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【赤】 墓守 トラヴィスこれだから、死人どもは怖い。 我々の常識とは異なる、なにかを見ているのだ、と確信させられるときがある。それは幻想かもしれない。それは疑念の作り出す蜃気楼に過ぎないのかもしれない。だが。 いま立っている常識が正しいのか、酷く不安になるのは、【彼ら】の側にあるときだけだ。 (*15) tasukete 2021/10/04(Mon) 22:14:22 |
【赤】 墓守 トラヴィス「……愛されているねえ、我らの金糸雀は……」 『否定の意を表明しない』ことで、彼は同意を表現した。 あまり多くの言葉を使えば、複雑な心境が口から漏れ出す様な気がした。 煤の香りが鼻につく。 不要な感情をこうしてしまえたらどんなにか便利だろうと、視線を僅かに落とした。 (*17) tasukete 2021/10/04(Mon) 22:20:24 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……無論、そうだ。常人もまた小さな迷宮を持っていて、その点は貴様らと変わりはない。……どちらが悪なのかなどは問わない。当然、『為した方』が悪だ。……ただ、」 その境は。 「『為した方』が、為さなかった方よりも、より複雑で攻略困難な迷宮であったなら…………そう、アマノ。知性の犯罪者。貴様はどう思う? より高度な謎を解きたい と感じる感性は理解できないか?常人の群れが何を望んでいるか、優れた迷宮の貴様に解るか?」常人と、彼らの違いはなんだ? 正義と『常軌を逸した邪悪』との決定的な違いとはなんだ? 「常人は邪悪になれない。無能だからだ」 ────だから我々は、常人は、彼らを墓に埋める。 己が得られない宝物庫を、解けない迷宮の真実を、他の誰にも奪われないように。 「私はいつも、そこに踏み込んでは立ち竦むばかりだよ」 (-287) tasukete 2021/10/04(Mon) 23:28:49 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 金糸雀 キンウ/*了解なのだ〜〜〜!へけっ!!!! がんばれ!!!!!!!お前たち!!!!!! (-288) tasukete 2021/10/04(Mon) 23:29:52 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ/*かまわん!来い!!! なぜならば頭痛は改善したからだ! 何だったんだろうあれ 怖い 今はもう踊れるほどに元気180倍トラヴィスマン!!!!! 襲い掛かられるのも構わんがセクシーになってしまったらすまんな!!!!隠しきれぬ色気が服の破損であんなことに!!!!!! では待っているぞわが城で!!! さらば!!!とうっ!!!!(白馬で走り去る) (-293) tasukete 2021/10/04(Mon) 23:43:16 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ気配に気づき振り返ったのは反撃が可能かどうかというほどに足裏が間近に迫った時だった。反射的に得物を掲げようとして、回転する思考が幾つかの問題点を挙げ始める。 ・間に合うか? ・キック程度で足を灼き落とすのは流石に問題があるのでは? ・治療費用を何度も同じ囚人に使ってたまるか ・私なんでこんな武器使ってるんだろ ・剣自体そんな便利なもんでもないのに… ・間に合わない ゴモシャ、と、鈍くもつれるようにして2人分の体重が床に叩きつけられる。青いコートがはらはらと広がり、深い湖が波打つようなドレープの輝きをつくった。 「………………何の 真似だ」 男が、なにやら呻いている。 ここは城などではなく、普通の廊下である。強いていうならばベンチと観葉植物がある。 (-302) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:03:10 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「…………蘇生もしたばかりだというのに、躾が必要か?…… ……いや、私は彼ほど簡単ではないぞ。貴様の暇潰しに傷などつけられてたまるか」 はあ、と息を吐く途中で幾つか咳き込む。受け身は取っていたとはいえ、ダメージ・ゼロとはいかない程度には速度がついていたわけだ。 とにかく。貴方も知るように、彼は貴方に苦痛を与えるためならば『何もしないことを選ぶ』のも辞さない人間である。この場もまた、そのような判断によって反撃を選ばなかったのだと、貴方なら思い至るだろうか。 「処理速度が速ければ、その分刺激も少なく感じるものか」 (-309) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:21:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「顔を蹴っていたら……前言通りの拷問を行っていただろう。