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人狼物語 三日月国


184 【R-18G】ヴンダーカンマーの狂馨

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 住職 チグサ

[──やがて。
 彼の指に力が入り、私の手が握り返されました。
 次の瞬間に力は抜け、静かな笛の音が鳴りやんで、一つの命が終わったことを悟りました。

 虚空を眺める瞳に既に意志は感ぜられず、涙に磨かれた眼は、ただありのままを映しておられます。
 やがて渇きゆくその瞳に手を当て、瞼を重ねると、舎利礼文、と唱えます。
 命潰えた路地に、単調なお経だけが響き渡りました。]**
(68) kumiwacake 2022/11/12(Sat) 12:07:16

【独】 住職 チグサ

/*
NPCに拾ってもろて慈厳寺に戻ろかな。
ノーヴァ様に会いたい。
(-18) kumiwacake 2022/11/12(Sat) 12:18:57

【独】 住職 チグサ

/*
でも個人的にはいっぱい暴れていただいてぜーんぶ失った後にお寺に帰ってきたいんだよなぁ………
(-19) kumiwacake 2022/11/12(Sat) 12:19:33

【独】 警備員 ジュード

/*
事態が収束した時に改めて数えるつもりなのですが、
現時点で毒つけちゃった人(間接的なものも軽度のものも含む)の数を仮に出してみたい。

以下は話の展開によって変わるかもしれないし変わらないかもしれない。

92+1(蒐集家おじさん)
(-20) CONBE 2022/11/12(Sat) 17:37:24

【独】 警備員 ジュード

/*
オイオイオイオイオオイオオイ
(-21) CONBE 2022/11/12(Sat) 17:37:50

【独】 警備員 ジュード

/*
パンの事とかプロ中の挨拶の事とか、いろいろと
個人の推測で「これやると良いんじゃないかな?」って思った事をやってるけど
本当は「それやんない方がええで」って事をやっちゃってるみたいな
そんな感じのからまわりがちな善性を意識している……というメモ。

汚れた子猫を拾って善意から洗ってあげるんだけど低体温で殺しちゃうみたいなね
(-22) CONBE 2022/11/12(Sat) 18:10:11

【人】 給仕 シロタエ

[街灯もなく、周りの行動が時間を忘れていれば、今がいつかなんてわかりはしない
道端で転がる姿はあるけれど、眠っているのか死んでいるのか
どちらにしても娘には関係ないこと
今が何時でここがどこか、そんなことは今はどうでもよかった

ただ気分がよかった
誰の顔色も伺わず
誰にも遠慮することなく
思うままにいられることが
それが本来道を踏み外すことだとして

そうしたいと思っていたのは紛れもない娘自身]

 でもね、みんなロクデナシが悪いのよ!
 迷惑だから片付けるの、アタシは何も間違ってないわ!


[あはは、と笑いながらふらふらと彷徨う
転がる誰かを迷惑なロクデナシと踏みつけて]
(69) sammy 2022/11/12(Sat) 23:09:04

【人】 給仕 シロタエ

[娘は運がよかった、或いは何かの本能なのか
酷い争いの現場にも、突進してくるからくり車にも遭遇せず
誰かが仕掛けた筈の罠にも、誰かがまき散らした毒にもかかることはなく

路地裏から不意に現れる者にも会わず
敵わないほどの力の差があるものは無意識に避けて

自分こそが正しくて強いのだと思い込んで

まともなら娘こそが片付けられる側だということも
娘など取るに足らない存在と一蹴するものがいることも
きれいさっぱり忘れ切って

底なしの泥沼がそこにある事さえわからない]
(70) sammy 2022/11/12(Sat) 23:10:46

【人】 給仕 シロタエ

[辿り着いた一角は住宅地「だった」場所
うち壊され崩れた家、炎がちらつき煙を上げる家
「ここは俺のものだぁぁぁ!」と叫んで男が窓から投げ落とす住人らしきものを避けて

緩慢な動きで扉を、壁を叩き壊す男を見つけた]

 あらぁ、悪い人!

