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![]() | 【人】 メカニック ゾズマそうだね。大丈夫。 アタシは、ひとりじゃない。 みんなで、分かち合える。分かち合ってく。 [残される者の――チャンドラの死を背負うのは自分一人ではない。 (この時点ではあくまで“死”は可能性の一つでしかなかったけれど、ゾズマの中ではほぼ確実に思えていた) ルヴァの笑顔を側で見ながら、掛けてくれた言葉をぽつり、ぽつり繰り返していた。] (299) 2022/07/23(Sat) 10:55:30 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ……、今度こそ、もう大丈夫。 ありがと、ルヴァ。 [スリープ室の前まで辿り着いた時、ゾズマは顔を上げ、この場での二度目の感謝を告げてからルヴァの手を離した。 未だに笑顔は作れないし、声色にだって弱弱しさは滲むままだったけれど] あの、さ。 今、繋いでくれた手が、あの時のお礼―― “わたしたちの”バッテリー入れた銃の お礼ってことでいいよ。ってか、そうして。 [今はアンテナに託された>>2:413レーザー銃の対価>>0:58の件を、ここで口にする。 これが了承されれば、ある意味本当に「カラダで」礼をして貰ったことになるが、それはさして重要なことではない。 あの改造銃の対価として十分、あるいはそれ以上の価値が、いまここでルヴァが自分を支えてくれたことにあったのだと示そうと、「そうして」と付け加えていた。] (301) 2022/07/23(Sat) 10:55:53 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマそれと、なんだけどさ。 スピカとバーニーを迎えに行ってからだけど。 [一度大きく息を吸い、吐いてから] アタシの部屋に……じゃなかった。 あそこは多分まずい。 もう一回、ルヴァの部屋に来ていいかな。 あの時の返事、ちゃんと伝えるから。 [互いに幽体のようになっている今、物理的なスペースの問題は何もないわけだったが、それでもちょっと心当たりのある惨状>>3:285は自然と避けてしまいながら。 それでももし仮に、ゾズマの部屋で――と言われたなら、もういっそ自分をさらけ出すという意味で観念することにして。 どちらにせよ、彼の告白に対しての意はもう決していることを、ここで伝えた。*] (302) 2022/07/23(Sat) 10:56:17 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【凍結中:出迎えから、おそらく程なくして】 [ルヴァとふたりきりの部屋で、腰を落ち着けられそうなスペースのあるところにルヴァを促して、自分も彼の真正面に座って。 彼からの告白の時のように前置きの雑談を挟むことなく、ゾズマは本題を告げた。] うん。さっき言った通り、返事。 ……思ったより待たせなくて済んだ、かな。 [既に心を決めているとはいえ、いざ実際に口にしようとすると流石に緊張が走る。 また息を大きく吸って、吐いて――そんな深呼吸を2度ほど繰り返してから、ルヴァの両目を見つめて] (303) 2022/07/23(Sat) 10:57:38 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマアタシ、ルヴァのコイビトになってみたい。 [「なりたい」、ではなく「なってみたい」。 それに対する彼の反応を意識するよりも前に、続く言葉は流れるように口から出ていた。] (304) 2022/07/23(Sat) 10:57:58 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマホントのこと言うと、恋って、アタシにはよく解らない。 恋してるって気持ち、ルヴァにも誰にも、 今まで持ったことないから。 もしかしたら、アタシはもともと“恋しない”性質なのかも。 それでも、ルヴァがアタシとトモダチの関係じゃ 満足できないっていうなら、それなら、 コイビトにならなきゃって思ったんだけど――… [一呼吸おいてから、また言葉を続ける。] (305) 2022/07/23(Sat) 10:58:58 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ……アタシ、こんなんだから、 コイビトらしいことって、よく判らなくて。 [ふたりきりでの遠出、お泊り――そんな、世間話に聞く“デート”。けれどもそれって親友同士と違うのかな、というのがゾズマの認識。 