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人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

はい。すみません。その通りです。

[壊れたラジオみたいに「はい」「すみません」を繰り返す。
これなんてデジャヴ。
あの時と違うのは彼が怖くない事くらいか。
子供に言い聞かせるみたいな懇切丁寧な説明に
俺は頷いて謝る事しか出来ない。
だってこれは本当に俺が一方的に悪い。
おっしゃる通りなのだから。

首に触れる手はほんのり温かくて
俺をなだめてくれてるような気になる。
こんな状況でどこまで優しいんだろう、この人は。

もし彼が俺に気があったら、を想像してみる。
他に男がいるのかとか、裏切りだとか嫉妬に怒る姿は
まるで思い浮かばなかったけれど、
その代わり悲しそうな顔が浮かんで心が痛くなった。
ついで平謝りする俺の姿も出てきた。
それはどんな状況でも変わらないらしい。]
(-1) 2020/10/27(Tue) 11:34:58

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[気になって仕方なかった女性の正体は
想像の斜め上をいっていて、
なんて答えていいやら言葉を失ってしまったから
首を横に振って返事の代わりにしておく。

そう言うのは俺の納得の為だけに聞いていい話じゃない。
彼自身だけじゃなくて他人のプライバシーにも関わる。

そもそも姉がいるなんて情報すら初出だ。
そうか。だからなのか。
俺に対して戸惑いはあっても嫌悪とか無理解がないのは。
身内に似たような人がいるならって妙に納得する。]
(-2) 2020/10/27(Tue) 11:35:13

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[やっぱり相手の立場になって考えるのは大事らしい。
言われた通り、女性を抱いてみる事を考えたら
拒否反応は出ないが、全く心が動かない。
興奮もしなければ柔らかい身体に違和感しかない。

なるほどこう言う事か。
だったら俺のスキンシップはどうなんだろう。
興味がない相手から触れられるのなんて
同性だどうの以前にセクハラでしかないんじゃ…。

前部署の飲み会で酔った先輩に絡まれて
腕に胸を押し付けられた時の事を不意に思い出した。
人としては好きな先輩だったし気持ち悪くはないけど
単純に酔っ払い面倒だなって思ったのを覚えている。

それに近い感覚なんだろうか。
悪絡みの点で言えば同等以上の面倒くささで
彼に気持ちを押し付けた自覚は、ある。]
(-3) 2020/10/27(Tue) 11:35:36

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

十分です…!

[そんな面倒くさい俺の要求は9割受け入れられた。
どんだけ懐深いんだよ。優しすぎか。
普通ならうぜーって投げるとこだ。
自分でも鬱陶しいなこいつとか思っちゃうし。

早速映画館で寝てる相手の姿とか
俺が彼の服をコーディネートしてるのを想像して
最高過ぎる状況に顔がにやけるのが止められない。

中学生みたいな恋愛観なのは分かってる。
でも仕方ないだろ。初めてなんだし。
どんな些細な事だって新鮮で嬉しくて仕方ないんだ。

言葉を交わすべきだと彼は言ったけど
ここまで進んだのは彼が俺の言葉を聞いてくれたからで
普通はそこに至るまでに縁は切れるもんじゃないか、
彼が特別優しいから続いてるんじゃないかって思う。

上手いこと言いくるめられて調教されて
掌で踊らされてる事なんて気付かないまま
そうして『優しい葛西さん』への神聖視は強まっていく。]
(-4) 2020/10/27(Tue) 11:36:05

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

名前で呼んでもらえると、嬉しいです。

…………、
あきらさん。

[要求したのは俺だけど。

やばい。どうしよう。恥ずかしくて死にそう。
ただの名称が特別な言葉みたいな気がしてくる。
音に乗せただけなのに胸ん中がざわざわする。

相手を直視出来なくて、
不自然な動きでコーヒーの入ったカップを手に取った。]*
(-5) 2020/10/27(Tue) 11:38:04

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[何の負い目があるのやら
ゲイだから悪い、男だから悪い、自分が悪い
そう思い込みやすい性質な気がすると
今更ながら気付いたが、便利だな、と思うだけだ。

