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【墓】 7734 迷彩 リョウ>>【食堂】 >>4:+93 よくわからなかった。 次いで、どうしてそんなことを言うんだ、と再び思った。 けれど貴方の言葉には怒気が無かった。夢を伝えたあの時と違って。 「許可がいらないなら、 どうして母さんは死ねって言われるの?」 貴方の言葉はいつも理解できない。 けれどそれで構わない、と言うから言葉を交わす。 それでも。 「みんなの許可が必要で、 みんなにダメって言われたから殺されるんでしょ?」 好き勝手に、素直な気持ちを口にする。 「オレは、好きに生きるよ」 貴方からそんな言葉が出た事が嬉しいと、 そんな想いだけは、知って欲しいから。 「だからさ、死ぬ自由まで奪わないで」 貴方の言葉が正論だったら、良かったな。 (+0) wazakideath 2021/09/27(Mon) 21:42:22 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ (+1) wazakideath 2021/09/27(Mon) 21:43:08 |
迷彩 リョウは、少年院のどこかで、書き換えられたプロフィールカードを見た。 (c1) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:46:15 |
迷彩 リョウは、とある箇所をずっと眺めている。 (c2) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:46:33 |
迷彩 リョウは、自分の名前が記載されたままであることに顔を顰めた。 (c3) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:46:49 |
迷彩 リョウは、彼が自分に向ける視線の名前を知っている。 (c4) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:47:06 |
迷彩 リョウは、呟いた。「ひとでなし」 (c5) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:47:18 |
迷彩 リョウは、それが自分を示す言葉だとも知っている。 (c6) wazakideath 2021/09/27(Mon) 22:47:32 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>【食堂】 >>+2 少年の問いを肯定する言葉は掃いて捨てるほどある。 しかし、否定する言葉だけが無い。 少年自身も、薄々気付いてはいるのだ。 それを受け入れまいと、必死に拒んでいるだけで。 囁かれた言葉に古い記憶が甦った。 今ならあの声の、本当の意味がわかる。 「そうなったら、いいねぇ」 対等で居てくれる人の存在が、 こんなに胸を温かくするなんて、知りたくなかった。 『違うこと』が安心するなんて、知りたくなかった。 (+5) wazakideath 2021/09/28(Tue) 0:48:07 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>【食堂】 >>+3 「、はぁい」 努めて間延びした声を作り、返事をした。 ──もしも。 自分たちが、ほんの少し許されたら。 その時はごめんねを言おう。 本当の夢を伝えよう。 「……ごちそうさまでした」 そんな淡い期待ごと、手料理を飲み込んだ。 既に二度裏切られた期待が燻る程には、嬉しかったのだ。 暫くして、少年は液晶越しの母を見る。 それは、初めて海に行った時の写真だった。 (+6) wazakideath 2021/09/28(Tue) 0:48:42 |
迷彩 リョウは、応援されて嬉しいと思う。けれど今は、ほんの少しの罪悪感が付き纏う。 (c17) wazakideath 2021/09/28(Tue) 0:52:02 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>5 おでん 「しらたきちょーだい」 出汁の匂いにつられてか、正面の椅子に少年が腰を下ろした。 偏った食事をしてきたので、おでんは白滝とはんぺんしか食べない。 「ていうかこれ、コンビニじゃなくても作れるんだ」 おでんをまじまじと見つめ、そう呟いた。 (+7) wazakideath 2021/09/28(Tue) 1:01:04 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>6 素崎 差し出されたしらたきを遠慮なく食べた。 甘え慣れている少年にとって『あーん』のハードルは無に等しい。 「そうなん!? レジの横以外で見たことないから、 コンビニでしか作れないと思ってた……」 どうやら家庭で手料理を食べた経験が少ないらしい。 しらたきを飲み込めば「はんぺん」と告げる。食べたいようだ。 (+8) wazakideath 2021/09/28(Tue) 1:13:45 |