貴様の判断は正しいな」 麻酔付き・視覚聴覚封印拷問。彼以外にはそんなに重くもないペナルティだろうが、彼に限ってはそれなりの脅しになる……というのも、なんだか手応えの無さに呆れてしまうけれども。 ぺち、と自分の上の男の腿を叩くが、さほど大きい抵抗はしない。彼との会話を優先させてみようかという意図だった。なにせ、躾はいつでもできる。というか、いつでも彼が歓迎することだろう。……なんだかなあ。 「貴様は常人よりも出来はいい。でなくば、『大きな犯罪』というものは犯せない。世界はそれを厭い、犯罪を起こせないような仕組みを長い間作っているのだからな。……だから貴様は暇なのだ。貴様の処理速度に適切な刺激は、常人にとっては強すぎ、そして多すぎる」 (-315) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:43:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラあなたとすこしだけやり取りをしたしばらくののち。 あなたのデスクに、トラヴィスからのメッセージが届くだろう。 『あなたは今日の襲撃が誰の手によって行われたかを、もう知っているのではないか?』 (-320) tasukete 2021/10/05(Tue) 0:59:08 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……難儀なものだ。貴様の頭脳を求めてやまない人間は大勢居るだろうに」 まして、それを用いて為されたのはそれらが夢想する『なにか偉大なこと』のどれでもなく、人々の未来を奪う歴史的な犯罪だ。結果。人類は、トラヴィスをはじめとした看守は、彼の苦痛を求めて無刺激にたどり着く。持ち主さえ真っ当ならば有効に使える筈の頭脳を、ただただ苦しめる──── 「貴様にとっては、世界の動きは鈍すぎるのだろう。だから、波打つような真似を好む。自分の起こした波の反動で楽しむほか、貴様の暇を潰せるものはないのだと無意識が学んだのだ」 (-328) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:19:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラやや、長い時間をとって。 『ならば、相談はもう少し待つことにするよ。 それなら、お互いに不安だものね 』返ってきたのは、そんなメッセージだ。 彼はしばらく、メッセージを返さないままだろう。 (-332) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:29:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……私が、貴様の宝を、ね。 言葉では何とも言えるけれど……」 はあ、と深い息を吐く。肺が震える感覚を覚えるたび、トラヴィスはこうして誤魔化している。震えが表に出てきてしまえば、己を形作る壁のどこかに、致命的な罅が入るような気がしていた。 アマノの論は一部正しく、そして一部間違っている。それは狂人の、 愚かではない人間の 感覚だ。ただびとは、完璧を理解できない。完璧とはどういうことかを想像できない。求めようにも届かなければ、『自分の手に入れたこれこそが完璧だ』と思うしかないのだ。彼は全く有能だ。だから、そもそも不完全と完全の区別がつけられない人間のことを、理解できていない。「貴様には私がどう見える。迷宮で虚勢を張る私は、宝を強請る赤子に近いか。お前たちはどうして『そう』在るのか、私には分からない……最後には、感情すらも踏み越えて、『成し遂げる』。恐怖も、情愛も……貴様の求める完璧を防ぐ壁にすらならないのか」 グラスを置いて近づいた。 ふらつく足取り。 全く無様な役者だと、己の役柄の一つが嗤う。 (-338) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:53:15 |