おまえ、本当は別に何も悪い事してないのにね。
だって俺たちは恋人な訳でもないし
俺も好きだなんて一言だって答えた事もなければ
こいつの好意を曖昧にキープしつつ
他所で女だって抱いて居る。

ほんとなんで俺の事好きなんだろうねおまえ。
他人事みたいにしみじみ思うけど、
全部ばれてないからだと再認識。

詐欺師の適正あるなって己惚れてみるけれど
騙されてくれる状況と相手が限られてるのはわかってる]
(-7) 2020/10/27(Tue) 14:51:32

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[首筋に触れてみて確かめる。
他の男がキスした場所に触れても然したる嫌悪感もない。

口にしてても例えば舌絡めてようと
わからなきゃ別にいいなって思ってたし。
こいつを抱けるかって考えてみても
突っ込む場所が排泄孔なんだよなって抵抗はあっても
他の男の使い古しだって抵抗はそんなにない。

男だしな、って抵抗も、実のところあんまりない。
俺に興奮して勃起してるチンポだって
俺に突っ込む気がないのなら何の抵抗もなく触れたし。

女相手に一回経験してくればいけるかな、って
思ったまま言ったらどんな顔するんだろう。

俺の心ない言葉に感情をグチャグチャにされる分だけ
俺の事好きなんだなって実感出来て気持ちよさそうだ。
そんな風に考えたらちょっとだけ興奮した。
そんな自分に流石に少し引くので言うのはやめておく。]
(-8) 2020/10/27(Tue) 14:52:24

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[別にお前がゲイなんだからレズくらい珍しくも無かろうと
何やら神妙な顔をして首を振る様を
不思議に思って眺めていたが
あ、これ言い方間違えたなってふと気付く]


 連れて歩いてる相手が女じゃなく男なだけで
 怖い思いをしなくて済む場面があるからって理由で
 わりと誘われるんだ。
 今じゃ姉を挟まず俺の知人ってくらいの頻度で。

 姉を通して彼女が同性愛者だって理解してるから
 自分に下心があるんじゃないかって
 変に警戒する必要もなくて気楽だって。
  

[レズの『姉』ではなくレズの『姉の友人』だと
伝わっていない気がして
聞かれてもいない注釈を足しておく。

下心どころかほぼ肉体関係しかないし
しかもあの人俺より強いけどね。肉体的にも精神的にも。
並みの男相手に怖い思いなんてしないだろう。
きっと年下の男連れ歩くの気持ちいい程度の感覚だ。

今の俺みたいに。

おまえなら他にいくらでも選べそうなもんだけどね。
女でも、男でも、
そんな男が俺の言いなりになっているは気分がいい。]
(-9) 2020/10/27(Tue) 14:53:20

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[そうやって、ただ下の名前を呼びあう事を許しただけで
馬鹿みたいに浮かれてるのとか。

すれてなくて可愛いなぁと思う程度には
「そこそこ」気に入っているって言葉に嘘はない。

こいつといつかするかもしれない練習に
趣味でもないアナル他所で試してきてやってもいいって
思う程度には気に入ってるけれど。

こいつの気持ちに誠意で返すってのは
多分そうじゃないんだよなぁとわかってはいる。

誠意なんてない、恋愛感情の持ち合わせもない
返せるものなんて嘘ばかりなのに
一方的に好意を差し出すことを望んで
騙されて喜んでる笑顔を見て罪悪感も抱かない。

おまえほんと、好きになる相手間違ってるよ。
教えてやる気はないけれど心の中でそっと哀れんだ。]
(-10) 2020/10/27(Tue) 14:55:06

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司



 あきら「さん」でいいの?
 りょうじ「くん」。

 ……聡、って、呼ばないのか?