【秘】 0251 鏡沼 創 → 7734 迷彩 リョウ一瞬の顔を見て軽く笑う。 「そりゃ、あんなとこでやってたらね。 声や皆の態度もだし、ここは映ってないとこないんだからさぁ」 そう告げる今この瞬間も、隠されたカメラが回っているのだろう。 まぁ、もうあまり気にならなくなったけれど。 貴方が後孔に指を入れ始めれば、そこらの椅子に座り説明書を読みながら時折貴方へ視線を向けただろう。 自分で慣らしてくれるの助かるな〜〜〜と顔に書いてある。 「細いのから慣らしてくのかぁ。意外と手順があるんだねぇ。 あ、でもリョウちゃん酷い事されたいんだし、そんなに手間かける必要ないのかな。どう思う〜?」 そう言って、えげつないのを貴方に向けて軽く揺らした。 (-29) sym 2021/09/28(Tue) 1:28:24 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>7 素崎 「今そこまでガッツリ食べたいわけじゃないから」 はんぺんは一口で食べ切れなかった。数回に分けて齧っていく。 「そだよ。あ、でも外食はあんまりしなかったな〜。 オレはしたかったけど、母さんがダメって言うからさ」 つまり、家で食べる機会が多かったのだろう。 だが親は料理をしなかったようだ。 (+9) wazakideath 2021/09/28(Tue) 1:31:58 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創慣らすのを中断し、貴方の声に顔を上げる。 差し出された えげつないの を見れば、流石に怖気付く。しかし直ぐに「いいよ」と笑ってみせた。 後孔から指を抜けば、脚用の拘束具を掴み寄せる。 「えぇ……どうやんのこれ」 自ら脚を折り畳むようにして、拘束する。ボンテージ素材の拘束具は、着けただけで痛かった。 しかし、これなら貴方を蹴りだすことも無いはずだ。 「手錠だけだとちょっと怖いよね。 これなら首と繋がるし大丈夫そう」 自ら首枷を嵌めて、首枷から伸びる手錠に手首を通す。奇妙な光景だった。 「……はい。あ、中で出してもいいから」 そうして自分自身を拘束した少年は、仰向けで寝転がった。 後孔は多少解れてはいるものの、貴方が手にしている玩具を入れるにはまだ足りない。そんな具合だ。 しかし少年は良いよ、と貴方を見やる。 (-35) wazakideath 2021/09/28(Tue) 2:08:56 |
【秘】 0251 鏡沼 創 → 7734 迷彩 リョウそれなりに他人の顔色を見れる方だ。 意を汲むかどうかは、別として。 だから怖気づいたような雰囲気に気付いたし、いいよと告げる少年の笑みが多少引き攣っているようにも見えた。 怖いなら怖いって、言えばいいのになぁ。 自分がこの選択肢を突きつけた事を棚に上げてそう思う。 「え、マジ〜?まぁ、いいなら使うけど。 ……自分でできるもんなんだねぇ、それ」 器用なものだなぁと、転がる貴方を見た。 「あー、ゴム付けるものだっけ。ま、出していいならいっか。りょーかい」 性教育ビデオを見た意味とは。 玩具を手に、貴方の横に腰掛ける。 二人分の重みにぎしりとベッドが軋んだ。 「 ……入るのかなこれ。先っちょ入ったらいけるかな? じゃ、入れるよぉ。力抜いてねぇ」 ぐにぐにと穴の縁を指で弄り、広げて。 ろくに慣らしきれていないそこには大きすぎるそれを押し当てる。 暫く穴をこじ開けるような動きをしてーーー前触れなく、先が埋まる。 あ、意外と入るね。などという少年の呑気な様子とは違い、貴方を襲うのは快楽よりも圧迫感や苦痛の方が大きいだろうか。 ……もっとも、貴方がそちらの方を望んでいると、少年は認識しているから。 どんな反応が返ってこようとそう簡単に止める事はないだろう。 (-39) sym 2021/09/28(Tue) 2:39:04 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>9 素崎 大根を欲しがる様子はなく、ただその様子を眺めていた。 「珍しいの? じゃあマットンちは家で料理作ってたんだ」 その言葉に羨望は滲まない。ただそうなんだな、と思った。 「……どんな料理作ってた? カレーとかハンバーグも作る?」 (+12) wazakideath 2021/09/28(Tue) 11:16:01 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+11 闇谷、貴戸 「ツッキー朝弱いね〜」 最も小柄な少年はと言えば、普段よりも眠れていた。本来独り寝は苦手なのだ。 ……とはいえ。深夜まで話し続け、二人を寝かせなかったのはこの少年である。 「二人はいつも布団くっ付けて寝てるの?」 