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人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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【神】 巡査部長 鬼走

【2日目バーベキュー時空】
「初日からはしゃぐとこうなるの例をいきなり見せられたが、お前らは好きにしてろ。片付けの手伝いには戻ってくる」

言い残してその場を後にし、その後何も起こらなければ片付けの手伝いには戻ってきた鬼走の姿が目撃されただろう。
(G3) poru 2021/08/12(Thu) 21:53:07

【秘】 音楽家 宵闇 → 巡査部長 鬼走

/*
こんばんは、宵闇PLのモルに駆けるです。
実はまだ村人なので思い込みが解けていません。
つまり忘狼ってことでしょうか……私は一体誰?

ひとまずロールで伺う件については了解です。
よろしくお願いします。
(-9) DT81 2021/08/12(Thu) 22:05:49

【秘】 巡査部長 鬼走 → 音楽家 宵闇

/*
こんばんは。鬼走PLです。
率直に申し上げますと、深層潜士で初日に宵闇さんに直球で当てて【混濁状態】と出ましたが、これどうにも占い判定ではないため、「忘狼」でも思い込み解除されないようですね。

聖女の場合は既に聖女と出ていると思います。
つまり宵闇さんは「忘狼」「泡影」のどちらかの、未練に溢れた狼なのを忘れている人か、田舎に残ってと呼ばれてる気がする人かの二択と思います。

なので救護室のもう一人の村人さんと合わせて死ぬまで互いにどちらかが「忘狼」「泡影」なのかは謎ですが、どちらも呼ばれている感覚勢、と言う事でしょうか。

まだ村人のままなら、深層潜士のフレーバー的に、鬼走とのお話でそういう感覚が実は薄らあった事に気づいたor自覚した〜みたいな話の流れのロールはどうでしょうか。宵闇さんは何か提案があったりしますか?
(-13) poru 2021/08/12(Thu) 22:21:17
鬼走は、夕凪に誰かがついてきたなら任せたし、そうでないなら彼女が起きるまで見守って、それから別れただろう。
(a8) poru 2021/08/12(Thu) 22:25:32

鬼走は、以降、何度夕凪を送って行った筈の家を訪れても彼女に会えない事をまだ知らない。
(a9) poru 2021/08/12(Thu) 22:26:33

【独】 巡査部長 鬼走

聖女そこ!?!??!?
あ〜〜〜おしまい!!!おしめえよ!!!
いやまあ・・・聖女宵闇とか・・・聖女添木とか・・・聖女清和とか・・・聖女鬼走よりは・・・・よかった・・・・かもな・・・・
(-15) poru 2021/08/12(Thu) 22:32:18

【秘】 音楽家 宵闇 → 巡査部長 鬼走

/*
なるほど……なるほど……。
どちらにしろ、田舎にいたい気持ちのほうがある側
ということですね、ありがとうございます。

懐かしの田舎にきたことで現実との齟齬や
いくつか忘れていることもあるだろうので
お話でだんだんと自覚する感じでいきたいかな〜と思っています。
(-17) DT81 2021/08/12(Thu) 22:44:32

【人】 巡査部長 鬼走

>>11 添木
「好きにしていろ。とは確かに言ったが、お前達も飲みすぎた上に二日酔いになれという意味では言っていなかったんだが?」

呆れと若干の怒りの混じった声を投げかけながら私服のシャツを羽織る。この手の浴衣は着崩れしやすいのでさっさと着替えたいのが強かった。ボタンを留めつつ冷蔵庫を開けてスポーツドリンクを広縁の机に置く。

「朝は味噌汁が出るからマシになるだろ。昼までに治せ。彰良と夕凪の調子が悪いなら次に駆り出すのはお前と瑠夏になる」
(15) poru 2021/08/13(Fri) 1:42:48

【人】 巡査部長 鬼走

>>@3 夜長
「何やってるんだ?」

朝よりそれなりに後。昼にみんなが集合する前くらいの時間。下見で来た海に何故か変な位置で微動だにしない和臣を見て、見つめ続けている。周囲を見てもナマコしかない。凶悪なウニやクモヒトデの集団がいるわけでもなし、ナマコに驚いてる発想がない。
(16) poru 2021/08/13(Fri) 2:10:24

