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人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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ナルブチ抜く ユウィに投票した。

ナルエーラを占った。
エーラは【人狼】のようだ。

【人】 仕分人 ナル

ユウィの尻尾と背中を追いながら、急いで朝の挨拶にやって来た。

「おはようございます!」

挨拶をしすかさずデータを提出してベルヴァの元へと向かう。
自分のバイタルチェックの結果を覗き見するつもりだ。

「ベルヴァさま、私に異常ありませんか?
 ちょっと昨日食べすぎて体重が増えたかもしれないんですが!」

数値はむしろ減っている。

#メインルーム
(6) toumi_ 2024/04/01(Mon) 22:59:40

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「え、あ」

悲しんでほしかったような。
怒ってほしかったような。

そんな気持ちを一瞬だけ抱いて、
その笑みをれば一瞬のうちに吹き飛んだ。

「……アウレアさまにそう言われると」
「なんだか、機械になってもうまくやっていけそうです」

あなたの反応は、あなたの言葉は。
まだ自分を人間たらしめさせてくれるから。
自衛でもなんでもなく、ただの欠陥品であるというのにな。

「頼りがいはありますが、正直この部屋以外で襲われたら大変ではないでしょうか……。
 その眼鏡から光線がでたりするのですか?」

ハート型の。
眉をひそめつつ、この時ぽつりと次の当てをナルは告げていた。
「エーラさまを」と言った仕分人には根拠があったのだろうか。
結果、それは真実になったのだが、あなたにそれが伝わるのは、この口からではなかったのだろう。


「……オトモくんも、アウレアさまを守ってくださいね。
 あなたのバックアップもちゃんとチェックしてもらって下さい」
(-12) toumi_ 2024/04/01(Mon) 23:06:28

【人】 仕分人 ナル

>>8 ベルヴァ

「あいて」

プライバシーの問題で検閲不可のものは一切みられなかった。
気になるあの子のデータを覗くことは医者の特権のようだと、心のなかで濡れ衣を着せた。

「不調は、出ていません。が……」

特に隠し事をしているわけではないのでこの場で。

「比喩表現ではなく胸になにか違和感があります……?
 できるだけ早く、痛みが出たら言います。
 ベルヴァさまは変わりないですか? 私たちのバイタルなんですから、きっと自身のメンテナンスもばっちりと思いますが」

#メインルーム
(10) toumi_ 2024/04/01(Mon) 23:19:48

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「なんだ、お前機械になるつもりなの? 義体通り越して?
 メンテはちゃんとしとけよ、俺様ちゃんも一部はそうだが
 一部だけでもちょっとめんどくさいから」
「ま、なにものにも魂は宿るさ。
 捨てる神あれば拾う神あり……」

「ヒトでも義体でもAIでも、アンドロイドでもメカでも。
 その選択と道筋に祝福はあるべきだぜ。勿論お前にも。
 errare humanum est間違う事は人間的だ
 な〜んて言うが、まあ機械だってエラー起こすしな……」

昨日みたいに……と顔を引き攣らせた。

アウレアは、別にあなたを欠陥品だなんて思っちゃいない。
ガラクタだとも思っていなければ、
あなたをちゃんと、仲間だとすら思っている。
感情や行動は一方的であっても構わない。
全ての魂は赦されるべきなのだ。
だからアウレアは、否定をしない。


「ん?
その機能はちょっと付けるか迷った。

 でもほら、これで十分よ」

そう言って、修道服の横のスリットを少しめくる。
……槌と杭がベルトで括り付けられていた。
その名前はきっと聞こえたのだろう。
あの時あなたが呟いた理由を、きっとこの先思い知る事になる。


『その為のオトモ君だと認識しております』『お任せを』
(-17) susuya 2024/04/01(Mon) 23:31:11

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

バイタル室で、一度だけすれ違う。

「ジャコモ。
 
……エーラさまを含んで、

 二人は不審な方がいることがわかりました」

確かなことは一つだけ。だが、
アウレアとエーラが来ないことはどういうことか。
最悪の状況に結びついてしまうこの脳が少し嫌に感じた。
(-21) toumi_ 2024/04/01(Mon) 23:41:24

