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人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【独】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

/*
ハァ!グゥ!エゥ!来た!!!
やるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-0) unforg00 2021/08/09(Mon) 21:01:26

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「うわっすごい声……ここまで聞こえて来るって相当だよ?」

 森の方から響いた声に、
 片手でひさしを作って森の方を見て。
 それから聞こえてきた幾つかの声に振り返った。

「みんな、モモチの事覚えてる?モモチは──」
(7) unforg00 2021/08/09(Mon) 21:29:21

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「あーーーーー!!!!」

 思わず指を差して大声を上げた。
 端正な顔立ち、田舎の風景には少々鮮やかすぎる色彩。
 何よりその捉えどころのない物言い!
 10年も会っていないからって、見間違えるわけがない!

せーーいーーわーーーー!!!!!!!
(8) unforg00 2021/08/09(Mon) 21:29:53
百千鳥は、清和にずんずんと歩み寄った。指を差して大声を上げながら!
(a4) unforg00 2021/08/09(Mon) 21:30:38

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>13 清和

どーーーーこいってたのさあ!!!!


 差していた指をそのまま上に上げて、
 飄々とした微笑みを浮かべる頬をぐにーっとしようとする。
 成人男性の上背はまだちょっと遠くて、避けるのは容易なはず。

「久しぶり以外にモモチに言う事あんじゃないの!!!
 ばーか、呼子お姉は部活で来れないってさ!」

 呼子お姉の分まで文句付けてやろうか、なんて
 口では恨み言を言っているようで、その声色はどう聞いても
 無邪気にじゃれ付くあの日と同じものだった。
(21) unforg00 2021/08/09(Mon) 21:51:20

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「……あれっ」

 モモ、と呼ぶ二つの声に
 にじり寄っていた清和から視線を逸らして、
 周りを見てから少し考えて。

「………もしかして、あかねちゃん?
 それに卯波兄と夕凪姉……だよね?
 ほんとにみんな居る…なんで?」

 お盆だから、なんて考えには至らなくて首を捻った。
(25) unforg00 2021/08/09(Mon) 21:59:29

【秘】 学生 涼風 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥

/*
少しずつ違和感に気づいていく二人の様子、今から楽しみですね。

呼び方についても把握しました。こちらこそよろしくお願いします。

そういえばこちら伝え忘れていたのですが、

・ももちさんが涼風の家に来た時、涼風のおばあちゃんから『勉強していたら止めてね』と言われているかも
・涼風が都会に引っ越してからしばらくした後、呼子鳥さん経由で涼風の母親が既に亡くなっていることを知っていてもいい
・家に来ていたなら、成長した今の涼風と死んだ母親の見た目が瓜二つであることをおばあちゃんから聞けるかも

という事だけお伝えしておきます。これらはスルーしてもしなくても大丈夫です。
(-23) もちぱい 2021/08/09(Mon) 22:13:17

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

「そっかー。もしかしてモモチ、良いタイミングで来たのかな」

 自分も夏休みだからと田舎に戻って来たものだから、
 連休だから、という言葉にすんなり納得した。

「あ!聞いてよ夕凪姉!
 呼子お姉ったら一緒に行こうって言っておいて
 部活の用事あったの忘れてたってドタキャンしたんだよ!」

 それから、一人なのか、という問いを聞いて
 実に非難がましく口を尖らせた。
 記憶の中ではいつも弟と二人一緒だった夕凪が
 一人で居る事の違和感は、今は見ないふりをして。
(38) unforg00 2021/08/09(Mon) 22:18:43

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>34 あかねちゃん

「いくら天才モモチも流石に見た目じゃわかんなかったよ!」

 でもなんか、声聞いたらわかった気がする!
 そんな殆ど理由になってないような理由を添えてけろりと笑う。

「そっかあ、モモチもみんなに会いたくて来たんだけど…
 最初にみんなに会いたいって言い出したのは呼子お姉だったから
 やっぱり一緒に来れたらよかったなあ…」

「………インスピレーションって???」
(44) unforg00 2021/08/09(Mon) 22:32:36

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>36 清和

「くそうくそう!!
 モモチ達置いてったからには世界救えたんだろうなー!!」

 指先は何度も空を切って、仕方なく攻撃は諦めた様子。
 10年も経てばそんな嘘に騙されるほど子供ではないけれど、
 敢えて乗ってあげる程度にはモモチも大人になったのだ!