【人】 巡査部長 鬼走

>>@4 夜長
「ただのナマコだ」

本当にナマコしかないので事実しか言えない。

「ただのナマコだ和臣」

だが不安げな声なのは理解できるので説明をした。

「ただのナマコ以上の何物でも……ったく、ほら。支えといてやるからそれから足を離せ。噛みやしない。踏み続けてると互いに悲劇だぞ」

しかしながら声もナマコという事実も何も届いていなさそうなので、岩場に乗って腕を掴む。ついでに相手の手を自分の肩に当てて支えにさせる。
(18) poru 2021/08/13(Fri) 2:29:40

【人】 巡査部長 鬼走

>>17 添木
「完全に自己責任だろう。お前の馬鹿をやった責任を律儀に全部取ってたら体が幾つあっても持たん」

適当な仮病なら無視でも良いが、自業自得の極みとは言え本当に二日酔いの頭痛があるのは着替え終わりに横目で見やった際に汲み取った。

つかつかと真っすぐに広縁に座ってる所に向かい、勝手にその手を取る。取って暫く触れていたかと思えば、唐突に親指と人差し指の間を10秒押してくる。絶妙に痛気持ちいいの加減で。
(19) poru 2021/08/13(Fri) 2:57:35

【人】 巡査部長 鬼走

>>@5 >>t9 夜長
「礼よりナマコに慣れる方が先決だ。俺じゃなくて雪子に見つけられてたらまず写真を撮られてたぞ」

その後に助けてはくれる。その点では似てるかもしれない。これからする事も合わせて。視線を浜辺の方の小さな小屋に移した。海の家と言える大層な施設でもない小さなものだが、時間的に開いてはいるのを確認する。

「和臣、何でもいい。自分でナマコを二匹選んで採れ」
(20) poru 2021/08/13(Fri) 3:23:03

【人】 巡査部長 鬼走

>>@6 >>t10 夜長
「両方赤か。見る目があるな」

引っ繰り返し腹部の色を確認して呟く。一般的に赤ナマコが一番市場価格も高く美味しいと言われているはずだ。踏まれたナマコやウミウシや毒性のあるニセクロナマコを採らないだけでも十分なのに良い目利きをしていると褒める。

それだけ告げて岩場を渡り、誰も使われていない海の家に戻る。最早秘密基地に近く開いてると言っても無人で、埃が被ってないのが幸いと言う最低限の器具としかない。何故か腐ってない調味料はある。目の前で淡々と採ったナマコを捌いて、皿にポン酢と一緒に置いて手渡す。

「お前が固まってた奴の正体だ。食えば恐怖心も消えるだろ」
(24) poru 2021/08/13(Fri) 3:50:21

【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 巡査部長 鬼走

/*
性感44倍耐久勝負どの、遅くにすまんのう……皇狼妾なのじゃ。

一人協議の結果、今夜の襲撃先は鬼走さんに決まったのじゃ…

妾の襲撃と黙狼どのの襲撃と半々になるはずじゃから、
確実に襲撃されるわけではないのじゃけど…

もしロールする時間があんまり取れそうにないとか、
秘密基地には自分から行きたい!というわけでなければ
妾、責任を持ってバッチリ襲撃ロール……
というか秘密基地に連れて行くロールはするつもりなのじゃ

確実に襲撃できるかわからない以上
仮に襲撃ロールをするにしても墓落ちを確認した後に前日時空で、
それから多分さくっと全体に移った方がいいのじゃから
連れ出して、秘密基地まで連れて行った所でさっくり〆…
くらいがちょうどよいのかのう…

妾からは以上なのじゃ、
秘密基地で夕凪姉達と待ってるのじゃ……
(-54) unforg00 2021/08/13(Fri) 4:21:37

【秘】 巡査部長 鬼走 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥

/*
おはようございます。鬼走PLです。
噛み宣言との事で承りました。百千鳥くんは残留したい側と考えてはいたのですが皇狼とは意外で驚きました。噛み先は黙狼さんの襲撃とどちらかが選ばれるのでしたか。

