16:33:01

人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[才能とそして修練と研鑽。
それは『美』を支える台座であるが、それは台座である限りいくら磨いでも『美』には届かない。
しかし、それがなければ『美』は成り立たない。


女が『美』に届くか否かを見極めるのは初めの一音で充分だった。


女の本質は激情だろうか。
あるいは激情という形で噴出するのか。
どちらにせよ『美』は確かにそこにあった。]
(-39) F6 2022/11/21(Mon) 20:55:39

【人】 大富豪 シメオン

[男は口の端をくいと上げた。
それと共に金貨を積み上げていた手が止まる。]


 ……届いたな……


[その呟きは満足そうだった。
そう、確かに届いた。それは一瞬だったかもしれないが、しかし可能性は確かに現実となった。
女神へ捧げるに相応しい『美』が確かにあった。]


 まさか本当に届くとは。


[いつかは届くという確信はあった。
だが、今この瞬間に届いてみせるとは男ですら慮外のことだった。*]
(99) F6 2022/11/21(Mon) 20:56:05

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

 
 
 ……嗚呼、欲望が疼く……

*
(-40) F6 2022/11/21(Mon) 20:57:15
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a21) F6 2022/11/21(Mon) 21:23:58

【独】 大富豪 シメオン

/*
>>87
縁故ないことが確定してしまった
(-41) F6 2022/11/21(Mon) 21:28:26

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[音は世界。私のすべて
それは今迄の凪いだ世界の中では芽生えなかったもの

昇華するためにどうしても必要であったもの
私の中にあるものは、唯、ただ渇望。
掴めそうでつかめないものを探して、求めて
美へと飽くなく求める執念を貴方が、芽生えさせた

それは、或いは――……
貴方の過去も、今もその身の内にあるものやも、しれず。
貴方が私を覗き込むように、私も貴方を見つめる

噴出する感情を音に込めて、その首へと這いより
私が刻む爪痕は

貴方の魂に届いたろうか]
(-49) leaf 2022/11/21(Mon) 22:35:17

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

――― 届いた、でも
          
まだ足りないの……


[あなたにも、わかるでしょう?*]
(-51) leaf 2022/11/21(Mon) 22:36:26

【秘】 踊子 リリー → 大富豪 シメオン

 

  ……どうして私に?と聞くのは、無粋ですね。

  私の求める美≠ェ、
  果たして貴方様の求める形かは分かりませんが──


  『覚悟』は、持っています。


[ そうでなければ、この歪な価値観の街で
  美を披露しようだなんて思わない。
  甘く優しい庇護の誘いに、
  吸い寄せられた蝶の数は如何ほどばかりか。 ]

 
(-52) Misty 2022/11/21(Mon) 22:37:37

【人】 大富豪 シメオン


─ Bar passion ─

[リュートの音が変わる。
女の演奏に変わりはないというのに、その音の響きは澄み渡る水面の様であり、荒ぶる春の嵐の様でもある。

掴んだのだろう。
女は確かに『こちら側』に足を踏み入れた。

その音は確かに美しい。]
(131) F6 2022/11/21(Mon) 23:16:35

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[そう、それが渇望。
ただ望むだけ。
その執念こそが壁を打ち壊す力。

いつか己が通った道。
慟哭も、絶望も、愛も、憎しみも必要ない。
もっと純粋に求める想いただ一つ

それこそかま唯自分自身の意思だけで到達することのできる境地。
かつて己を剣の極みへと押し上げた。
その激情と執念。

今この女も同じ境地にある。]
(-55) F6 2022/11/21(Mon) 23:16:57

【人】 大富豪 シメオン

 

 ……美しい音色だ……


[綺麗に積み上げた金貨を崩す。
それがジャラジャラとテーブルに散らばる。

男はその老いた風貌に合わぬ鋭い眼光で女を見る。
いや、女の奏でる音を見ていた。*]
(132) F6 2022/11/21(Mon) 23:17:15

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

 

 ……そうだ、まだ足りない。


[確かに『美』届いた。
だが、そこで終わりではない。
渇望は、執着はそんなところでは終わらない『美』に終わりはない。]


 望め、全てを叶えてやる。
 言え、どうして欲しい。


[力も、名誉も、財も、地位も。
男の持てる全てを使ってやると男は女を見つめる。
知らぬもの、持たぬものを与えてやると。

男もまた渇望するのだ。
女の音のに揺さぶられた欲望が疼き動き出す。
『美』を求めて蠢き出す。]
(-56) F6 2022/11/21(Mon) 23:23:21

