受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a1) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 7:54:09 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[林間学校だから、朝食は簡素な和定食と 相場が決まっている、と思っていた。 なめていた。 我らが私立ポムペッシュ学園を。 朝から食堂にならぶ、たくさんのおかず。 これは、所謂朝食ブッフェだ…! ] (9) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:33:24 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[なにやら自然派コーナー?とやらがまず目に入る。 山葡萄の果汁、手作り豆腐、16種類の豆のおこわ、 クコと松の実入りの薬膳がゆ、産地の野菜に魚の干物。 だし巻き卵は分厚くふるふると震えて湯気が上がり、 隣の漬物コーナーも色とりどりの充実ぶり。 米だけでも、白米、玄米、雑穀米。 それに合わせて定番の味噌汁も、 味噌の種類を赤、白、合わせと変えて3種類。 野菜スープやコーンポタージュも。 洋食コーナーは数種類のパン。 クロワッサンやフレンチトーストまで、焼き立てですよ、と にこにこ笑うスタッフさんの声が明るく響く。 スクランブルエッグや目玉焼きは、なんとその場で 調理してくれているようだ。 ] (10) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:34:50 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a2) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:37:48 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a3) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:39:49 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[落ち着いた彼の様子と飾りのない言葉は、 なんでか不思議に心地良い気がして。 半分が過ぎようとしている林間学校の日程の、 残り何処かでまた会話を交わせることを 密かに期待した。 少しばかり長湯をしたようで、火照る身体に気付けば、 湯船を出て、ぬるま湯をざば、と頭から被った。 頼りになる後輩に手を上げて、浴場を後にしただろう。]** (17) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 11:12:56 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a5) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 11:14:28 |
【人】 受験生 雨宮 健斗…なんか黄色多くね? [くすくす笑って突っ込んだけれど。 そもそもブッフェなのだ、 好きな物を好きなだけ食うのが正しい。 誘ってくれる言葉に笑って頷いて。] おー、食おうぜ。 ちょい先座ってて。 適当に、取ってくるわ。 [と、足早に料理カウンターへ向かう。]* (24) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 13:54:21 |
【人】 受験生 雨宮 健斗……いや、枕はいいんだけどよ。 窓の外に、めちゃくちゃでかい スパイダー がいてさ。気になってあんま熟睡出来なかった。 [首を傾げながらだし巻き卵を口にする近藤に、 こちらは首を竦めながらそう言った。 問われた質問には、あぁ日下部か、と頷いて、 ちょっと座り直して姿勢を正した。 ] そうなんだよ。 調理中に、結構思いっきり指切って。 手当てしてもらったみたいで、 その後カレーは普通に食ってたけど。 風呂で会わなかった? わりと痛そうだったから皆で気にしてる。 [まさか、己の胸元に涙だか鼻水だかを たっぷりつけながら泣いていた、とは 言えないままに、心配そうな近藤に話した。 ]* (33) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 15:39:47 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[一瞬、空気が変わった気がして>>34、ぞく、と なにやら背中が寒い。 ] 大体の男子はそんなもんよ。 [軽蔑を含むような鋭い眼差しをつい、と 受け流してそう言った。 妖しい物音、にはまた吹き出しながらも、 赤羽とちあのことは伏せて、 合意なら良い、には真顔で頷いた。 ] …え、そうなの? 虫食うの?あいつら? てかほんと近藤虫大丈夫なんだな、 冗談じゃなく尊敬する う、スパイダーの捕食シーン、 想像したら気持ち悪くなってきた… [スパイダーについての解説には感謝しつつ、 右手で額を抱えて唸った。 ] (38) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 16:20:13 |