[微笑ましいものを眺める顔をして、くすくすと小さく笑う。
可哀想だしちょっとくらい可愛がってやろうと
普段すぐ床に座り込むせいで半分くらい飾りみたいになってる
ソファーに珍しく座ったまま隣に来いと座面を叩いて誘う。
横幅に限りがある分隣に並ぶと距離が近い。

心の距離は近づけない分物理的な距離くらい差し出してやろう

……なんて殊勝な気持ちがあった訳でもないけれど
ほんの気紛れで、二人で腰かけてもゆとりのあるソファーで
映画に意識が向いててだらけてる訳でもないのに
ぴったりと寄り添って近い手を握ってやった*]
(-11) 2020/10/27(Tue) 14:56:02

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[いくら彼が優しいにしたって、
男避けの為だけに呼ばれて時間を使うだろうか。
姉の親友なら昔の弱みを握られてるのかとも思ったけど
その人の事を話す彼に不服そうな様子はないから、
単にその女性が一緒にいて楽しい人――
人として魅力的なんだろうという結論に至る。

少しその人に興味がわいたけど
恐らく会う事もない人だから頭の奥に興味をしまう。
好奇心でつつくような話題でもない。
取り敢えず心配していたような相手じゃないって
彼の口から丁寧に追加説明されただけで十分だ。

言われたまま丸々飲み込んで疑いもせず。
まるで疑うのが不義みたいに無意識のタブーになったのは
幾重にも重ねられた相手の言葉のせいなのだけど
その枷に気付かない俺には絡め取られてる自覚もなかった。]
(-13) 2020/10/27(Tue) 17:36:55

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

…口から心臓出そう。

[大袈裟でも何でもなく、本当に心臓が出そうだった。
心臓がばくばく激しく暴れている。
ただ名前を呼んだだけなのに。呼ばれただけなのに。
嬉しいのにつらいなんて相反する感情、初めてだ。
意味が分からない。
もっと呼んでほしいと無理がごちゃ混ぜで
そんな状態で呼び捨てなんて出来るわけがない。]

さん付けから慣らさせてください。

[真剣にそう言ったら笑われてしまうだろうか。
誘われるままにソファーへ座を移すけど
何もかもがこの間までとは違うような心地になって、
キスだって平気でしていたはずなのに
握られた手を握り返せないままに顔を逸らした。]*
(-15) 2020/10/27(Tue) 17:37:44

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
ほんと着地点どこなんだろうな。
この距離感のままでこの日は終わりって事でいいなら、友達に報告行くロル書こうかと思うんだけど…やひろ氏が何かするつもりなら動けなくさせちゃうしなー

いや、あの話した後でさらに距離感変わるって事はない、か?
(-14) 2020/10/27(Tue) 17:39:59

【念】 サラリーマン 御門 涼司

―初めての―

[平日の夜、小包が届いた。
近々荷物が来る予定ではあったけど、
見知らぬ発送元からだと気付いたのは受け取った後で。

そう言えばカードの記載と発送先はフェイクが入ると
HPに書いてあったような、なかったような…
曖昧な記憶で早速開封してみる事にいた。

記憶は正しかったようで、
段ボールの中には納品書とさらに小さな箱があった。
露骨なシルエットのデザインされたパッケージ。
いわゆる大人のおもちゃである。

お手頃な値段で安っぽい物を想像していたけれど
露骨とは言え、全体的なデザインは洗練されていて
中の梱包も丁寧で関心して眺めてしまう。

中身――ディルド自体も細かい皺まで造形され
無駄と言っては何だが製作者のこだわりを感じる。
あまりに気合入れて作られているものだから
肌色の商品を選んだ事をちょっと後悔した。

ちょっとどころか、結構生々しい。]
(!0) 2020/10/27(Tue) 23:00:27

【念】 サラリーマン 御門 涼司

[折角だから早速試してみるかとすぐに風呂を沸かし
一応ネットで情報を収集しておく。
使い慣れてはいるが道具使うのは初めてだし。

入浴してリラックスした状態でベッドに上がる。
ディルドと一緒に買ったローションを脇に置いて
まずは固くなった尻の周りの筋肉を指で解していく。

大股開いて指でふにふにと自分の尻穴を押していると
俺、何やってんだろって不意に正気に戻ってしまう。
目を開けてたってシュールな景色しか見えないし
心を無にして目を閉じてみたら何とか柔らかくなってきた。

