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![]() | 【人】 口に金貨を ルチアーノ>>2:94 リヴィオ 貴方の言い分は最もだ。 どれほど多忙でも食事や身なりには気を使っている男は、一度でもそのルーティーンを崩すと生活水準が崩壊する。全てに対して。 ここ5年はその様子を見せていないのでなんとか保ちたい。つまりは格好つけたままで生きていたい。 「お気遣い心染み入るね。 ……はあ、……最高に美味いな……」 ストレスが来ていたか、貴方の顔が眩しいからかその味はここ数年で最高の味に感じる。 多分気の所為だが、気の持ちようというものを少しは信じていいかと思い始めた。占いとやらにもはまれそうだ。 「怪我、それ以上酷くなっていたらちゃんと医者に行けよお。 子猫を舐めてると足元をすくわれるからな」 そうして完食したカップを見やればタイムリミット迫っていた。 この先の用も大事なのだ、別れを憂う気持ちはないが時間が無限に欲しくなる。 「さて、すまんが先に失礼する。 帰り道は車の音を頼りにするのが一番だ。 またな、リヴィオ」 されど一言をかけるのは忘れずに、貴方いわく猫のエキスパートは裏路地から去っていくだろう。 来たときとは違う道を随分と慣れた足取りで大通りへと向かっていった。 #路地裏 (12) toumi_ 2023/09/18(Mon) 20:04:09 |
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![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ助手席に向かって扉を開けた。 今なら後部座席で寢れてしまう気がしたから。どつかれる。 「どっか、……」 そう問われて思わず第二のアジトの場所を告げそうになって黙り込んだ。 気が緩みすぎている、否、今この空間と貴方のことは信じられると男の中で確定づいたからだ。 それも、ほんの少しの間だけ。 この事件の裏切り者ではないというだけだが。 「……死にたいときってどうやって人は死なんようにしとるんだ」 怒りや喪失感はどうにか抑えてきたが、後悔や失敗を清算する方法がいまいち良いものが思いつかないと。 (-217) toumi_ 2023/09/18(Mon) 20:51:42 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「は?」 人は図星をあてられると沈黙をし肯定を示すと言われているが今回ばかりは違う。 言われた内容に唖然としていただけであるし、その後告げれられた内容にも冗談を感じなかったからだ。 「は、いや、飯は食わせたが外出も……。 手は出してない! だが無防備すぎてどうにもかなわん、 あんたら知り合いならもう少しそこらをなんとかしないか!?」 俺は悪くない、男はそう言った。 眼の前でネイルをし始めたり視線を合わせなくとも二人きりのホテルでのんびり過ごす女をスルーしてることを褒めて欲しい。 「そもそもあんた達は男に対してがさつなんだ、 片方はがさつと言うよりは知識がないだけだが……あーー。 俺じゃなかったらあんなの、食ってくれと言ってる……。 ……違っ、丁重に扱ってるからその笑顔はしまってくれ」 無実であるとは思いたいので、言いたかったことをこの際全部いってやった。 お節介の気はある、あなたもそこそこ男に対して筋力勝負では敵わないことをわかっている人間であろうし。 薬を盛る話には苦虫を噛み潰したような気持ちになった。 そんな特効薬でなくとも薬品が全部効きやすい性質にある。 少しでも危ないものは絶対手を出さないと決めているのだ。 ダニエラに手を出すと女にされる。 ……この情報を手に入れたことが一番の価値であるように思えた。 (-232) toumi_ 2023/09/18(Mon) 21:36:28 |
