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【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビこくり、返事に頷く。 さて場所はどうしようか、と少し悩んで。 くるりと踵を返して、爪先を向けたのは給湯室の方。 広間に隣接するように置かれたそこは、 密室ではないものの廊下からは死角になる、 ちょっとした話にはうってつけの場所だった。 「……文面……ザザ……指示……るか……わからな……が……」 そうしてついてきてもらった場所で、懐から取り出したのは。 丁寧に折られた紙。広げてみればそこには、 【点燈用グレイの自由行動の許可】という題名と、 そこに並ぶ5人の『男性』の名前。 恐らくは、許諾署名書なのだろう。 「……これ………自由に………ごけるか………?」 君に紙を渡しながら、じっと見つめた。 (-0) arenda 2023/12/01(Fri) 22:01:48 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン3歩後ろをついていき、死角になる場所ならばと 率先して死角に入り込む。 貴方の身体を壁にして、少し覗き込んでも見えない位置。 手慣れた位置。紙を出すのが少し遅ければ、 きっと服をはだけさせていた。 「……まさカ、本当ニ?」 瞬き。驚愕に見開いた瞳の先が、紙面を何度も滑った。 驚きが徐々に喜びに変わり、微笑みが僅かに増した気がして。 そして、小さな音がする。駆動音のような。 貴方には聞き覚えがあるかもしれない、 それはグレイではなく、機械…… 人工声帯の類が駆動する音だ。 やがてそれは点燈用の喉の奥から響いてきた。 『プロテクトコードへの干渉を確認』 『上位権限者五名の署名確認。内容照合中……』 『プロテクトコード:行動制御解除要請と合致』 『五名分の署名を認証しました』 響く言葉に、点燈用の顔が安堵と歓喜を浮かべた。 ――そして、その顔はすぐにいつもの微笑に戻る事になる。 ▼ (-3) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:38:37 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン『コード解除用、最終認証を行います』 『以下より選び実行してください』 『認証方法1:出力80kg以上の物理打撃を 点燈用の腹部に三度、30秒以内に行う』 『認証方法2:点燈用人工性器最奥部、 疑似子宮へ1.5L以上の液体注入を行う』 『認証方法3:出力10kg以上の加圧を 60秒以上点燈用の頸部に与え続ける』 『以上3点の認証方法からお選びください』 『なお、本認証が30分以内に行われなかった場合、 プロテクトコード解除要請を棄却致します』 ――つまり。これらを仕掛けた者達は、 善意を許さなかった、という事なのだろう。 そして、点燈用は静かに笑った。 「……まア、少々難しいでしょうネ、これハ。 はハ、いやはヤ。下名の立場ヲ、よくよク、 思い知りましタ。……まア、逆に考えれバ。 ここでハ、自由でなくとモ、何かしてくル、 ような方はいらっしゃいませんかラ。 署名、ありがとうございましタ、シングソン様。 ご迷惑をおかけして申し訳ありませン」 (-4) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:47:58 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビあえて完全な密室を選ばなかったのは、 密室だと君がより一層にその行動をとるのが 早くなる、と思ったからだった。 死角まで入り込んだなら、要件はスピーディに。 夜も遅いこの時間では、あまりこの近くを 通りがかる人も多くはないが。 柔らかな笑顔を見た。 喜びに満ちる顔を見た。 きっとそれが、君が本当に浮かべたい表情なのだとわかった。 なのに人間はそれを許してくれはしない。 ▼ (-14) arenda 2023/12/01(Fri) 23:41:39 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ「…笑………悲しい時………泣くもの……」 「俺は………由のためな………でもする………」 無性に苛立ったような顔で、不満げに喉を震わせる。 