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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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  だからそれはとても不快ね。


...は手を伸ばす。
 冷たい水に触れたばかりの冷たい指先でカザリの頬を軽く摘まんだ。
 ぷにぷにと頬を動かしてから小首を傾げた]


  そんなつまらないこと、誰かに言われたの?
  そんなくだらないこと、私がすると思うの?


[笑みを浮かべたままに、然しながら瞳は笑っていなかった]


  私と入るのだからカザリも入るのよ。
  私はこれでもスピネルの人間なの。


[...は顔を拭いた濡れたタオルを椅子の背凭れへと放り投げた。
 背筋を伸ばして頬から手を離すと今度はカザリの腰へと手を回した。
 身体を抱き寄せ、今度はころころと笑った]

  今日から私の専属にならない?
  そうしたら此処ではなくて私に仕えることになるの。
  此処からは出られないでしょうけれどね。
  少なくともつまらなくはないと思うわ。


[嗚呼、と呟く]


  何言ってるの……私のは分かってるから……。


[...は机の引き出しを開けて、紐を取り出した]


  貴女のサイズをこれから測るわ。


[朝食を食べたらすることができたと、
 今度の笑い声はそれはとても楽しそうなもので**]

[人ならぬ膂力で俺を蹴り上げた琴羽は
今やそれこそ猫の化身然として対峙していた。

その瞳は、いつにない剣呑さと
深い黄金色の輝きを帯びて]


 ……偽物、というワケでは無さそうだな……


[口の端に滲んだ血を親指で拭い去る。

抱き締めたあの時、
彼女が俺のマントを身に着けていない事に気が付いた。

それ故当たりはしたが、比較的、浅くはあり]


 だがこの力と身のこなしは──…

[ジンジンと痛む顎に擦りながら、
少しずつ距離を詰める。

しかしながら、ある程度近付けばすぐに
琴羽は俊敏に木の陰、はたまた枝の上へと
その身を軽やかに跳躍させ。

しかもすれ違いざまに、
鋭い爪の一撃を見舞ってくる。
頬に、マントに、借り物の吸血鬼の衣装に
幾つも切り裂かれた筋が入り。

どうやらあの女豹のポーズ、
見目好いだけでなく、なかなかに隙が無いらしい]


 詳しい事は判らぬが、
 どうやらその衣装を媒介に
 猫の化け物に憑依されたらしいな?

 西洋で言うところのわーきゃっとという奴か。


[なにせ琴羽は神の生贄たる巫女の家系。
さぞや取り憑くのに魅力的だった事だろう]



 ……しかし、相手と場所を間違えたな?


["以前"の琴羽であれば、
それこそ身も心も猫娘と化していただろう。
けれど。


数度目かの交差の後。

後ろに地面を蹴りつつ、
天狗の羽団扇を懐から取り出して。

ゴゥと大きく一振りすれば。

地面に落ちていたもの、
未だ木の枝にしがみついていたもの。
周囲の枯れ葉が一気に舞い上がり、
琴羽の金の視界を埋め尽くす。


 
…────その、一瞬の隙に]




 
……捕まえた。



 
 

[悪戯猫の背後の闇より腕を伸ばし、
その背を反らせるように羽交い締めにする。

木の葉吹雪の中に立つ吸血鬼は、
腕の中の白き仔猫に微笑んで]


 残念だったなぁ?

 視覚も聴覚も無くとも、
 俺の方には琴羽の居場所は良く判ってな?


  …────何度、
  その身に俺を刻み込んだと思ってる。


[まぁ要は、マーキング済みというか、俺混じりというか。
彼女がやがて人では無くなるというのは、
そういう事なのだ。

今はまだ、人としての部分のが
余程強くはあるのだが]



 ほら、琴羽。
 ……戻って来い。


[故に、捕まえてしまえば此方のもの。

腕の中でにゃーにゃー暴れる琴羽の顔を上向かせ。
噛み付けないように、
親指を横から差し入れて。

その唇を、上から塞ぐ。

はらりと、前髪が一房垂れ下がるのも構わずに
俺の舌が彼女の口腔内を掻き乱し。
荒々しく吸い上げ、そして俺のを伝わせ飲み込ませていった。
閉じられ無いままの猫琴羽の口元からは
溢れた唾液と湿った水音が漏れて。