ルチアーノは、命の危機を感じている。 (a6) toumi_ 2023/09/18(Mon) 21:42:03 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ「褒められたことじゃないのになあ、たまに言われるよ。 そんな真面目なのにどうして性根が悪い奴なのかしらってね」 遊ぶ女達はこの男の妙な誠実さだけは理解してその甘い蜜を吸っている。 短い期間だけでも愛されたい、そんな人間が彼の周りに集まっていたりするのだ。 「はっ、隠し事がない男なんて魅力がねえよ。 だからなあ……俺が本当に気に入ったやつには覚悟してもらわにゃならんことがある」 他人を心から信用したいと願うのに、酷く矛盾した言葉。 自身の不安を打ち砕く術は既に持っている、持っていて敢えて行使をしていない。 それは一歩踏み込む勇気がないからと、相手からの自分への好意を裏切りたくないからだ。 (1/2) (-244) toumi_ 2023/09/18(Mon) 22:19:09 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 徒花 テオドロ「……いつかその時、お前がどれだけ嫌がろうと。 俺はテオドロ・アストーリという人間を本気で知ろうとするだろうよ」 たとえ友人関係にヒビが入ろうと、やりたいもんはやる。 全裸になって言うような台詞でもないなと内心笑いながら口調は真剣であった。 「その誠実さも素直じゃないところも、なんだって調べてやる。 俺に気に入られちまったから仕方ねえな? 見つけられたくない自撮り写真があったら消しとけえ、何から何までとことんやってやる」 まるであなたの家にガサ入れをするかのような例えを使って大袈裟に嘯く。 こんなにひけらかして言ってやったのは初めてだった、今この瞬間に帰られても仕方ないかもしれない 「そこまでして、俺が納得するまで調べ上げた、 心から安心できたやつと酒を飲めたら……」 どれほど喜ばしいか、一人ぐらい欲しいもんだ。と口を滑らせた。 (-246) toumi_ 2023/09/18(Mon) 22:19:56 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ「ああ、その通りだよ」 「だからあいつらのことを調べたくても調べられなかった」 直接口で聞きに行く馬鹿な真似もしたなあ、と。 お陰で望まない逮捕劇を起こすことにもなったわけだが。 貴方の爪に刻まれたマリーゴールドに目を細めた。 ここ数日たわいない雑談の端々から、貴方はこの行為を責め続けてるのだと気づく。 その色に含まれた意味に気づけずとも、信じられる一つ一つがあれば自ずと答えは導かれた。 「まあ俺のその信用は期間限定だがなあ。 この事件が終われば直ぐに掌をかえすんじゃないかとか疑っちまう」 「だから態々調べんでも、んん……まあ」 一種の信頼であると、何か貴方に気付かされてしまったような気もする。 好いた人間が悪者だと知りたくないヘタレを無理矢理綺麗な話にしようとしていないか? と自問自答だ。 (!12) toumi_ 2023/09/18(Mon) 23:05:08 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ「げ、……っ、あー……」 あなたのその笑顔に頭を抱えそうになれば、 思わず腰を上げて立ち上がる。条件反射だった。 「…… あんたわかっててやってるんじゃないだろうな 」何処かで聞いている 奴ら には言い訳を用意しておこう。頼むから俺を女にするのは止めてくれ。 女の笑顔がわからん男じゃ無かったんだ。 「お嬢さんの信じた奴らがどんな奴だろうと、 こんなにいい娘に嘘をついて居たわけなんてないさ」 自分の事は棚上げをして安い言葉で励ましてやる。 小さな嘘も裏切りも貯まっていけば傷になることを誰よりも知っているから。 そこまで離れていない距離であるのに目の前まで行くのに随分足は重く感じた。 「悪者もなあ、はなから悪者のやつなんてそんなにいないんだ。 そいつらと過ごした時間が最高だったから守りたいんだろ? もう、できてるじゃねえか。 ちょっと過激だが、それぐらいの女の方が魅力的ってもんだ」 (!13) toumi_ 2023/09/18(Mon) 23:12:31 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ迷い迷って己の手を柔らかな金髪へとのせる。 「ダニエラ・エコーは裏切り者じゃない」 「俺は、そう信じている」 だから泣きそうな顔をするな、と同じような笑顔を返してやった。 (!14) toumi_ 2023/09/18(Mon) 23:15:19 |