分福茶釜の方が恐らくまだ能力を行使されていないので、もしかすると私対象でもそちらに行く可能性もあり、かなり結果が不透明なので少し悩みどころですね。この場合、一度私相手に襲撃というか秘密基地案内ロールが発生したかで百千鳥くんが皇狼なのをキャラが知るかも変わってくるのが悩ましいですね。これは襲撃者が誰に決まったか判明後に改めて決めた方がいいでしょうか。

鬼走はどちらかと言うと結構な街に戻ろう側なので、襲撃成功時は拒否というか説得しようとする為、多少強引に引っ張って行ってもらえたら幸いです。

日付切り替わり直後、確認後に前日時空→少しやり取り→適当に議論発生しても皇狼パワーで連れて行く→全体に移行 の流れも把握しました。時間は百千鳥くん側が問題なければこちらも問題ありません。もし秘密基地に行けたら皆さんとお話ししたいですね。元々の立ち位置もあり説教臭くなりそうで非常に申し訳ないことになった…場合は申し訳ないです。

私からはこんな感じでしょうか。どうぞよろしくお願いします。
(-72) poru 2021/08/13(Fri) 9:36:49

【人】 巡査部長 鬼走

>>@7 夜長
「食ったことあるかは知らんがまあイケるだろ」

30代の無表情が二人、片方はナマコを食べて片方は見守る光景が繰り広げられている。不味いの言葉は出ないので調理具を洗って片付けをし始める。

「そもそも岩場で何してたんだ。ナマコ採りじゃないんだろ」
(32) poru 2021/08/13(Fri) 10:04:53
鬼走は、コリコリ音がするのを聞いている。雪子もナマコは獲っただろうなと物思いに耽る。
(a19) poru 2021/08/13(Fri) 10:05:37

【人】 巡査部長 鬼走

>>@8 夜長
「秘密基地探し?……」

言われて必死に当時の記憶を紐解こうとする。秘密基地。自分の世代から単語もあれば、前の世代から引き継いだものや新たに年下達が言い張った物もあったはず。海関係はなんだったか、と思った矢先にボートの話が出て一つ思い出す。

「あったな。歩きじゃいけない場所。行きたいのか」
(34) poru 2021/08/13(Fri) 13:56:00
鬼走は、ボートと泳ぎどちらを勧めるべきか迷っている。
(a20) poru 2021/08/13(Fri) 13:56:34

鬼走は、>>t13に悩んだ末に若干頼りないボートを借りて持ってきた。
(a21) poru 2021/08/13(Fri) 14:15:34

【人】 巡査部長 鬼走

>>33 宵闇【3日目 夜時空】
鬼走は音楽と言う物にとんと縁がない。宵闇のピアノ教室とそこに清和が入った時も新たな決闘の予感は感じはせども、自らそれを弾こうと思った事はない。

知らない景色ばかりが記憶に焼き付けられていく。同時に夢の場所が徐々に消えていく。目を瞑ろうが昔は弟分の家まで歩いて行けた。そんなくだらない自信は年を取るにつれて霧散して行って、今では何度か道を迷い度々角を確かめながら宵闇の家を探す程だ。
文字通り夢の世界だから道を間違えるのが当然だなんて知る由もない。


辿り着いた頃には当初予定していた時間より遅れてしまったが約束をしていなくてよかったと改めて思った。風から聞こえる音楽がなければ恐らくもっと経っていた。

「待たせたか。おばさん達も元気そうで何よりだ」

昼に海でどれだけ騒ぎがあって酒が入ったなどはまた別の話として、ご両親にも迷惑が掛かるだろうから余り遅くならない時刻に訪れて、曲が止むか終わるまで待ってから声を掛ける。
(36) poru 2021/08/13(Fri) 15:52:50

【人】 巡査部長 鬼走

>>@9【海の洞窟】夜長
「ここ」

唐突に言葉を発した。海食洞内に音が反響する。

「雪子とも来た事ある気がするな」

最深部で何かを探すように懐中電灯を向ける。当時残っていれば面白い程度で何か鋭利な石か刃物に近い傷が岩肌が、随分と下の方の位置に残っている。身長か到達記念かよくわからない跡が複数ある。恐らく鬼走や雪子の前にも後にも複数人が一度は訪れた証拠だろう。それに触れようとしたがしゃがむのが億劫で自分は止めた。代わりに夜長に声を掛ける。