「呼子お姉も一緒に来れたらよかったのになあ。
 みんなに会いたいって最初に言い出したの、
 モモチじゃなくて呼子お姉だったから。
 …清和も元気だった?元気だったんなら許したげる!」
(46) unforg00 2021/08/09(Mon) 22:40:56

【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 学生 涼風

/*
連絡事項、了解ッス!!
涼風さんが見える所で勉強しようとしていたら、
それとな〜くそれとな〜く止めようとしてみると思うッス!

涼風さんのお母さんについては…ちょっとこねこねしてみるッス!
上手くロールに取り入れられること……お楽しみッス!
(-30) unforg00 2021/08/09(Mon) 22:48:14
百千鳥は、卯波にピースを作って見せた。百点満点の笑顔と一緒に!
(a14) unforg00 2021/08/09(Mon) 22:49:28

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>47 夕凪

「呼子お姉も夕凪姉と会いたいって言ってたよ!
 それから夜凪兄にも!ねえ夕凪姉、夕凪姉も一人なの?」

 今は他の場所に居るのかもしれない、と思っていたけれど
 やっぱり疑問は口を衝いて出てしまった。
 
え!?
抱きつくのは流石にモモチも男の子っていうか…
 
あ!!
じゃあえっと、はい!夕凪姉がぎゅってして!」

 それから、流石にもう子供じゃないから、と
 少し悩んだ後に、はい!と元気に両腕を広げて見せた。
 抱き締められるならOK…という理屈のようで。
(56) unforg00 2021/08/09(Mon) 23:01:48

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>52 御山洗

「あ!!モモチもスイカ食べたい、えっと…」

 スイカを冷やしてきた、という声にばっとそちらを見た。
 何とも現金な男子中学生。

「ね、名前なんていうの?
 モモチは百千鳥!都々良 百千鳥っていうの」

 前髪に隠れた表情を窺うように、
 いかにも人懐っこい様子で大きな上背の下から覗き込んだ。
 こんな子供の姿は、あなたの記憶の中にはあっただろうか。
(59) unforg00 2021/08/09(Mon) 23:10:25

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>63 清和

「わかんないじゃん!!
 清和がちんたらしてる間に誰かが救っちゃったかもよ!」

 冗談に屁理屈を返して、
 まったくしょうがないなとばかりに笑って見せた。

「いーよ、許したげる!
 その代わり、呼子お姉の分まで付き合ってもらうかんね!
 やだって言ってももうしーらない!」
(68) unforg00 2021/08/09(Mon) 23:33:41

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>65 御山洗

「えっとー……」

 うんと考えて記憶を手繰る。
 小さい頃に面倒を見てもらったり、
 一緒になって遊んでくれた人はよく覚えている。
 ただその顔ぶれが少し個性的すぎて……

「……あ!彰良兄かあ、相変わらずおっきいねえ!」

 個性的な面々の後ろ、一歩引いた所から見守ってくれていた人。
 百千鳥はそんなふうな記憶をどうにか引っ張り出して、
 あいも変わらず控えめな物言いをする大人にころころと笑った。
(77) unforg00 2021/08/09(Mon) 23:48:31

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>70 夕凪

「なぁんだ、モモチ達一人で来る事になった仲間なんだ!
 じゃあさ、呼子お姉も夜凪兄も、来なかったの後悔するくらい
 一緒にい〜っぱい遊び倒しちゃおうよ、夕凪姉!
 ……にしても課題かあ〜。大学生って大変なんだなー…」

 百千鳥も、来年には高校生だ。
 その更に先にあるであろう大変な日々に想いを馳せながら、
 柔らかく、暖かな抱擁に緩く笑んだ。

「へへへ……ううん、モモチがどんなに大きくなっても
 モモチにとって、夕凪姉は夕凪姉のまま、だよ!」
(83) unforg00 2021/08/10(Tue) 0:01:39

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>71 あかねちゃん

「しまった!嘘でも見た目でわかったって言えばよかった…
 あっ冗談、冗談だからね!
 おっけーモモチがバッチリ伝えておきまーす!」

 滑らせた口を誤魔化すように矢継ぎ早に言葉を重ねた。
 いくらモモチが未だにアホをやらかす部類の子供と言っても
 この一つ上の幼馴染を怒らせてはいけないのはわかってる!