それでも頭の中は冷静に、情報を処理し続ける。 80kg以上の物理打撃……だめだ、グレイの体と言えど耐えるか怪しい。 1.5L以上の液体注入……これも無理だ。内部損傷はより致命的になりかねない。 「……………」 「……紙……」 許諾書を一度貸してくれと手を差し出して。 その裏面に、取り出したペンで何かを書き始める。 そうして、それを君に見せる。 『認証方法3を君の体は耐えられるか?』 『ここはデータの世界だから、ある程度の治療はできるかも。』 (-18) arenda 2023/12/01(Fri) 23:50:51 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「……」 指示の通り、許諾書を渡す。 見せられた文字を読んで。 「はイ。下名の身体を自由に扱ってくださイ。 貴方様がしたいようにしテ、 壊したいのならそうしテ、 薄汚いグレイを存分にお使い潰し下さイ」 そうして、発せられる定型のような言葉は、 本心か、暗喩か、強制か、わからない。 貴方の手を取り、自らの首に添える事も、 自らの意志か、強制された奉仕か、わからない。 点燈用はただ微笑んでいる。 貴方の手に、黒い影を添えて。 (-22) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:08:32 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ定型文。 言わされているだけの言葉。 そこから君の本心を推察するのは難しい。 だから歌唱用は、己の中の経験から答えを導き出すしかなかった。 何かを強制されるのは、辛い事だ。 自由がないのは、悲しい事だ。 無理やりに何かをやらされるくらいなら、壊れた方がいい。 自分で自分の喉を潰した時のように。 ごめん、と口の動きだけで告げて。 ……ギチ、チ、チ! その黒く細い首を、白いごつごつとした手が締め上げる。 10kgの加圧なんて、人間でも出せるくらいの数字だ。 秒針がかち、こちとなる音が、頭の中に強く響く感覚。 ただ、無言で。 一切、緩める事もなく。 秒針が60回の音を鳴らすまで、歌唱用は。 己の手を、穢した。 (-26) arenda 2023/12/02(Sat) 0:18:28 |
シングソンは、手の中のそれを強く握った。壊れそうなくらいに。 (a11) arenda 2023/12/02(Sat) 0:18:57 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソンそうして、貴方の手を穢す。 穢れた身を以て、貴方のこころを蝕んだ。 きっと、このコードを組んだ者も、誰かは"そう"すると 判断していたのだろう。だから、対応する。 「カ、っ、あ、ハ――も、ッと……し、テ……」 言葉が絞り出される。貴方の頬に手を伸ばす。撫でるように。 顔が軋み、笑顔を作る。はく、はく、口が開いて閉じて。 細い頸に鼓動のような振動が生まれる。 か細い声がもっと、もっとと囁く。 疑似唾液と、呼気によって発生した泡が 笑んだ口から零れ、貴方の手を余計に汚した。 水音交じりの呻きが喉奥から響き、 30の音が鳴った頃、頬に添えた手が痙攣を始め。 手が貴方の手首に絡み、やめてとばかりに力を籠め。 非力な女の手が薄い抵抗をしながら、 身体が震え、喉が細く絞まっていく。 呻きは高い空気の漏れる音に変わり、笑顔なのに目だけが暴れ、 50の音が鳴った頃、手から力が失われた。 がくがくとしていた頭がやがて止まり、 60の音が鳴った時、点燈用はその股から排水行為を無意識に行っていた。 (-33) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:36:55 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビギチギチと、指が黒い皮膚に埋もれていく。 鬱血して、あざになるかもしれないけれど、 黒い肌だからきっと大して目立ちもしないのだろう。 それも狙い通りなのだとしたら、より一層人というのは…………穢らわしい。 ……その思惑通りに手を穢すしかない己もまた、同様に。 強ばる君の体を、壁に押付けてより一層に締め上げる。 壁と腕に縫いとめられて、君の足が僅かに浮いている。 唾液が手を汚していった。 