「和臣。初日は妙な感じに見えたが。今はどうだ」
(37) poru 2021/08/13(Fri) 16:07:36

【秘】 君ぞ来まさぬ 百千鳥 → 巡査部長 鬼走

/*
お返事遅くなりましたのじゃ!
そうなのじゃ、黙狼どのから連絡が来ていなければ
恐らくそちらの襲撃と二者択一になるのじゃ!
どちらにせよ分福茶釜どの次第ではあるのじゃけど…

ひとまず全体的な流れはこちらも了解したのじゃ!
実のところ妾、どちらかと言うと鬼走さんのように現実寄りの人に
ぼっこぼこに説き伏せられるのを想定していた…のじゃ!
そういうわけで、襲撃の際は遠慮しなくてよいからのう!

何はともあれ四日目をお楽しみに……なのじゃ!
(-88) unforg00 2021/08/13(Fri) 18:52:56

【人】 巡査部長 鬼走

>>@10【海の洞窟】夜長
「落ち着いた、か。正直に言うと俺は気になってるんだ。お前みたいな妙に……そう。様子が変な奴らが多い」

跡に電灯を当てながら先日から思っていた疑問を零す。和臣だけなら別に問題なかった。雪子に振り回されている上に村出身ではないとなれば、色々あってもおかしくない。けれど鬼走が見ている限りどうにもそれだけには思えない何かがある気がした。

「不審って意味じゃなくあれはなんだ?何処を見てるんだ。それが妙に違和感を覚えて仕方ない。今のお前みたいに、久々の村の良さに気付いた。にしたって限度がある気がする」

男は世界の違和感には気付かない。ただ。人の違和感には気付く。それだけだ。
(43) poru 2021/08/13(Fri) 18:59:57

【人】 巡査部長 鬼走

>>41 宵闇【3日目 夜時空】
「その場合は容赦なく叩き起こしてたから問題ない」

そう言いつつも素直に起きるのを待つか出直すタイプとは知っているだろう。椅子を素直に借りて腰掛けつつ、行儀の悪い座り方に対しては特に何も言わない。普通の客人相手にしてたら肘鉄を入れたが、オフかつ実家で自分が相手なら問題ないと思っている。

「昔話の方が話しやすいならそれからでもいいし、感想も言」

何か変に言葉に詰まったが、無表情のままなので突然電源が落ちた様に見えかねない。更に少しすれば普通にまた動き出す。こちらも腕を組みだしたので行儀の悪さを言えなくなった。いきなり本題に入るより話題に入る方がいいかと思ってそれに乗る。

「俺は聞かれるタイプじゃないだろ。お前は?」
(44) poru 2021/08/13(Fri) 19:11:15

【人】 巡査部長 鬼走

>>42 御山洗
「人か田舎か、どちらもか。嫌いになったか」

手の内で持て余しているゴミを奪い取ろうとする。ゴミ袋など律儀に持って来ていないのでこっちが今度は手で持て余す事になるだけだが、意識を向けさせる為に行った事なので気にしていない。呟きをしっかり聞いていたのか、そんな意図には聞こえなかったのにそう一度は尋ねた後、言葉を重ねる。

「声に出して言い聞かせないと抑えきれない感情か」
(45) poru 2021/08/13(Fri) 19:18:02

【人】 巡査部長 鬼走

>>48 御山洗 【夜の河原】
「責めてない。心配したから聞いただけだ」

驚かせたか。と見下ろしていたが徐々に下がっていく視線を見てその隣に腰を下ろした。都会では音源でしか聞こえない夜の川のせせらぎの音が響く。田舎の特権と気付く奴は世界に何人いるのだろうか。

「……そんな叱られそうな子供の顔をするな。それが弾みじゃなくて本音でも怒る事でもないだろう。仮にされても言い返すくらいでいいんだぞお前は。心根が優しすぎる」
(49) poru 2021/08/13(Fri) 20:20:55

【人】 巡査部長 鬼走

>>52 添木 【3日目 朝 旅館】
「責任を取って楽にしてやっただろ。そんな痛がる時点でお前の内臓が潰れてるんだ。だがその勢いの良さがある時点でもう十分休んで元気もあるから問題ないな」