【人】 受験生 雨宮 健斗いや、直接傷は見てないんだけど、 まな板に血が落ちてた>>1:@54から、 結構いってないか、って 矢川も言ってて。 …近藤も、なんかあったの? もういいのか? [疲れちゃっただけ、とは聞いたものの、 怪我をした日下部が心配していたと言うのだから、 やはり気に掛かって。 持っていたコーヒーのカップを置いて聞いた。 心配している様子が見られれば>>36うーん、と悩む。 内緒にしておいて>>1:186と言われた以上、 それを口にすることは、たとえこの二人が 友達だとしてもなんとなく憚られて。 やっぱ言わないほうがいいかな、と顔をあげた時、 近藤から告げられた言葉の意味を理解すれば驚いて。] え、五反田と日下部、幼なじみなの? [と、わりと大きな声が出た。 ]* (40) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 16:25:05 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[幼なじみの話には、そうか、と言って、 羨ましい、と言う言葉にわかる、と頷く。 ] そうだな。 けど、まぁ友達のが話しやすいことも あるんじゃねぇかな。 [友人の様子に心を寄せる彼女にふ、と笑んで。 色恋沙汰のない、年頃の、男女の幼なじみ。>>43 己が知ることのないその世界と、あの涙>>1:206に、 少しだけ思いを馳せてそう告げた。 ] 近藤は、転勤族だったんだな。 出来上がったコミュニティに入るの、 なかなか根性いるよな。 [皿の上の、二つ並んだ味付けの異なる卵の黄身に ちらりと目をやって。 それをきれいに完食する近藤がカバンを探るのを 見ていた。 ]* (50) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 18:35:24 |
【人】 受験生 雨宮 健斗ほんと、に…やめ、て… Go!Go!Heaven!しちゃう… [真顔で追撃されて、笑い過ぎて息を吸う暇が 無くなって息も絶え絶え。 ひー、と情け無い声だか息だかわからないものを 吐き出して。 つかそれを知っているお主もなかなかの、 いやその先は言うまい。 ] (74) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:12:49 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[鞄から取り出された小さな姿に目を見張る。 だけど普通の鶴じゃない。 鶴はきちんと土台に鎮座していて、その片面は 綺麗な和柄模様の着物を纏っているよう。 ] え、すげぇ。 これ、まさか一枚で折ってんの…? 土台どうなってんだ… [一羽をそぉっと手にして、上から下から、 じっくりと眺める。 鮮やかな色と、細かに作られた姿は個性的で可憐で、 すげぇ、かわいいな、と何度も呟いた。 新・鶴子 。>>56ネーミングセンスには笑うが、貰っていいのだと 分かれば喜んで、え、いいの?と繰り返す。 ] (76) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:16:29 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[朝が弱い、と言う話は聞いていた。>>1:@58 寝坊、と言う言葉を己より随分高い位置にあるその口から 聞くことも少なくない。>>1:@59 だからきっと予定の時間より早い目に声をかけて、 アラームを鳴らして、その同室の友人を 起こそうとしただろう。 予想に反して彼がすす、と起きたなら、 ほっと息を吐いておはよ、と言うだろうし、 まさか、 死 …と過ぎるくらいに何をしても起きないのならば、思わずがば、と布団をめくりあげ、 規則正しく上下する胸元を確認しては、 はぁぁ、と安堵したりしたかも知れない。 ]** (78) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:30:45 |
【人】 受験生 雨宮 健斗いや、確かにそうだけど、 折れるのすごいぞ。 [例え設計図があったとしても、誰でもそう出来ること じゃない、と素直な感想を伝えて。 並べるとちょっと見劣りがしてしまう鶴子を 気にもせずまたポケットに収める。 ] 健在だよ。 なんかさ、紙ナプキンとかって、そこら辺 拭いたりしたあとすぐ捨てられるじゃん。 なのにこうやって形になると存在感が変わる、 ってか、そう言うのなんかいいな、って。 (85) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 7:19:56 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[午後から山へ 芝刈り 薪を集めがてら散策をすると聞いてまず考えたのが、必ず遭遇するであろう 虫 のことだったが、近藤に誘われてずいぶんハードルが下がった。 ひとまずグループでおにぎりを握る、と言う 引率教諭の声が聞こえて>>39、食べた後のトレーを 片付ける。 しかしおにぎりを握れ、と言われても、 やったことがないのでさて、と周りを見渡して。 マヨネーズを持つ五反田が>>73目の端に入れば、 近くには日下部の姿があっただろうか。>>72 言葉を交わす距離ならば、指、大丈夫か、と 声をかけて。 ] (87) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 7:23:56 |
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