「デザイナー?あかねちゃんが…あ、違う違う
 あかねちゃん、もう将来の事決めてるんだ?」

 偉いなあ〜なんて言うこの中学三年生は呑気そのままで、
 きっと自分は将来何をやりたい、なんて
 まだ考えもしていないに違いない。
(90) unforg00 2021/08/10(Tue) 0:20:43

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>84 御山洗

「彰良兄、膝は流石に言いすぎだって〜!!」

 そんなだったらモモチ、100cmも無いじゃん!
 なんて、心底おかしそうに笑って言った。

「えっとね、呼子お姉は部活の用事で来れなくなっちゃったって。
 みんなに会いたいから行こうって言い出したの呼子お姉だし、
 ほんとは一緒に来るはずだったんだけど…
 急に用事あったの思い出した〜ってドタキャンして
 悪いけどモモチだけで行って来て、だってさ〜!!」

 言葉の通り、快活な姉の姿は近くには無い。
 百千鳥もそこまで腹を立てているわけではないようで、
 非難がましく口を尖らせてはみても、声色は冗談めいたものだ。
(96) unforg00 2021/08/10(Tue) 0:40:04

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>81 清和

「言ったね清和!
 えーっとなんだっけこういうの、
 そうだ、言質取った!」

 おバカなくせにどうしてこういう事だけ知っているものか。
 意気揚々と口約束をもぎ取って、
 嫌でも今度は何も言わずに居なくならないでよね、なんて
 悪戯っぽく笑って手を振った。
(98) unforg00 2021/08/10(Tue) 0:46:19
百千鳥は、スイカを眺めてウキウキワクワク。
(a21) unforg00 2021/08/10(Tue) 0:49:59

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>100 御山洗

「ええっ、そんなに?
 モモチ、もうちょっと大きいつもりだったんだけどなぁ…」

 つもりで身長が伸びたら苦労はしないのである。
 小さな百千鳥は女の子みたい、なんて言われても
 周りに可愛いと持て囃されるなら喜んでいただろうけれど。

「……へへ!うん、ありがとう彰良兄!
 やっぱりみんな、昔とそんなに変わんないね!」

 頭に伸ばされた手を受け入れて、また一つ笑う。
 どんなに見た目が変わっても、みんな優しさはそのままだ。
(105) unforg00 2021/08/10(Tue) 1:20:43
百千鳥は、モモチはモチモチ…と言いたくなったのを我慢した。
(a31) unforg00 2021/08/10(Tue) 1:34:01

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>106 御山洗

「わっ、やった!」

 切り分けられたスイカを見れば、現金にもぱっと瞳を輝かせて
 誰かと食べるつもりか、それとも一人で食べるのか
 手頃なものを両手に一つずつ携えて行くだろう。

「彰良兄、ありがとう!」

 無邪気に喜ぶ姿は遠い記憶の中と変わらないまま。
 真っ赤に熟れたそれは、きっと夢のように甘い。
(108) unforg00 2021/08/10(Tue) 1:49:40
百千鳥は、御山洗から受け取ったスイカを一口齧った。甘くて美味しい!
(a33) unforg00 2021/08/10(Tue) 1:50:58

百千鳥は、夕凪に片手に持ったスイカを差し出した。一緒に食べよ?
(a38) unforg00 2021/08/10(Tue) 2:11:29

百千鳥は、被ったのですっと引っ込めた。モモチ食べるからいいもん…
(a39) unforg00 2021/08/10(Tue) 2:12:00

百千鳥は、褒められたので得意げな顔でスイカを齧っている。シャクシャク
(a41) unforg00 2021/08/10(Tue) 2:20:37

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>112 夕凪

「うん、みんなでいっぱい遊びに行こ!
 昔みたいに、一緒にいろんなとこ行こうね!」

 姉もあっという間だったと言ってたな、なんて思い返しながら
 これから田舎で過ごす楽しい日々に想いを馳せた。
 皆で遊んだあの場所は、今も懐かしいままだといいな。

「えーっとね、薫兄のところに泊まるんだ!
 夕凪姉は知ってたっけ?慈姑さんちのすぐ近くのとこ!」

 それから宿泊先を訪ねられて、素直にそう答えた。
 つい先程までど忘れしていた気がするけど気のせいだ。
(115) unforg00 2021/08/10(Tue) 2:31:03
百千鳥は、清和の謝罪に「今回だけだかんね」と冗談めかして笑った。
(a45) unforg00 2021/08/10(Tue) 2:38:32