実際に初日は割とこの二人は伸び伸びと楽しんでるだけだった気がするので、部下なども置いておいて手伝わせるならこっちだろうと見ていたのは事実だ。

清和と添木が会話をしている間に完全に朝食に行ける用意を済ませている。朝食だけならだらけた服装の人も山程いるだろうが、暑苦しいほどいつも通りだ。二人の会話が終わり、一度清和と別れたであろうタイミングで、
いつも通りに
声を掛けた。

「俺との買い出しの用事があったとは俺も初耳だったな」
(70) poru 2021/08/13(Fri) 23:44:17

【人】 巡査部長 鬼走

>>51 宵闇【3日目 夜時空】
「職場でも散々聞かれる質問だな。妻がいる想像ができるか?そもそも俺としてはお前達が雪子以外誰一人結婚していない方が驚きだ。ただお前らの人生な訳だし、人生経験や結婚願望について俺がどうこう言うつもりもない」

誰かを泣かせてたりあまりに無責任すぎる事をしてなければその辺は構わないと思っている。田舎出身だ。色々理解はある部類だ。元の彼女の前で言うのでないなら見逃す程度である。最低なのは否定しきらないが。

「30越えると更に来るぞ。遊ぶなら今の内に遊んでおけと言いたいが、今の面子だとお前ら3人が上から実質2番目の世代なのは肝に銘じとけよ。彰良と縁と夕凪が気が利くからお前らがバカやれるんだ」
(72) poru 2021/08/14(Sat) 0:00:06

【人】 巡査部長 鬼走

>>54 御山洗 【夜の河原】
「向き不向きもあるだろ。職業柄必要と言うならそれは必要だがな。元々彰良は昔から口頭での指摘は苦手でも気は回るし観察眼はあった。それだけで十分だ」

言うのが他者より苦手なのは事実だと鬼走も思っている。その上で各々に長所があった。それを無いと悩む人間もいる中で、彼はそれが得意な部類にも感じた。かつての消極的な少年にも、当時似たような事を言った記憶はあるが、幼かった貴方にそれは伝わったか。伝わったとして受け入れられたかは未だわからない。自分だって注意か叱るとき以外は、ただ不器用な会話しかできず聞き手に回るのが大半だ。

「怖い?……怖いか。お前自身を苛むその感情は何なんだ」
(79) poru 2021/08/14(Sat) 0:49:26

【人】 巡査部長 鬼走

>>@11【海の洞窟】夜長
黙って彼が珍しく長く続ける言葉に耳を傾ける。少しずつ細かい疑念が芽生えていく。むしろ何故気付かなかったのか分からない程に、一つ一つの違和感は、合わさると最早疑念に変わる。

「その問いに答えてやる。代わりに、俺の問いにも答えろよ」

彼の答えを斬り捨て続けて一体何になるのと言うのか。頭を打ったとか記憶障害だと病院にすぐ連れて行くのが当然の対応だ。万が一、目の前の男が「和臣」じゃなかったとして、それなら何なんだ。ひと時の幻でいいじゃないか。

成り済ました人間の存在をそう楽観的で曖昧に済ませられる職業に男は就かなかった。それを後悔こそせずとも、今この瞬間はほんの僅かに残念に思った。違和感はあれども、初日から過ごした「彼」の事は気に入っていたから。

「翔についてはまだしも、瑠夏と久については散々話題に出した事がある。写真すら見せた事がある。雪子から聞いた上で気づかないにしては少々不器用同士の俺達にしても鈍すぎるな」

男は世界の違和感には気付かない。彼は気付きかけている。だから全ての解答と差異を一切の躊躇もせずに告げた。鬼走が知っている「和臣」について明らかな差異を誤魔化されない様に。想い出の名残、望郷の欠片に当てていた灯りを貴方に向けて問いかけた。

「 お前は、誰だ? 」


鬼走雅也は人の違和感には気付く。
今はまだ
それだけだ。
(81) poru 2021/08/14(Sat) 1:10:20

【人】 巡査部長 鬼走

>>t16 >>@12【海の洞窟】夜長

『 臣』
聞き取れなかった名前。銃口のように向けられた懐中電灯の灯り。一つ一つしらみ潰しのように、解答を投げた。回答はずれてはいる。「和臣」なら知らない訳がないことしかない。それにしては似過ぎているし、看破をされて困った素振りも何も見えない。見えるのはどうしてそんな顔をするという困惑ばかりだ。

「どうなってやがる?お前は和臣じゃないなら、アイツに双子の弟などの血縁者なんて聞いたことも──」

血、縁者?
彼が何度も言っていた言葉
『母さんは』

和臣が雪子の事で拗ねる?アイツが?