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[絡みつく視線。
奏でられる音を喰らうように。
それは女を喰らうように。

何かが首元を撫でつける。
男の指は触れていない、それどころか一歩もその場を動いていない。
だが、確かに男は女の首元を撫でつけた。

それだけではない。
男が視線を向けたところに何かが触れる。
着ているはずの服など最初から無いかのように。
肩を、頬を、腕を、腿を、耳を撫で付ける。

まるで直に触れ、愛撫するかのように。
男は微動だにしないまま女を侵食していく。*]
(-57) F6 2022/11/21(Mon) 23:24:28

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[己の敵は己自身であると、昔何処かの著名な者は言っていた。
だが、それは正しくもあり、間違っているのだ。
敵ではなく、渇望
そこに至るまでの道程は、唯、ただ願いなのだ
其処に執念がなければ、得られぬものであり
また、それは入り口にすぎぬものなのだとも思う

極めても、その先はある。

先にある道を1歩、進めば
その時の極みは刹那でそれは過去となる。

満足してはいけないのだ
満足すれば、終わってしまう
そこで、”底”が見える。

終わりはないのだ。飽くなき渇望こそが
美を美たらしめるものである

それがわからぬ男ではないと、
凪を漣へと変えた男を、見遣りて]
(-60) leaf 2022/11/21(Mon) 23:41:25

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

 ……すべてを叶えるとは、豪気ですのね。

[力も、名誉も、財も、地位も。
欲しがる者は幾らでもいよう
――少なくとも私は、そうではなかった]

 私の世界は音。
 それを高めるものが欲しい。
 ――私の音に、深みを。齎すものを
 私の渇望を満たすのではなく、より深くさせるもの。
(-61) leaf 2022/11/21(Mon) 23:41:56

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

 あなたは私に、くれますか?

[更に私を高みに導くものを。それは我儘でしょうか?
いいえ、貴方様ならわかるでしょうと女は、笑う。]

[音も、己の肉体どころか魂をも
喰らうかのような視線は心地良い
首元を撫でるような指の感覚は、錯覚であると
頭では理解しているのに

まなざしだけで侵食されるような感覚に、
愛撫されているかのような心地に。女は耐えきれぬ吐息を、1つ

それが私の中の知らぬ音を、新たに奏でさせてくれる指ならば
幾らでも望んで良いのだろうとばかりに
弧を描いた唇の主は、 嫣然と*]
(-62) leaf 2022/11/21(Mon) 23:42:22

【人】 大富豪 シメオン

─ 中央広場 ─

[優しげな笑みを崩さぬまま男その手を引いた。
眉一つ動かさず、だが、その目は暗く深く沈んでいく。]


 そうか。
 私を知ってなお断るか。


[優しげな声色はそのまま変わらず。
女はきっといつかその『美』を花開かせるかもしれない。
男の援助などなくともその才のみで。
野に咲く花は人から水を与えられずとも美しく咲くのだ。

だが、手にできない『美』に何の意味がある?]
(144) F6 2022/11/21(Mon) 23:51:16

【人】 大富豪 シメオン

[男は薄らと笑う。
このシメオン・ジョスイの誘いを断った女に向けて。]


 それも……いいだろう。

 だが、もしもそうなるなら、
 その時は私の力など必要なくなるだろうな。


[肩を小さく竦めて「残念だ」と溢した。
だが、その口元は薄く笑ったまま。]


 後悔しないようにな。
 この私の誘いを断ったことを。


[男は踵を返して雑踏の中へと紛れ込んでいく。
唯一度だけ振り返り女を一瞥する、とそのまま男の姿は掻き消えた。*]
(145) F6 2022/11/21(Mon) 23:51:36

【秘】 大富豪 シメオン → 踊子 リリー

 

 
踊り子のリリー。
 覚えておくぞ。



[男から発せられた何かが女の体を強く締め付ける。
強い寒気を伴うそれは『剣気』と呼ばれるものだが、それを知らぬ女は何をされたのか理解できないだろう。*]
(-63) F6 2022/11/21(Mon) 23:52:19

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[男の気配が笑う。
椅子に座り金貨を撫でながら女を見て音を聴く、男は笑ってはいない。
だけど、女には男が確かに笑ったのがわかるだろう。


 お前はすでに『美』に至った。
 そして、お前の音はお前自身だ。
 お前の感じたもの、お前が手にしたもの。
 その全てをお前は「美』に変えることができるだろう。


[男が慟哭する度に、絶望を味わう度に、人を愛し、憎むごとにその剣閃の美しさを増していったように。]