あぁくそ。
こんな時でさえ、琴羽の口は
えも言われぬ程に甘美で。離れ難く。


彼女が正気に戻るまで。
いや、戻ってからもきっと、
彼女のナカに俺は俺のモノを注ぎ続けた事だろうか*]

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 記念式典当日の朝は静かで穏やかなように見えた。

 夜には厚い雲が覆っていた空はすっきりと晴れ
 顔を出した太陽がその色を黒から紫へ、紫から蒼へと変えてゆく。
 未だ踏み入れられていない部分の多い白銀を輝かせる。

 眠っていた間に随分と天候が荒れていたことが、
 様変わりした景色から見て取れるものの
 吹雪など控えめに土を濡らす雨の如く他愛なく、心にも留まらない。
 魔族にとってはそれが常識だった。 ]
(11) 2020/10/25(Sun) 1:20:27

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ ……青空よりは、水に張った薄氷のほうが近い気がする。
 視線の先にはそうした色をしたマントの後ろ姿。

 幼少の頃、抱き上げて初めて外へ連れ出した時は
 そのまだ少女にも見えた愛らしい顔を好奇心で輝かせ、
 あちこちを眺めては腕の中で暴れていた。
 自分が吐く白い息を煙と勘違いし、
 危うく口から後頭部まで魔法の水流で貫通されかけたりもした。

 今やほんの少しこちらには届かないものの、すらりとした長身であり
 自らの足で雪を踏み締め、前を歩く。

 そんな我らが王が気にしているのは、昨夜の雪ではない。
 朝から自分が困っている理由も、それとは違う。 ]
(12) 2020/10/25(Sun) 1:20:41

【人】 魔王軍幹部 フォルクス




[ あれは部下に長年調べさせている情報だ。
 久しぶりに手に入った成果だというのに。

 落とした場所は地下と見て間違いないだろう。
 つい頭から抜けてしまうだけの理由も、その時あった。

 取りに行く時間がこの大切な日にあるわけがなかったが、
 オルフェウスは潔癖で神経質だ。研究施設には常に塵一つ無い。
 既に見つけている筈だ。見られてもいい、陛下ではなければ。

 そう思いながらも何度も頭に浮かび、失態を悔いてしまう。
 辿り着くまでには忘れてしまわなければならない。 ]
(13) 2020/10/25(Sun) 1:21:00

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



はい。
これ程の規模であったことが、原因の解明に難航した理由でしょう。

[ 答えながらこの事件について思い起こす。
 傍らへ近づき、共に焼け跡を眺める。

 魔族及び魔物は、聖魔法が扱えない。
 人類のそれを遥かに超えた自己治癒能力が代わりとは言えるが、
 境界の森の人類側に生息し、被害にあったのは
 氷雪を避け在るべき場所から外れねばならなかった
 比較的穏やかで弱い種の魔物。

 いかなる時代いかなる場所、どのような種族であれど
 一番に苦しみを被るのは弱者であった。

 エルフ族と共に治療に励んでいるであろう、
 迫害により人里を遠く離れなければならなかった魔女も
 或いはその一人と、言うべきかもしれない。 ]
(15) 2020/10/25(Sun) 1:22:17

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



……行きましょうか

[ 背後から声が掛かる。あまり時間を取ることは出来ない。
 振り返った先には魔馬が繋がれた数台の馬車がある。

 一つは陛下と自分が乗り込み、
 残りはそれぞれに幹部一名と幾人かの部下が乗る護衛用だ。
 人類の中、唯一の異種族王として式典へ足を運ぶ御方につけるには
 随分頼りない人数であるが、色々ままならないのだ。

 以前の医術会議の警備に、良かれとして人狼族を付けた時も
 理由は分かるとはいえ散々に各国から難癖をつけられる結果となった。
 我々は相変わらず、人類の脅威であった。 ]