ただ和臣が田舎慣れしてないと思っていた。
でも俺と一歳差の男が、釣りであんな挙動をするだろうか。変な生物を踏むくらいの事は雪子と付き合っていたなら散々あったはずだ。「和臣」なら。

そんな馬鹿なことがあるはずがない。どう見ても外見は自分の一個下の和臣と変わらない。ただ、一つ浮かんだある仮定を照らし合わせると彼の言動は何一つ、嘘はついていない。

「お前に。……お前にしか、渡してない物があるはずだ。何か、言えるか」

それを知っているのは、ひとりしかいない。
(94) poru 2021/08/14(Sat) 3:43:32

【人】 巡査部長 鬼走

>>90 >>a33 >>91 添木 【3日目 朝 旅館】
「……痕つけてないだろうな」

パチンと首筋を押さえる。然程怒る様子もない。言われた事も不本意ながら事実ではある。大袈裟に溜息をついた。

「お前は散々変わったって言われてたが、やっぱり何一つ変わってない。俺が交番赴任した時も、お前が警視庁から飛ばされて偶然再開した時も。寂しがり屋でグレてた男はどこのどいつだ。が。今のだけは褒めてやる」
(101) poru 2021/08/14(Sat) 4:26:35

【人】 巡査部長 鬼走

>>98 御山洗 【夜の河原】
「それを素直に受け止められれば苦労しない、と言う顔だな。……部下にもよく言われる。俺はその辺りの心がないらしい。だから俺は俺に出来る事として信じられる日まで言い続けるだけだ」

報われなくても、伝わらなくても自己満足だから構わない。勿論それで御山洗が楽になるに越した事はないが、こういうのは理屈じゃないと言うのもわかる。昔から言い続けて伝わらないなら止めると言う発想にはならない男だった。

「……また心がないと言われるかもしれないから、一つ。ゆかりと言うものはそんな簡単に切れるものとは思わない。例えば俺と10年会わなくなったとしてそれで村の頃は消えるって事はない、と、俺は思う。それは村も同じと思っていたが……違うように感じるのか。二つ、問いただしたの俺だが向き合うのが怖いなら別に怖がったままでいいんじゃないのか」

珍しく最初に少し発言の時間が空いた。時折、いつも淡々と滑らかに述べられる言葉が度々引っ掛かりを覚える。考え込むと毎回出だしが遅れたり噛むのは幼少期からの癖だ。
(104) poru 2021/08/14(Sat) 5:09:49

【人】 巡査部長 鬼走

>>t17 >>@13 【海の洞窟】夜長
聞き間違えたのじゃないかと思う位にあっさりとその単語が出た物だから、思考が停止して収められた「それ」を確認する為に触れる手がなかなか出なかった。即答されるどころか、現物を持っている?その時点でもう疑おうとしても、どんどん証拠を出されてこちらが追いつめられる気分だ。そんな事は本来あり得ない筈なのに。

「何でそんな姿になってでも律儀に持って来てるんだ」

もう、笑うしか無い。親愛なる親友一家を壊した存在なら許してはと考えたのに、仮定にそぐう物をひたすら叩きつけられれば、こんな夢幻と、言い捨てられない。

「いくら何でも父親に似すぎだろ、──晴臣」

親愛なる友人夫妻の大事な大事な、「齢7歳」の息子の名を、見せられた懐中時計の傷を確認して間違いなく本来は元は自分の物と確認できてしまったから、形容しがたい混じり合った感情を全て込めながら、眉尻を下げながらその「 臣」の名を呼んだ。
(105) poru 2021/08/14(Sat) 5:20:25