【人】 三年 菊波 空― 回想 ― いいんじゃないか? [言葉はなくとも、それは目であったり体の硬直であったり、どこかから感情というのはにじみでるものだ。とは獣医師の卵。 それを読み取るのは難しいが、会話ができたところでも難しいのが人間というものだ。それは、同学年の天音さんなんかもそうだが、それは別として] 俺なんて一年いるけども表面をさらったようなことしかいえねーしな。 [道化たような態度で笑いつつ、この子は…確か―――山田さんだったか。 そんな彼女に励ますように前向きな言葉をむける面々もいただろう。 どうしたいか、どうなりたいかなんてことを口にするタイプではない...は、先輩として後輩にいったのは気軽で軽薄ともいえる肯定だっただろう*] (434) 2020/11/09(Mon) 23:33:33 |