[でも、もしかしたら頼まれたのかもしれないし、ロクデナシというのは違うかしら?
娘は思う
勝手な判断で殴り倒せそうな相手だけを選んでロクデナシにしていたように
勝手な判断で敵いそうにない相手を避ける理由を付けて

それでよかった、今までみんな自分のことだけで
娘がどう反応しても気にしなかったから、娘も好きに対応できた

だけどその時、その「悪い人」は確かに娘に反応した
あからさまな怒気と狂気を全身から溢れさせて*]
(71) sammy 2022/11/12(Sat) 23:13:43

【独】 給仕 シロタエ

/*
終わりの始まりをポイっとして更新を待つ
最後はエピで落とそうと決めてるので

相変わらず独りよがりな文章だなおい(
エピで謝ろう……
あとおいらの発言でやりにくくなった人がいるかもしれん、というかいるだろうな……
やっぱり謝ろう
(-23) sammy 2022/11/12(Sat) 23:18:54

【人】 娼婦 セツナ

 
…扨。
私は、求めたその宝を得られたのかといえば、叶わなかった。
だって私の身を守るのは、心許ない赤い布一枚。
それは何かの拍子にいとも容易く奪われてしまう。
それは何かの拍子に外れてしまう。
それは、何かの拍子によって。
 
 
そして今の私は路地裏に転がっていた。
赤い布どころか、身に纏っているのは何一つない。
身体のそこかしこに痣やら噛み跡やらが刻まれ、身体中が何かの体液に塗れた状態で、今もその身体は男たちに弄ばれている。
胸を。髪を。尻を。手を。腋を。口を。喉を。
そして勿論膣も使って欲望を吐き出されている私は、ただひたすらそれを受け入れていた。
だって。
だって、わたしは、どうしようもなく。
 
(72) もくもく 2022/11/12(Sat) 23:43:06

【人】 娼婦 セツナ

 
愛しいあの人が私に何かを求めているくせに、私に何も返さないのを知っていた。
それでも、恩人だから、愛する人だから、何にも変え難い人だから。
その願いを叶えることを至上の喜びにして生きてきた。
あの人のためだけに生き続けることを願っていた。
でも。
知っている。知っているの。
 
あの人の為に身も心も魂も捧げて生き続けてきた私。
私は、心の奥底ではそれをもうやめたかった。
だって、あの人は私を振り返ってはくれない。
決して私を愛してはくれない。
私の想いを知りながら、あの人はひたすら私の主人あるじで、対等に生きていけるはずがない。
なのに私は身を粉にして働いていた。
あの人の願いを叶える為に、宝を得ようとした。
あの人の望むものを、手に入れられるように。
 
(73) もくもく 2022/11/12(Sat) 23:43:28

【人】 娼婦 セツナ

 
でも。
心の奥底ではずっともう辞めたくて。
娼婦なんて辛い。
身体をあの人以外に明け渡したくないのに。
あの人の事を思っていたいのに。
愛しい愛しい愛しい貴方。
でも。
身体を開け渡したくないとか触れられたくないとかそれよりももっともっと深い場所からの私の願い。
それは。
もう、何もしないで眠りたい。

任務も仕事も何もかもやらないで、無責任に自堕落に過ごしていたいの。
仕事は疲れた。報われない想いを抱き続けるのも疲れた。
疲れた。疲れた。あー疲れた!!!
触りたい? 勝手にすれば良い。
痛いのは好きじゃないけど、SEX自体は気持ち良いは気持ち良い。
後先考える? 面倒面倒。
勝手に私の体を使えば良いよ。
私は好き勝手、その気持ちよさだけ味わって。
時々吐いてしまうけど、喉の奥を突けば仕方ないよね。
お尻を何も解さずに突けば便意が来るけど、トイレ行くのもめんどくさい。
臭いけど仕方がないや。尿意だって仕方がない。
鼻水も涎も。撒き散らして仕方がないよね。
だってトイレに行くのも面倒なんだ。
実は生きてるのも面倒なのかもしれない。
 
(74) もくもく 2022/11/12(Sat) 23:44:18

【人】 娼婦 セツナ


気持ちよかったり、痛かったり、私の反応は薄い。
あたりは男たちの精液や私の漏らした便や尿、吐瀉物なんかで凄まじい臭い。
それでも、わたしはなーんにもする気がない。
だって面倒。面倒なの、何もかも。
妊娠しちゃうかも? 病気になるかも?
しーらない。
そんな面倒なこと考えたくもない。
 
