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【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ【蘇生時空】 「そうだな、お前は早起きだよ。だからびっくりした」 自分が早起きもとい朝型の生活リズムである自覚はある。なのであなたが自分の部屋で寝ているのを見ることも当然あるし、その時の自分の表情が日に日に和らいでいくのは気付かれていないと思っている。また、そう間を置くことなく目を覚ましていたであろうあなただからこそびっくりしたともいえる。 「サポートを受けられて、身体強化されている看守に勝つの、難しいと思う。 ……またヤるつもりなのか? 麻痺弾で対抗する」この男、あなたに手酷く抱かれて以降あなたの無力化のために わざわざ麻痺弾を常備している。 鎮静剤を使えばいいだけではあるが、あなたの速さを思えば薬を飲ませるなんて夢物語でしかないため。「えー、と。どこから話したらいい?俺、すごく駄目になって、部屋に来たナフが俺を見て嬉しそうで。アルレシャ、俺の様子見て、覚悟が足りない、つまらないってすぐ戦うのやめたんだけど」 訥々と語る声は分かりにくいかもしれないが、言っていることはそこまで難しいことではない。 耐えられないだろうと予測した通りに心が壊れたこと。 そんな自分を見たナフが嬉しそうに声を上げて笑ったこと。 対峙したアルレシャが戦闘放棄する程度に、その時の自分にとってアルレシャ殺害が仇討ちの作業に成り果てていたこと。 「アルレシャに俺、どうしてもラサルハグを殺すなら即殺にしろ、って言ってたから。願いを叶えてくれてありがとう、って言った。殺そうと思ったんだけど、やりたいことなのかなって考えて……やらなくていいことだったから、止めた。ラサルハグの拳一発分だけお返しした。俺は俺だから」 アルレシャがこちらの意思をある程度汲もうとしていたのに気付いたこと。 あなたがそんなアルレシャ相手にあれだけの戦闘の痕跡が残るほど善戦していたこと。 他ならぬアルレシャから投げかけられた言葉で己を思い出し、自分らしい着地点を考えた結果、あなたの雷を当てて終わりとしたこと。 「……他、何話したらいい?」 (-316) uni 2022/03/02(Wed) 4:18:38 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード【魂窓時空】 「君に言われたくないんだが?」 もう一度無礼講開幕直後する? とでも言いたげな声が思わず漏れた。「無自覚大魔神に言われると悔しいが……まあ、別に俺は擦り減らしてるつもりはなかったし、致命的な何かになるとは思えないけどな……」 と、言いつつもさすがに気にかけてくれるのを拒絶するほどに意地を張るものではない。そこは素直に頷いたし、何より貴方が見つかってるのだから万が一無理をしていてもきっと改善されるか、表面化されるので対処しやすくなることだろう。 「……2、3回死んで染め上げてやってもいいが……無礼講が終わったら部屋取り上げられるからな……やるなら看守の君の……。……いや、いいや」 普段の貴方の部屋、と言いかけて何故か止めた。 「実は800歳で………… と、言えたら面白かったが、ジョークだ。さすがに君の倍も行ってないだろう。簡単に言うと王族に伝わる『記憶媒体』から記憶を受け継いでいてね。無論、全員ではないが、 生まれた時に『過去の先祖から数人の記憶』が読める ようになってる。記録じゃなく記憶だから、感情も丸ごとね。……さすがに自分の事の様だとは思えないが、巫女に大した憎悪だの苛立ちだのはまあ、味わってしまってる訳さ。カスなのは保証できるのは、数人の視点から判断できたからだね。 ただ……さっき言った『9割』は巫女が嫌いだと言っただろ。俺は……その『残りの1割の先祖の記憶』を引いてしまった。だから王族の中でも非常に異端な思考になったわけだ」 (-317) poru 2022/03/02(Wed) 4:34:32 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード【蘇生時空】 「おや、じゃあ “もうしない” と言っておこうかな。何一つ危なげない君に忠実な従僕になろうじゃないか。思う存分安心して抱いてくれて構わないよ」こんなに信じられない発言があるだろうか? と、誰でも思いかねないような台詞をいけしゃあしゃあと吐いた。これが絶対嘘だと思われても、本当に信じてくれてもラサルハグとしては美味しいのでまるで気にしていない。要するに『またヤるつもり』なのである。 最も麻痺弾は実はちょっぴり雷属性なので人より強いのはあったりするのだが、 それはノーコメントにしておいた。またその時で色々起こった方が互いに楽しめるだろうからそれはそれでいいと思っているし、案外常にラサルハグも気を張ってはいないので、薬を飲ます方が効いたりするのは秘密だ。それが攻めるの満々の時であっても。「……まあ、その『すごく駄目になって』の詳細かな……今は心にしまってるだけで、まだ君引き摺ってないか心配だし……あとナフ看守は何でそんな面白そうに笑ってたんだい ?君、変な事いったのかい?」 あ!また強姦とか何かで恨まれて…と思われてる! 