自分と黒塚の場合はそんなことをしなかった。 本音を言えば、そうしたかったけれども。 (+13) wazakideath 2021/09/28(Tue) 11:49:01 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創「着けるのは割と自分でできるよ。外すのは無理だけど」 ベッドが軋む音で弱音を吐きそうになって、降ってきた呑気な声を聞いて、やはり貴方に頼んで良かったと思った。 玩具を押し当てられた瞬間、自分でもわかる程に身体が強張ってしまう。 そんな自分を無視するように、孔がこじ開けられた。 「────っ、あ゛!?」 咄嗟に脚が動く。短い鎖が鳴った。 暴れそうになる身体を必死に抑えながら、圧迫感に喘ぐ。 玩具から生える幾つもの突起が、ある一点を抉る度に身体が跳ねる。しかし、その快楽はすぐ苦痛で覆われた。 「ひぐ、うぅ!……は、……っ!」 脂汗が額に滲む。体格を無視した道具は、最奥に辿り着いてもまだ全て入りきらなかった。 嘔吐感を飲み込み、自分を見下ろす少年へ笑みを作る。 「……だ、いじょ、ぶ。……続けて?」 (-65) wazakideath 2021/09/28(Tue) 14:38:53 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+15 >>+16 闇谷 貴戸 貴戸を見上げ、寝かせてあげたら、と言いかけてやめた。 それはお節介というものだ。 今日に関してはかなり自分のせいだが、寝相は自覚が全く無かった。 「……んーん、何でもない。家族みたいでいいなあって」 闇谷の正面の席へ腰を下ろす。隣は貴戸が座ると考えたからだ。 口振りからして、少年と黒塚は違っていたのだろう。 「あ、そうだ。 布団さ、もしかして部屋から持ってきてくれた?」 (+17) wazakideath 2021/09/28(Tue) 16:01:58 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>13 素崎 「どんなって……んー、おにぎりとかカップ麺とか……?」 食卓とはそういうものだと思っていたから、疑問に感じたことも無かった。少年にとっては少し不思議な問いだ。 「でもひとりで食べる弁当より、母さんと食べるカップ麺の方が美味しかった気がする」 弁当の方が豪華なのにね、と溢して笑った。 (+20) wazakideath 2021/09/28(Tue) 17:32:34 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+18 朝食堂 いつもの寝具だったこともあり、よく眠れたのは有難い。 しかし、貴方に行かせたくない場所がある。 「いや、それは良いんだけど……。 部屋行ったとき、アキちゃんに会わなかった? もしかしたら、嫌なこと言われたんじゃないかって」 心配そうに貴方を見上げた。 好きな人が傷付くのは悲しい。 自分に誰かを守れるだけの力があれば良いが、そんなものがないこともまた知っていた。 (+22) wazakideath 2021/09/28(Tue) 19:08:25 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>18 素崎 「ほんと? ここ家族仲良い奴、あんましいないんだと思ってた」 母の話をすると大抵の人間が興味無さそうにするか、不快感を示すかだ。 同意をもらえるのは中々貴重である。 「やっぱり外出たら母さんのとこ帰る?」 概ね家がある子供が多いから、自分には無い物でも尋ねてしまう。 当然、貴方には帰る場所があると思っているのだ。 (+28) wazakideath 2021/09/28(Tue) 20:32:00 |
【秘】 0251 鏡沼 創 → 7734 迷彩 リョウ「そうなんだぁ。……もしかして終わったらオレが外さないといけないやつぅ?」 外せるかなぁとなんとも不吉な事を呟く。これはネタバレだがちゃんと終わった後、外しました。 貴方が弱気になった事を露ほども気にせず……もしくは気付かず、お願いされた事をしっかりとこなす。 「え?うん。続けるよ?」 貴方が続けてと言い終わるか終わらないかの内に、水音を鳴らしながら抜き差しを数度繰り返す。 突起が引っかかってやりにくいなと、拘束をされてもなお跳ねる貴方を軽く抑えながら思った。 「わぁ、ここまで入るんだ。すごいねぇ。リョウちゃん、もう入らなさそう〜?」 こつこつと玩具で最奥を突き、ぽこりと膨らんだ腹を指で撫でながら尋ねた。ほら、ここまで入ってるよぉ。 (-88) sym 2021/09/28(Tue) 23:10:26 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創「っあ゛、ぎ……ッ、ぐ、ぁ、ぁあ!」 無遠慮な抽出と挿入が繰り返される度に、痛みと苦しみが慣れない身体を襲った。 