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【独】 環 由人/* なんでわしそんな秒で透けるの?いつも?なぜ? あとロルから匂いはしないので嗅がないでください……(でもいい匂いって言われるのはうれしい) (-35) ななと 2020/09/18(Fri) 19:09:17 |
【赤】 環 由人[ 約束だよ、と確認する子供みたいに その声は弾んでいるようだから、 くすくす笑って「はいはい」と頷いた。 毎日、か。 ───ああ、嘘みたいだな、ほんとに。 寂寞に苛まれて押しつぶされそうだった日々が ささやかながら、甘い約束に塗り変わる。 左側に寄って眠っていた日々が、 また2人で熱を分け合うようになる。 きっと、前よりずっと、 彼が帰ってくるのが楽しみになる。 ───曖昧な問いかけは必要ない。 その肌に触れることが、触れられることが、 当たり前になっていくのだ。 彼が言ったみたいに。 それが、W普通Wになっていく。] (*5) ななと 2020/09/18(Fri) 19:58:56 |
【赤】 環 由人[ 少しくすぐったいけれど、 喜びは体にまた、熱を灯して。 きゅ、と心臓が痛んだのはきっと、 期待と、愛しさからだろう。] ンっ……ふ、 [ 下着越しに与えられる刺激に 小さく声をこぼし、目を細めて そちらを見つめながら耳へと指を 滑らせて、弄ぶ。 微笑みを浮かべて愛撫するその様子は、 煽情的で、こくりと喉を上下させ、 唾を飲みこんだ。 己の先走りか、彼の唾液か、 わからない液体に濡れた下着がずらされ、 外気にさらされれば、硬さを帯びて 膨れたそれは、ふる、と震える。] (*6) ななと 2020/09/18(Fri) 19:59:17 |
【赤】 環 由人っは、 ……んッぁ、 [ 声が漏れた。 徐々に意識がその耳を弄んでいた 指先から、茎へと移っていく。 唇に、舌に、濡らされて、 ぬらりと光る己のもの。 視覚的にも犯されているような心地で じっとその様子を見ては、時折 熱い息を吐いていれば、 さらにその下、すっかり固く閉じた、 菊口の方へと降りて─── ぞく、としたそのとき、熱が離れる。] っ、 [ ぴくりと体が跳ねる。 だが望んでいるその先は与えられず。 すっかりその気になった自身は、 情けなく首を擡げていた。] (*7) ななと 2020/09/18(Fri) 19:59:43 |
【赤】 環 由人[ 立ち上がり、ベッドから離れていく様子を ぼんやり目で追いながら、息を吐く。 なにやらごそごそと鞄を漁っているのが 見えるけれど、まさかその手に これからW必要Wなものが揃っているとは 思いもしていなくて、少々面食らった。] ───用意周到だな [ と眉尻を下げて、少し笑う。 それからされるがまま、清められれば、 もう言い逃れはきっとさせてもらえない。 ───まあ、そこを開くのは これから先、もっと近づくために、 ひとつになるために、必要なのだから 毛頭、逃げるつもりはないのだが。] (*8) ななと 2020/09/18(Fri) 20:00:04 |
【赤】 環 由人[ また近づく唇。 期待に、先走りが滲む。] …ふ、 …雅治の、口ん中、 ッ… 熱い、 [ 「きもちい」と素直に伝えて、 また包むように髪に差し入れていた指を、 滑らせて耳を弄びながら、 唇を結んで、高められていく感覚に 耐えていたのに。] (*9) ななと 2020/09/18(Fri) 20:00:27 |
【赤】 環 由人ッ…!っァ、ッは…っぅ [ 突然、ぢゅぅ、と強く吸われれば びくんっと腹が大きく収縮して、跳ねる。 ぐっと硬さを増したそれは、 迸りそうになるから、足先を丸めて耐え。 反射的に眇めた瞳を緩め、詰まった息を吐いた。] っはぁ、…ぁ、ぶね、… …な、 俺にもさせて? [ 強請るように小首を傾げ、 足先で彼の怒張を少しなぞろうか。 許されたならば身体を起こし、 帯を解いて、その肢体もあらわにしよう。] (*10) ななと 2020/09/18(Fri) 20:00:51 |