![]() | 【独】 口に金貨を ルチアーノ/*手を出すなって言われたあとに手を出したけどこれは仕方ないだろカンターミネさん。許してくれ。 (-259) toumi_ 2023/09/18(Mon) 23:35:06 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオいつかの時間あなたのもとに連絡をした同僚がどうしても会いたいと行ってやってくる。 場所は外でもアジトでも何処でも良いと指定があった。 「ロメオー。あのときの数字だがあ」 「結果的にはよかった」 良かったらしい。そんな報告。 しかしなにか喜んでいるような言い方ではなく、あなたが少しでも感情に機敏であれば、ルチアーノはあの選択をさせたことに罪悪感を持っていそうであった。 直接顔を合わせに来るほどに。 (-260) toumi_ 2023/09/18(Mon) 23:42:05 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* ご連絡ありがとうございます! 少し知れそうなことはロールに混ぜて思い当たってみたいと思います。 ルチアーノがヴィンセンツォに連絡して結局は検挙自体を防げないような流れになり……のような会話であると思うのですが、何卒ご無理のないようにお付き合いくださればと思います。 話しかけるのは検挙前、つまり三日目の夜間頃の予定ですが検挙される時系列はあまり固定せずお好きなように演出していただけるように心掛けます。 RPの機会をいただきありがとうございます、本編でもよろしくお願いします。 (-263) toumi_ 2023/09/19(Tue) 0:13:57 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「……何もしたくない」 死にたいではない、根底にある怠惰がまろびでてくる。 それが許されるようなら人間はまともに生きていけない。 だから何もしない人間は死んだほうがマシなのだと言う。 「イレネオが人を選ばない無法者だってアレにいった……。 その直後にこれだ、……知り合いだったのかあ? 本当に何しに行ったんだ……その上自分も捕まるだとか」 知っていたら言わなかっただろうか、とか。今更だが。 「部下は……だから俺に部下はいらんと……。 余所にやれんなあ……早く昇級させるかあフィオレあたりは教養をつければすぐにソルジャーまでなれるだろお」 いつまで経ってもメイドマンにならないのは警察と関わってる噂を自分で流しているから。年功序列なんて関係ない縦社会にちょうど良すぎる。 「……ペネロペ、ダヴィードはお前から見てどうだ。今回の件」 最期のこれだけは声色がはっきりと戻った。真面目に聞いているらしい。 (-267) toumi_ 2023/09/19(Tue) 0:28:09 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレメッセージは比較的すぐに返される。 『ある程度はな』 『法の執行があることは聞いてた。 あんな風に身内が引っこ抜かれるとは思ってなかったがなあ』 (-272) toumi_ 2023/09/19(Tue) 1:01:23 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ少しの間をおいて、 『一部はわかる、後はわからんかった』 『だが今となれば方向性はわかってきたな』 『フィオレの気に入ってたやつはどいつだったか』 全てを把握していなくとも大体はわかっている、敢えて聞いたのは己のため。 『幻滅したか?言わなかったこと』 (-291) toumi_ 2023/09/19(Tue) 4:16:41 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ「本当に愛されてんなあのガキと老害」 「片方今のうちに好感度下げておいてやろうか」 『なるほどな、概ね予想通りだ』 それぞれと顔見知りであることは知っていたし、仲のいいことも程々に。 それでも男は貴方の身の回りを隅々までは把握していない。 貴方が伝えてくれる分だけ、その知識として持っている。 『これ以上裏で起きてる事を知りたいってんなら部下でも金を貰う。 俺は少しだけ隠れた便利屋でね、関係者と話が出来た』 『だから起こることを知っていた。 こんな言い訳で信用できるかは知らんが、機嫌は直してくれ』 自分は誰かと違って突き放す方法は取れない。 だからできるだけその心が癒されていればいいと思う。 大切な人たちが居なくなってる中で傍に居る事もできない自分ですら、近いうちに慰めに行けなくなるかもしれないのだから。 (-298) toumi_ 2023/09/19(Tue) 5:08:41 |
