![]() | 【人】 白瀬 秋緒― 朝・中庭にて・大木と ― ………………………… [ 大木が語る、弟との話>>348 それを聞いて、何も言えなかった 否……半ば絶句していたのかもしれない 大木にも、人を羨んだり妬んだ事がある、 否、今でもあるのかもしれない それは理解した 己が絶句したのはその後だ 「役割分担」と割り切ること、 それはなんて……なんて出来た人間なんだろうか、と思う ――反吐が出るな そう思ったからこそ、反射的に口を噤んだのもたぶんある 大木の考えを否定する気はない 一般的に考えて、良い考えではないかとも思う ] (391) hoshine_k 2022/10/18(Tue) 15:30:11 |