あちらの王が、国で陛下をお待ちかねです。

[ さて、本日の予定はこうなる。
 魔王城で馬車に乗り、境界地点を通って人類の領域へ
 最も近い森の国より、転移魔法の装置を使用する。
 別に歓迎されているわけではないが、あちらとしても仕方ない。
 当国の王もその手段を使わねば何日も前に発たねばならぬのだから。 ]
(16) 2020/10/25(Sun) 1:23:50

【人】 魔王軍幹部 フォルクス



[ 魔法により人魔の領域を繋ぐ移動手段は
 終戦から50年後に両種族の合意を経て設置されたものの、
 未だ人類へ恨みを抱き、摂関政治による方針に従わない下位魔族が
 足取りを追われずに攻め込む手段として活用してしまった為
 その後すぐに廃止され、現在まで徹底して禁止されている。

 故に我々は、かつて世界の最果てと呼ばれた魔王領より
 同じくあの時代世界の中心であった都へと、
 手間の掛かるやり方で間に合うように向かわねばならない。
 一番近いのは森の国、それは距離ではなく消去法の話だ。
 一体誰があの頃魔王領の側になど国を作るだろうか。
 
 数日前より城を出てしまえば、一見問題は無いように思えるが
 陛下を人類の元で眠らせることに積極的な者はいない。

 これが最善策だった。
 先代王に愛されていた八本脚の魔馬スレイプニルらは、
 軍馬としても使われた俊足であるのが、幸いである。 ]
(17) 2020/10/25(Sun) 1:24:10

【人】 魔王軍幹部 フォルクス





[ 魔馬は夜明けの刻を駆ける。

 焼け焦げの無く生い茂る緑が、やがて再び森へ変わる頃には
 目的の国が見えるだろう。太陽は、頂点に座す為巡り昇るだろう。

 式典が行われるのは、かつて聖都と呼ばれた都。
 決して忘れ得ぬ始まりの場所。** ]
(18) 2020/10/25(Sun) 1:24:29
――寝所――


 具体的じゃない、かぁ……。


[ 押さえられてた手がメイベルと繋ぐ形になって、
 背中の下にもう片手が差し入れられる。
 彼女の頭をかき抱くようにしたのとも相まって
 抱きしめあうようになっていく。]


 こんなふうに、身体を合わせたくなる、のは。
 それが、好きってことじゃ……ない?


[ 見つめあいながら柔くキスを交わして、
 彼女の唇の感触を覚えていく。
 私のそれも知ってもらおうと、淡く開いたり閉じたりして。]


 ん……メイベルの、身体の感触。
 キライじゃない、よ。


[ ちろり、舌を出してメイベルの唇を舐める。
 その顔を見上げながらもぞ、っと身体を動かした。]

 
 ん……、なあに?


[ 問いを向けようとしたところで途切れるメイベルの声。
 いつもとは少し違っていた瞳が翡翠のそれに戻っていく。
 不思議そうにする彼女。
 命令の効力が終わったのかな、と考えつつ。]


 だって、押し倒してきたのはメイベルじゃない。
 ……それは、私も、逃げようとはしなかったけど……


[ 抱き枕へするみたいに、絡めてる脚をすこし上下させて。
 メイベルの手が腰に回れば抱き寄せられるまま、
 こくんと胸の中でうなずいた。]

 
 命令、してくれても、よかったよ。

[ 楽しそうな気配を感じて上目遣いに見上げる。]


 一度でじゅうぶん、って思われたら……それはそれで、
 しゃくなんだけど。


[ 繋いでた手は離されてフリーになっていた。
 気分の向くまま伝わせた指先はメイベルの背中を撫で、
 腰へと下りてお尻に触れる。
 弾力を確かめるみたいに押しては離して遊んでみた。]

 
 じゃあメイベルも、何かひとつ。
 私に命令、してみる?