【神】 墓守 トラヴィス「ま!個人が好き勝手に投票するというのも、もちろんアリだと思うよ、私はね!」 ウインクした。誰にともなく。 「結果発表で盛り上がるってこともあるだろうし。発表するときはやっぱりランキング式で豪華な画面がいいかなって思ってて……」 (G99) tasukete 2021/10/05(Tue) 1:58:20 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「貴様がどう思うかは、この際問題にならない。世界は君を必要としただろう。ただ、『必要とした形が違った』し、貴様もそれは呑めなかった。時代が違えば、あるいは貴様は英雄であったかもしれんが……」 それは叶わなかった。 現代においては、彼は犯罪者という形になるしかなかったのだろう。彼の『暇』は、彼にとってもだが、社会にとってもまた悲劇ではあったのだ。 「別にこの仕事が無かったとしても私の行くべき場所はどこにでもあるものだがな。 拷問官 というのは、裏にも表にも引く手数多だ」とはいえ。 混ぜて、と、殊勝に願うのならば、それなりの餌をやらないわけにもいかない。これは無礼講なのだから。 故に彼は、一つの波紋を投げ入れた。 (-342) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:07:31 |
トラヴィスは、ニア避けられたのでちょっとショックを受けたが、華麗なので立ち直った。 (a55) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:09:15 |
トラヴィスは、脱字もしたのですごく悲しくなった。 (a56) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:09:43 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「あるいは、貴様にやや劣る程度の、しかし貴様の運用が可能な上司が見つけられれば。また、違った形があったのかもしれないが…… ひとところの同時代に、貴様と同じ程度の頭脳が生まれるというのは、……なかなか。望むべくもない確率だ」 犯罪者を語る上で、『親さえ』とよく謳われるのは、それなのだ。それを上手く運用できる上司。人生に関わるもの。 だが、目的を果たすのならば親である必要はない。人生をかけて頭が上がらない相手が『親』であるのが理想的、というだけで、そのような相手が他にいれば。 「……ある程度の利益をあげれば、無期懲役の撤回は可能ではある。金銭的にというよりは、社会や人類に有益なもの。今の貴様は社会悪だ。だが何らかの形で『人類に有用である』と示せれば、条件付きで自由を与えられるだろう」 同時代に、偶然に、生まれることは望めなくとも。 長い間。 牢獄で彼が燻っている間。 彼の『親』となり得る存在が、どこかで生まれている可能性はそう低くないと、トラヴィスは考えている。 (-357) tasukete 2021/10/05(Tue) 2:44:10 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……貴様から見れば、揺れる私も所詮は人か」 自嘲。 先ほどまで拷問を為していた手は、しかし迷宮では無力だ。あの男、脱走犯のテラとて、痛みに、恐怖に心の臓を止めた。 だがそれだけだ。 ありもしない望みにかけて、己の罪にまつわる秘密を明かしたりはしなかった。拷問官の情に訴えようとした唇は、しかし己の情を明かしたりはしなかった。ふざけた態度でも、あれもまたこの牢に封じられる死体の一人だ。人類が匙を投げた邪悪。「あるいは。貴様は既に邪悪に染まり切った怪物ゆえ、私のような『小さな怪物』が人に見えるだけかもしれんぞ」 座っている男の腿に、トラヴィスの膝が乗り上げた。 「私を殺してみないか?」 (-370) tasukete 2021/10/05(Tue) 3:42:31 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「ふむ。ああ、宗教、とはそれか」 為したことと宗教学が結びつかないな、と内心訝しんでいたが、納得し、同時に(やっぱり回転自体は早いのだよなあ)と辟易する。会話速度、ついていけてるのか?私は。 表面上は冷静な顔でいられるけれども、この牢獄ではどこまで通用しているものやら。 「……彼が導くならば、出るまでの道は、そう困難でもない。あの人の器は大きいからね。私と違って『ひっくり返して』言動が変わるということもそうそう無いさ」 自分の弱さには自覚済みだ。 だから、善意にも邪悪にも揺れる。どちらか一方に留まりきれないからこそ、自らここに在るのだ。 「外に出て、やりたいことはあるのかい。暇潰しとはいえ、飛び出す方向くらいは検討をつけておくものだろう?」 (-372) tasukete 2021/10/05(Tue) 3:50:46 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「命を授かるという事象だけで満足できないのは、富の弊害だな。母子ともに無事に生まれたのなら、それこそを加護と呼ぶのが本来の宗教の在り方だと思うがね……」 だが、人類はそれを当然にするほどに豊かだ。どこの宗教も、神が施す奇跡は、『当然の事象』から範囲を広げざるを得ないのが現実だ。……トラヴィスの生まれは古い家柄だ。だからこそ原義的な考えから逸脱した教義には、多少物申したいところはある。 「そういった意味では、私もチャンドラ殿寄りではある。