 
とある路地裏。
肌の打ち合う音、荒い呼吸、それに混じって私のくぐもった声。
そんな音が、途切れなく続いている。
音が途切れるとしたら、正気に戻った時か。
 
私の声だけ消えたとしたら。
それは私が、生を手放した時。**
 
(75) もくもく 2022/11/12(Sat) 23:44:40

【人】 警備員 ジュード


 ── 夜:北の方角へと ──

[向かう方角からにげてくる
赤い口布をした、それぞれの宝物を持つ
火事場泥棒たちを押しのけて。

背後にも燃え上がる狂宴を北げる中、
男は一つの期待を抱いていた。


こちらの方角には、彼の
友人の館があったはず。>>1:34


その中であれば、もしかしたら、
静かに過ごせる存在を許されるのかもしれない、と。]
(76) CONBE 2022/11/12(Sat) 23:57:06

【人】 警備員 ジュード

[彼以外にも、気にかけてくれる人はいた。
自分を信用して頼ってくれる人もいた。
その過程で家にあげてくれる人も。

簡単に気を緩める事は出来なかったとはいえ、
彼等から与えられる”害さない”という意図は、
男も理解していた筈だ、と思っていた。

彼の言葉にだって、食事の後になったかもしれないが、
”みんなやさしいですよ!”と答えただろう。>>1:111


……それでも、
皆、どこかでは未知を恐れたのか。

何をやる必要がある訳でもなく訪ねる事を許されたのは
特別なことだったから。>>0:118


汚れた身体で今後彼が長くを過ごすだろう場所へ
行ってしまってよいのかと、普段なら考えただろうが

今はそれよりも、安心できることを求めていて。]
(77) CONBE 2022/11/12(Sat) 23:57:28

【人】 警備員 ジュード

[── 求めて、いたのだけれど。

かつて館のあった筈の場所は
無惨なものだった。>>1:69


炎は未だ高く燃えているだろうか。
それとも、風に煽られて早々に
館を焼き尽くしたのだろうか。

きっとその館には、職人が感動する程の
貴重な意匠も含まれていたのだろう。
貴重な物品だって収められていたのだろう。

しかし、男にとってより貴重であったものの
喪失の可能性を前に、それらに意識が向けられない。


館に生き残りがいるとは思えなかった。
その事が、男の意識の殆どを占めた。]
(78) CONBE 2022/11/12(Sat) 23:57:52

【人】 警備員 ジュード

[期待はあっけなく打ち砕かれ
それに代わり、抱いた希望を凌駕する
絶望感が、不安が、男の心に流れ込む。


彼の着けていた赤い布と>>0:52
あの時、人々が着けていた赤い布。>>1:25
その関係を知らぬものだから

まさか、友が逃げ延びているとは思わず、
男は、彼までもが炎に巻き込まれ
死んでしまったと思った。

また、死の予感を見過ごしたのだと
見殺しにしたのだと思った。


周囲にも延焼したらしい炎の熱波の中
かつての館の前の道にへたり込む。
流れる涙に、粘性はない。

恐怖を感じた時にのみ毒は混入する。
であれば、後悔と悲しみに流れたこれが
粘性を孕まないのも道理だろう。]
(79) CONBE 2022/11/12(Sat) 23:58:06

【人】 警備員 ジュード

[粘液に塗れた男の衣服や髪には
幸い、火が付く事はなかったが、
炙られ気化する毒は
青酸と泥炭の混じったような匂いを伴う。

それは致死的な気体ではないが、
頭痛や吐き気を誘引するには十分な毒素だろう。


……どれだけ、状況を悪化させた後だろうか。


男はゆっくりと立ち上がり、
今度は走る事はなく、緩慢な足取りで
更に北を目指し始める。

何かを壊した子が、肉親に慰めを求めるように、
縋るもの、安心できるものをもとめて
『兄』を収めた水晶宮へと。*]
(80) CONBE 2022/11/12(Sat) 23:58:15