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![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「……、んっ、は…」 優しい手つきは、あたたかさを分けてくれるようで。 自分が火照っているのか、時折体温が混ざってわからなくなる。 じんわりと伝わる快感に身が小さく震えて、与えられる刺激は抑えられない喘ぎを誘発した。 熱い息も、甘い声も、"きもちいい"を示している。 下腹部が刺激を受け取る度に疼いて、直に触れずともじっとりと湿り気を帯びている。 かたく尖った乳房の先は硬度を増し、比例するように体を震わせて。 その間に他の箇所に触れられると、意識を向ける先を定められず 不意に達してしまいそうになる。 そのくらい敏感になるほど、この体は愛されることに慣れてしまっているのだ。 「さわん、なくて……いい、の」 一番大事なそこにあてられた指が入っていくのなら、歓迎するように甘く締めつけるだろう。 一度はいれば逃げられないと、花が蔦を絡ませるように。 は、は、と息を吐きながら。首に回したままの腕に力を込めて、耳元で囁いた。 (-400) otomizu 2023/09/17(Sun) 2:47:49 |
![]() | 【神】 路地の花 フィオレ「あら…アレ、来られないみたい」 カポ・レジームの名を馴れ馴れしく呼びつつ、眉を下げる。 「カンターミネも来られないって連絡があったし、日持ちするものは取り分けておいてあげましょ」 #アジト (G44) otomizu 2023/09/17(Sun) 10:31:38 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 陽光の元で ニーノ「ふふ、姉さんはいつだってフレッドが心配なんだから」 あなたも同じように大事に思ってくれていることが伝わる度、胸が暖かくなる。 こんな状況下でも、安心して笑うことができる気がするのだ。 「姉さんは大丈夫よ、ただ…」 「子供たちが心配だわ、養育院の経営者が万が一捕まったりするのを考えたら放って置けない」 「だから、なるべく見ておいてあげたいんだけど……」 (-446) otomizu 2023/09/17(Sun) 10:54:22 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「?」 「どうして法令に喧嘩を売ることになるの?」 あなたに自分の立場を話したことはないから、きょとんとした顔。 そもそも逃げ場を作る時点で後ろめたいものがあると言われたら、言い返すことは出来ないのだが。 叱られたのなら素直に手を離す。 何もないよりはカップルにでも見せかけたほうが誤魔化しが効くのではないかとも思うのだが。 「もう、あんまり言われると私でも傷つくわ。……なんてね」 「いいもの、これから嫌でも気になるようにしてみせればいいんだから」 初めからあなたからの感情に期待なんてしていない。きっとそんな余裕もなかったのだろうと勝手に想像して、それなら積み重ねていくしかないのだし。それ自体は苦でもないのだから。 それに、今すぐに新たな線引きをさせることばかりが大事なわけではないし。 「手錠をかけて家に閉じ込めちゃう? でも、お留守番は苦手なのよね。そうなると嫌だから大人しくしてることにするわ」 肩をすくめる。 「って」 「え? テオ、警察の人だったの? 」初耳だ。まあ、と手を口に当ててぱちぱち瞬きを繰り返した。 (-480) otomizu 2023/09/17(Sun) 14:17:32 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「お花屋さんだとは流石に思ってないけど……」 「意外ってこともないわね、よく似合ってるわ。聞けば納得。 同時に、あなたがあれだけ難儀だなんだって言ってたのもわかる気がするわ」 ボランティアだからこそ、仕事のことを忘れて話したいこともあるだろうと。あえて詮索を避けていたのだ。 「不安だったのは、立場に関わらず連れて行かれるかもしれないと思ったからよ。一般人でもいつ難癖つけられるか分かったもんじゃないじゃない」 「警察だからじゃなくて、テオだから心配だったし不安だったの」 こちらはこちらで、またあなたの事が知れちゃったなと上機嫌。 一向に離れるつもりも、敵意を向けるつもりもない。いつも通りの女がそこにいる。 肩書きを気にして生活するような人間なら、ここまで何も聞かずにいるわけもなく。 「逃げないわよ、住所教えてもらうんだから」 「今さらそんなこと言ったって離れてあげないわよ?」 (-516) otomizu 2023/09/17(Sun) 17:24:59 |
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