何せこのことを考えた時ゾズマの頭には、工具フェスへの遠征のためにスピカと一緒にホテルのツインルームに泊まる様が容易に浮かんだほどだったのだから。] キスとかセックスとかなら……“らしい”のかな? って思ったけど、そういうことしない恋愛も あるって聞いた気がするし。 [「気がする」という語がここで出てくる程度には、これまで本当に恋愛に無関心だった。 性的な触れあいのことに言及しても、特に恥じらいが滲むなんてこともなく。あるのはただ“自分には上手くできるのかな”という、漠然とした自信のなさくらいのものだった。 (ルヴァがこんな話を聞いたらどう反応するか、仮に母にこの様を見られたら何と言われるか、という考慮までは無かった)] (306) 2022/07/23(Sat) 10:59:26 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマだからさ。ルヴァが、コイビトとしてしたいこと、 アタシにしてほしいこと、教えてほしい。 ダメなことは、ダメって言うし。 ダメじゃないことは、色々してみたいし。 [それから、努めて笑顔を作ってみせて、声色も至って明るくして] それでコイビト続けてみて、どっちかだけでも 「なんかムリだわー」ってなっちゃったら…… その時はその時ー、って感じで。 [「その時は潔く別れちゃおう」とまで言い切ることは、ここではできなかったけれど。 もしものその時、どうしようもなくなった時には頼っていい相手>>5:+174がいる、と信じている。] それこそ、何したいとか、してほしいとか、 リクエスト教えてくれるのは、 ちゃんと生き延びて会えてからでもいいからさ。 (307) 2022/07/23(Sat) 11:00:25 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマアタシはこうやって、ルヴァの側にいられて。 辛い時に、支えて貰って。 アンタが辛い時には、アタシから支えて。 ――辛いこと、なんでも一緒に分かち合えるなら。 そういうことができるだけで、 ホントに、ホントに嬉しいから。 (308) 2022/07/23(Sat) 11:01:00 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[“辛いことを分かち合う”という言葉がここで出てきたのは、先ほどまでその姿を見ていた、残されたチャンドラのことが頭にあったから。この痛みがなければ発されなかった言葉と言ってもいいかもしれない。 「行ってくるね」と彼女に告げた>>171>>172時のルヴァの内心を――或いはその先の未来>>179>>183>>184を――読み取った訳ではない。 それでも自分に「一人じゃない」と言ってくれた、何より全員を助ける方法を模索していた彼の胸中にも、また重荷があるのだと、ゾズマは理解していた。 そのチャンドラの姿をゾズマが見た時のことと、その場でのスピカとバーナードの出迎えの際にゾズマが思わず発した言葉の数々のことは、また後の話に。**] (309) 2022/07/23(Sat) 11:01:44 |
![]() | 【独】 メカニック ゾズマ/* おはようございます!!!!(遅い) ひとまずルヴァ宛てのお返事投下。ロルでは待たせなかったとか言ってるけど中の人はめっちゃお待たせしましたなわたしです……本当にお待たせしました……ッ! 表ログざっと追い掛けてみて記者会見とかいろいろ大変なことになってるのは把握したのでちょっとその辺り読み込みつつ帰還後のも落としてきます……! (-1164) 2022/07/23(Sat) 11:04:55 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 ![]() (a44) 2022/07/23(Sat) 11:08:21 |
![]() | 【秘】 調査員 ルヴァ → メカニック ゾズマうん、だから。よろしくね。 ずっと傍に居られるように頑張るからさ。 [へにゃ、と微笑んで。] (-1185) 2022/07/23(Sat) 11:49:12 |