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

 ──皆が思い思いに談笑を終え、帰路に就いた後。

 傾いた陽射しを背負って、向かう先は雑木林の中の寂れた神社。

「本当に大事なものは、ずっとずっとここにあるのにね」

 とん、とん、とん

 軽やかに石畳を踏んで、

「みんなで遊んでいようよ、いつまでも。そのために」

 くるりとターンをして、両腕を広げて

 縁起掛かった調子で高らかに謳う。

「──今度こそ、ここがアタシ達の国になるの!」

 二人の秘密基地だったこの寂れた社の前で

 一人ぼっちの王様は、それでも堂々と佇んでいた。
(*0) unforg00 2021/08/10(Tue) 2:58:31

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

 
「──そうだ」

「慈姑さんも、お葬式なんて悲しい事を言わないで」

「ずうっとここに居てほしいなあ」

「だって、アタシ達が大切なのはこの村じゃない」

みんなが居る村
が好きなんだ」
 
(*1) unforg00 2021/08/10(Tue) 2:59:43

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

/*
遅ればせながら黙狼殿〜〜〜〜!!!!!!!
妾〜〜〜〜!!!!!皇狼妾〜〜〜〜!!!!!!!!
見ておるかの〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

二日目以降の襲撃先は自由に選んでいいからの〜〜〜〜!!!!!!
襲撃先への襲撃予告だけ是非よろしく頼むのじゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!
(*2) unforg00 2021/08/10(Tue) 3:01:48

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>119 夕凪

「モモチ描くの?わかった!
 また夕凪姉の絵見せてほしいな…あ、そうそう!
 昔よりはじっとしてられるようになったんだ、ほんとだよ!」

 幼い百千鳥はじっとしていられない子供だったに違いない。
 それでも、描き終えれば二人の絵を覗き込んで
 無邪気に褒めそやしていた事だろう。
 そして、それはきっと今も変わらない。

「──そうだ!それじゃモモチ、薫兄探してくるね!
 モモチも会いたいし、ついでに伝えてくるよ
 夕凪姉が会いたがってたぞ〜って!」

 それから、話題に上がった人の名に
 名案を思い付いた、というようにぴょんと跳び上がった。

 やっぱり今も、あまりじっとしていられない子のようだ。
(150) unforg00 2021/08/10(Tue) 17:14:14

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>134 涼風

「あっいたいた!薫兄〜〜〜〜!!」

 夕凪と別れて少しした頃。
 村の中を少し歩き回って、お目当ての人はすぐに見つかった。
 涼しげな青、夏空よりずっと落ち着いたその色はよく目立つ。

「あれ、何してるの?」

 ぱたぱたと駆け寄って、その手元を覗き込んだ。
 照り付ける陽射しを遮って、しゃがみ込んだ所に影が差す。
(154) unforg00 2021/08/10(Tue) 17:40:56

【独】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

/*
二日目に入ったら襲撃先を選べるようになるから
そしたら誰が黙狼かわかっちゃうんだあ…………………
(-74) unforg00 2021/08/10(Tue) 18:16:05

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

 
 ざあっと吹いた風の向こう、戦ぐ木々の音の中

 誰ぞの声を聞いたような、そんな錯覚。

「…そういえば」

「アタシ達以外にもここを知ってる人は居たのかな」

 問いには誰の返事も返らない、なんて事はわかっていて

 だからこそ子供じみた身儘を働ける。

「ふふ」

「どっちでもいいか。
 だってここは、みんなの場所になるんだから…」
(*3) unforg00 2021/08/10(Tue) 20:24:15

【赤】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

 
「みんなもきっと、みんなの居るこの村が好きなはず」

「だからみんなでずっと、ここに居よう」

「遊びに行くのはいいんだよ 遊び場がここだけじゃつまらない」

「でも、日が暮れたら戻ってこなきゃ!」
 
(*4) unforg00 2021/08/10(Tue) 20:32:38

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>196 涼風

あびゃあっ!?


 反応はワンテンポ遅れ、『ご挨拶』は見事その間抜け面に命中!
 水量と勢いはささやかとはいえ、顔を濡らす冷たい水に
 哀れな弟分は素っ頓狂な奇声を発した。

ちべたい!!

 …あ、あんまりだよ薫兄〜
 モモチがびっくりして死んじゃったらどうするのさ〜!」

 若干濡れた顔を袖で拭って、見え透いた泣き真似を一つ。
 形ばかりの泣き真似をしては見せても、その表情は
 堪え切れず笑ってしまっているのだから世話がない。
(197) unforg00 2021/08/10(Tue) 22:17:49