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【秘】 CS 雲野 とばり → 広報さん 牧野瀬 幸こんな時間に話し声が聞こえる。 珍しい。一体誰の声だろう。 興味本位か、その様子を確認しようと角から静かに覗く。 そこから覗いてみれば広報の──貴方の姿。 そう多く話したことは無いから、あまり知らないけれど。 盗み聞きは良くないだろうか、と少し考えて。 それでもなんとなく気になってしまったから、そっと身を隠して会話に耳を傾ける。 どうにもこの旅行の中で倫理とかそうしたものが軽くすっぽ抜けている気がする。 さて、会話の続きは聞こえるだろうか。 (-10) sinorit 2022/09/28(Wed) 22:17:06 |
【赤】 CS 雲野 とばり遡って名刺を貰った頃の反応の話。 鹿籠からの名刺を受け取り「ありがとうございます」の一言。 雲野も渡しておくことで3人での連絡が取りやすいだろうか。 とはいえそこらへんの紙に書く以外には手段がない。 名刺などは持っていないので。 「……同室になった時には、よろしくお願いしますね」 派遣について触れる鹿籠へは曖昧に笑い、頷く。 ついでに緑郷にも同じ表情を向けておいた。 就職先はきちんと考えよう。派遣で働くには色々といいところではあるけど。 それから、突然のパジャマパーティーには何事かと首を傾げる。 まぁでも、楽しそうだとは思うので唐突なそれに怪訝になることは無かった。 初日のまともすぎる部屋割、今では懐かしい。 (*2) sinorit 2022/09/29(Thu) 7:23:05 |
【赤】 CS 雲野 とばりそれなりに話し込んだ後はきっと緑郷と部屋に向かったのだろう。 荷物の移動も手伝ってもらいながら、軽い雑談でもして。 だからその後に鹿籠がアンケートに答えていたことは知らない。 多分、きっと。現物を見かけない限り。 見かけていたら 「なんなんこのアンケート」 になっていたに違いない。本当に眠っていたならブランケットひとつでも持ってくるべきだった。 そう思いはするものの、あの後は訪れていないのだから仕方ない。 (*3) sinorit 2022/09/29(Thu) 7:31:29 |
【赤】 CS 雲野 とばり遡りはこれまで、話は現在に戻る。 控えめのノックとともに扉を開いて中を覗く雲野。 スパの一件で若干気まずいのだ。 とはいえまだ色んな意味で生きているので、集まりは欠かさない。 定位置になっている椅子へと座り、2人を待つことにした。 その間、恐らく部屋割にも目を通していただろう。 「…鹿籠さんとおんなじなんや」 まさか、本当に同室になるとは。 3人揃いはしなかったが、現実になったそれに驚いていたとか。 (*4) sinorit 2022/09/29(Thu) 7:41:09 |
【赤】 CS 雲野 とばりやっと一緒の部屋で寝れますね。 言葉選びの衝撃から一瞬のフリーズ。 いや、この人の場合特に裏もなくその言葉を使っているのだろうが。 「………お疲れ様です。えっと、同室よろしくお願いしますね。 荷物運びがあったら、うちもお手伝い出来るので」 部屋的にも今回は人のお手伝いに回れそう。 そんな訳で移動してくるであろう鹿籠へ告げて。 続く言葉に何かいいことでもあったんやろか。 そうした考えを抱きながら今日のアロマを楽しみに待つ。 「……多分。うちにも、緑郷にもそう見えてましたから。 やめられなくなりそうでよかったです」 本当に良かったのか。そんな疑問は置いておいて。 引き止められるのは人望故に。何があっても強く生きて欲しい所。 (*6) sinorit 2022/09/29(Thu) 11:47:16 |
【赤】 CS 雲野 とばり証拠をスる社長。なんというか、ある意味凄い。 把握しすぎているというか……探偵の才能がある? 広がるアロマの香りを取り込んで、ほっと一息。 「はい、勿論です。必要な時にお声かけいただければ。 …あ、本当に泊まったんですか。…今日は部屋で寝てくださいね」 後と言うならば、その時に声を貰う方がいいだろう。 微笑みながら頷いて、抱いていた気まずさは少し薄れたとか。 そしてお待ちかね(?)のくじ引きタイム。雲野は……。 「……いえ、現場を…。………いえ、何でもないです」 そんなことより、と引かれた紙の名前を軽く読み上げて。 機嫌のいい鹿籠に首を僅かに傾げた。 (*10) sinorit 2022/09/29(Thu) 17:25:59 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 研究員 鹿籠 吉弘2人きりになるのはいつ以来か。 濃い出来事が多すぎて随分と前に感じてしまう。 「……?はい、うちに答えられることなら」 改まるような態度に疑問を得ながらも頷いて。 