07 |
【人】 学生 初波華音デート…… デートだ……!!??! きゃーーーーーっっ どうしよ〜〜〜〜〜〜!!!!! [どすんばたんとクローゼットを 豪快にひっくり返し始めたものだから、 お隣さんが去っていったのにも まったく気付かないのだった。*] (35) 2024/05/20(Mon) 21:00:38 |
【人】 学生 初波華音メイク、よし! ネイル、よし!! ヘアスタイルよぉ〜〜し!!! ファッションばっちり!!!!! 可愛いわよ華音!! すっごく可愛い!!! [完膚なきまでに磨き上げたパンプスを履いて 玄関前の全身鏡の前に立ち、 言い聞かせるように己を鼓舞することで 気合を入れた十数分後。 面箕駅の改札を通り抜けたところで、] (36) 2024/05/20(Mon) 21:11:27 |
【人】 学生 初波華音[待ち合わせ時刻までは、まだ 三十分ほどの余裕がある。 気を紛らわせようとスマートフォンを開けば 習慣でついソウマくんの動画を開いてしまって 慌てて閉じた。 上品な女の子らしさを意識した、 シフォンフリルが可愛らしい くすみピンクのワンピース。 育ちの良いお嬢さんに見えるようにと 普段より少し凝って編み込んだハーフアップ。 首元にはピンクゴールドの控えめペンダント。 マニキュアも清楚に見えるようベージュを択んで、 必要最低限の小物のみを纏めた革のバッグは 型落ちのセール品ながら一応ブランドものだ。 ショーウィンドウに反射している自分を 改めて見ても、我ながら悪くはないどころか 恥ずかしいくらい気合の入った仕上がりだと思う。 ほんの少しだけでも『可愛い』って、 思って欲しくて。 けれど。] (38) 2024/05/20(Mon) 21:14:10 |
【人】 学生 初波華音どうしよ〜〜 キンチョーしてきた……! へ、ヘンじゃないかなあ てかほんとに来てくれるのかな……!? [ご尊顔をこの目で拝むまでは、 まだどこか信じきれずにいた。**] (39) 2024/05/20(Mon) 21:14:20 |
【人】 配信者 秋月壮真[自宅に向かって走っているとき。] ……へくしゅっ ? [昨夜は汗をかいたまま寝てしまったから 冷えたのかもしれない。自業自得だ。 今夜の約束には影響ないだろう。 何事にも変え難いとても大事な約束だ。 一応今朝はシャワーだけでなく 湯船に浸かってしっかり温まることにするが。] (40) 2024/05/21(Tue) 9:35:29 |
【人】 配信者 秋月壮真[とは言え薄紫色のシャツの襟を ささっと整えるくらいものだが……。 ドレスコードがない店だとは言え 日頃着ているパーカーはそぐわない。 黒のジャケットとパンツは クリーニングの袋から出したばかりだし 購入時に磨いて貰った革靴は下ろしたて。 整髪料で後ろに流した長めの前髪も 下手に触らないほうが良いだろう。] (43) 2024/05/21(Tue) 10:14:20 |
【人】 配信者 秋月壮真[ゆっくりと近づいて声をかける。] かの ……、 ハツナ、さんですよねいらしてたんですね 来てくれて嬉しいです、ソウマです [名乗り、胸に手を当てて会釈した。 緊張しているがそういうのが表れにくい顔でよかった。] (44) 2024/05/21(Tue) 13:34:36 |
【人】 配信者 秋月壮真[近くで見ると一層愛らしい。] もしかしてお洒落してきてくれたんですか? ……素敵です、良く似合ってます [瞳の色とコーディネートが合っていて綺麗だ。 桃の妖精さんみたいだ、というのは心にしまって。 口元にほんの少し微笑みを浮かべた。*] (45) 2024/05/21(Tue) 13:34:43 |
【人】 学生 初波華音さ、流石にまだ 来てない、わよね……? [行き交う人々をちらと一瞥してから 手鏡でさっとメイクをチェックする。 うん、大丈夫。微塵も崩れてない。 その様子を物陰から密かに 連写されていたことなど露知らず、 誰かがゆっくりと近づいてきた気配で 初めて顔を上げ──] (46) 2024/05/21(Tue) 16:26:32 |
【人】 学生 初波華音[見上げるほどの長身の男性。] …………!!! [艶やかに磨き上げられた革靴に 塵ひとつ知らない黒のジャケットとパンツ。] 〜〜っ、そ…………っっ、 [気品に色香までも感じさせる薄紫のシャツ。 見慣れた長い前髪をバックにセットした、] 〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!! [正真正銘本物の暁ソウマくんがそこにいた。] (48) 2024/05/21(Tue) 16:26:58 |