貴様を語る上で悪魔のような行為と切り離すことはできないが、……生まれたということ、そのものに罪を求めることはない。それをチャンドラ殿は『ひとである』と称するのだろうし、私は、……」 忌々しい死人ども。 人であったとは、たしかに、口にしている。 「……貴様の運用が上手くいくのなら、貴様にも未来はあるだろうと、認めてはいるよ」 為したこと、を思い返せば沸き上がる嫌悪と同時に、しかし一度承認した筋は通し切る。……苦しんで殺されるべきだ。彼の中の潔癖な部分はそれを望む。だが、潔癖故に、それがフェアな感情ではないことも理解している。 黙り込んでしまった囚人の思考を邪魔しないようにと、トラヴィスは静かに息を続けた。 (-377) tasukete 2021/10/05(Tue) 4:29:17 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……母君と、私とは悪魔の解釈が異なる。私の言う悪魔とは、生まれてはならないもの。人と敵対するさだめのもの。貴様は……為したことさえ真っ当であれば、特筆すべきところなど無い単なる天才に過ぎんよ」 『単なる天才』とは、妙な話だが。 しかし、そう、なのだ。才の使いどころさえ間違っていなければ、人類の進歩を早めた歴史的偉人たちに名を連ねていただろう鬼才たち。それが彼らだ。なにせ、1000年前とは人類の知恵も技術も富も何もかもが向上していて、犯罪への対策もまた同じことだった。それでも。それでも、 行えてしまった 。才を、望まれるものにさえ使っていれば、彼は辞典に載る様々な────凡百の偉人たちと変わりはしない存在であったろう。 「…………全く。忌々しい。全くもって認めがたい。」 だからその言葉に情があることも認めなければいけない。 彼は人間だ。 そう認めたからには、その呟きが、偽りであると嘯いて切り捨てるわけには、いかないのだ。 「しかし。貴様、やはり『聞ける』のか。 それは、さぞ暇潰しに向いた役割だな……」 急に疲れが襲ってきたような感覚に、全身から力を抜いた。 座っている肉体がふにゃんとなったかもしれないが、座りにくさには気遣わないぞ。あれもこれも聞かれていたのなら、もう、釣り針の意味とかまるで無いんだもんな。 (-399) tasukete 2021/10/05(Tue) 6:36:37 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「宗教でいえば、だ。これが数百年も前、貴様が宗教戦争に登用されたのならば、その名は聖人として残っただろう。害した人間の数が変わらなくとも、為したことが変わらずともな。解釈とはそんなもの。人類は貴様らを測りかねている……とも、いえるだろう」 人類にとっての『難問』であるならば、彼の母親一人に解決出来るわけもない。誰も彼の暇を正しい形で潰させることができなかった。結果彼は過ちを起こしたが────それは、つまり。人類が彼という天才の運用を過ったのだ。 「私は犯罪者どもを好んではいない。だが、それは犯罪あってのことだ。勘違いしてもらっては困る。単なる『普通でないもの』を憎み、その生まれを呪うほどに狭量にはできていないよ」 もう少し若ければ嫉妬の類は覚えたかもしれない。奔放さ、天賦の肉体。だが、どちらにせよ憎むほどではない。 憎しみに囚われた己は美しくないからだ。 「……伝えておくよ。まあ、早々処刑されるということも無いだろう。死んだばかりだしね」 その点はさすがに、看守たちも気にすることだろう。トラヴィスもそのつもりだったから、足を灼き落とすのは躊躇したのだ。 (-425) tasukete 2021/10/05(Tue) 9:11:45 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ男は、貴族めいた凛とした空気を捨て去り、娼婦のように囚人の膝へ跨った。 「……貴様らに、近いというなら、それが理由だよ」 瞳は揺れている。そうだ。わかっている。自分が為したことだ。自分は『許されているだけ』の罪を犯した。時代が変われば、国が変われば正義となったものではない。あれはどの時代でも、どの国でも唾棄すべき行いとされていて、だから、だから誰もが恐れている。 ここで許されているだけだ。 それは罪ではないのか? 「……他の。貴様らでなければまだ良かった。まだ私は怒りを保っていられた。共にあれを楽しむ素振りを見せたなら。あるいは下劣に己だけは逃れようとするなら。私は憎悪と嫌悪を抱いて演じ抜くことができた。苦痛こそが贖罪だと、絶望を捧げよと嗤うことができた。 だがお前たちは嫌悪した! 」両手を広げた。 どちらが正義か? ────正義は人に宿るものではなく、行いに宿るもの。トラヴィスはそう認識しているからこそ、 「 まだ2日だ。 まだ2日なのだよ、ヴィオラ弾き。私が舞台を降りることはあり得ない。ゲームを降ろされても、舞台は続く。炎が足りない。私の頭が灼けつくほどの怒りが足りない。故に殺せ。私を舞台に繋ぎ止めろ。この宴を踊りきるために」 (-487) tasukete 2021/10/05(Tue) 18:51:25 |