セックスの時こんな面倒な事してたかな。
キスから終わりまで勢いでやってたから覚えてない。
そもそも見ているサイトが初心者向けなのだが
検索して一番上に出たのを開いただけなので気付く事はなく。]
(!1) 2020/10/27(Tue) 23:01:00

【念】 サラリーマン 御門 涼司

…っ、ん

[箱から出しただけのディルドにローションをかけて
尻穴に押し当てたらずるりと簡単に先っぽがめり込む。
人肌とは違う冷たさに背筋が震えた。

久しぶりな割には案外簡単に入るもんだと
押し込んでいくけど頭は理性で支配されたままで
男とヤってる時の高揚感は全くない。
当然と言えば当然なのだけど、
圧迫感の方が強くて気持ちいいには達さなかった。

動かしたら何とかなるかって
ゆるゆると動かしてみるけど全然良くなくて、
最後に抱かれた時はどうだったかと思い出してみる。
髪の短い、逞しい身体の男だった、気がする。
顔ははっきり覚えていない。
何かスポーツをしていると言っていた気がする。

前立腺を探りながらディルドを抜き差しするけど
自分で腰を振るのと手を動かすのじゃ勝手が違い過ぎて
なかなかそこを見つける事が出来なくて段々焦れてくる。]
(!2) 2020/10/27(Tue) 23:01:29

【念】 サラリーマン 御門 涼司

[手でやるより腰振った方が早いんじゃねーの。
何のためにこんな事やってんだって正気に戻りつつ
一旦ディルドを抜いて身体を起こしたら
それを上向きに立てて右手で根元を支えてみた。
これだったら騎乗位の感覚で出来るかも知れない。]

あ、は…っ こう、か。

[どうやら作戦は正解だったらしく
さっきより深く食い込んだ生々しいシリコンが
腰を動かせば容易に望んでいた場所へと触れた。

ベッドスプリングの反動を使って腰を揺すり
内壁を擦り上げながら前立腺を的確に抉っていく。
下半身に集まった熱が徐々に陰茎にも伝わり始めた。

少しずつ息が乱れ初めて、気持ちいいが強くなって
盛り上がってきたはずなのにそれでも何かが違う。
やっぱり生身と道具じゃ違うのか。
集中しようとして男の顔を思い出そうとしたけど
代わりに出てきたのはあの人の顔だったから
途端に血の気が引くような気がしてグラインドが止まった。]
(!3) 2020/10/27(Tue) 23:02:07

【念】 サラリーマン 御門 涼司

[何だか急に悪い事をしているような気がして…って
男遊びするのが後ろめたくて道具買ったってのに
何で他の男の顔思い出しながらオナニーしてんだって
当たり前の事に気付いて、萎えた。

バカか。何やってんだ。

その後、ディルドはしばらく封印され
どうにも溜まって我慢が出来なかった頃
心を無にしてゲイビデオと併用する形で役目を全うするに至ったのだった。

この時はまだあの人を抱きたい一心だけだったから
尻のオナニーに使うネタを彼にする発想もなく。]*
(!4) 2020/10/27(Tue) 23:04:44

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
好き勝手やるスタイル。
(-25) 2020/10/27(Tue) 23:05:36

【独】 サラリーマン 御門 涼司

/*
葛西さんでアナニーしようかと思ったけど、御門にとっちゃ葛西さんは受なんだよな…妄想しようとしても自分を抱いてる彼をイメージ出来ないと言うか、可愛い相手と言うか。

多分、段々素の葛西さんと関わる事でかっこいいって思えるようになって抱かれるイメージが出来てくる感じ。もうちょっとしたらアナニーのネタにしてると思う。いや恥ずかしくて無理か。
抱く妄想は出来るのに抱かれる妄想は恥ずかしくて出来ないとバカっぽくていいのに。
(-27) 2020/10/27(Tue) 23:10:01

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 ……かまわないけど。
 慣れてそのまま癖になりそうだけどな。
 おまえの場合、なんとなく。