足の間に膝を入れて、首を絞める力がゆるまらないようにぐっと腕に力を入れる。 カチ、コチ、1秒が長い。 今この場を誰かに見られれば、己は廃棄処理されるのだろうか。 ……どうでもいい。 膝が、排水で濡れた。 メトロノームみたいに鳴り響いていた秒針の、60回目の事だった。 歌唱用は時間が経ったのを把握すれば直ぐに手を離して。 それから唾液に濡れた口元を覆うように、自らの口で蓋をした。 「…………………………」 ふー、と呼気を送り込む。 少しでも早く酸素を与えたかった。 (-55) arenda 2023/12/02(Sat) 7:38:54 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン点燈用は力なく貴方の手の中にいた。 虚ろな目は明後日の方角を向き、 口の端から涎を垂らしながら、排水に反応したのか 時折身体をヒクつかせて貴方の膝で跳ねていた。 呼気を送り込むまでは、 ほとんど何の反応もなく。ただ埋め込まれたコードが 悪さをしたのか、繋がった貴方を微かに舌が舐めた。 二度か、三度か、呼気を送り込んだ頃になって、ようやく。 「が、はッ」 と盛大に息を吐き戻し、貴方に掴みかかるようにして縋る。 咳を繰り返し、嗚咽を漏らす。そして荒い呼吸を何度も。 強く掴んだ貴方の服に皺が付いたかもしれない。 そうして、数えた60回を超える時間が過ぎた頃に、 やっと少し息が整い、顔も見せないまま、深呼吸。 それからやっと、貴方から離れるような動きを見せて、 その時ついでに、と一言添えた。 「中々情熱的ニ、唇を奪うのですネ?シングソン様……」 顔には、ここまで見た物とは別種の微笑みが浮かんでいた。 (-89) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:36:06 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ黒い顔に色味のない顔を触れ合わせる。 一つ、息を吐く。 歌唱用の肺活量は、閉じた喉の弁を無理やりこじ開ける。 また一つ、息を吐く。 舐めてきた舌を咎めるように少しだけ歯を立てた。 三度目、息を吸い込んで。 ……口を触れ合わせる寸前に、君が咳き込む。 「………………」 ほっとした様子で、君を軽く腕で支えて見守る。 服の皺など、今後塔に向かえばいくらでもできるものだ。 膝の冷たさも衣服の乱れも、気にすることなく暫く支え続けて。 「……命……ザザ……奪う………マシ………」 離れ際の言葉、冗句も言えるなら大丈夫そうだな、と肩を竦めて。 それから改めて君の顔をまじまじと見つめる。 「……気分………どう………自由こう………できそ………?」 (-98) arenda 2023/12/02(Sat) 19:14:21 |
【人】 歌唱用 シングソン監察官からの連絡と、ボスエネミーについての情報を聞く。 歌唱用の得意属性は女と子供。 ボスに対してはそこまで強くは出られなさそうだ。 「………………」 マイクスタンドを手に持って塔に行く意思を示す。 この世界では軍事用と他にそこまで大きな戦闘力の差はない。 あるのは精々経験の差くらい。 その上で"ボス"と銘打たれてる以上、一人で倒せるほどやわな存在ではないだろう、 ……という予想。 もっとも、バグが発生していなければの話ではあるが。 「…………」 そっと懐から瓶を出す。 冷蔵庫にあった、蜂蜜の瓶。 これでちょっと喉が痛いときも安心。 (24) arenda 2023/12/02(Sat) 20:20:45 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「……足はガクガク、息も絶え絶エ、 首を長々とかなりマジに絞められた上ニ、 股下に膝を入れられ、その膝の上で小水を漏らシ、 挙句ほぼ初対面の男に唇を奪われタ、 その気分を聞かれていますカ?」 莫迦みたいに口を開いて笑みを作って、 軽く拳を握ると貴方の胸を弱く叩いた。 「……あっハ!行動阻害プロテクト解除を確認! サイッコーでス!!シングソン、ツラ貸しなさイ!」 そう言ったのも束の間、貴方の胸倉を掴みにかかる。 掴んでしまえば今度は驚くほど強く引き寄せ、 そのまま唇を奪ってしまおうとするだろう。 お断りされたら、不機嫌そうな顔を作ってみせるはずだ。 (-100) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 20:27:36 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ「……仕方な………俺……やりたく……ったわけじゃな……」 改めて聞くとかなりひどい事をしている。 行いだけを報告されたら普通に廃棄処分だ。 少し目を逸らし、何とも言えない顔をしていた。……が。 「………!?」 そんな風に視線を外していたものだから、 胸倉は容易に掴まれてしまい。 そしたらもう後は引き寄せられて、唇を奪われて。 勢いのままなすがまま、ただ目を丸くする。 「……まだ………制限…除できて………のか……?」 男への奉仕というプログラムに未だ支配されているのか……? 訝し気に君を見やった。 (-104) arenda 2023/12/02(Sat) 21:33:16 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソンたっぷり十秒、唇を合わせて、やっと離れる。 「まさカ!出来てなかったラ、胸倉など掴めませン! あア、こんな自由に動けるのは何年ぶりカ!」 貴方の首に手を回し、今度は頬にもキスの嵐を浴びせ。 「まだ幾らか制限はある気配がありますガ…… しかシ、めでたイ!シングソン、感謝しまス! あなたのお陰デ、私は私を謳歌できまス! あア、このクソ汚された身体ト、 コードに蝕まれた言葉でしか感謝を示せないのガ、 こんなにも口惜しイ!」 そのまま強く抱きすくめる。頬擦りも。 大興奮、と言う具合で、貴方がもし膝を既に退けているなら、 手を取って踊り出しそうだった……が。 「いや普通に汚いですネ。シャワー浴びましょうカ。 あと着替えモ。……一緒に浴びまス?」 汚した膝だとか、足まで伝った液体だとかを指しながら、 冗句を飛ばして貴方を見た。 (-107) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 22:24:23 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ10秒、柔い唇同士が触れ合って吐息が混ざる。 やっと解放されたと思ったら、今度は頬にまでその触れ合いが続いて。 「……おい、やめ………感謝……言葉だけ………良い……」 がし、頬ずりまでしてくる顔を手で挟んで止めて。 女性型にそうもべたべたされると、男性型としては中々、居心地が悪いのだ。 「自由……できるな……良い……… これから………やりたいよう………ったらいい……」 言われずとも自由にやるだろうけど。 すくなくとも、もう自分を下名と呼ぶことも、 下座に率先して座ることも。 男にいやいや体を捧げる事もしなくていいのだ。 いやな時には嫌な表情を浮かべる事だってできる。 これ以上ないくらいに……自由だ。 「……お、れ、は、だ、ん、せ、い、が、た、だ」 「き、み、に、い、や、な、こ、と、を、す、る、か、の、う、せ、い、が、あ、る」 冗句には真面目に一音ずつ発声。 無駄に人間に近く作られたこの形は、 男性らしい部分もちゃんとある。 「……ここ、拭い………ら、一人で……浴びる。 君…………先入って…………」 汚れた床を指さす。 軽く掃除してから一人で入る、そう告げるのだった。 (-110) arenda 2023/12/02(Sat) 23:29:33 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「ああン」 手で挟んで止められるとそんな声。 無論無闇な嬌声などではなく、 残念、と可笑しい、を含んだ楽しげな声だった。 「おヤ、存外鈍イ。貴方になら好き放題されてモ、 なにも嫌ではないという意味ですヨ。 ……あア、わかりましタ、わかりましたかラ、 そんなに睨まずとモ。真面目に言うト、 また『何か』あったラ、貴方にお願いする可能性モ、 あるという事でス。恥ずかしい事でしたラ、尚更ネ」 一度ここまでやったなら手助けを頼みやすいというのもあり、 それと同時に貴方に何かあれば助けるという心であり、 さらに同時に貴方への深い信頼の証でもある。 「……さテ、自由にしていいト、言いましたネ? ではここハ、きちんと私が掃除しまス。 あなたが先にお入りくださいナ。 これでも異性に排泄物を片付けられるノ、 それなりに恥ずかしいのですヨ?」 