【赤】 環 由人[ …さっき、せっかく、教えてもらったのだ。 彼にだってよくなってほしい。だから。 指を胸板に這わせて、口づけを贈ろう。 同時に、その下着をずらして、 彼の茎も外気に晒せば、己のものと 重ねて握って、軽く上下に扱く。 口内を貪りながら熱を溜めたあと、 その唇は離れて顎へ、首筋へ、 鎖骨へとおりていき─── 彼の方をじっと見上げながら、 舌舐めずりをひとつ。 その乳首に吸い付いて、甘く食もうか。]* (*11) ななと 2020/09/18(Fri) 20:01:10 |
【赤】 環 由人[ 実際にW万が一Wが今起きている わけだし、役に立っているのだから必要だろう。 噴き出した彼と一緒にくつくつ笑って、 それから責め立てられる屹立に 情欲を燃やし、その熱を育てた。 一際強く吸われて、跳ねると、 なんとか寸前で留めたから、 怒張は血管を浮き上がらせて びく、びく、と震える。] っはぁ、……やだよ。 …一人は。 [ 不満げに膨らませられた頬を 指先でつついて、笑う。 そうして落としたおねだりに、 二つ返事で肯定が返って来れば、 こちらも満足げに微笑み、 重ね合わせた熱を上下に擦った。] (*18) ななと 2020/09/19(Sat) 13:25:02 |
【赤】 環 由人[ 同時に唇の甘さを堪能する。 先走りが漏れ出る先端を親指でぐり、と 刺激して、空いた手で後頭部を引き寄せ、 逃げられないように固定しながら 小指の腹でうなじから頸椎に沿って 窪みを撫で下ろし。 口づけの合間、かすかに漏れ出る声に 満足げに笑みながら繰り返したあと、 後頭部にあった手を滑り落とし、 先ほど好きだと言っていた胸の飾りに触れる。 唇を離した。] かぁわい [ 吐息まじりに愉しげに囁いて、 その肌にキスをしながら上半身を 折るようにして、 流し見るように見つめながら ぺろりと舌舐めずりをひとつ。] (*19) ななと 2020/09/19(Sat) 13:25:29 |
【赤】 環 由人[ くり、と中指と親指で挟んだ蕾を 摘んで、人差し指の爪先で掻く。 同時に反対側は赤い舌でぺろりと舐めて、 そのまま唇で挟み、吸う。 舌先で転がすように育てて、 時折歯を軽く立てれば、そのあとは 柔い舌で包み、愛撫する。 それを繰り返しながら、茎への 刺激も忘れないように動かせば ぐしょぐしょに濡れた手の中、 卑猥な水音を立て始めるだろう。 甘い声がその唇から漏れるのに 目を細めるけれど、軽く肩を押されて 体が離されそうになれば、 可愛がるのをやめて、見上げる。] (*20) ななと 2020/09/19(Sat) 13:25:48 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治…なんで?イってもいいのに いいとこ、教えてくれたじゃん [ ふ、と濡れたそこに息を吹きかける。] (-81) ななと 2020/09/19(Sat) 13:26:25 |
【赤】 環 由人[ だがかえってきた返事に、口端に垂れた 唾液をすくって飲み込み。 「ん、わかった」と小さく頷けば、 大人しく引き下がるとしよう。 愉しみはこれから先、いくらでもある。 宥めるようなキスにうっとりと目を細め、 まつげの隙間から見つめ。 指示された通り、四つ這いになろうか。 ただし、残念ながらそちらに 尻を向けることはしない。] ここ舐められんのはさすがに 抵抗あるからさ…… そこで見ててよ。 [ そう眉を下げて、許されるのなら、 そのワセリンを指にとり、己の 指先で硬く閉じた場所をなぞり、 軽く指を埋めようか。] (*21) ななと 2020/09/19(Sat) 13:26:53 |