[視線を逸らしたその横顔をにやにやしながら眺める。

男に尻穴抉られて女みたいに扱われるより
こんな事の方が恥ずかしいなんて
何だかちぐはぐで、面白くて。

握り返されることなく無防備な掌はそのまま餌食になり
指の股をいやらしい手付きで撫で摩られることになる。

特に他意はないのでその後
謎の指圧マッサージに変わったり
肩にずっしりしなだれかかったりしながら
彼が落ち着く迄特に何をするでもなく寄り添っていた。]
(-33) 2020/10/28(Wed) 0:37:11

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司



 ……あ。そうだ。
 早く慣れるように呼びまくろうか、名前。

 涼司、涼司くん、りょーじ。


[少し落ち着いたころに明らかにからかっている声色で
未だ呼び慣れない名前を繰り返す。

なんだこれ。ばかみたいだ。
そう思うのに
何でもないこの時間を無邪気に
ちょっと楽しんでいる自分が居た*]
(-34) 2020/10/28(Wed) 0:37:34

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

─秋─

[他数名のキープも固定の彼氏ができたとかで
この季節はこれだから嫌なんだよなぁと
カレンダーを眺めてしみじみ思う。

クリスマス正月バレンタインホワイトデー辺りを
特定の男とそれなりの親密度で過ごしたいと
考える連中にこの季節、毎年軒並み振られる事になる。

まぁいいか。今年は暇潰しもあるし。

あいつもそういうの好きなんだろうか。
ケーキでも予約するべきだろうか。
けれど別に俺たちは現状恋人な訳でもなければ
誕生日を直接祝いに行く程度に親しい友人も
近くにいるようだし友人同士で集まるんだろうか。

二人で過ごすにしても、なにをすべきかわからない。
正直余の恋人共は何して過ごすんでしょうね。
聖夜はラブホが満室になる印象が強すぎて
セックスくらいしか思い浮かばない。]
(-35) 2020/10/28(Wed) 0:44:43

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[こちらからクリスマスの予定を問えば、
まるで期待して誘っているみたいで
きっと予定があってもキャンセルしてきそうだなぁと
想像してみたら、ちょっとにやけそうになる。

ちょっと、たのしい。
自分が最優先されるのは気持ちが良いものだ。

けどその代償が初めてのアナルセックスとなると
大分ハードルが高い。

特別な夜とか失敗できないとか
そういうプレッシャーにそこそこ弱いのは
しないための口実ではなく割と事実だという自覚があった。]
(-36) 2020/10/28(Wed) 0:45:44

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

[なんにせよ、プレゼントくらいは、用意すべきだろうか。
そう考えた時
こいつの好みなんて何一つ知らないことに気付いた。

服の好みも、その他の趣味も、何もかも。
出せばなんでも拒まず食べるので
食べ物の好みも余り解っていない。
メインのおかずの希望に上がりやすいもの
程度の知識しかないんだと……

黙々と晩飯の餃子を包みながらふと気づいた。
なお、これはリクエストではなく
珍しく俺が食べたいやつである。

一人でやると色んな意味で心が折れるので
混ぜるところから手伝わせている。

多めに作って冷凍しておく心算でせっせと手を動かす。

出来上がったら丸形の小ぶりなホットプレートで
二人分まとめて一気に焼く予定だ。
鍋をしようと衝動買いしてからこれまで
碌に使われてこなかった新品同然のそれが
久しぶりに日の目を見ることになるとおもうと感慨深い。]
(-37) 2020/10/28(Wed) 0:49:51

【秘】 サラリーマン 葛西 聡 → サラリーマン 御門 涼司

 あした…。

 冬物覗きに行こうとおもうんだが
 もし暇なら、一緒に行くか……?