![]() | 【秘】 調査員 ルヴァ → メカニック ゾズマキミが僕に"恋"ができないのならそれでもいい。 でも、僕の一番傍にいて、 心や体を通じ合わせることを 幸せだと感じてほしい。 感じるようになってほしい。 とりあえず、僕からの希望はそんな感じです。 [どうかな、と問いかけながら 頬に手を伸ばして柔く撫でた。**] (-1190) 2022/07/23(Sat) 12:10:02 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【コールドスリープルーム】 [ルヴァから手を離したゾズマは、「大丈夫」ともう一度つぶやいてから、一歩、室内へと足を踏み入れた。] スピカ、 ―――― この、バカ!! [ダビーが彼女の側についてくれていたって――そもそも彼女の姿がこの場に現れていなくたって>>-314、この罵倒が止まることはない。 友だからこそ、スピカに「生き延びられて良かった」と寄り添う前に、この場で示すべき怒りだ。 (チャンドラとの間でもそんな「バカ」の仕返し>>5:134だったり、バーナードともどもぎゅっと抱きしめられたり>>5:160、があったとは知らなかったけれど)] ばか。ばか。 あんな腑抜けたサマ、見せやがって、スピカ。 もうちょっと、しゃきっと、しろ、っての。 [「ばか」を放ってから、ぼろ、ぼろと、零すつもりの無かった涙が落ちていく。その涙は紛れもなく安堵からのものだったけれど、あまりにもみっともない姿だ。 この「しゃきっとしろ」は、本当に“人のことは言えない”以外の何物でもなかっただろうけれど、ゾズマがそれを自覚することはなかった。 そのくらい、この時のゾズマは、スピカのことでいっぱいいっぱいだった。] (319) 2022/07/23(Sat) 12:19:12 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[だから、ルヴァ>>84のようにはすぐにさらっとバーナードを迎えられたわけではなかったけれど――。 バーナードの謝罪の中にあったその告白>>144は、流石にゾズマの耳にも届いていた。] …… ッはぁ!? [自分が眠りに就いた後、“残されている者”たちから逃げてきていたことで、この時まで知ることのなかった事実(それも、秘密にしていたのだろう事実>>194)。 思いっきりバーナードのほうを振り返ったゾズマの声色には、驚愕がはっきりと表れた。涙に濡れた顔にまで驚愕の色は滲んでいた。] ちょっと、アンタさ、 自分が死んだ時の話とかしておいて、 マジ一体何やろうとしてたのさ……?? [何やろうも何も、たった今本人が「脚切る」「クローン作る」と口にしていたのだが、それでもつい零れた疑問形。 とはいえ、バーナードが“普通じゃない”らしいことで特段何か言おうとした訳ではない(これはルヴァも同じだったらしい>>311)。ただ単に、何か一人で突っ走って無茶をやらかそうとしていたらしいことへの疑問形だ。 彼が自分で責任を全部引き受ける企み>>5:117までしていた(が、バレた)とまでは考えなかったが。] (324) 2022/07/23(Sat) 12:24:36 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[さて、呆れの裏の安堵と共に――、“最後のひとり”になったチャンドラへと視線を向ける。 眠りに就く前にちゃんと「健康でいられるように」約束した手前、残された資源を適切にやり繰りして>>1>>234過ごしてくれるだろう、とは思う(翌日の夕食のメニューについて>>2だとか、アマノのアレの最終的な行き先について>>248は、まだ知らない) 自分やダビーが残したマニュアルが彼女を助けることだってこの先あるかもしれない、と――無いなら無いで、その分の負担がなくて済むということだけれど>>249。 何より、どこか人間的な素振りを見せ始めたアンテナが、彼女を側で支えてくれるだろう、と。 それでも、あの時耳にした、「私と変わって」>>5:48とスピカに告げていた彼女の声は、忘れようがない。] ドクター。 (327) 2022/07/23(Sat) 12:25:20 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[今の自分はここで全部吹っ切れることができた、なんて訳はない。 いくらチャンドラのことが自分一人に伸し掛かっている訳でないと理解したって、それは変わらない。変わらないけれど――。 “命あるものはいつか終わる”の諦観だけではない、繋いだ手と「大丈夫」の言葉の支えを知っている今だからこそ、ここで頽れることはなかった。] ……あとは、任せるよ。ドクター。 [チャンドラには聞こえないと判っていても。 眠りに就く間際にも伝えた「よろしくね」を、「任せる」という形で微かに零してから、ゾズマはスリープ室を後にした。**] (328) 2022/07/23(Sat) 12:25:37 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【ルヴァ自室】 [滔々と打ち明けた答えと願いに、ルヴァは頷いてくれた>>317。 思えば、何を以て“恋”とするのか――その認識すらもあやふやなまま、「コイビトになってみたい」という意思を告げてしまっていた、と気づくも。 それでもここで告げた想いは、彼にきちんと伝わっていたようだった。 “振られる予想”をする程に、振られることも覚悟していたらしい彼に、眉を少し下げた笑みを作ってみせながら] うん、そういうこと。 ひとりの人間としての、ルヴァの側にいたい。 そのためだったら、よくわかんないことでも、 試しにやってみようって思えたから。 [だからぜひお付き合いします、とこちらから告げるより前に。 へにゃ、と笑う彼の「よろしくね」>>-1185が聞こえたから] (336) 2022/07/23(Sat) 14:39:53 |