【人】 仕分人 ナル

「うう、……ユウィさまの言う通りです」

ぐうの音も出なかった。
ここで倒れたりすると責任に問われるのは自分だけではない。

「怒られているうちが華といいますし……、
 こんなに世話された命も無駄にはできませんし」

心なしかしょんぼりと耳飾りもゆらゆら揺れている。
それは毎日のバイタルチェック以外の検診をサボっていることを指していた。

「リーナさまもお気遣いありがとうございます。
 でもお互いただでさえ仕事が多いんですから、倒れるまで頑張らせて下さい!」

#メインルーム
(13) toumi_ 2024/04/02(Tue) 0:01:58

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「え、……」
「……エーラ、が?」

明確に動揺する声。"信じていた者"の声。

「今度は何、何だよ。まさかまた重量オーバー……」
「……どうしてだ?どうしてそんな、
 こんな時にそんなもん、見つかんだよ……!」

怒りを露わにする。この状況で名を出さなかった時点で、
ジャコモの言っていたベルヴァへの調べ物も、
また彼の潔白を証明することになっただけだろう事も
あなたにはわかるだろう。
(-25) poru 2024/04/02(Tue) 0:05:06

【人】 仕分人 ナル


今のはちょっとした見栄です!!

 圧をやめてください、ここで働かせてください!」

ごめんなさい、飴ちゃんでここは許してくれませんか。

#メインルーム
(16) toumi_ 2024/04/02(Tue) 0:11:29

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「……」

黙りこくっていたが、20秒後に削除されるデータと共にそれは送られた。


隠蔽されたデータ送信履歴:ソーレファミリーのデータバンク
物品搬出履歴のハッキング:格納庫


「もう一人は、本来
2人
であるはずの通信回線に紛れ込んだ、
 カテリーナさま、レオンさま、ベルヴァさまの中にいます」
(-27) toumi_ 2024/04/02(Tue) 0:25:18

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「…………」

もう言葉にもならなかった。
この異常状況の中の、異常報告に頭がやられそうだ。

「ベルヴァは、白だ。それは俺が確認したから間違いない。
 ……レオン様とカテリーナの中に、一人……?」

「……調べるしか、ねぇな。二人を」
(-28) poru 2024/04/02(Tue) 0:35:27

【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ

それは何かが発覚したあとであっただろうか。
落ち着いた頃にあなたの下に検診をしにきた仕分人は、深い溜め息をついてから目の前へ。

「ベルヴァさま、
ちょっと添い寝しませんか
(-30) toumi_ 2024/04/02(Tue) 0:39:35

【人】 仕分人 ナル

「寝不足でゲーム大会をすると平等……?」

「人同士でやると、確かに勝敗が気になりますね!
 是非勝った方にあやかりたいです、何かを」

#メインルーム
(22) toumi_ 2024/04/02(Tue) 0:45:42

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「……私がレオンさまを調べても良いでしょうか」
「負担でしたら、構いません。その」

こんな事を言って良い立場ではない、それでもあなたになら見せていいかと涙目になった目を細める。

「わたしを、助けてくれた、方々だったんです」

ユウィさまは、言わずもがな。
エーラさまも、献身的に宝物を残してくれた。
レオンさまでさえ、部下でもない私を何かあったら助けるとその口で言ったのだ。

もしくは、
あなたと同じように、仲の良い茶飲み仲間の悪事を見たくなかった。

裏切られたくなかった、知りたくなんかないと。


「……私、二人から、打ち明けてもらえたのに。
 どちらかが嘘つきだって知ってしまってるんですね」

こんな自分も、あなたも、彼らも人間だということが苦しすぎるほどにわかってしまった。
(-37) toumi_ 2024/04/02(Tue) 1:12:18

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「……これで秘密のお話は終わりです」
「ねぇ、リーナさま」