【人】 学生 初波華音[感激のあまり無意識に その場で泣き出してしまいそうになりながら 辛うじて言葉を紡いだけれど、 声は上擦ってしまったかもしれない。] あっあわっ すすすすみません 待ち合わせの時間にはまだ早……! お、お初にお目にかかります ハツナと申します 此度はお招きいただき恐悦至極に存じますっっ あぅ、うぇえっと 私も お会いできて大変光栄、です……!! [配信で毎日聞いている大好きな声が、 マイク越しではなく肉声で名前を呼んでくれる。 おずおずと顔を見上げれば、控えめながら こちらへ向けて微笑みを浮かべてくれている。] ……ほあ………… [もはや自分でも何を話しているのかよくわからない。 てか聴き違えじゃなければ今私褒められた??] (49) 2024/05/21(Tue) 16:29:05 |
【人】 学生 初波華音あ、ぅ、あっああ ありがとうございます……っ! ソウマくんもそのあのっ わぁあ 好っ── ……ごくステキです 似合われていてカッコイイ、です [あっっっっぶな既に不審者なのに 初対面でいきなり告るところだった! 普段のパーカー姿だって それはそれは良きものなのだけれど 今夜のソウマくんはあまりにも 格好良すぎて目が灼ける。 画面越しで見たとしても呼吸が止まったはずだ。 ましてや現に今目の前に居るものだから、 この口と脳みそは暫くは使い物にならない。] (50) 2024/05/21(Tue) 16:30:32 |
【人】 学生 初波華音…………ひぇ こ、この辺りにはよく来られるんですか……? [彼の周辺にだけキラキラのエフェクトが見える。 そこだけ空気がやたらと発光している。 緊張のあまりぎこちない笑みを浮かべてみせるものの きっと耳まで真っ赤に染めてしまっていた。*] (51) 2024/05/21(Tue) 16:31:28 |
【人】 配信者 秋月壮真[並んで歩くと小さい。かわいい。 肩幅なんて狭くてすっぽり隠せてしまいそうだ。] この辺りですか? 今から行く店にならセンセイ…… 母が好きで何度か 家が近いんです [矢張り周りに人はいたけれど、全然気にならない。 自分の世界で彼女だけがきらきらと輝くから 他はどうでも良くなってしまった。 前を向いて歩きながら不自然でない程度に顔を見る。 柔らかそうな耳は果実のように色付いていて 食べたら美味しいに違いない。] (53) 2024/05/21(Tue) 18:23:10 |
【人】 配信者 秋月壮真どうぞ [店に着けば当然のように扉を開けて 彼女を先に入れる。レディファースト。 デートをするのが実際には生まれて初めてでも。] (54) 2024/05/21(Tue) 18:23:26 |
【人】 配信者 秋月壮真[広い個室、テーブル越しに向かい合って座る。 真っ白なテーブルクロスにメニューはない。] 食事内容は勝手ながら予約済みです お口に合うといいんですが…… それとドリンクも ハツナさんと一緒に飲みたくて 私が好きなものを持ち込みました [駅に向かう前に一度立ち寄って預けていたそれは 配膳スタッフがボトルのまま持ってきて 互いの目の前のワイングラスに注いでくれる。 良く冷えた白桃100%のジュース。] (55) 2024/05/21(Tue) 18:24:43 |
【人】 配信者 秋月壮真乾杯しましょう ええと……、ハツナさんとの出逢いに [照れたように一瞬目が泳いだあと しっかりと桃色の瞳を見つめ直して、 グラスはぶつけず少し高く掲げるだけの乾杯を。 そのまま引き寄せてジュースを一口飲んだ。*] (56) 2024/05/21(Tue) 18:24:59 |
【人】 学生 初波華音は、はひっ……! [『ありがとう』のたった一言でも 生で面と向かって聞くと威力は莫大だ。 褒め言葉をクールに受け流すその姿勢も 今の私にはひたすらに輝いて見える。 少々強引だったかと思ったけれど、 フライング告白も何とか誤魔化せたらしい。 促されるままに、お隣へとお邪魔して お店へと向かう道を歩き出す。 しっかりと舗装された道のはずなのに 足元はなんだかずっとふわふわしていた。 彼の背の高さ。肩幅の広さ。歩幅の違い。 否が応でも意識してしまう。] (57) 2024/05/21(Tue) 21:11:38 |
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