さて、聞きたかったこととはなんだろうか。 その問いが形になることを待ちながら、少し変わった印象にいい事でもあったのだろうかと首を傾げる。 でもそれがいい方向ならば、雲野にとっては嬉しいことだ。 貴方が死を選ぼうとしていたことは知っているし。 絶対に止めようと緑郷と決意もしていたもので。 (-174) sinorit 2022/09/30(Fri) 0:15:09 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 人事課 緑郷 溢/* こんばんは、月見団子と雲野です。 終わるまでに少しでも話せたらとやってきました。 赤窓ではわちゃついていますが、良ければ……。 勿論無理のない範囲での希望となります。 一言、二言、三言でも……の気持ちです! (-175) sinorit 2022/09/30(Fri) 0:18:27 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 研究員 鹿籠 吉弘「………?……?、???」 一体何だってそんな質問を? 不思議に思いながらも少し考える素振りを見せて口を開く。 「……それは、そうかもしれません」 興味があるかどうかは一旦置いておいて。 近くの人と恋愛しにくいという点には頷いた。 「ただ、お互いが同意の上なら興味とかはともかく。 恋愛してもええんやないかとは、思いますけど」 もしかすると社内にそうした相手がいるのだろうか。 それならばそれで、悪いことではないとは思う。 自分は派遣なのでどうにも遠い話ではあるが。 「………いきなり、どないしたんですか?」 (-187) sinorit 2022/09/30(Fri) 1:30:25 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 研究員 鹿籠 吉弘視線がどこかに向かう。その不自然さに首が傾く。 答えについてはそれが本音か嘘か、理解はできない。 ただ、貴方が誤魔化すのであれはそれはそれでいい。 嘘をついてたとして、咎める理由はないのだから。 「……安心してもろたらええんですが、うちはないですよ。 派遣なんで求められとるもんとは違うかもしれませんけど」 1人だけ甘い空気に乗れないのは確かに居づらいかもしれない。 この旅行もとい性癖暴露大会でどれほど距離が縮まった人間がいるのかは分からないが。 髪先を軽く掬い、指に絡める。 視線は何かを考えるようにさまよって、やがて窓の外へ。 「 ……鹿籠さんも、モテそうやけどなぁ 」その動作とともに小さな呟きを落として、またどういった理由で自分に聞いてきたのだろうと思案した。 (-209) sinorit 2022/09/30(Fri) 7:37:26 |
【赤】 CS 雲野 とばり流してよかったのに。 たまたま、偶然。選んだ人物の現場を目撃した。 それだけなんです。本当に。 凄いハプニングイベント(?)やんね。 ふいっと視線を逸らし、誤魔化すように冷蔵庫の方へ。 そういえばアイスがあった。アイスを食べよう。 「…………2人も食べます?」 鹿籠が買ってきてくれたそれを指さし、問いかけた。 (*15) sinorit 2022/09/30(Fri) 7:45:59 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 人事課 緑郷 溢/* おはようございます! 同じくタイミングを伺っていたら4日目に… エピが来る前に動かないと逃す形になりそうだと思いまして… こちらものんびり進行になりますのでそちらは問題なく! 流れですが、プールと屋台のお誘いはいかがでしょうか? プール、皆と遊んでいないので……! (-213) sinorit 2022/09/30(Fri) 8:27:39 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 研究員 鹿籠 吉弘「いやなモテ方、ですか?」 それは一体と聞く前に答えが返ってきた。 なんとも不思議な事件。そうしたおかしな事件なら。 「…原因がありそうやけど」と小さな声で呟く。 「……うちには、そういったことはないので分かりませんが。 鹿籠さんがそんな事考えんでも向けられる相手が出来たらええですね」 悲しまないように。勝手なものでないように。 お互いが向けあって幸せになれればいいなと、身勝手にも想う。 それから、指に巻き付けていた髪を外して。 視線を真っ直ぐに貴方に向けた。 「うちは緑郷と鹿籠さんとの距離感。好きですよ」 この旅行のおかげでそれを知れたので。 首を傾げる貴方に緩く笑み、ひとり満足そうに頷いた。 (-224) sinorit 2022/09/30(Fri) 13:12:40 |