楽しいお茶会も、賑やかな歌も、ここにはない。


「今度、一緒に出掛けましょう」
「一緒に行きませんか。あのお茶の花がみられる場所も、
 私が助けられた場所も、私が知ってること教えます」

私は、誰も信用していない。
だから、誰も疑っていない。


「こんな憂鬱な気分を晴らせる場所に連れて行ってあげます」

いつもの風景の中に、いつもの二人。
当たり前の日々の中に幸せはあると人々は言う。
平穏な日常に、だれかと同じ意志を持つだけで叶うことがある。

だから、こんなに辛くて悲しいのは今だけだ。


「如何でしょうか!」
(-54) toumi_ 2024/04/02(Tue) 3:27:35

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

秘密のお話は終わりと聞いて、ほっとしたような表情。
感じる苦みは未だ消えてはくれないけれど。

それでも名を呼ばれれば、伏せていた目をあなたに向けた。
話しが進むにつれて、表情は淡い憂いを帯びたものから
喜びに満ちたものへと移り変わっていく。

「わぁ!ナルさんは色々なトコ、知ってるんですね!
 素敵なお誘い、嬉しいです♪答えは……もちろん!」

「って、言いたいんですけどぉ……。
 もし、私がこの約束を、ナルさんとのお話を
 忘れるようなことになってたら。
 きっと悲しいと思いますから。私も、ナルさんも」

それは逆だったとしても、同じで。
……いや、悲しみとしては逆の方が深い。
一度は疑われて、信じられて、信じたあなただからこそ。

「だから、答えは今回のお仕事を終えて
 セントラルコスモスに戻れたら、でもいいですかぁ?」

もし、いつもの風景に揃って戻ることができたら、その時は。
(-59) 968. 2024/04/02(Tue) 4:14:10

【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ

あなた達AIからは日々人類の希望のような答えが返ってくる。
発達する社会に、今までなし得なかった医療技術、倫理や道徳を超えた奇跡。
故人の名前アルフォンソ・サントーロすら忘れられずにそこにいる。

「……いいお名前ですね、あなたの中にいるその方も。
 私、やっぱりあなたたちのようになりたいです」

こう思えるのは人間の特権だろうか。

「バンカー・ストレルカさま」
「私、持ち出し申請をします」

あなたを愛した人間がその形を残し、人格を残し、眼の前に存在させている。
それは別人か?
そうだとして何が変わるのか、それを形容できるのは人間だけ。
孤独と別れに終わりがほしいから、騙し騙しの世界が続くことも願っている。

「あなたの記録を、私に下さい。
 すぐにとは言いません、ただ今までの、
 みなさんを映したその鏡を失いたくない」

信じられるのは事実のみ。

「あなたの持つ、つかの間の永遠が欲しいんです」

だから、願うのだ。
それはきっと、私という人間が壊れるまでの永遠の幸福になりうるから。
(-60) toumi_ 2024/04/02(Tue) 4:34:18

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「……」

"負担"が何を指すのかを理解して、
それでも「構わない」と貴方の頼みを了承した。

「……ユウィさんとエーラは違う案件だとは思うけど、
 それでも信じていた人に嫌疑がかかっているのは変わらない。そこに、一人増えたってもう変わらねえよ」

嘘だ。もう一人増えたら、それはまた辛く苦しい気持ちに襲われるのだって目に見えている。
それでも男は貴方の涙を見て、虚勢を張った。
貴方の前で、頼れるとはいかなくても、少しでも強くあれればいいと思ったからだ。

貴方がどれだけ名の挙がった人たちを慕っていたか、
その言葉だけで察しがついて、こんな残酷な仕打ちをどうして行うのだろうと、誰かにキレ散らかしたくて仕方なくなった。それも、できないことだけれど。

「そんなに追い込むな。……って、言っても無理だわな。
 俺だって、全然できてないし。……」

「だけど、お前は立ち止まることはしないんだろう」

「承った。俺はカテリーナを調べるから、お前はレオン様を頼む」

わざと声に出してそう宣言した。
どのような結果が出ても、知らなかった頃にはもう戻れない。
(-63) poru 2024/04/02(Tue) 5:33:06

【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア

「……不良ロボですロボ」
「私もそういうものだと思っていましたし。そう、です」

あなたのように機械ではないですが。
それが嫌なわけではないですが。
やはり人間なのだなと思わされるわけで。

「AIの早口じゃないです……それ。ありがとうございます。
 なんだから気分は良くなってきました」

話さなくていいよ、と言いたくなるようなただの優しい言葉がけ。
求めてもいないのに告げてくるそれはおせっかいをしてくれる、誰か、のようで。


困ったな、と扉を潜り抜けて光に目を瞬かせた。


「あ、たかーい」

点検なんて役割を持っていない者からすれば初めての景色だ。
揺れる草花に溶け切った雪、見える路地にガラスドーム。
あなたにしがみついた姿勢のままで、ぼんやりと眺めて傘の影が頭に掛かる。