![]() | 【念】 口に金貨を ルチアーノ「…………………… 牢に入る前に墓にぶち込まれるぞこれは 」想像通りの結果に本気で命の危機を感じている。 それはとてもとても仲睦まじい女同士の縁故に。 確かに男は貴方の身辺調査もしなければリスクを度外視で手伝いをしていた。 だからこそ知らなかったのだ、この依頼の一番の爆弾が貴方という存在と自分の女癖の悪さであった事を。 「あー……謝らんでいい。 最悪俺の尊厳がなくなるだけだ、安い」 だがそんな制裁はすぐには起こらないことは凡そ分かっている。 何故なら次に連れて行かれる候補に挙がった名前の中には――― 「……好きなだけそうしてればいいさ。 お茶でも飲むか、ご主人様。好きな茶葉を持ち込んでるんだ。 珈琲はなあ……練習中で自信はないんだが……」 貴方が何か無理に話さないように背を向けた。 この後に言わねばいけない事もある、落ち着く時間も与えるべきだろうと。 (!18) toumi_ 2023/09/19(Tue) 6:41:12 |
ルチアーノは、本気で辞世の句をしたためておくことにした。 (a11) toumi_ 2023/09/19(Tue) 6:49:22 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード「ダヴィード、ちょっといいか」 「時間は取らせん、ちょっと聞きたいことがあるんだ」 ソルジャーがアソシエ―テの一人の足取りをたどるのは比較的たやすい。 もし貴方が連絡が受け取りにくい状況であれば、周りのアソシエ―テからルチアーノが探していると連絡網が回されるなんとも威圧的な状況が起こったかもしれない。 年齢と所属している年数の割に昇級をしていないソルジャー。 そんな男がやけに仲が良いのはペネロペと黒眼鏡、そして部下を溺愛してるらしい。 そうして顔を合わせたか通話になってしまったか。 忙しなく歩き回っている猫は合間を縫ってあなたに話しかけた。 (-311) toumi_ 2023/09/19(Tue) 7:05:09 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオマフィアには様々な情報通が存在している。 その中でも一際表の世から隠れた情報屋は、 自らを情報屋とは名乗らず便利屋と呼ばれていた。 全て足のつかないまっとうな金を使い 他の情報屋や人を買収し、様々な真実を手に入れる道楽もの。 それは反社会組織のアジトからITグループの社長の女の住所まで多岐に渡る。 そんな猫の尻尾を掴んだ警察が一人、名をGasparo[ガスパロ]。 ガスパロが普段から隠れ潜む便利屋を見つけられたのは、 彼がよく使う駒が警察署内の人間を調べていたからに他ならない。 ターゲットになっていた警官は、 ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア。 便利屋はヴィンセンツォを調べている最中にガスパロによる妨害に遭いトラブルに見舞われる。 即座に調べるのを取りやめさせたが、もう既に尻尾は掴まれており検挙されるまで秒読みというところまで追い込まれてしまった。 そう、思っていた。 (-317) toumi_ 2023/09/19(Tue) 7:59:37 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ「……動きが無いな」 依頼人には理想の資料を用意した、後はこのまま身の回りを片付けて証拠を消すだけになっている。 「そろそろ何かあってもおかしくないと思っていたんだが……。 己惚れだったか? ん」 Trrrrr……着信音が鳴り響く、何か嫌な予感がしつつ電話に出れば 『ヴィンセンツォを検挙しようとしている動きがある』と予想もしていなかった知らせが駒の一人から告げられた。 「はあ? ……どうして、……」 自分の行動でまた誰かが危険な目に遭わされた。男に過ったのはそんな考えだ。 マフィアに狙われた上級警部など格好の的、別の理由があるかもしれないが今ならまだ間に合うかもしれない。 それに、彼は確か。 