「ああ、あの物凄いえげつない攻撃してくるの、君のお願いからか?いやでも……元々あの戦法取ってた気もするな……銃持ってる癖に懐に飛び込んで頭に銃を叩きこむの狙うの、アクティブすぎないか?」 自分は実は遠距離型相手なら、完全な雷をメインウェポンにも切り替えられるのだが、移動と回避が落ちる能力だ。正直、相性最悪の相手と言える。白兵戦の時点でこちらも回避はそれなりに出来るとは言え、ちょっと気を抜いた瞬間に死ぬのは『強化』をされない囚人的には避けられないだろうし。 「でも、そう言う使い方をしてくれたんだね。あれは元々アルレシャ看守を殺すか、自殺する時に使うかと想定して作っていたんだが──それを外れる使い方をしてくれたのは、俺は嬉しいよ。俺の思考なんか飛び越えて、君が考えてくれたのが何よりも嬉しいんだ」 (-319) poru 2022/03/02(Wed) 4:50:35 |
【魂】 疾風迅雷 バーナード【魂窓時空】 「 無自覚大魔神言うな。 まあ他ならぬ俺自身が擦り減らしているつもりなかったけど致命的なことになっていたものあるからさ」傲慢男もとい自分の事は棚上げ精神がある程度ある男だ、表面化されるのを見逃すこともなく徹底的に構い倒し休ませることは容易に想像がつくかもしれない。とはいえ親しい人間であるからこその過剰反応とも取れるが。 「確かにあくまでここは無礼講期間の間だけの仮の部屋だし……、……?いいのか?確かに俺の普段の部屋にしても同じくらい死んでくれないと難しいとは思うけどさ、 そういうことじゃない んだろ?」あなたが何故言いかけた言葉を引っ込めたのかがわからず、されど言い方から察するになんとなくや冗談としてのものではなかったのだろうと受け取れて、問いかける。 「ははあ、なるほど文字通り『記憶媒体』から『記憶』を継承するわけか。だからお前が経験していなくても当事者としての視点があり、総合的に判断することのできるお前としての視点があり……になるんだな。 妙に達観しているというか落ち着いて見える時と、よく分からないところでよく分からない反応をしているように見える時があるのもそれか。すっきりした、大変だなそれ…… 『残りの1割』が異端であるのは容易に想像がつくけどさ、それってどういう方向に?逆に巫女大好きだとかそういうこと?」 (_3) uni 2022/03/02(Wed) 14:59:27 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ【蘇生時空】 「……分かった、思う存分警戒して抱く。全く安心できないけど、それだけ手を尽くして抱くからこそ……めちゃくちゃそそられる、だろうから」 実際、色々起こったほうが長期的に見た時に楽しめるのは間違いないのであなたの判断に間違いはなかった。その瞬間に限っていうのならば素直に抵抗したり泣かされたりするのだが、それはそれで同じことはさせまいと次回以降に燃えることになるため互いにとって楽しくなるはずなのだ。 擦り寄るしぐさのついでに耳元に囁く。唇がうっかりあなたの耳朶に触れるかもしれないがそれはそれ、ずっと抱き締めっぱなしというわけにもいかないので腕の力を弱めて離れ……ようとして、詳細に関しては少し落ち着かなさげに視線を泳がせた。 「……文句言わないように言えなくなったり。いつも通りにしなくちゃって、いつものになったり。また俺、空っぽになったり」 「今は上手く喋れ……てる?ナフには何も言えてなかったけど、ナフ、」 『私はお前が同じモノになってくれたらいいなって……今思ったよ。』 「……って言ってた。『激情を撃ち尽くして何が残るのか』、を楽しみにしてたっぽい?撃ち尽くさなかったし、同じモノにならなかったから、いつも通りに戻ってた、けど」 アルレシャの戦い方についてはもう目を白黒させるどころではない。実質全距離型じゃねえか、どう処理すりゃいいんだアイツは……とどこか冷静なところの自分がため息をついている。 そんなことを考えていようがいまいが、あなたが自分の選択を喜んでくれたのであればこちらも僅かに微笑みを返す。あなたにカウンセリングが必要かは分からないが、少なくとも蘇生室からは出たほうがいいかとそっと手を引いて。 「俺も殺すつもりだったんだけど、うん。ちゃんと考えたよ、ラサルハグ。お前の言ってくれたこと、ちゃんと残ってた」 (-330) uni 2022/03/02(Wed) 16:19:35 |
【置】 疾風迅雷 バーナード 「子どもは親の背中を見て育つ」とはよく言ったもので、子どもは生活の中で親からさまざまなことを吸収する。言葉遣いから良し悪しに至るまでを無意識に親から学び、そうした経験が子ども自身の人格形成に大きな影響を与えていく。 一般的に人格の土台は3歳くらいに形成され、10歳くらいまでに確定するそうだ。そして、人格形成に一番重要なのは 「人から愛されている」 という実感や「必要とされている」 と感じることなのだという。 少年は「愛されている」実感を両親から得て不仲な両親の橋渡し役となり、それが「必要とされている」証であると認識していた。 父が母の飯を不味いと拒めば少年が作ってやった。母が父の服を触りたくないと聞けば少年が洗ってやった。