【赤】 試用期間 フラウア再会できてからはもっとずっと、毎日毎時間。 髪を縛ってるところ。仕事してる横顔。コーヒー淹れる仕草。 立ってるとこも座ってるとこも歩いてる姿勢も格好いいです。 店のみんなのこともお客様のこともきちんと見ていてくれるとこ。 あんまり好きじゃなさそうなのに食べてくれるとこ。 見守って、自由にさせて、育ててくれるとこ。 愛してるって冗談を言って。格好良くないなんて言って。 あの時何も聞かないでいてくれて、今は聞いてくれたこと。 (*98) 2021/05/20(Thu) 2:10:33 |
【赤】 試用期間 フラウア助けてもらったからだけじゃないです。 好きだって言ってるのに…… 抱きしめてくれるところ。ほんと冗談じゃないです、よ。 [宙ぶらりんで所在なかった片腕を下ろした。**] (*99) 2021/05/20(Thu) 2:16:22 |
【赤】 店長 ジン顔…… [冴えない自信しかない。が、目の前の彼にとっては違うのだろう。 ぺたぺた触ってみても何が変わるわけでもない。ひげの剃り残しに出会って、所在なさげに目が泳いだ。俺の家なのに。] 一目惚れ、ねぇ。 6年経って劣化してなきゃよかったけど。 [6年という月日は大きい。 生まれたての子供が小学校に通える。 振り返ればそんなときから店をやっているし、年食ったなと自重しないでもない。] (*100) 2021/05/20(Thu) 2:54:46 |
【赤】 店長 ジン薄くない薄くない。 知ってるよ、俺もしたことあるからね。 あれは不思議なもんだよなぁ。本当に、ほんの一回会った、触った、それで忘れられなくなるんだよな。 俺が写ってる写真は、見つけた? [それが自分に向いてると思うと、どうもこそばゆくて茶化してしまったが。 けれど否定はすまい。わかるよ、と優しく囁いた。] (*101) 2021/05/20(Thu) 2:55:20 |
【赤】 店長 ジンはー…………愛されてるなぁ、俺。 [否定はしないが、並び立つ好きなところたちには呆気にとられる。 褒められているとは思うのだが、如何せんただ普通にしていたら褒められたという気分で、実感は全然やってこない。 ただ、ある一点についての言及は、小さくやべ、とこぼして。] (*102) 2021/05/20(Thu) 2:55:46 |
【赤】 店長 ジン……バレてた? 別に食わないって訳じゃないんだけどな。 フルーツとかはむしろ好きだし。 なんて言うか、優先順位が低い? いやー…… うん。ごめんね。 [ランチにドルチェをつけるくせに。 毎日のように季節のフルーツを仕入れるくせに。 今まで製菓に特化したスタッフがいなかったのは、この理由も大きい。 悟らせてしまったことに、謝った。] (*103) 2021/05/20(Thu) 2:56:09 |
【赤】 店長 ジンそーだね。 本当なら、こんな思わせぶりなことするなとか、怒られても仕方ないんだろうけど。 心細い子を甘やかすでもいいって言ったのは、君だからね。 これは俺流の甘やかし方ってことで。 [よしよし、とそれこそ子供にするようにまた頭を撫でて、ゆっくりと、今度は腕の中に抱き寄せる。] (*104) 2021/05/20(Thu) 2:56:52 |
【赤】 店長 ジンごめんね。 君が俺を想ってた6年は俺の中にはないから、今ここで君に答えを返してあげることは出来ない。 [真っ直ぐに好意を伝えてくれた彼だから、きちんとこちらの思いも、伝えようと思った。] だけど、よければ受け止めさせてほしい。 すぐに答えが返せないからって、サヨナラゴメンナサイできるほど、非情になれないやつでね。 とりあえず今夜はこれくらいしか渡せないけど、それでいいなら。 [頭を撫でていた手をするりと降ろして、あやすように背中を叩く**] (*105) 2021/05/20(Thu) 2:57:14 |
【赤】 試用期間 フラウア[「したことある」 経験談として過去形で語られる終わった恋。 そうだよ、忘れられなくなるんだよ。 客の撮った写真。たまにしか写ってないとこも素敵です。] (*106) 2021/05/20(Thu) 7:47:38 |