しかし。 男を知った身体は、その中から快感を拾い上げてしまう。 抑え付けられると気付いたように身体に力が入る。暴れないようにと意識しただけだったが、結果として自分を穿つ異物を締め付けるだけだった。 「ぁ、んんッ!ひぁ、あ゛ぁ゛……!」 最奥である筈の場所をノックされた瞬間、背中に甘い痺れが走った。本能的な危機感が、その快感を抑え込む。 残った理性でその危機感を追い払い、腹を撫でる指に視線をやった。 「は、はっ……、……た、多分。ッ、もぅ……」 資料を読み上げてもらったことさえある。 さらにその先があることは知っていたが、指の位置と膨らんだ腹を見れば恐ろしさが勝った。 初物であれば、きっと最奥を突かれる度に気持ち良いなんて思わなかったのに。 苦痛の中に潜む快楽から、必死に目を逸らした。 (-96) wazakideath 2021/09/29(Wed) 1:01:45 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>22 素崎 この子供は、自分の家族関係が正常だと思っている。だから自分はその少数派なのだろう、と考えた。 「……ビョーキ?早く会えるといいね」 少年の知る入院は、ドラマで見るような体の病気によるものだ。精神的な病による入院など、知りもしなかった。 しかし彼らは医療ミスで命を落とさない限り、最終的には退院していたように思う。 「でもそれってさ、つまり その内帰って来れるんでしょ? なら、良かった」 貴方にとってどうかなど、考えもしない。 自分なら喜ばしく思う。だから貴方もそう思う筈だと、決め付けて言った。 (+29) wazakideath 2021/09/29(Wed) 1:33:16 |
【秘】 0251 鏡沼 創 → 7734 迷彩 リョウ「ふぅん」 あ、これもうちょっといけそう。 貴方の反応を見て、聞いて、そう思った。 ほんとかな〜と軽い調子で口にして、最奥をぐにぐにと揉むように小刻みに出し入れする。 ところで。 この少年は、強すぎる快楽は暴力であると認識している。暴力とはすなわち苦痛だ。少なくともこの少年の認識の中ではそうである。 故に、声に艶が混じった箇所や身体が特に飛び跳ねた箇所は、抜く際に掠めてみたり押し込む際に突起で潰すように押してみたりと。たまに思い出したように、そんな動作も交えてみた。 そんな事を繰り返して。 そろそろどうかなぁと最奥で玩具を押し込んでみた。思いっきり入り込んだ (-101) sym 2021/09/29(Wed) 2:15:17 |
【秘】 0251 鏡沼 創 → 7734 迷彩 リョウ音が聞こえたわけでは、ないけれど。 どこか、なにか、入ってはいけないところに入ってしまったような。そんな感覚が持ち手越しに伝わった。 「あ」 流石の少年もそんな声を漏らす。 ……入るかどうかすら怪しかった玩具は根元までと言わずとも、大部分がすっかり埋まってしまっている。 「だいじょうぶ?」 軽く引っ張ったり押し込んだりしながら尋ねる。 ……どこかにはまりこんだのか、引っ張るにしろ押し込むにしろ、なにかに引っかかるような感覚があった。それが貴方にどのような刺激をもたらすのかは、よくわかっていない。 わかっていないからこそ、動かしているのかもしれない。 (-102) sym 2021/09/29(Wed) 2:27:57 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+31 朝食堂 「……うん」 落ち込みを隠しもせず、小さく頷く。少年は感情を隠す術を知らなかった。 何もなかった、という言葉を素直に信じることにした。 彼と貴方に話す用事があることに、違和感を抱いたけれど。 「ね、ね、朝ごはん作る? オレも手伝っ……あー、コーヒーなら淹れられるよ」 昨日貴方の料理を食べたばかりだ。自分がいては邪魔になるだろう。 だから自分ができる範囲(だと思っている)のことを申し出た。 (+33) wazakideath 2021/09/29(Wed) 11:10:35 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創「ほん、ッあ、あぁ、ぅ、ひ!」 肯定を返そうとした最中、最奥を揉まれ快感が苦痛を上回った。 弱い箇所を掠める度に、潰される度に呻く声が嬌声に変わる。快楽を受け取っていることは、少年の勃ち上がった陰茎を見ても明らかだ。 最奥を弄られた回数を、もう数えるのも忘れた頃。 今まで通り弄られるだけだと思っていた場所で、ごり、と音が鳴った気がした。 「〜〜〜〜〜ッ、ぁ゛ッ!?」 瞳の奥で、何かが爆ぜた気がした。貴方が玩具を動かす度に、視界が明滅する。腹の奥底が喜んでいる、気がする。 霞む視界で、涙が溢れていることに気付く。 初めて味わう暴力的な快楽に、体を拘束していることも忘れて暴れた。 (-108) wazakideath 2021/09/29(Wed) 11:42:11 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 0251 鏡沼 創「ッひ、ひぐ、ぁああ゛!んんっ、あ゛、あ゛……ゃ、うゔ!」 これは、入ってはいけない場所だ。本能がそう警鐘を鳴らしていた。 引っ掛かり、それを無理に押し込まれ、引っ張られる度に身体が跳ねる。少しでも快楽を逃そうとするも、自由の効かない身体ではただ刺激を享受するしかなかった。 「ぎ、ぁ゛……ッ!や、んッ、ぁああ!!……ひぃ、んん、ぁ、ア、ア゛!」 わけもわからぬまま吐精し、尚動きの止まない玩具を締め付けた。 貴方の言葉は聞こえていないのだろう。 しかし今の少年に、それに応じる余裕はほんの僅かも無かった。 こんなものは知らない。過ぎた快楽が苦痛であることなど、想像もしていなかった。 身体は勝手に逃げようともがいていた。逃げても元凶である玩具はしっかりと追いかけてくるだろうに、無駄な足掻きを繰り返す。 (-109) wazakideath 2021/09/29(Wed) 11:43:17 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>24 素崎 その話を聞けば、珍しく真顔で「へぇ」と小さく溢す。 「マットンもなんだ?オレも会っちゃダメって言われてさ〜」 尤も、貴方の母とはまた違う理由だが。 二度と会えないことは確かだ。死に目にも会えない。 「……でも、オレは母さんのとこに帰るよ。会えるかはわからないけどね」 目を細める。 幼さの残る顔で、女のような笑みを浮かべた。 (+34) wazakideath 2021/09/29(Wed) 12:23:19 |
迷彩 リョウは、今日は貴戸の布団で目を覚ました。 (c20) wazakideath 2021/09/29(Wed) 13:09:33 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>26 素崎 貴方の表情が固いのはいつものことだ。 笑わないことをさして気にもせず、その言葉を後押しする。 自分がされて嬉しいと思うことをする。 「会えるよ、きっと。会おうと思うならね」 引き離され少しだけ正常になりかけている思考で、少年は尚そう願っている。 指でしらたきを示し、寄越すように促した。その頃にはもう、元通りの人懐っこい笑顔に戻っている。 そうして貴方のおでんから特定の具だけを食べ尽くすと、満足したのか椅子から立ち上がった。 「またね。 もしヤりたかったら付き合うから、いつでも声かけて?」 すれ違いさま、肩に手を置いて告げた。 (+35) wazakideath 2021/09/29(Wed) 14:36:39 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+36 朝食堂 「ヨッシャ、任せて!」 こちらはレシピがあっても問題なく作れない男だ。 意気揚々とカップを2つ用意し、コーヒーチャレンジを始めた。 危なっかしい手付きでフィルターに熱湯を注ぎ、何とかコーヒーを淹れた。 そうして、 100%くらいの粉が沈んでいるカップと、 37%くらいの粉が沈んでいるカップが誕生する。 どちらがどちらを飲むかはサーブをするリョウちゃん次第である。 何故なら、見た目ではあまり差が無いからだ。 尚自分は飲めないので、ココアを作っている。 (+37) wazakideath 2021/09/29(Wed) 15:05:10 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+36 朝食堂 「ねーねー、砂糖と牛乳使う?一応持ってきた」 そんなことを尋ねながら、カップを乗せたトレーを持ってくる。 100%の方が闇谷の方に置かれた。 着席すれば、待ちきれないと言わんばかりに手を合わせる。 「いただきま〜す! ……えっ、スゲーうま!これ何?卵焼き?」 スパニッシュオムレツを一口食べて目を輝かせた。それをじっくり味わいながら、トーストにバターを塗っていく。 甘いココアで口内を潤せば、トーストに齧り付いた。 (+38) wazakideath 2021/09/29(Wed) 15:05:43 |
【墓】 7734 迷彩 リョウ>>+40 >>+42 >>+43 朝食堂 「え、どしたん!?噎せた?」 コーヒーを淹れた張本人は驚いた様子で闇谷へ視線を向けた。 普川も似たような反応をしていた気がする。 もしかして…… すごく……苦いのかも……? 「二人共、牛乳入れる?ちょっとは苦くなくなるよ」 牛乳パックを片手に、噎せた人を見る。次いで、首を傾げる貴戸へも視線を向ける。 心配そうな眼差しで、二人を交互に見つめていた。 (+45) wazakideath 2021/09/29(Wed) 16:46:32 |
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