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【見】 流転 タマオ「……」 クレイシはまだ子どもを探しているのだろうか。己は既に別の大人に連れられ避難したものと考えているが、彼も分別のつかない子どもではない。やめ時は弁えているだろう。強いて懸念をあげるなら、精神が少々不安定な点か。 (@0) Vellky 2021/06/30(Wed) 21:23:01 |
タマオは、外に顔を向けて呟いた。「音が止まないな……」 (t0) Vellky 2021/06/30(Wed) 21:23:53 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク「勿論入ります。あなたも市民です」 迷いは欠片もなかった。 「とは言え己は食料と言える物は所持していない。 取引等々の土台にも立てません」 駐在所にならこっそり自前の物を置いていたのだが、取りに行けるものでもない。無意味な仮定はすぐに形を失くした。 「明日明後日程度なら同じことを言えるでしょうね。 七日を越えれば多少意志は弱るかと」 彼はあなたの発言の意図がよくわからなかった。理想と現実が合致しないのは当然のことである。 「五日はもたせたいものです」 揺れた十字架を眺めつつ。真に迫ったような、しみじみとしたような、妙な雰囲気で宣言した。 これはね、深く考えていないやつ。 (-5) Vellky 2021/06/30(Wed) 22:02:12 |
【独】 流転 タマオ実際どれくらいもたせられるのだろうな。大人になってからは飢えていないから。子どもの時に餓えていたような気がする(明確に記憶にない)のはそうなのよね。空腹も満腹も置いてきている。 (-9) Vellky 2021/06/30(Wed) 22:07:55 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ タマオは思考した。己に“誕生日”の概念は存在しない。が、この文化が広まり始めてから誕生日を作るようにしていた。訪れた日をそう定めたこともあったし、立ち去る日をそう定めたこともある。 今回は本来であれば、“何でもない日常の中での、ほんの少しの特別な日”程度になる予定だったのだが。己の虚言を理由に無用はさせたくはない。大変手前勝手な思考でしかないが、これが己の気質だと開き直っている。 (-16) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:14:07 |
タマオは、呟いた。「己は警官に向いていない」 (t1) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:14:24 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ 生前のことをはっきりと覚えているわけではないが、己は警官ではなかったのだろうと考えている。この瞳を持っていて、公務に就けるわけがない。 幾度姿を変えても、右目の青は変わらなかった。己はこの瞳を自慢に思っているが、付随する印象は少々疎ましく思わないでもない。御客人の青年に言ったことも、すべてが偽りというわけでもないのだ。 (-17) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:14:57 |
タマオは、“警察官”に憧れを抱いている。 (t2) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:15:39 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ 己は見様見真似でそれらしく振る舞っているだけでも、存外満足している。ただ、己の行いが誰かの生の妨げになることはいただけない。 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 彼らが理由で彼らが死にゆくことは全く構わないのだが。 (-18) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:21:49 |
タマオは、考え事をしている。答えはまだ出ない。 (t3) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:24:19 |
流転 タマオは、メモを貼った。 (t4) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:30:22 |
【独】 流転 タマオタマオはお祝いで食料をわけられたり、働かなくていいよをされるのは本意ではないのだわ。それならどうすればいい? 答えが出るのは多分もうすぐ。 (-20) Vellky 2021/07/01(Thu) 0:33:10 |
【独】 流転 タマオタマオ、肉体がない都合上己を肉として差し出せない点でも殺されたくはないんよな。徒労にさせてしまうから。本当に生きていても殺される気はさらさらないけどね。こいつ図太いのだわ。 (-24) Vellky 2021/07/01(Thu) 1:09:45 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク「べきで語るなれば、 餓えるべきはチサチャンで、食うべきは本官ですね」 緊張感のない空気、その延長のままにそう答えた。 「村の地理に明るく、力もある。 動けない子どもを運ぶことも出来れば、 その体力を別へ使うことも出来る」 「子どもを満腹にさせて、満足に動けない大人らと 状況を正しく判断できない子どもとで、 全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない」 言葉は淀むことなくさらさらと流れてゆく。 「己の手前勝手な思考で語るなれば、一番に餓えるのは 市民を守る警察官の本官で、食うのはあなた。 あなたが食う理由はべきで語った時と同様」 「分けられる量があるのなら、 あなた、チサチャン、本官で、2:1:0の割合でしょうか」 「これらは己に食料分配の権限があった場合の話で、 己は現在の状況であれば医師らに任せます。 己の判断は己の思想に基づいたもので、 智者の知識に基づいた判断が如何様になるかを己は知らない」 (-37) Vellky 2021/07/01(Thu) 16:25:22 |
タマオは、無機質な両の瞳をロクに向けた。 (t5) Vellky 2021/07/01(Thu) 16:27:11 |
【独】 流転 タマオ>>ロク秘匿 前までの流れぶった切ったけど、そこまでの内容に関してはどう? そっかーとかそうだねーとか以上のものないわねぇっ!!!!!!!!! (-39) Vellky 2021/07/01(Thu) 16:39:10 |
【独】 流転 タマオクレイシさんがタマオの思想を聞いたら食って掛かってくるかもなぁとかは呑気に考えている。アユミさんやセナハラとは話せる。ミロクも話せる。未成年にも同じことを言うけど、彼らはどう反応するのかしらね。 (-40) Vellky 2021/07/01(Thu) 18:07:54 |
タマオは、クレイシはまだあの子を探しているのだろうかと考えた。 (t6) Vellky 2021/07/01(Thu) 22:25:43 |