【赤】 試用期間 フラウア好きなもの食べる時は、嬉しそうデス。 俺のには違うから、わかるよ。 ……謝らないでください。 好きになって欲しいけど、好きになれとは、言えない。 [それでも甘やかしてくれる。 受け止めようとして、くれるから。差し出してしまう。] (*107) 2021/05/20(Thu) 7:57:32 |
【赤】 店員 ラン蓮司さんは私を甘やかしすぎな気がする。 でも、ありがとうございます。 [湯船が張ってあるとか、至れり尽くせりでは。>>*72 一人だとその辺、簡単なシャワーで済ませてしまうから 仕事終わりには純粋に嬉しい。 改めて聞くと、私より余程健康的な生活だ。 夜シフト入った翌日は、昼頃まで寝てしまったりするし。 食事は三食摂るけど時間はまちまち、歩くのも通勤くらいだ。 ともかく、彼の仕事が詰まってそうでないのなら。] じゃあ、私が夜シフト休みの時 一緒にSASANKAへ食べに行きません? 私もたまにお客様として食べたいので。 ご飯もだけど、麦くんのスイーツ色々食べたいし、 頼んだら蓮司さんにも一口ずつあげますね。 [楽しみ、と想像して笑って。] (*108) 2021/05/20(Thu) 8:11:28 |
【赤】 試用期間 フラウア[今夜はこれくらい。 線引きがされたことでようやく、ずっと強張っていた緊張が抜けていく。 それ以上進んじゃいけないと分かれば、振る舞い方も] ん、はい。 6年なんて、どうってことないです。 昨日より今日、明日、これからもっとどんどん好きですから。 今は、これで。 [ソファの背凭れに突っ張っていた腕からも力を抜けば、抱き寄せられる力に上体が従って。体重を預ける。 腕の中に入ってしまえばあたたかさが心地良く。 背中を叩く手にあやされて、喉を鳴らした**] (*111) 2021/05/20(Thu) 8:13:01 |
【赤】 店員 イウダ[野菜好きの紫亜としては、レコメンドボードの内容に心惹かれるものがあったらしい。>>*92 基本的に「おすすめ」は旬のものが並ぶから、旅館でもオクラやかぼちゃは食べられるかもしれない。 ラム肉は流石になさそうだから、それは店の次の機会を待ってもらうしかないが。 常に料理の話しか話題を広げられない自分に彼女は呆れてはいないだろうか。 ちゃんと耳を傾けてくれる彼女に甘えているなと思いながら、彼女が好きなファッションに詳しくなる自分を想像しようとしたがどうにも違和感しかなかった。 何せ「そういうデザインの服」だと思わずに、真っ直ぐ履けていないのじゃないかと紫亜のスカートを数度見て瞬きしたくらいだ。 かといって、「わからないから嫌だ」というのではなく、彼女が好きなものに目を輝かせているのが見ていて楽しいから、此方が上手く返せなくてもずっと続けて欲しい。 彼女にとっての卯田の料理話もそうであったら良いなと思う。] (*113) 2021/05/20(Thu) 8:46:18 |
【赤】 店員 イウダ[浴衣選びも彼女の好みに任せた。 よくスーパー銭湯で見かけるようなぴらぴらの布ではなく、ちゃんと「服」だ。>>*93 これでも温泉街を気軽に出歩いて自分で脱ぎ着がしやすいよう簡略化されたものらしい。 帯も半幅より更に細い腰紐のような、蝶結びが出来る柔らかさを保っている。 紫亜が選んだ女性らしい菊の柄は、着たらきっと映えるだろう。 此方で何か時間に追われるイベントを予約している訳ではないので、二人のペースで着替えてぶらぶら散策してみるのが楽しみだ。] ありがとうございます。 はい、夕食は19時で大丈夫です。 [案内してくれた仲居さんに礼を言って、部屋に荷物を下ろす。>>*94 普段豪遊とは縁遠い生活をしているので、今回は奮発した。 外の自然に反射した陽光が差し込んだ部屋はHPで見るよりも落ち着きがある。 室内を見てはしゃぐ紫亜の様子を見てにこにこしていたら、手招きされた。] (*114) 2021/05/20(Thu) 8:46:35 |
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