【赤】 墓守 トラヴィス「許可する!好きにしてやれ、っ……セファー!」 芝居がかったついでに名前呼び間違えかけた! あぶねっ!のポーズ。すなわち顔を逸らして天を仰ぐ格好いい私。 (*29) tasukete 2021/10/05(Tue) 18:53:29 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……そういうことを説明する人間が居なかった、というのも、要項に入るな。上司が居らずとも、これを前提に貴様が自ら、己の能力を『人類に都合よく』活かす場所を探そうとしても良かった。貴様の暇はある程度潰せたことだろう。指向性をもって、世界中に散る興味深いことを探せば良かった」 こんな、簡単なことを。人類は過ったのだ。 無力感に苛まれる。凡才である己にすら可能な影響を、誰一人与えることなく巨大な嵐を作り上げる社会。一人が足掻いたとて何になろう。 「……貴様の無礼講は許される。好きにしろ。既に為されたことは良くも悪くも変わらない。貴様の為した罪も、宣言された宴の始まりも」 生まれたばかりの子供のような顔をする。 ならば手足を振り回してそれが我々に当たったとして、咎めることは、無意味なことだ。少なくとも、今は。 「……いやまあその辺は心情的なものだよ。いつか壊れるにせよ、代わりに他のものが壊れるにせよ、さっき買ったばかりのものを壊すのは財布と心臓に悪い、みたいな立場だからね、我々」 それはそれとして、ナフの処刑にはこちらもスナック感覚で解説した。自分の財布から出ないとは言え、後で決算書見て『あー』ってなるのはなんか嫌だ。 (-491) tasukete 2021/10/05(Tue) 19:23:21 |
【人】 墓守 トラヴィス鏡に映る自分は今日も────美しい。 薔薇の香油はトラヴィスの身体に沁みるように香る。 目に見えない美しさまで兼ね備えているとは…… 「我がことながら、賞賛せざるを得ない」 鏡の向こうの己と手を合わせた。賞賛、ありがとう。 (73) tasukete 2021/10/05(Tue) 19:26:46 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「即死など赦さない、赦されるものか、私は、私に」 小さく、速く、しかしはっきりとした意思で囁いた。 恐怖が無いとはいえない。むしろ、自分で思ったよりも、彼は怯えていた。引き返せるという意識は、服越しの男の手の大きさに否定される。そうだ。だから彼女ではなく、この男を選んだのではないか。為し得る男を。その知識を。力を。必要として。 「苦しみを。苦痛を。己にも罪にも怒りを燃やし続けるための炎が欲しい。……お前が、……学者なら、その雷があるのなら、 神経を、痛みそのものを叩き込むことができる だろう。お前の知を使え。力を使え。この私に、」首が震えた。 「恐怖させろ」 それを為せと命じるのは、罪ではないとでも? (-501) tasukete 2021/10/05(Tue) 20:10:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ/*ヤッホー!実は何にも考えてないトラヴィスだよ! アマノくんが本命いるボーイなら私とエッチなことしない方がいいとおもうの君本来NTR的なアレダメだろう?!って感じだし、その辺問題ない上で《アマノというキャラクター》が苦痛を与えるためにそれを必要とすると判断すればよろしく頼むよ!という感じだ! つまり、『これは苦痛を目的としたやりとり』であるので、君が定義した苦痛をくれ!というのが本題だ! 苦痛を与えるために苦痛を与えないという選択も……もちろん存在する!フリープレイ苦痛!よろしく! (-505) tasukete 2021/10/05(Tue) 20:19:41 |
【人】 墓守 トラヴィスフ……私の先輩パワーの見せ所だな。 後輩に奢ってやろう、はぐれジンジャーブレッドマンvilとチュロスvilを。 (76) tasukete 2021/10/05(Tue) 20:47:08 |
【人】 墓守 トラヴィス「ありがとう、ダビー…………ん?……案外上手いね君。どっかで習った?」 渋めの味を覚悟していたが裏切られたので、目を瞬かせて後輩の仕草を観察した。意外だねえ。 (83) tasukete 2021/10/05(Tue) 20:54:55 |
トラヴィスは、ダイスパワーのある上司と同僚を恨めしそうな横目で眺めた。むう…… (a80) tasukete 2021/10/05(Tue) 20:55:38 |
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