![]() | 【秘】 メカニック ゾズマ → 調査員 ルヴァこちらこそ、よろしく。 うん、アタシこそ、コイビト頑張らなきゃ―― [そう笑って――自然に笑みを零して――伝えたの、だけれど] (-1273) 2022/07/23(Sat) 14:40:51 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[恋愛関係においてしばしば、(特に一方的な)「頑張り」が積み重なって破局する、というケースがある。 ゾズマ自身もここで「なんかムリだわー」のことを挙げることができる程度には、無理する関係性の問題は認識できていた筈、だったのだけれど。 一緒にご飯食べたり、デートしたり、お喋りしたり、いつもと変わらないことしたり――。 そうルヴァから「してみたいこと」を教わった時に>>318――「義務感とか嫌々で」という語を聞いた時に、先ほど自分でささやいた「頑張らなきゃ」のことを振り返らざるを得なかった。] いや、うん、勿論! さっきも言った通り、ダメなのはダメって言うし! キスとかセックスとかも――無理はしない。 嫌々でやる訳ない、けど。 [さっきその語を出した時にぎょっとされていた>>316ことにも構わずに告げるも、この時は単にあけすけに話すだけではなかった。 この時のゾズマの声には、確かな緊張が滲んでいた――それは、真に未知なる星への上陸に臨む人類が抱く緊張に似ていたのかもしれない。少なくともゾズマにとってはそう思えた。] (337) 2022/07/23(Sat) 14:41:33 |
![]() | 【秘】 メカニック ゾズマ → 調査員 ルヴァ興奮するとか、そういうのは無いかもだけど。 それでも、幸せは感じられるんじゃないかって 思ってるんだ。 だってほら、近くにいるだけでも、心地いいし。 [ルヴァに手を取られた時の温もり、手を繋いだ時の心強さなら既に知っている。 だから彼とはそれ以外の肌の触れ合いでも、心や体を通じ合わせる幸せは感じられるんじゃないか――未知の経験なりに、そう期待する心があった。 そして今、頬を撫でる手の柔らかさと温度にもやさしい心地よさがあって。自然と、穏やかな笑みが零れて] だから、今、その幸せを知ってみたい。 流石にさ、緊張はするけど――… ルヴァとなら大丈夫って、信じてる。 [その緊張を示すように目を伏してから、作法のよく判らない覚束なさで、ルヴァのくちびるに自分のそれを近づける。 ――眠れる者たちの夢の中で、4年後までの更に長い眠りに就くまでの間の、そんなひと時。**] (-1276) 2022/07/23(Sat) 14:44:54 |
![]() | 【独】 メカニック ゾズマ/* ええとチャンドラのお葬式と サメ映画とデビル(ry) でしょうか それよりもまずアタシは帰還しないとお葬式もいけないぞ…… ルヴァはホントにお付き合い多謝です(帰還前軸にも関わらず……!) この後は〆てしまって大丈夫です! (-1280) 2022/07/23(Sat) 14:47:48 |
ゾズマは、をなでた。だいじょうぶだ もんだいない! 2022/07/23(Sat) 14:48:49 |
ゾズマは、バーニーをなでたんだよ……!(しおりアクションで対象選択ができない罠) 2022/07/23(Sat) 14:49:31 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【帰還してそう遠くない頃】 [果ての無い夢から覚めた後、最初に目にしたのは真白な天井。 未だぼんやりとした頭ではあったものの、“夢から覚めたらしい”、ということはなんとなく理解した。 その後、担当の看護師から受けた説明が、状況の理解を助けてくれた。 遭難したミスティックアンテナ号からの救出(4年42日の経過は、流石にすぐには知らされなかった)。コールドスリープの正常な解除。現在は重力適合と、スリープ解除後の検査のため入院中、とのこと。] ( ………、そう、だ。 ドクター……、は? ) [感情の浮き沈みを繰り返していた夢の中で、彼女への負い目は絶えずにあった(当のチャンドラにそんな心地を垣間見られていた>>251ことには、気づいていない) この時ははっきり、最後に見た様子がどうだったかとか、思い出すことはできなかったけれど。 