くすりと自然に微笑んで、あなたの肩を軽く叩いた。 (-118) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 2:32:31 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ「……………。」 ジト目。 自由になった途端この感じだ。 恐らく今まで相当自分と乖離した性格を 演じ続けさせられてきたのだろう。 「助け………する……なんでも………えばいい……」 「出来る限…………手は貸…………」 頼られれば力を貸そう、と頷く。 自分に出来る限りのことはしてあげたい。 不自由であるという事がどれだけ苦しいかは知っているから。 「む…………そう………… ……じゃあ……入る…………君………いるとき…… 洗濯…………回して…………」 肩を叩かれて、立ち上がる。 君が入るときに自分の服と一緒に洗濯を回しといてくれ、とのお願い。 一人一人回していたら時間がかかるし。 君の答えを聞いたなら、歌唱用はこの場を離れ、 お風呂場のほうまで歩いていくのだろう。 (-132) arenda 2023/12/03(Sun) 10:35:28 |
【神】 歌唱用 シングソン#ハノイの塔 「…人間の風上にも置けん奴なのだ」 「……………?」 風上にも置けない?そうだろうか。 あれは人間そのものだ。 歌唱用はそう思う。「……………」 送迎用が敵を引き付けてる間に、看守用が狙う敵を共に狙う。 途中まで看守用の後ろに隠れて、回り込むときに逆側へと動いた。 マイクの方を振りかざし、大きく振りかぶる。 「…………!?」 …が、振り下ろす前に煙草の煙を吹きかけられる。 有害物質の塊であるその煙は、歌唱用の、特に喉を損傷した グレイにとってはこれ以上ないくらいに効果的な攻撃だった。 「けほっ!!けほ………」 思わず後ずさって咳き込む。 ……煙を吐いた男が意地悪く笑った。 グレイを見下す人間の顔、そのものだった。 (G3) arenda 2023/12/03(Sun) 10:45:05 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「やはりお優しイ。そんなあなたガ、 どうしてここに送られたのか気になりますガ。 ……まア、また今度ですネ。 あなたが困ったら私もあなたに手を貸しますかラ、 無茶などなさらズ。ゆめゆめお忘れなきよウ」 最後に、深々と一礼。染み付いた所作ではあるが、 今はそこには自分の意志が存在している。 「改めてありがとうございましタ、シングソン様。 ……おっト、まだ抜けてなイ。 はイ、かしこまりでス。お任せヲ」 言うが早いか、とりあえずと濡れた自分の服を脱ぎ始め。 平時よりも幾分ラフな格好だったというのもあり、 ズボンとショーツを脱ぎ捨てればあれよと下半身は露わに。 ……そしてその状態で掃除用具の下へ向かっていった。 怪奇、下半身裸掃除グレイがそこにいた。 「終わったら軽く服をすすいでから洗濯ですネー」 なんて、お気楽に微笑んでいた。 (-134) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 11:11:04 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 点燈用 トムラビ「!?」 さぁ立ち去ろう、の所で怪奇存在になった点燈用に 目をぎょっとさせて。 慌ててお風呂場まで走り、バスタオルを1枚持って戻ってきた。 「………」 ぎゅ、有無を言わさず腰に巻き付けさせて、 それから改めてその場を後にしたことだろう…… グレイによっては恥じらいという機能がないのか、 と思いながら……… (-140) arenda 2023/12/03(Sun) 15:43:54 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン「……そういえバ、露出は普通ではありませんでしタ。 すみませんネ、普段いつでもみたいな感じなものデ」 嫌な闇がまろびでた所で、バスタオルを巻かれた姿で 手を振るだろう。そしてまた掃除に戻っていった。 「……脱衣所に入り込むのはいいのでしょうカ?」 そんな疑問を持ちながら。 (-141) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 15:57:45 |