【赤】 CS 雲野 とばり「どっちも趣味が悪いと思います」 思わず大きい声で返した。 その2択なのはおかしくない??? 適当なアイスを人数分(緑郷が食べるようであれば緑郷の分も)取り出して。 それぞれに渡し、自分の分もテーブルへ。 「………話せることであれば、話しますよ。 えぇ、うちの性癖と現場目撃でなければ……」 それ以外は話すのか。…内容による。 「ていうかスパ見てたん緑郷なん???」 絶対撮られてるとは思ったけど。 え、嘘。あれ見られたん?雲野は嘆いた。 (*17) sinorit 2022/09/30(Fri) 15:16:22 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 広報さん 牧野瀬 幸片側の話す声だけでは会話の全容を把握することは出来ない。 誰が相手か、そうした野暮ったい疑問を抱くことは無いが。 暫くの口論に僅かな心配を抱き、体が半身半ば反射的に動いて。 「……え、」 浴衣の帯が解け、下着がおりていく様が目に入った。 思わず、慌ててもう一度身を隠す。 が、混乱した思考故にその行為から目を逸らす。 といった行動が行われずにいるようだ。 玩具にも、そこからの貴方の姿も目に焼き付きそうな程に。 キュッと内腿を寄せる。いけないものを見ている気分。 それを、あの通話相手は正面から見ているのか。 …このままだと良くない気がする。主に自分の気持ちが。 暫くフリーズするように留まっていたが、ある程度のところで逃げるように立ち去るだろう。 何故このようなことを行っていたのか。 それが3日目朝の性癖暴露で明かされることになるとは。 今の雲野には理解できなかったとか。 更にこの覗き、アプリに映り込んでいる気がするのだが。 残念ながら、それにも気づけなかったようだ。 (-242) sinorit 2022/09/30(Fri) 18:28:45 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 研究員 鹿籠 吉弘まとう空気の変化に、間抜けにも「え?」と声を漏らす。 ただ、抱いた疑問を解消する前にノック音が響いて。 モヤモヤとした心地を抱きながら荷物を移動させたとか。 「………その気がないんやない言うんやったら。 やっぱりうちは、幸せになって欲しいと思いますよ」 ぽつりと、何でもない言葉を呟く。 その楽しいには同意するし、特別になることが全てではない。 「なんならうちが幸せに」なんて冗談は口にはしなかったが。 代わりに、返ってきた同じ好きに嬉しそうに微笑んでみせた。 それでも、さっきのは一体何なのか。 鹿籠のいう事件は何が理由なのか。 そうしたことを考え続けずにはいられなかったようだ。 (-248) sinorit 2022/09/30(Fri) 19:26:51 |
【人】 時を遡るCS 雲野 とばりこれは性癖暴露の時間。朝に戻る。 明かされていくそれぞれの性癖に表情を変えずに見ていた。 そして食事の手は止まっている。寧ろ一口も食べていない。 何かを考えるように見ていただけ。 それから、周りの反応を見るようにちらりと辺りに視線を向け。 「………やっぱり、そういう会社なんやろか」 派遣先の会社はやばかったです、なんて言いそうにもない。 受け入れつつあるそれに、違和感を感じなくなってきたそれに。 多分、それなりにこの会社に適性があるんやろなぁ。 そんなことを思いながら暫くしてから席を立っていたとか。 (29) sinorit 2022/09/30(Fri) 21:43:57 |
雲野 とばりは、「これ本気なん?」と素で言葉を口にした。 (a29) sinorit 2022/09/30(Fri) 21:44:55 |
雲野 とばりは、「え、あの」 (a31) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:02:01 |
雲野 とばりは、唐突な始まりに反射的にチョキponを出した。 (a32) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:02:52 |
雲野 とばりは、混乱デバフのまま (a37) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:21:50 |
雲野 とばりは、また反射的に[[pon]を出した。 (a38) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:22:18 |
雲野 とばりは、チョキpon……。 (a39) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:22:42 |
雲野 とばりは、デバフがまだ取れない。チョキponを出した。 (a45) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:36:37 |