「悪くない眺めです、こういう所よく来るんですか」

え、目何処?と言わずに向けられた顔?を見返した。
一ミリも離れないままで。
(-64) toumi_ 2024/04/02(Tue) 7:30:35

【秘】 バンカー ストレルカ → 仕分人 ナル


「機械の義体になれば、或いは……
 それも不可能ではないのかもしれませんね」

元が人間か否かという大きな差異がある以上、
まったく同じにはなれないかもしれないけれど。
それでも、可能性は決してゼロではない。

「はい、申請を──」

ふと、格納庫からの搬出の申請が出される。
何を持ち出すのだろうか、と考えた矢先。

「私の記録、ですか」

きょとり、と人間らしく目を瞬かせる。
その仕草は間違いなく彼の人のデータによるもので。

「構いません。表向きには記録媒体を搬出して
 そちらに書き込んだものをお渡しする形になると思われますが」

「私もまた、皆さまが、今、困難に直面して
 それでも生きていることを
 忘れたくない。忘れてほしくない」
「万が一の際は。よろしくお願いしますね、アソシエーテ ナル様」

たとえ、この事態に首謀者、裏切者が居たとしても。
その人が居た記憶さえも忘れたくはないのだ。
たった一時であっても、『今』同じ船のクルーであり
同じノッテの一員であった時の感情に、嘘は無いだろうから。
(-65) unforg00 2024/04/02(Tue) 7:55:37

【人】 仕分人 ナル

ストレルカの告げた言葉をただただ飲み込むのに時間をかける。

その間に、はァ?と聞こえたアルバトロスの方を見れば、それはもう複雑そうに眉を顰めた。
しかし彼らはAIであるから、一つ溜め息をついて。

「どこで争ったか、第三者の介入などはみられましたか?」

「それと、今すぐに会うことは難しいかと思いますが、
 ……彼女たちは医務室かに運ぶことになりますよね?
 片付けが終わったあとは部屋に入る許可をいただきたいです」

#メインルーム
(24) toumi_ 2024/04/02(Tue) 10:26:30

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル

「ちゃんと来たな。」

諸々が落ち着いた辺りで、貴方が来てくれたのが見えて。
いい子、と言いかける、貴方には過保護気味な男。

しかし深いため息をついてからの提案に、目をまん丸にした。

「添い寝ぇ?あー…別に構わねえが。
何だ急に…寂しくなったのか?」

少し考える間があってから、医務室の備え付けのベッドのカーテンを開く。シャッ、とレールを滑る音と共に開いたそこには今は誰もいない。
(-77) pinjicham1377 2024/04/02(Tue) 10:27:44

【人】 仕分人 ナル

「そうですか、わかりました。
 ありがとうございますストレルカさま」

ストレルカについでベルヴァの答えに頷けば、最低限の行動しかできないことを再度理解する。
ただ少し、いやかなり部屋の惨状だけが気になっているとは言い難く、アソシエーテの立場では簡単ではないと肩を落とした。

「正直良い気分にはなりませんが、顔を見ておきたいのです。
 しかし邪魔であれば保管された後に伺うことにしましょう」

「その、不謹慎を承知ですが、オトモくんがどうなったかも気になっているんです。
 二人に大切にされていた彼であればなにか保存されているかもしれませんし」


#メインルーム
(26) toumi_ 2024/04/02(Tue) 10:54:20

【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ

「寝ていたら寝言に聞こえるでしょう」
「聞きたいことがあるんです、こんなときだから、なんですが」

あなたの服の裾を掴んでベッドに連れて行く。
えい、と押し飛ばすように突き飛ばしてから顔を近づければ少しだけ目を細めてその唇にとんと触れた。

「……私も言いますから正直に答えて下さい」
「今この船内で一番好ましい方と、信頼している方を教えてください」

「同一人物でなければ、黙秘してくださって構いません」
(-80) toumi_ 2024/04/02(Tue) 11:00:28

【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル

 
なら良かったロボ。

気分が良くなってきたと言うあなたに、
そんな一言が返されていたのだった。
トンマーゾが言うには、彼らは通常、自分が人間であったことを
忘れさせられた上で機械の身体に入れられる。

