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人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 雅楽 雅

 ── 昼、ホテル→花畑 ──

 [男性と別れ、訪れた中華レストランでは
 お粥をメインにしたモーニングを提供していて、
 私は魚介類をたっぷり使っているという龍仙粥の
 セットを頼んだ。
 セット内容はお粥のほか、自家製ザーサイ、春巻き
 、ミニサラダに杏仁豆腐。

 どれもすごく美味しかった。

 それから、部屋に戻り作ってあったお弁当と
 氷を入れた水筒を尾州織の鞄に入れてフロントで
 ハイヤーを頼んだ。]


  よろしくお願いします。
 

 [運転手に開けてもらったドアから車に乗る。
 花畑はホテルから少し離れたところにあるらしい。*]
(175) springkraut 2020/07/30(Thu) 0:03:10

【人】 雅楽 雅

 ── 花畑 ──


  …ありがとうございました。
  帰るときはまた連絡しますので、
  その時はよろしくお願いします。


 [運転手はもう、チップを強請るようなこと
 はなかった。 
 私は駄目だと悟ったのかもしれない。

 車を降りて、道なりに少し歩けば、
 話に聞いた場所にすぐに辿り着いた。]



  すご………っ!


 
 [吹き上げてくるような風。
 向日葵の黄とそばの花の白、ラベンダーの薄紫が
 一面に広がる光景。

 所々に設けられた芝生の植えられたエリアは、
 腰を下ろして、ゆっくりこれらを眺めるため
 のものだろう。]
(191) springkraut 2020/07/30(Thu) 0:35:24

【人】 雅楽 雅


  気持ちいいな。


 [お弁当を広げ、花畑を見ながら空を見上げる。
 雲一つない晴天、確かにさっきまではそうだった。

 なのに、

 
  ──ポツ。


  頬に水滴が落ちる。]


   嘘。


 [ポツ、ポツ、ポツ…。
  それは瞬く間に増えて、辺りを薄灰に覆っていく。
  周りに居た人達が騒ぎながら、帰っていく。
  私は、]
(192) springkraut 2020/07/30(Thu) 0:35:29

【人】 雅楽 雅

 

   
───…誰も居なくなってちょうどいいかも




  [濡れて重くなったウィッグをそっと外せば、
  ぽとりと傍らに落とす。
  
  ざああああと爆ぜる雨の中、
  鈍色の空を見上げていた。**]
(193) springkraut 2020/07/30(Thu) 0:35:42
雅楽 雅は、メモを貼った。
(a63) springkraut 2020/07/30(Thu) 0:39:25

【人】 雅楽 雅

 ── 花畑 ──

 [頬を叩く水粒が心地よいと思った。
 すべてを覆い身体を濡らす雨が、まるで
 涙を流しているみたいで、暖かい気がした。 
 
 鈍色の向こう、遥か遠くにある陽よりもずっと。]


  ………


 [過去を薄めて。
 思いを薄めて。
 願いを薄めて。

 どうか。]
(288) springkraut 2020/07/30(Thu) 20:35:55

【人】 雅楽 雅

 


  
 叶わないそれらを濯い流して。



     
  
(289) springkraut 2020/07/30(Thu) 20:36:01

【人】 雅楽 雅


   ────
 

 
 [どれくらいそうしていただろう。
 普段なら、こんなところに来る人、]



  ……誰も居ないのに。



 [その声に零す。>>276
 まさか彼が来るなんて思わない。
 寧ろ、最初に会ったのだって夢だったの
 じゃないかと思い始めてて、

 だから、雲に覆われた空を見上げたまま、]
 
  
  雲が晴れるのを待ってるの。



 [振り返らずに唇を動かした。*] 
(290) springkraut 2020/07/30(Thu) 20:36:11

【独】 雅楽 雅

/*
>>290
雲雲って言ってる……
書き直したい;;
(-180) springkraut 2020/07/30(Thu) 20:41:10

【独】 雅楽 雅

/*
こ、これは私、お邪魔虫なのでは……!
来てくれて凄く嬉しかったけど、どうしよう。
そして、ちえさんは大丈夫でしょうか。
(-183) springkraut 2020/07/30(Thu) 21:02:54

【人】 雅楽 雅


  ……っ
 
 
 [後ろから何かを被らせられてハッとする。>>295
 
 身体を冷やさないようになんて、今更。
 こんなことをしたところで白濡鼠は変わらない。]


 (捨て置いてって言われても…)

 
 [その何かの裾を手で掴むと、歩き始めた
 ひとの背中を追いかけ、腕を引っ張った。]


  入りません……っ
  って言うか、貴方、人のこと言える格好じゃ……


  ───…麗央くん?!


