【人】 三回生 プラチナ−回想:星との巡り合わせ− [忌み嫌われる者達を受け入れるこの学院には俺が知らないだけで同胞がいるはずだ。だが名乗り出てくれるわけがないと思うし、今名乗り出る方がどうかしているとさえ思えてしまう。 稀有な視線の中には同胞の視線もあったはずだ。 だがこれ程晒されてしまえばそれを考える余裕すら持てないし、ぶっちゃけ慣れてきてしまったつもりだったのが。] (めっちゃ見られてる…………。) [その視線は強烈だった。>>211 嫌悪するわけでも珍妙な生き物を見る目でもなく、違う何かを感じさせる視線。 俺は知らないふりをしていたのだが、ついに声をかけられると。] えっっ? えーっ…と…、大丈夫かと言われれば、部分的にそうだな。 ごめん、何に対しての大丈夫だ?これ。 [なんて驚いた様子で返してしまった。これじゃまるでランプの魔神の尋問だ。]* (227) 2023/06/22(Thu) 8:42:48 |