 
(売春用アンドロイド等はその限りではないが、ロボットにおいては概ねそうだ。)
こんなおせっかいと言えるような発言も、事実としては
人間に寄り添う言動をするようプログラムされているだけである。
が、彼らが元人間であると知っている人間は、
彼らの元の人格というやつを想像してしまうのだろう。
人間であるが故に。


「ロボはよく来るロボよ〜? うろついてると、
 会話が要りそうなニンゲン様が目に付くロボからね」

メインアームの先端、
深い紅の瞳があなたのスモークブルーとかち合う。
彼には持ち場や定位置といったものがない。
呼び出された等、指令があった場合を除けば、
意味もなく船内を移動しているのが常だ。


「あとここによく来るのは
 単純に高い所に来るとテンション上がるからロボ」

ご機嫌な言葉が、取ってつけたようなテンションで足された。
(-81) 66111 2024/04/02(Tue) 11:00:55

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル

「…なるほど。」

貴方に抵抗する気などさらさらない。
少しだけ背が高い体はベッドに突き飛ばされてしまう。

触れる感触と貴方の表情。
何を考えているのやら、分からないけれど。いや。
貴方は疑っているのだろうな、きっと。

「まあいいぜ。隠す事ではないしな。」

なら、答えようじゃないか。
疚しいことなんて俺にはありはしない。

「俺が一番に思っているのは、レオン様だ。
上司であり、俺を何よりも大事に想ってくれている、優しくて恐ろしい人だよ。」

「で、一番信頼してるのも、レオン様だ。あの人は、俺の事を裏切りはしない。絶対にだ。」

だからと言って貴方や他の人を信頼してない訳ではないけれど。一番は、と聞かれればそうなった。

さあ、次はお前の番だよ。
男は白金色の瞳で貴方を見つめた。
(-85) pinjicham1377 2024/04/02(Tue) 11:11:00

【人】 仕分人 ナル

「良かったです、これで少しは証拠が……え?
 聞きたいことですか」

ストレルカさまがですか、と聞き直してから頷く。

「ええ、構いません。
 二人の分の雑用も此方である程度片付けるので
 スケジュールは都度訪ねていただければと思います!」

おおよそおむすびのシールが付いたままであろう、その丸いドローンに目を細めた。

#メインルーム
(27) toumi_ 2024/04/02(Tue) 12:04:27

【秘】 バンカー ストレルカ → 仕分人 ナル

その日、あなたの手が空いている時間。
二人の欠員が出た事で密度を増したスケジュールの合間に、
ストレルカはあなたの元を訪れた。

「アソシエーテ ナル様」
「少々お時間よろしいでしょうか」

「まず、こちらがお約束のものです」

そう言ってあなたに差し出されたのは、
通常アンドロイドのデータを収めるのに使われるものよりも
幾らか大きな記録媒体。
閲覧権限が限られているものを除いたストレルカのデータ。

ストレルカは稼働して8年、
それなりのデータが蓄積されているのだろう。

「それから、お聞きしたい事なのですが」

「私はメイドマン アウレア様から
 乗船以降の人格バックアップデータを預かっています」
「これはアソシエーテ ナル様に閲覧権限があります」

『覗いても覗かなくても別にいいんだけど』
『俺様ちゃんが覗いたならアイツも覗けるようにってな。』

「…だそうです。ご覧になられますか?」

そっくりな声真似…ではなく、音声データの再生。
自分のケジメなのだと、彼女はそう言っていた。
(-89) unforg00 2024/04/02(Tue) 12:26:42

【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ

「ありがとうございます、確かに受け取りました」

圧倒的なメモリの量、しかし手の中で収まるそれにおかしな気分になりながらあなたの話に耳を傾ける。
自分に尋ねたいこと、は、尋ねるように仕向けられた伝言であった。

「……びっくりしました。
 アウレアさまからのメッセージですか」

はて、彼女が自分に見せたいものに心当たりなんてなかった。
覗きたいかと言われれば別だった、ただ確かめたいのは。

「なんで死んじゃったんですかね」

昔の自分を知ることを、今の自分であることを。
何者であるかを確かにできていたのか、と、考えるより先にどうしようもないことが口をついた。

「愚痴が、すみません、閲覧させていただきます。」
(-152) toumi_ 2024/04/02(Tue) 18:35:49