 [驚いて目を見開く。]
(297) springkraut 2020/07/30(Thu) 21:27:02

【人】 雅楽 雅


 
  なん、で…?

 
 [状況の整理がつかないまま、
 降りしきる雨の音を聞いていた。*]
(298) springkraut 2020/07/30(Thu) 21:27:05

【人】 雅楽 雅

 [返そうとしたラッシュガードがパサリと
 地面に落ちる。
 色を無くした髪からポタポタと滴が零れて
 睫毛も頬も唇も空の涙に濡れていた。]


  ……何、言って
  

 [疑問に疑問を返されて。>>301
 状況に見合わない冗談のような軽口。]


  バカ……
  私、髪の色、抜いたことないから。


 [その言葉に解いた緊張は、けれど笑顔を
 上手に作るには弊害で、濡れて頭に張り付いた
 白い髪を、滴を零す細い一束に触れようとする
 麗央くんの手に、細めた瞳の奥が揺れるのを
 どうしても隠すことができなかった。*]
(313) springkraut 2020/07/30(Thu) 22:14:06

【人】 雅楽 雅


  麗央くん?

 
 [触れるか触れないかで、止められた手。>>322
 そこで作られた拳は、何かを我慢しているようで。
 思い出の中だけだとの言葉に、その表情に
 針で刺したように胸が痛む。] 


  私は、こんなに変わっちゃったしね。


 [でも、否定なんて出来ない。
 少なくとも私は、変わってしまった。
 見ればわかるでしょうと言うように悲し気に微笑んで。
 でも、]



  …………何かあったの?  
 


 [こんな風に聞いて、
 近く、握りしめられた手に触れてしまったのは
 今の彼が、どこか寂しそうに、苦しそうに
 見えたからかもしれない。*]
 
(334) springkraut 2020/07/30(Thu) 23:18:29

【人】 雅楽 雅

 [気のせいかもしれない。
 思い過ごしかもしれない。

 でも聞かずにはいられなかった。]


  …っ


 [払い除けられた手を元に戻しながら雨に濡れる
 麗央くんを見る。>>339
 お互いもう変わってしまったのだと思いながらも、
 けれど何故か、嫌で払い除けられたとは感じ
 なかった。
 その瞬間、走った痛みは別の、]
 
 

  ─────…そっか…。



 [俯く麗央くんをじっと見つめて、
 目を閉じて、息を吸って。
 再び目蓋を開けて、そっと笑う。]
(367) springkraut 2020/07/31(Fri) 1:20:10

【人】 雅楽 雅

 

 …あの頃、私は、君の笑顔が好きで。
 何もない、そのままの私を慕ってくれた
 あの子達の笑顔が好きだった。


 あの頃の私の、救いだった…
 

 [流行りのゲームとか買えなかったから
 お金のかからない遊びを工夫して。
 外で遊んだときは、手を繋いで歌いながら
 帰ったね。
 いつだったか、こんな雨の中遊んだ君が熱を出して、
 桃缶を持ってお見舞いにいったこともあった。
 夕暮れの公園で指差し教えた星座の名前、
 君はまだ覚えているかな。]


 あの頃の私は、ずっと無理をしてたけど、
 麗央くん達と一緒にいると、なんだろう。
 ああ、私、生きてていいんだなぁって。
 存在を許されるみたいな…



 [優しくて暖かくて。
 だからすべてを無くした今は、
 それと同じくらい悲しい思い出。]
(368) springkraut 2020/07/31(Fri) 1:20:15

【人】 雅楽 雅


  ────麗央くん。



 [きっと、これが最後だから、
 最後だと思って話す。
 あの頃みたいに精一杯、お姉さん風を吹かせて。]
 