『ヴィンセンツォは黒眼鏡と昔から交流が――』 「それはもう知ってる! もう切る、お前達はもう動くんじゃない。 尻尾丸めて引きこもってろ!!」 やるせない怒号を受話器に向けどうしてくれようと深いため息を吐く。 時間は刻一刻と迫り、決して鈍間を待ってくれやしなかった。 (-319) toumi_ 2023/09/19(Tue) 8:14:21 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ『Buongiorno、勝利の君。 ……──突然ですまないが、貴方は【A.C.A】に狙われている』 外部からの傍受のリスクを最大限に抑えた通信で掛けたのはヴィンセンツォの携帯だ。複数台あるのならいずれかの。 それは随分と怪しい連絡になってしまったが、遊び人の放浪息子が直接会いに行くよりはよっぽどマシであったように思えた。 (-321) toumi_ 2023/09/19(Tue) 8:15:35 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード「座ってていいぞお。 まあその様子なら、 いいな 」もしかして用が済んだのかもしれない。 といいつつも流石に呼びつけておいて何も言わないのはまずいかと、話題を探すように携帯を取り出した。 「……お前、黒眼鏡の旦那に何か欲しい物言えるか」 視線は携帯に向いたままだ。 (-322) toumi_ 2023/09/19(Tue) 8:21:02 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオ「あれかあ、あれはなあ。カンターミネかネロだった」 何がとはすぐには言わなかったが、猫の件もある。丁度その分の借りを返そうか。 「法案に関わってる人間を調べていてなあ。 どちらにするか決めあぐねたから、お前に決めさせた。 お陰で大分視界が開けたし、内部犯が居るかの目星もついた」 「どうもありがとう」 殴られてもおかしくないなと思いながら正直に告げた。 (-324) toumi_ 2023/09/19(Tue) 8:34:31 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「天才に金が渡るととんでもないものを生み出すんだなあ。 ……本当にやらかした時には黙って受け入れるが冤罪はごめんだ」 そこは腐っても色男を自称する男、貴方の逆鱗に触れたのならば逃げ切れると思っていない。 「向こうが見せてくるんだよ……! まったく」 随分と潔いのは本来の性根もあるのか、プライドがあるのは最低限の女性の扱いだけのようだ。 元々粗雑な部分は誰かさんをまねしたものだ、本音は丁寧な暮らしをして眠って暮らしたい。 しかしこんな仲間たちに囲まれてしまっていれば穏やかな暮らしなど夢のまた夢である。 「金はいくらでも欲しいが、あんたとなら食事の方が嬉しいね。 いつになるかわからんが約束をしてくれるか。 今日にでもどちらが連れていかれるってんなら退所祝いだ」 退所祝いに金を払わせる可能性があるがそれはそれ。 無事に帰ってくるつもりでもあり、帰ってこさせるつもりでもある。 (-334) toumi_ 2023/09/19(Tue) 9:18:18 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオさてどこまで、いや、直接会いに行ったほうが伝えられることは多い。 その上通信は短ければ短い程リスクが無いのを知っている。 「……ルチアーノ、黒眼鏡の元部下だ」 少なくともその術で誰かを救いたいと願ったのなら、苦々しくも手の内を明かすしかなかった。 貴方達がどこまで仲がいいかも知らなければ協力体制を敷いているかもわからないが身分としては一番身近だろうと。 「あんたが良ければ直接会えるが、このご時世。 無理にとはいえん、だが」 逃げてくれというには随分年上であることとその声の威圧感だけでも憚られる。 「……無罪の輩が放り込まれるのが見過ごせんのだ」 そういえば。誰かが貴方を“怖いおじさん”と言っていたことを思い出して苦笑いをした。 (-336) toumi_ 2023/09/19(Tue) 9:36:49 |
