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![]() | 【人】 神の子 キエ>>266 バラニ様 「普段であれば、私共は焼き立てのパンなど食べられませんから、とてもありがたいことです。 どうぞどうぞ、お好きなだけお使いください」 両者手の届きやすい位置にバターの容器を置き直し。 いただきますを見て、改めて自分も手を合わせた。 「我々の神は完全な死の後には天の国へ迎えて下さる、死は恐れるものではない、という意味では確かにそうかもしれません。 しかし、現世で『蘇ってしまう死』について、神は何も仰いません。ですから……影響はどうなのでしょうね。 何も仰らないから、私も何も感じないのでしょうか」 「それとも、逆なのでしょうか」 (267) rustyhoney 2022/06/06(Mon) 18:16:39 |
![]() | 【人】 神の子 キエ「……?サルガス様、あぁ、」 ふらついてる様子を見て声をかけようとしたが、出て行ってしまったのであえなく見送った。 「……どうしたんでしょう?大丈夫でしょうか」 (271) rustyhoney 2022/06/06(Mon) 19:21:29 |
![]() | 【人】 神の子 キエ「レヴァティさんも元気そうで何よりです」 食われても生えてくるのも確認できて、よいこと。 言わないけど。 (275) rustyhoney 2022/06/06(Mon) 19:24:29 |
![]() | 【置】 神の子 キエ両親には愛されて育ちました。 幼い私は二人が大好きでした。 いつも二人と歌って過ごしました。 「私たちの天使」に、宗教的な意味はありませんでした。 幸せでした。 人並みの幸せを詰め込んだならあのような日々になるのでしょう。 だから、二人を喪ったとき、私は幼いながらも酷く絶望して、 ーーーその暗闇の中に、 鋭く歪な悦び を見出してしまった。 (L0) rustyhoney 2022/06/06(Mon) 20:57:18 公開: 2022/06/06(Mon) 21:00:00 |
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