 もし気に入ったのがあればマフラーと靴を新調したい
 程度で、これといって目的もなく
 ぶらぶらひやかして歩くことになると思うが……


[普段使いの小物、くらいなら。
もし渡さないことになっても自分で使えばいいかなんて
襞を几帳面に折りたたみながら考える。

マフラーネクタイ辺りが頭に浮かんで
まるでこいつに首輪を掛けたいみたいだと
気付いて、やめにした。*]
(-38) 2020/10/28(Wed) 0:50:43

【念】 サラリーマン 御門 涼司

―その後―

[名前で呼ぶ事が許された日から一週間ほどして
突然友人からショートメッセージが届いた。

「おい!どうなったんだ」と苛立ちの滲む文字に
何を怒ってんだと一時考えてから
協力してもらいながら一切報告してなかった事を思い出し。簡単に返せる内容でもなかったので
直接話すべくいつものバーに呼び出した。

真っ先に作戦が全く役に立たなかった事を知らせておく。
その上でどんな事を話し合ったか説明した。
俺のフィルターを通しているので半分はノロケだったが。

あの人にどんな印象を持っていたのか
すごい真剣に考えてくれてんじゃんと驚く友人に
自分の事でないながら、そうだろうと誇らしくなる。
彼はすごく真面目で真摯で素敵な人なのだ。

けれど、関係が進展するかは別の話って
余計な茶々も入れてきたので
腹いせにきつい酒を強引に飲ませてやった。
蛙が潰れたような声を出しただけで然程堪えてないから
これは決してアルハラではないと主張しておく。]*
(!7) 2020/10/28(Wed) 2:24:09

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[結局のところ、彼が以前言ったように
さん付けで呼ぶのが癖になってしまっていた。
慣れてではなく、いつまでも呼び捨てに慣れなくてだが。

恥ずかしいのラインは超えていたのだけれど
年上を呼び捨てにするのがどうにもしっくりこない。
相手が学生時代に世話になった人だから尚更。
ちなみに昔に縁があった事は話していない。
あの頃、俺はあまり出来が良くなかったから思い出してほしくない。

俺達の微妙な関係は未だ均衡を保ったまま続いている。
このままでいいのかなと最近考える。
テレビではイルミネーションスポットの紹介だとか
冬のイベントに関する話題が多くなってきて、
行きつけのバーからはクリスマスパーティの案内が来た。

彼が何も言ってこない以上
好きな人が出来ただとか彼女を作りたいとか
そう言った事はないだろうとは思ってはいるのだけど、
いつまでも俺が縛り付けていいのかと言う気もする。

彼を手放す気もないくせに
何でそんな事を考えるのかは自分でも分からない。]
(-39) 2020/10/28(Wed) 2:24:31

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[幾分か良くなった手際で調理を手伝いながら
クリスマスに時間がほしいっていつ伝えようか考える。

俺達は別に恋人でも何でもないわけで
クリスマスに会う必要なんて一つもないんだけど、
世間が特別な日だと囃し立てるから
そんな日を俺のために使って欲しいという俺の我儘だ。
別に何をしようってわけじゃない。
ただ彼の時間が欲しいだけ。他の誰かにやりたくないだけだ。

悩んでいるうちに彼の方から声をかけられた。]

行きます!


[食い気味に答えたらがっついてると思われただろうか。
けど貴重なお外デートである。
しかも向こうからのお誘いである。食い気味にもなる。

しかもマフラーと靴を新調したいと来た。
俺は超能力者なのかも知れない。
すでに注文を済ませたクリスマスプレゼントを思い浮かべ
一人、笑みを隠せない顔で餃子作りに勤しむ。]
(-40) 2020/10/28(Wed) 2:25:29

【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡

[今まで男に贈ったプレゼントと言えば
身に着けられる物とか直接欲しいと言われた物ばかりで
いざ彼に何か贈るとなると何も浮かばない。

俺は付き合ってないけど好きだと明言してる相手だ。
身に着ける物ってプレッシャーにならないだろうか。
彼氏面してる、みたいな感じにはなりはしないか。

考えれば考えるほど迷宮入りして
最終的には消耗品である靴のケアセットになった。
社会人として身だしなみは大事だし
ボディクリーム系とは違って香りや肌質で合う合わないもない。
我ながらいいチョイスだったと思う。

まあ、渡す機会を作らなければならないわけですけど。
そして冒頭に戻る。]
(-41) 2020/10/28(Wed) 2:25:57