![]() | 【魂】 口に金貨を ルチアーノ「……エル」 貴方に観察されていたのには気づいていなかったのだろう、少しだけ意外そうにして、それも一瞬だけ。 「いいんだよ、これぐらいは。俺は金だけはあんだから」 金しかない。それしか残されなかった。 いつかとも違うまた気怠そうな態度は酷く色んな気力を無くしているように見えた。 「なあ、エル。男の恋人を考えたことはあるか?」 「その時抱かれたいか抱きたいか言ってみろ」 突拍子もないそれは、あなたに尋ねているようで何処か宙に浮いている。 (_6) toumi_ 2023/09/19(Tue) 10:23:56 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード「だよなあ……。それぐらいしか言えんよな」 「もう少しあいつに関わる人間が我儘な方がからかえて面白いんだが、そうさせないんだよな旦那は。 金や物ばっか何でも寄越してくる」 連絡は出来ないから直接会いに行け、と言いたかったが。 流石に警察の知り合いは少なかったかと顔を上げる。 「会いに行きたいんなら向こうのサツと融通利かせてやるぞ。 俺は顔も見たくねえからな」 「それとついさっきまでお前が内通者じゃないかと疑ってたんだ。 もうよくなった、だからビビらなくていいぞ」 (-341) toumi_ 2023/09/19(Tue) 10:38:52 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオ「んーいるなら……一人、 だった なあ」「……お前は違うだろ?」 その瞳は信用もしていないが疑ってもいない顔だ。 何も調べていないのに分かり切っているというように。 「そいつ以外は警察の人間が動いてるよ、俺の推測通りならな。 後黒眼鏡の旦那は絶対自分から勝手に捕まりやがったし、 この先も俺たちと警察の奴らが一人か二人ずつ連れていかれるだろうよ」 「まあ、ロメオはもう少し平気だろうがなあ」 (-342) toumi_ 2023/09/19(Tue) 10:44:29 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 渡りに船 ロメオ「俺はヘマをやらかしたんで、連れてかれそうなのと……。 まあ次の候補らしいぞ」 だから部屋は片付けてると笑ってやる。 そうだ白猫もまだ貰い手が見つかってないとも。 「勝手にどっかに行くつもりはないが、どっか行ったらそういうことだ。 あと俺が死んだら犯人はカンターミネだ。よろしく頼めるか」 何かをよろしく頼もうとしている、何もそこに明確なものはない。 あなたの言葉と態度に満足いったのかへらりと笑う姿は何処となく力が抜けて安心しているように見えた。 (-359) toumi_ 2023/09/19(Tue) 12:19:01 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード「まーた車渡してる、……貰っとけえ。 後で金になるし孝行するときにも便利だ」 「……今俺に疑われた理由考えていただろう。 気にするなよ俺は 全員 疑っていた、。なんならこのアジト内で一番初めに疑って噛みついたのが黒眼鏡の旦那だ、あのときはぶっ殺されるかと思ったね。 昔の剣幕でキレてきて、……あーお喋りがすぎたな」 グダグタと雑談をしにきたわけではない、否、あの男の話になるといつまでもできるから困ったものだ。 「……それとな。 あいつを務所に送った原因は俺かもしれん。 だから恨みは向けても感謝はいらんぞ、ダヴィード。 お前はお前らしく好いてる彼奴等のそばにいてやってくれ」 携帯から貴方にメッセージを送った。 そこにあるのは貴方の知らない警官の名前であったが、捕まっている彼らと面会の時間を融通してくれるそうだ。 「俺ももう少し余裕があればなあ」 お前を可愛がれたのにと、なかったことをつぶやく。 貴方がやってきたのは、丁度今の貴方と同じ歳の頃だった。 何もかも余裕がなくて、そして、彼が上司でなくなった頃。 お陰で何もかもなくしたその時に、誰も頼らず一人で歩こうと決めてしまった。 「捻くれ者より素直な方が得だ。 何でも使えるものは使って、頼れるものは頼れ。 欲しいもんは欲しいと言え、そうしたら手に入るチャンスが貰える。 先輩からのありがたいアドバイスだ。覚えとけ」 (-369) toumi_ 2023/09/19(Tue) 12:45:02 |
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