なんとなく、自分が直していったものが役に立ったような――そんな風な気はしていて。 そんな“もしも”から、ふっと口から出てきかけた問いを、諦観とも怖れともつかない心が押しとどめる。] (357) 2022/07/23(Sat) 17:16:41 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ( それより、も――。 いろいろ、大変になりそう、かな ) [必要な療養を終えれば、これから先に待ち受けているものの想像はできている――感傷に浸るよりも前に、そういうことを考えてしまう。 アンテナ号の事故に関しての事後処理――報告作業だったり、公の場での会見だったり、責任追及だったり。 乗艦整備士である自分が、アンテナ号の処分>>217>>218やスリープ装置故障の件>>310で駆り出されることだって想像に難くなかった。 艦内の人間関係をあげつらうゴシップが出てくることまでは考えてはいなかったけれど(世間はそういうものだと予期できてもおかしくなかったが)、それが無くとも、あの旅路と漂流を共にした“生き延びた者たち”――とりわけ、“夢の中でも”目覚める様子の無かったスピカ――のことが、気掛かりとしてあった。 けれど、この時のゾズマには、それらよりも前に。 一個の人間として――親のいるひとりの子としての、ひとつの闘いが待ち受けていた。] (358) 2022/07/23(Sat) 17:17:24 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[そう、親族の面会許可が下りてすぐに、母が病室を訪ねてきたのだ。] ちょっ、まっ、…… 「予め遺書残しておくような覚悟もないんだったら宇宙船クルーなんて辞めちまえ」!? あのさママ、それ4年以上も行方不明キメてた子供に真っ先に言う台詞!?? あのねー親なら他にもっと言うことあるでしょバカじゃないのママ!?? 第一さーなんかあったら死ぬ覚悟くらいはそりゃしてたよ!? それくらいはわかって――ねえ聞いてるママ!? [遭難を受けて、さらに言えばラサルハグからの通達を受けて初めて“遺書”を書くことを考えたゾズマは(結局書く事態にはならなかったが)、乗船前に“遺書”を遺さなかった件について母から思いっきり怒られていた(チャンドラはきっちり事前に書き残していたのに!>>1:505) 面会――4年以上ぶりの再会が叶うなり、泣くでも抱きしめるでも「良かった」の言葉を掛けるでもなく、突然激昂を露わにした母。その姿は、親友を労わるより前に罵倒が出てきていたゾズマとも似ていたかもしれない。流石親子と言うべきか。 尤もそんなことをこの時のゾズマにしみじみと感じさせる余裕なんてものは無い。それよりも――] (359) 2022/07/23(Sat) 17:19:02 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ( やばい、…… 今度こそマジで辞めさせられる! ) [そう、今まさに、特に何かの権力闘争に関わっている訳でもない家族間の事情という非常に個人的な問題によって、ゾズマは人生3度目の離職の危機を迎えていたのだ――!] (360) 2022/07/23(Sat) 17:19:35 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【回想】 [さて、人生3度目の離職の危機が今この時だとすれば。 2度目の危機は、2年前、否、もはや6年前になる件の事故の件。 では1度目はというと――その6年前の事故が起こる艦の出航を控えた時のことだ。 大学の卒業見込みの立ったゾズマは就職先も決まり、メカニックとしての安泰な人生のコースをひとまずは踏み出した。 「就職先が決まった」という話だけをした時は、母もまたそれを喜んでいた。 不穏な風が吹いたのは、実際に就職してから、初仕事に関する話を簡単に告げた時だった。] 『――待ちなさいゾズマ。 あなた、軍に入ってたの?』 へ? ちょっと待ってママ。 なんでアタシが軍にいる話になってんの……? [初仕事の内容とは、とある軍用宇宙船の整備。詳細な話は機密事項に当たるため、ここでは話さなかったけれども。 さて、この「就職先」の実態とは、単に軍需産業に携わっている製作所、というだけのこと。 このかみ合わない話の原因は、単にゾズマの説明の仕方が悪かっただけだ。] (361) 2022/07/23(Sat) 17:20:42 |
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