  もし今、嫌なことがあるなら、
  無理してることがあるなら…、
  逃げていいんだよ。

 
 [何があったのかわからない。
 的外れなことを言っているかもしれない。
 でも、それでも少しでも、
 あの頃のお返しがしたい。]



  案外ね、無職でも生きていけるから。
    


 [そういう問題じゃないか、と小さく自嘲しながら、
 落としたラッシュガードを拾って、土が付いていたら
 払って、差し出す。]
 
(369) springkraut 2020/07/31(Fri) 1:20:19

【人】 雅楽 雅



  …ありがとう。

  雅樂雅は麗央くんに会えて幸せでした。**
   
  
(370) springkraut 2020/07/31(Fri) 1:20:23

【人】 雅楽 雅

 ── 花畑 ──


  うん……


 [子供のように俯いて震える麗央くんの
 ポタポタ落ちる滴を見ていた。

 聞かれたくないことが何かわからないけれど、
 少なくとも仕事が嫌ではないことだけは
 わかった。>>375

 資格がないのは私も同じ。
 だから、これでいい。]


  それなら……あの頃の私を覚えてて。


 [忘れないという麗央くんに背を向ける。]
(379) springkraut 2020/07/31(Fri) 3:59:23

【人】 雅楽 雅

 
  いーい?
  ここで、この街で私たちは会わなかった。
  麗央くんのこれからに私は……居ない。
  

 [目を閉じて空を仰いて、雨を受ける。]


  ほら、早く帰らないと。
  また熱出すから。
   
  
 [そうして背中越し、
 引き止めた先の道へと促した。] 


               ────さよなら。**


  
(380) springkraut 2020/07/31(Fri) 3:59:28

【人】 雅楽 雅

 ── 花畑 ──

 [麗央くんが歩き始めた気配を感じれば、
 私は振り返ることなく、反対方向に足を進めた。
 元いた場所には置き去りのままの鞄。
 雨の滴を吸って、しなだれているウィッグ。
 食べかけのお弁当。]


  ……


 [私はその場に膝をついて、
 それらを片付けると
 芝生の上に仰向けの大の字になって寝転がった。
 止めどなく降り注ぐ滴を受けながら、
 意識を手放して、

 目覚めたときの空は、
 息を呑むような満点の星空で、
 そこから青白い月明りが一筋伸びて
 私を照らしていたのだった。]
(399) springkraut 2020/07/31(Fri) 9:47:26

【人】 雅楽 雅

 ── 夜 ホテル ──

 [携帯でハイヤーを呼んで、
 冷え切った身体でホテルに戻る。
 異様な私の姿が今いる人達にどう見られているのか、
 フロントのひとが心配して、全身濡れ切った私に
 タオルをいくつか持ってきて渡してくれた。]


  ご飯、行かなきゃ…
 

 [薬を飲むためにも。
  
 暖かいお風呂に入って、着替えて。
 身体に気怠さを感じながら、洗ってドライヤーで
 乾かしたウィッグに手を伸ばした。]
(400) springkraut 2020/07/31(Fri) 9:47:29

【人】 雅楽 雅

 ── 廊下 ──

 
  ……はぁ。


 [壁に頭を凭せ掛ける。
 こういう時に無理をすると駄目だとわかっていたけれど、
 頭がクラクラする。
 ウィッグの締め付けが辛い。]

  
  ルームサービス頼めばよかったなぁ。


 [そう思うも後のまつり。
 館内に人々の声がやけに頭に響いて、
 どうしようもなかった。]
 
 (この調子だと賑やかな場所は無理かな。
 静かにご飯が食べれそうな場所あったっけ。)


 [案内図を広げるもそれはすぐに、足元に落ちた。]


 (…う、文字が気持ち悪い。)**
 
(401) springkraut 2020/07/31(Fri) 9:47:34
雅楽 雅は、メモを貼った。
(a109) springkraut 2020/07/31(Fri) 9:51:35

【人】 雅楽 雅

 ── 廊下 ──

 (……よくよく考えたら、別にウィッグ被らなくても
  よかったよね。
  ホテルのひとにも知ってるんだし…)