[ メイベルの裸のお尻。指先で左と右と、突付いてみたあとは
 その間にも探索の指を進めてみようかな、と考える。]


 なんでもいいよ。
 メイベルが私にしてみたいことだったら、なんでも。


[ 桃尻の谷間に分け入らせて、奥がどうなってるのか確かめようと
 試みながら。片目をつぶって、そう囁くのだった。]*

──寝所──

[彼女の指がするりと割り込んでくる。
少し私も身動ぎして
けれど、彼女がなんでも、と言ったときには
にまっ、と目を細めて笑うだろう。]


  
「動くな」



[ふっ、と呟く言葉。
彼女が受け入れる事を公言していたから
その強制は容易く彼女の身体を止めただろう。

私のお尻を触って、奥に行こうとしていた指も
凍りついたみたいに、ストップ。]


  あぁ、
「口は動かして良いわよ」

  反応が無いのもつまんないし。


[彼女の手を内側からどかす。
彼女自身は動かないが、私が他動的に動かす分には問題ない。
手をばんざいさせてそのまま私が離れると
彼女をベッドにうつ伏せにさせる。

私は彼女の太ももの辺りに跨ると
ネグリジェを着ている彼女の背中を指で撫でる。]


  疑問なんだけど。
  アリアが知ってる私って初心だったわけ?


[そのまま背中を越えて
腰骨を越えて、ちょうど先ほど
彼女が指で触っていた辺り。
小さなお尻の割れ目に至る。]


  この状況でも欲情しない子なの?

  それなら。
  びっくりさせちゃうかしら。


[薄いネグリジェと、ショーツの上から
指をぐっ、と押し込むと
その先はちょうど彼女のお尻の孔の辺り。

入り込むことはないけれど
ぐっ、と押されると少し内側に凹んでいく。]*

 
[ 放った蹴りは、残念ながら
  強烈な一撃を与える事が出来ず。
  男の口端に軽く血を滲ませるに止まる。]


   ふ、ぅ、ぅぅ……。


[ 威嚇をした後。
  徐々に、少しずつ距離が詰められる。

  近付かれて堪るかと、
  四つ足のままじりじりと後退りをしたり。

  勢いよく近付いてくるようであれば、
  地を叩きつけるように蹴っては駆け出し
  木の影へと身を潜ませ。

  はたまた、
  尖った爪を木の幹に引っ掛けては跳躍。
  身体をしならせながら、バランスを取り
  軽々と枝の上へと着地するのであった。]
 

 
[ そうして距離を保ちつつ。
  隙を突いては男に一撃を放つ。]


   ふ、しゃぁぁぁ!


[ 尖った爪は刃物の如く
  冷たい鈍い光を放っており
  男の衣装を皮膚ごと抉るように切り裂いていく。

  男の身体にはいくつもの線状の筋が入り
  また、傷口から血が滲み出すのが目に入ったか。

  爪に付いた血を、時折ぺろりと舐めつつ。
  隙を見計らっては爪で切り付けて。]
 

 
[ それから幾度かの
  対峙と交差を繰り返し。

  男の方へ視線を光らせつつ
  致命傷となる一撃を放とうと
  隙を窺っていた時の事。

  地面を蹴り男が勢いよく
  此方へと向かってくる。

  体勢を整え、此方も
  地を蹴り飛び掛かろうとした


           ────次の瞬間。]
 

 
[ 男が懐から何かを取り出したのが目に入る。

  それが何か、認識するよりも早く
  男の腕が横に大きく振られる。


  風がゴゥっと吹き荒ぶ音。

  それと同時に枯葉、木の実、埃、土
  色々なものが宙へと舞い上がる。

  視界があらゆるものに埋め尽くされる。]
 

 

   うぅ……にゃっ!?


[ 突然の事に狼狽え、浮足立つ。

  状況を確認しようと、
  視線を周囲に走らせようとした。]
 

 

  [ その一瞬の隙に ]

 

 

   にゃぁ、ぁ、にゃー!?


[ 背後から忍び寄った男に
  その腕で羽交い絞めにされる。

  身体を捻り、暴れ、
  身動きを封じる腕から逃れようとも
  力強い男の腕の前に成す術はなく。

  両手両足をばたばたと振り回すだけ。]
 

 

   にゃあー! にゃー! にゃー!


[ 男の手が、指が
  己の顔に、口端に触れる。

  一体何をするつもりなのだと。
  ただ必死に鳴き声を上げて、暴れ続けて。


  ───突然、生温かい何かが咥内に触れた。

  その悍ましさに、噛み付こうとするものの
  親指が邪魔で口を閉じる事が出来ない。]