雲野 とばりは、感想になんでやねん……と心の中で思ったとか。 (a47) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:42:52 |
雲野 とばりは、周りがやばいんやけどどうしたらええですか? (a51) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:55:50 |
雲野 とばりは、全裸は嫌や………!!パーpon! (a53) sinorit 2022/09/30(Fri) 22:56:30 |
雲野 とばりは、目を閉じたままチョキponを出した。 (a59) sinorit 2022/09/30(Fri) 23:43:13 |
雲野 とばりは、社長の声的にセーフやないですか??? (a60) sinorit 2022/09/30(Fri) 23:44:44 |
雲野 とばりは、ピアスを外しただけ。 (a61) sinorit 2022/09/30(Fri) 23:44:58 |
雲野 とばりは、おまけ??一体なんやろ。 (a64) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:03:31 |
雲野 とばりは、……全員でお菓子パーティってことですか? (a65) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:05:15 |
雲野 とばりは、お菓子パーティ……パーpon! (a67) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:07:21 |
雲野 とばりは、お菓子パーティ……!! (a68) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:07:42 |
雲野 とばりは、嫌な予感がするんやけど出口何処ですか? (a70) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:10:55 |
【人】 CS 雲野 とばり#4日目野球拳の部 いまだにギュッッッ!!と閉じた目は本当に何も見ていない。 社長が声を出してジャンケンしなければ勝ってても負け等騙されていたところ。 皆が優しくて良かった。勿論状況は何も良くないが。 声の方によろよろと歩きながら出口を目指す。 多分なんやけど、皆も帰った方がええと思ってません? うちもそう思います。よろよろ……。 拍手には顔の向きを変えて軽くお辞儀。 帰ろうの言葉には頷いて。 これ何人負けたんですか?? 問いかけるのがあまりにも怖い。 あと慣れない浴衣のため、足取りはあまり早い方ではない。 更に目を閉じているため余計に遅い。 つまり よろめき歩く雲野にぶつからないよう各位避けて下さい。 (66) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:23:21 |
雲野 とばりは、ピアスを回収し損ねた。残念。 (a71) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:24:16 |
【人】 CS 雲野 とばり#4日目野球拳の部 「あっ……」 人の気配は感じるものの、全員を避けるのは難しい。 とんっ、と望月課長(>>a72 >>67)へぶつかった反動で軽くよろめいていれば伸びてきた手。 掴まれたことで 浴衣の裾を踏んで大惨事! …なんてことにはならず、体勢を立て直せた。 声は上から。それも先程から聞いていたから誰かは察せられて。 「……いえ。…えっと……はい。大丈夫だと、思います」 全裸なのは見ていないため雲野の中では問題無し。 大丈夫です。格好いいままです。 …なんてことを考えていたからか、今度は広報の牧野瀬さん(>>c33 >>+54)にぶつかった。 望月課長への「大丈夫だと思います」が3秒ほどで崩れて何も大丈夫そうに見えない。 いつもより高めに驚きの声を零し、三時災害が起きないようにタンッ!と足で踏ん張った。 ここで転けて浴衣が弛むとかハプニングイベントはお呼びではない。 小さく呟かれた言葉に目を開きそうになるが慌てたように口を開閉するのみで留められた。 あの時のこと、バレている。 何故、というのは後程冷静な頭になれば思いつくかもしれない。ピアス(>>68)は………ピアスは、今はどうにもならない。 今度こそ出口まで誰にもぶつからないように向かわなければ! 焦りを表情に浮かべ、ぶつかった2人へと頭を下げて(みたが、全然違うところを向いていたかもしれない。)先程よりも足早に出口(とされる方向)へ向かい野球拳会場から無事に立ち去れたことだろう。 (70) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:55:06 |