 [心の中、馬鹿みたいと笑って。
 朦朧とする意識のまま、今さっき、案内図を落としたことも
 忘れて歩こうとして、目の前、屈む男性の姿。>>418


  …あ。貴方は朝の……


 [見上げる顔に微笑む。]


  熱出すからってお姉さんぶって帰して、
  …
別れた
のに、自分が熱出すなんて
  笑われるよ。

 
 [ホテルの人をと言う男性にそっと首を振って、
 そのまま倒れこむようによろめく。]
(434) springkraut 2020/07/31(Fri) 18:56:57

【人】 雅楽 雅



   ……静かな場所に、
   少し、ゆっくりしたら治る から…


 [熱っぽい吐息が口から零れた。*]
(435) springkraut 2020/07/31(Fri) 18:57:00
雅楽 雅は、メモを貼った。
(a119) springkraut 2020/07/31(Fri) 19:02:13

【人】 雅楽 雅


  …持病、飲み続けている薬の副作用もあると
  思う か ら…


 [額に伸びる手を見ながら事情を説明する。>>455
 その姿が、花畑で白い髪に触れようとした
 麗央くんと重なって見えたりして、
 また微笑を浮かべた。]


  額で熱ってわからなくない?


 [上目遣いに尋ねる。
 あの子が体調を崩した時とか、おでこをこっつんこして
 熱を測ったりして、少しあるね?とか言ってたけど、
 実はあんまりわかってなかったんだよね。

 そんな一方的な世間話をしていると、
 そのまま、軽く抱き上げられた。]
(467) springkraut 2020/07/31(Fri) 21:23:19

【人】 雅楽 雅

 
   ──…っ、わ。


 [咄嗟にバランスを取るため男性の肩に手を伸ばす。
  身体が宙に浮く感覚と熱で頭がクラクラした。>>455


  …男の人って凄いね……


 [入院生活が長かったとはいえ大人の女性だ。
  こういう場面は、物語ではよく遭遇するけど実際、
  赤子を抱くようにはいかないだろうと思っていた。]


   部屋、は、向こうの
   専用エレベーターがある……
     

  [顔を向ければ、スイートルームの一室であることは
  わかっただろうか。]

  
   やっぱり、戻ったほうがいい…かな?


  [せっかくここまで来たのに、と言いたげな顔。*]
(468) springkraut 2020/07/31(Fri) 21:23:23

【人】 雅楽 雅


  …体温低いとわかるんだ?


 [ということは私って体温高いのかな。
 家に体温計ないし、あんまり意識してなかった。
 治療中に高かったのは副作用だし。

 男性の話を聞きながら考えて。>>471]  


  そんなことない から。
  私より細い子はたくさ――…うん、大丈夫。
  …ありがとう、ごめんなさい。


 [いつもだったら、無理をしてでも下ろして貰って
 自分で歩くところだけれど、この男性独特の空気
 というか雰囲気に流されていた。]


  …あ、あの、今更だけど、名前聞いていい?


 [専用エレベーターを示しながら尋ねて、
 戻りたくなさげな私を見て、
 足を止める男性に瞬いた。]
(488) springkraut 2020/07/31(Fri) 22:38:36

【人】 雅楽 雅



  …―――優しいひと、なんですね。
 


 [くすりとして、]


  …屋上、庭園があるって。
  夜だし、静かじゃないかな…?


 [朝、教えてもらった庶民の店で
 暖かい食べ物を買って、
 と思ったけど、今の状態で外はナイ…かな?]


  やっぱりお部屋で休んでるべきですよね……


 [しゅんと眉根を下げる。
 修学旅行で熱を出すと、
 こんな気持ちなのかなと思った。*]
(489) springkraut 2020/07/31(Fri) 22:38:40

【独】 雅楽 雅

/*
わ、真珠ちゃんが動いた!(〃ノωノ)
(-285) springkraut 2020/07/31(Fri) 23:28:11

【独】 雅楽 雅

/*
あ、真由美さんはずっと格好いいと思っています!
村たて様、ですよね?
(-287) springkraut 2020/07/31(Fri) 23:30:58