タマオは、ひらめいた。 (t7) Vellky 2021/07/01(Thu) 22:27:18 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク 恨めしげな視線に対して思うことも、なんか機嫌悪そう……だなんて、やはり能天気なものだった。すぐに三日月に歪められた口に、目の前の相手は秋空のような心を持っているのやもしれないと考える。 「本官は警察官に見えているでしょうか? あなたの描く彼らのことは知らないが…… ……そうであるのなら、己は少し救われるかもしれない」 ああ、と一呼吸おいて。 「深い意味はない。 変わり者でも、らしく見えているのなら何よりだ」 (-56) Vellky 2021/07/02(Fri) 1:52:39 |
タマオは、なんだか少し満足げだ。 (t8) Vellky 2021/07/02(Fri) 1:53:00 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク そうですよね、こっくり頷いて。起立すれば工具箱を回収する。休憩は終わりらしい。 「『りいんかぁねいしょん』」 言い慣れない響き。新しい言葉を話したがる子どものような声音。こんな田舎のどこで聞いたものか。 「……茶飲み話にはなりましたか? それでは」 ビシッと敬礼をし、二つ分の工具箱を少し重たげに運んで行くだろう。 (-63) Vellky 2021/07/02(Fri) 3:49:50 |
タマオは、工具箱をひとつ、元の場所へ片付けた。 (t9) Vellky 2021/07/02(Fri) 4:20:30 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク 外から来たこの男。働いていたのを少し見たような気がする。 「お疲れ様です」 敬礼をし、工具箱を提げたまま通りすぎて行く。いりようなものisなさそう……………………………………。 (-67) Vellky 2021/07/02(Fri) 4:34:31 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「・・・・・・?」 宗教勧誘かな。恐らく見当違いな考えが浮かんで消えた。 「生きるの定義によります。 自身の生命活動の持続は、必ずしも最優先とされません」 一先ず足は止められた。 (-69) Vellky 2021/07/02(Fri) 4:51:12 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「自身の矜持に則った行いを通すこと。 これが出来ねば生ける屍と同じと誰ぞかが言う」 「誰かの記憶に残ること。 こちらは生きた証とされるものだろうか」 「その他の事物を生きることの定義とする者もあるでしょう。 共通して、個々人の価値観に則します」 「これらは、概ね誰でも等しく『生きる』と表現するもの であろう生命活動の持続よりも、時折優先される。 万人に言えるものではない」 つらつらと言葉を並べて。 「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」 (-71) Vellky 2021/07/02(Fri) 5:08:26 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「倫理。己は終戦以前に多くを置いてきたように思います」 元々の気質も少なからずあるが。原因の多くが幼少期にあることも確かである。 「まず、現在の本官にとって生命活動の持続は些末なことです。 故に、個々人の価値観に則した行いの方が大よそ優先されます。 それが可能な程度の体力諸々は必要としています」 「本官は警察官です。本官は己の思う警察官の責務を果たそうと 動いています。全てを明確に言語化することは難しいですが、 少なくとも、『市民の安全のため』とはよく述べます」 「己は人の記憶に残りたいです。 先に述べたものに帰ってきますね。 良き働きは人々に多く話されるものです」 命の価値をさておけば、ヒーローになって覚えていてもらいたい、少し目立ちたがりの人間とでもいえるだろうか。 (-73) Vellky 2021/07/02(Fri) 6:19:43 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「・・・・・・?」 タマオには正直よく分からんかった。 「おめでとうと本官に言ってください。聞く予定がない故」 それでも価値は定めた。 (-80) Vellky 2021/07/02(Fri) 12:09:54 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク あなたの言葉に、ゆっくりゆるぅく首を傾けて。 「『誕生日、というものが世間で意識され出した』 ……という意識はあなたにありますか?」 そのまま淡々と語り出す。 (-87) Vellky 2021/07/02(Fri) 16:52:48 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「数え年でなく満年齢で歳を数えるようになってから 暫く経ちますが、それ以前もお国は満年齢で 数えさせる法を施行しておりました。 明治の頃からあるのだから驚きだ。 己の周囲では殆ど浸透していなかった故」 「『年齢のとなえ方に関する法律』の施行以前、 特に終戦以前の生まれの者は、自身や親族の記憶する限り 出生日に近い日付を申請しています。 施行以前でも出生記録が病院側で記録されている場合も ありますし、己より若い世代は終戦以前の生まれでも程々に 正確な出生日が申請されているのではなかろうかと 己は考えています。正確なことは知りません」 傾いていた首が戻った。 (-88) Vellky 2021/07/02(Fri) 16:53:24 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「己の出生日は記憶する限り近い日付です。 正確には昨日だったかもしれないし、明後日だったやも しれないが、少なくともこの夏の頃だ」 「己は己の存在の肯定を誕生日祝いという行為に見出し、 それを求めている。このひっ迫した状況で知己の者には 改めて言い出し辛く、気遣われたくもない。 己は祝いにかこつけて物品が欲しいわけではないのです。 この状況でなければまた違ったが」 平和な状況なら駄菓子程度は欲しかったかもしれない。 「現在の状況で出される何かがあれば、 それは最初から己の為に用意されたものではない。 彼らの物であるはずだった物だ。 己は市民の財産を不必要に減らしたくはない」 (-89) Vellky 2021/07/02(Fri) 16:54:12 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「取引と言うのならこれ幸い。 玉青 博の満29歳の誕生日を今、祝ってほしい」 長々と述べた後、ようやく問いに対する返答がされた。 (-90) Vellky 2021/07/02(Fri) 16:55:18 |
タマオは、存外お喋りだ。 (t10) Vellky 2021/07/02(Fri) 17:01:55 |
【独】 流転 タマオタマオあんた、真面目なPCのテンションでお喋りなPCのすることをしているわね……罪悪感を落としてきている分尚のことタチが悪い部類だわ?? (-93) Vellky 2021/07/02(Fri) 17:10:18 |
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