父の愚痴を聞いては優しく礼を言われ愛を実感し、母の愚痴を聞いては優しく微笑まれ愛を実感し、二人ともに愛されている自分がこの家族を守るんだと決意を固くした。 いつしかそんな歪な愛の中で少年が抱いたのは 「自分に誰かを従わせる喜び」 と「自分に誰かが従い続ける怒り」 だった。自分のお願いを聞いてくれる両親が好きだ。自分がお願いしなくても動いてほしくて腹が立った。それでも二人には自分が必要だと分かっていたし自分が頑張れば両親と一緒に過ごせると思っていた。しかし、そんな幻想は家庭とともに崩壊する。 両親の不仲は傷害事件という形で白日の元に晒され、少年が守ってきた大切なものはその悉くが崩れ去り消えた。父に与えられたものも、母から貰ったものも、両親と過ごした小さな部屋すら誰のものでもなくなって、そうして少年のものはなにもなくなった。 ▽ (L1) uni 2022/03/02(Wed) 19:28:44 公開: 2022/03/02(Wed) 21:00:00 |
【置】 疾風迅雷 バーナード孤児院に引き取られた少年は、培ってきた面倒見の良さを遺憾なく発揮することとなる。ごくたまに傲慢さを見せることがあっても、指摘されるうちにそれもすっかりなりを潜めて善良で心優しい人間になっていった。 孤児院の皆に与えられるものを大切にし、他の子どもが欲しがるようであれば、自分に分け与えられたものであっても喜んで差し出す。そうして少年から他者に差し出されたものは食べ物に限らず、文具や衣類、部屋に至るまで多岐に渡った。少年は、孤児院の大人達が子ども達にそうしていたように子ども達を大切にした。 少年は語った。皆のものを皆に与えただけだと。皆に与えられたものを皆に返しただけだと。自分のものじゃないからいいのだと。 かつての少年は語る。 やっと自分が欲しがっていいものが見つかったのだと。 本気で欲しくてたまらないものができたのだと。 ――だから、またうしないたくはなかったのだと。 (L2) uni 2022/03/02(Wed) 19:28:49 公開: 2022/03/02(Wed) 21:00:00 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード背中を預けられる一人なのは事実だ。そこは否定しない。 だが。 「寝言は寝て言え」 「……次はぜってェ返してやるからな」 誰がどの口でか弱いって言ってんだァ? デコピンをゴーグルと鼻の間にぺちんと一度。戯れ合いの一つだ。食らっても痛くはない。 ……こんなところで泣いては凍って大変な事になるだろうに。バーナードがひとしずく流したそれは不思議と凍らずに落ちていっただろう。 「 なんで? ……いいけどよォ。 はいはい、どっちも好きにしな」 またご丁寧な事でとその作業を見つめた後、受け入れただろう。 機械操作のできる同僚がいて良かったなァ。 (-350) sym 2022/03/02(Wed) 20:14:33 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「うん。じゃあ俺は返された一太刀で死なないように頑張……あいったあ!」 痛くはないものをわざと大きなリアクションを取ってけらけらと笑う。流れて行ったしずくはそのまま足元の雪を僅かではあるが溶かしただろうか。 男は端末を操作してトレーニングルームを吹雪から無難な草原あたりへと変え、あなたのもとに近づいてそっと抱きしめる。それから、あなたの髪――恐らく瞼のあたり――へ、ひとつだけキスを落とす。 あなたへの思慕と、憧憬の証。 大切で憧れる、あなたという親愛なる人間に送るもの。 「ありがと。俺にできることあったらなんでも言ってね。こう見えて結構俺義理堅いからさ」 なんて、冗談にも聞こえそうな本心を伝えて。それからしばらくはあなたをあたためたりあなたにあたためられをしていたはずだ。 (-355) uni 2022/03/02(Wed) 20:43:19 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ/* ウワアアアアアン!!!シトゥラ……シトゥラPL様……!!!!! お付き合いいただき本当にありがとうございました&シトゥラ苦しめちゃってごめんなさい!シトゥラの優しさに私もバーナードもとても救われました……そちらの抱えているもの、触れる時間が……ナッ……ア……ひづけくん……?どうしてそんなすがたをしているの……(ふるえる) ……また隙を見てお話出来たらとは思いますが、お互い多分燃え尽きているところもあると思うので……どうか無理せずに……!愛を込めて! (-356) uni 2022/03/02(Wed) 20:44:35 |
【人】 疾風迅雷 バーナード 男は処刑時間の少し前にロビーに訪れる。 何かを食べるでもなく、何かを飲むでもなく、適当な席に腰掛けてから静かにその時を待つ。 ……この沈黙を壊す時、どんな言葉を紡ぐことになるのか。 (49) uni 2022/03/02(Wed) 20:55:48 |
バーナードは、数分後の未来を知らない。 (a61) uni 2022/03/02(Wed) 20:55:56 |
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