【墓】 瀬戸 海瑠[室内の明かりはサイドテーブルのランプだけにして、 どちらからともなくベッド――二人で入るには広いとは言えないけれど、くっつけば余裕で二人寝れるサイズである――に入れば、まだ冷たい布団の中で暖をとる様に抱き着く。 でもじゃれ合いの様な触れ合いは長く続かなくて、 それはその、さっきの彼の台詞の影響が、多分大きいんだけども] 先輩、あったかいなあ…… [彼の首に擦り寄って、その肌をゆるく吸い上げる。 もう多分、自分がつけた痕はなさそうに見えたから、 もうひとつ強く吸い上げた時についた赤色は、ランプの灯りの中でも目立った。 いつの間にか彼を押し倒して乗っかっている様な体勢で、 首にいくつも口付けを落としながら、左手で彼の胸のあたりを服の上からまさぐった] (+6) 2023/04/17(Mon) 2:13:13 |