雲野 とばりは、廊下に出てからも暫くは目を閉じていた。 (a75) sinorit 2022/10/01(Sat) 0:55:29 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 人事課 緑郷 溢/* 送れた気になっていました。なんで…… お見合いのまま終わっている場合じゃない……! シチュエーションの了承ありがとうございます それではそうした流れの秘話をお送り致しますね (-268) sinorit 2022/10/01(Sat) 1:00:44 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 人事課 緑郷 溢これは貴方にとって都合のいい時間帯に。 貴方の端末へと雲野より『良ければプールに行きませんか』とのお誘いの通知が入るだろう。 同室になったものの荷物を運んでもらうのみであまり多く話せていなかったものだから。 勿論、あの部屋では話しているがそれとはまた別の話。 3人でいるのと、2人でいるのとでは大違いだ。 故に個人的なお誘いを貴方へと送った訳だ。 返事は……いいものが貰えると嬉しい。 そんなことを考えながらゆっくりと返ってくるのを待つことにした。 (-272) sinorit 2022/10/01(Sat) 1:10:22 |
【赤】 CS 雲野 とばりその良い趣味をしているというのは、多分……。 思うことはあったが元気のいいアイス希望の声が勝った。 嘆きの雲野は緑郷の言葉に小さく呻く。 鹿籠の言うようにタイミングがいいとは思った。思ったんやけど。 そこまで考えてられるほどあの時は冷静じゃなかった……。 ものすごーく小さな声には「今名前呼びましたか…」と低いテンションのまま問いかける。 アイスもごもごの方が大きいかも、そうかも。だから肝心なところは聞こえていない。 続く言葉には小首を傾げ。 「どないやろ……うちは、あんまり知らないかもしれません」 いい所だしそれなりに色んなものはありそうだが。 というか一身上の都合とは?ロボ太さんも誘えないとは? 疑問符いっぱいに鹿籠を見つめ、アイスを口に放り込んだ。 (*21) sinorit 2022/10/01(Sat) 1:27:14 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 研究員 鹿籠 吉弘「…ふふ、マッサージほんま好きですね。 うちも行きましたけど、確かに良かったです」 幸せが怖いのは、今までにそれが上手く掴めなかったからではないかとか。 もっと欲張りになればいいのにとか、貴方にとっては余計かもしれない。 緩やかに微笑む雲野はそんなことを考えていて。 だから、また切り替わった空気に反応が一瞬遅れた。 腕を掴まれ引き寄せられて、それだけで驚いたのに。 額に落とされた口付けに目を見開いた。 そこに浮かぶのは動揺や混乱だ。 早る鼓動に深く息を吸って、鹿籠の問いに首を振る。 撫でる手が何処かくすぐったくて。 でも、そんなことはどうだっていい。 「あ、の………!!」 雲野は、背を向ける貴方へと手を伸ばした。 「──貴方一体、誰……なんですか」 なんというか、おかしな質問だとも思う。 「何言ってるんですか?」とか。「どうしたんですか?」とか。 そんな答えが返ってくることの方がきっと、当たり前だ。 それならそれで、抱いた疑問を胸の内にぐるぐると巡らせることになるだけだが。 (-321) sinorit 2022/10/01(Sat) 14:25:08 |
【秘】 CS 雲野 とばり → 人事課 緑郷 溢暫くしてから届いた返事を見て、緩く微笑む。 友人のようなこの距離感がとても好きだ。 『うちもいつでも大丈夫です』 『それやったら今から行きましょか』 誘うだけあってそれなりに楽しみにしているから。 今でも問題ないというのなら、と返事を返す。 一緒に向かうか、あるいは現地か。そのどちらかで言えばきっと後者。 水着に着替え上に薄手の長袖パーカーを羽織り。 少し駆け足で目的地に向かう。 さて、先に着いたのはどちらか。 なるべく待たせないようにしたつもりではあるが。 もしもこちらが後であれば「お待たせしました」と軽く頭を下げ。 そうでなければ「今着いたところです」なんて言ってみせる。 どちらにせよ、軽く話した後にプールサイドへと向かうだろう。 「緑郷、今日はありがとうございます」 (-362) sinorit 2022/10/01(Sat) 19:23:13 |
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