 貪欲に喰らえ。
 何もかも、そして永遠に渇望し続けろ。
 決して満たされない欲望の沼の中で。


[それはまるで男自身の様に。]
(-68) F6 2022/11/22(Tue) 0:20:48

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[触れる、肌に触れる、男の指先が。
奏でられる音に合わせるように、その音色に乗せて。

首筋を撫で指は優しく。
まるで猫をあやすように擽るように。

その指は実体を持たない。
故に、女の体中を同時に触れ回る。

手が太腿を撫で付ける。
いやらしく、大胆に、内股までそれは伸びて柔らかな肌を堪能するように触れる。

実体のないそれは質量を伴わないというのに、まるで人の肌を同じような熱を帯びて、女の肌へと滑り込む。]
(-69) F6 2022/11/22(Tue) 0:21:20

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[首元を太腿を、あるいは耳元を撫で付けながら、それはやがて女の双丘へと触れた。膨らみを揉みしだくように、実際に胸が形を変えているわけではないというのに、女にはその感覚が確かにあるだろう。

リュートの音が美しく響けば、男から与えられる官能はより強くなる。

強く揉まれる二つの膨らみ。
そしてその頂きに指が触れる。
まるで摘み上げるようにして、捏ねくり回すようにして。]


 ……音は止めるな。


[女の体へと官能を刻みつけながら、男は演奏を止めることを許さなかったが、果たして女は演奏を止めようとしていただろうか。*]
(-70) F6 2022/11/22(Tue) 0:22:56

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[その男の口元は笑みを湛えていない。

それでも、貴方は確かに私を見ながら
私の音を咀嚼しながら、笑っているのだと理解する。
本能が。或いは、男の気配が、眼差しが伝えるものを
肌で、魂で感じ取っているかのように。]

 私の音が、私、自身。

[これから経験する全てのことが私の糧となり
さらなる美へと昇華する。嗚呼、ああ。それが
絶望であれ、慟哭であれ、憎悪であれ、愛慾であれ

全てがそうであるのなら、それ以上の悦びはあるのだろうか
いや、ないだろう
悦びながら満たされぬまま、我欲を孕みてそを喰らう
永遠に研ぎ澄まされるのならば、それこそが
私の望むべく、美なのだから。

渇望を美へと昇華し
尚も欲を湛えるを知る男によりまた1つ、女は花開く]
(-72) leaf 2022/11/22(Tue) 0:44:51

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

 ―― …… 、

[演奏の合間。熱を帯びた呼気が薄っすらと口元から漏れる。
指は音を奏で。それに合わせた指の動きに心地よさや疼きを孕む。
実際には触れていないのに、
同時に様々な女の肢体に触れるという矛盾すらも、
今は心地良く感じて、それが旋律に甘さを齎す

首を撫でる指の優しさと、
内腿迄伸びながら大胆にまさぐるような
或いは堪能するかのような触れ方の背反する動きは
言いようもない快感を確かに、生まれさせ、

それでも。これが益々自分を高みに導くものなれば
女は悦んでそれを享受し、より音に反映させていく]
(-73) leaf 2022/11/22(Tue) 0:45:26

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン


  、  ぁ  


[今は肉声は不要、とばかりに漏れた声をすぐに抑えて。
触れる指の感覚は、首や耳元を撫でつけながらも
段々と下へと下がっていき、ついに到達した場所
双丘の形は変わらぬのに、まるで
それを揉まれながら快楽の芽を育てられているかのよう
育つ途中の花の手入れをされているかの、よう

穏やかな水面を想像させるような戦慄が
セイレーンもかくやの艶やかな色合いに変わる
それでも、未だ濃厚とはいえずか

強くもまれるたびに、リュートの音は鮮やかに
与えられる快楽に導かれるようにより、深くへと

指が捏ねる頂きは、段々と芯と硬さを帯び
それと同時に音もまた、あでやかさを孕む]

 ―― 言われず、とも。


[官能に身悶えながらも、演奏は止まることはない
止めようとも、思わない
だって、嗚呼。こんなにも

私の音は貴方に嬲られるたびに、艶を増す*]
(-74) leaf 2022/11/22(Tue) 0:45:53

【人】 大富豪 シメオン

─ Bar passion ─

[斬り結ぶか。
それとも舞い踊るか。
交わされる視線は女の弾くリュートの音に乗せて。

変わる女の気配にバーの客たちも気付き始める。

ある者は、その美しさに目を奪われる。
ある者は、その気迫に圧倒され。
ある者は、その佇まいに情欲を揺さぶられた。

だが、それは本質ではない。
変わったのは女自身だけではなく音。

この場にいる幾人がそれを理解できただろうか。
それは恐らく最前列で聴くこの男以外には未だ。*]
(151) F6 2022/11/22(Tue) 7:21:46

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[女が僅かに漏らした嬌声に男は感嘆する。
その感受性、与えられるイメージを余すことなく受け取ることができているのは、天性のものか、それとも。

激しいだけでは足りぬ。
穏やかなだけでは足りぬ。

薄らと孕み始めた甘さと艶やかさ。
バーに集う男たちが女へと視線を向ける。
その艶やかさに目を奪われながら、心揺さぶるものが『音』だとは気づかないままに、その世界に引き摺り込まれていく。]


 ……そうだ。
 全て『美』の餌だ。


[刻一刻と変化する音色に、男は未だ足りぬと求め続ける。]
(-77) F6 2022/11/22(Tue) 7:22:28

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[刻みつけるような官能はより甘く、より深く。
女の肌に触れる指先の感触もまた旋律と共に変わりゆく、それはヌメりザラついた感触へと、まるで舌で舐められているようなものへと。

首筋に舌がなぞり、耳に舌が入り込んで、太腿を舌が這う。
硬さを得た双丘の頂きを舌が舐り、より一層強い快感を与える。


「演奏を止め、堕ちてしまえ」


と、そう男は告げるかのように。
演奏を邪魔するようにより強い刺激が女を襲う。
指が、舌が触れた箇所は熱を灯し、それらは決して消えようとしない。]
(-78) F6 2022/11/22(Tue) 7:23:01

【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト

[触れた、ついにその花唇に。
指先の感触は女の芯へと到達し、更に大きな官能を呼び起こそうとする。

芽を愛撫する。
ときに柔らかに、ときに強く、実際には触れてないからか痛みなど伴うことはなく、触れた強さはそのまま快感の強さへと変わる。

そして女の入り口へも触れる。
舌先が割り開けて、ヌメる感触はその中へと進む。
女の中が乾いていようとも関係なく、それは女を傷つけることなく奥へと進み、より敏感な場所を求めて探るように舐っていく。]


 ……さあ、聴かせてみろ、お前の『美』を。


[ 眠っていたものを無理矢理引き起こすように。
演奏が続き、音が鳴り止まぬうち、男は女の全身を犯し続ける。*]
(-79) F6 2022/11/22(Tue) 7:23:47
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a31) F6 2022/11/22(Tue) 7:31:27

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

[実際には男はその場から動かず
女もまた、その場から動かずリュートの弦を掻き鳴らしている。

だが、男の指は確かに己に触れている
男の舌は確かに己を舐めている

激しいだけでも、穏やかなだけでも
狂う程に人を魅了することはできぬであろう
まだ、これだけではない。
もっとと貪欲に、私の音が深みを増さんとする

変化したのは体ではないのだ
私の、世界。私の音なのだ

誰かの添え物でも、誰かを輝かせる為の音ではない
私の美で、変わる世界
それに酩酊しながらも、一度自覚してしまった強い飢餓は
その空腹に耐えられぬのだと私の体を駆け巡る。

そこに、私を高める指があるのなら、尚のこと]
(-83) leaf 2022/11/22(Tue) 11:06:51

【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン

 ―― 、 っ、 ぅ。

[時折、耐えきれず吐息にかすかに混じるノイズ
それは観客には聞こえぬものであろう。
この男には、聞こえたやもしれないが。

己の音が艶を混じらせ、男の他の観客をも
惹きつけるようになるたびに、淫さを引き出す様なものへ
指が舌に変化するように、触れる感覚も受け取る感覚も
私の中で変わっていく

これが、他者より与えられる快楽。
味わったことのないものを、体は悦びより知ろうとする。
鼓膜を犯す水音も、首筋や腿を這う舌が塗り込む唾液もないのに
胸飾りの2つを、苛むものはないはずなのに
それは服越しに難くぴん、と張り。触れられた肌は薄く色づき
セッションを奏でるように耳が幻の音を拾う
それでも

 ―――それ、を邪魔にはさせぬ

と。女は艶めいて笑う。

貴方にとって愛慾は剣先を鈍らせたか?否
貴方にとって憎悪はどうか?

全て喰らって糧とする。そうでしょうとばかりに。
強い刺激に身悶え、触れられぬ箇所が潤い始めても
体に灯った熱が、女の肉欲を煽ろうとも
逆に煽り返してしまえとばかりに眼差しと音は、ただ男に注がれる]
(-84) leaf 2022/11/22(Tue) 11:07:28
 




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