【赤】 環 由人んッ…… ───キス、して [ 小さくねだりながら、眉を寄せ、 第一関節を埋めて、少しずつ、解す。 口付ければ見えないだろうけれど、 受け入れる準備をするには まだしばらくかかりそうだから、 その間もずっと、触れ合ってたくて。]* (*22) ななと 2020/09/19(Sat) 13:27:15 |
【秘】 橋本 雅治 → 環 由人二人で気持ちよくなるんだからさ。 …………一緒に、したい。 [そんなワガママを、由人の鼓膜へと 熱い吐息と共に吐きかける。] (-85) シュレッダー 2020/09/19(Sat) 18:05:28 |
【独】 環 由人/* まちがいなくトゥルーエンドですね うんうん レックスさんのろるはところどころ読んでいて、全体通してもう一回早く読みたい… (-104) ななと 2020/09/19(Sat) 22:01:16 |
【赤】 環 由人[ かわいらしい悪態にご機嫌で、 その肌に触れ続けていたけれど 素直なWお願いWに是をかえして、 四つ這いになろうと足を動かした。 まさか仕返しの散弾が立てられているとは 思いもかけず、後孔に指を埋めて ほぐしていこうとしていれば、 それよりもはやく、引かれた手に 動きを止めてそっとそちらを見た。 彼がベッドヘッドにもたれて手招きする。 舌先で唇を濡らして、大人しく そこにまたがるようにして座ると、 引き寄せられて抱きしめられた。 肌が触れ合う感覚。 それはこれまでしたどんなハグよりも ずっと彼が近くに感じられて、 心臓の音まで皮膚を伝って 重なってしまいそうで、愛しい。] (*28) ななと 2020/09/19(Sat) 22:01:28 |
【赤】 環 由人[ 口内の甘さに酔いながら、 片手の指は己の菊座に、 もう片方は彼の首に回した。 触れ合った肌に灯ったままの熱。 くり、と先端が絡めば腹がひくつく。 同時に入れた指を締め付けた。 ───やはり、さすがにすぐには ほぐれそうにない。 固く閉ざして、拒むナカを 息を吐きながら、眉を寄せて、 少しずつ少しずつ、騙し騙し、 拓いていく。] (*29) ななと 2020/09/19(Sat) 22:01:57 |
【赤】 環 由人んッ……ぁ、っ……ぅ゛、は、 [ 心配そうな問いかけに眉尻を下げる。 大丈夫、とは言い切れない。 彼を受け入れたいし、一つになりたい けれど、身体はうまく言うことを 聞こうとはしなかった。 だけど───心配はかけたくない。 「やめる」こともしたくないから。 小さく、顎を引いてうなずいた。 すると、彼の指が降りて、己の指に 触れ合い、そのまま隙間から ぐぐ、とゆっくり挿入される。] (*30) ななと 2020/09/19(Sat) 22:02:20 |
【赤】 環 由人ん゛ッ…ゥ……っ! [ 背中が丸まるようにして、耐える。 だが、自分のものではない、 太くてしなやかな指。 ぞく、としたものが背筋を走り、 下腹部に熱をもたらした。 甘い息を吐き、そちらを潤んだ瞳で 見つめて、唾を飲む。] …ん、 ッわか、った、 ───も、はじめて、みたいに、 っ…かたく、なってて、…ッ 時間、ッかかるかも、 [ そう困ったように笑って。] (*31) ななと 2020/09/19(Sat) 22:02:54 |
【赤】 環 由人[ 首筋に顔を埋めた。 しっとりと濡れた肌から、 より一層彼の匂いがする。 すぅ、と吸い込んで、舌先で肌を舐めた。 喉を上下して、飲み込む。] ッン、 ぁッ…はぁ、 [ 体温があがる。] 雅治の、におい……すき、 [ 小さく落として、首に回した 手のひらを髪に差し入れて握った。] (*32) ななと 2020/09/19(Sat) 22:03:23 |
【赤】 環 由人[ どれくらい時間が経ったのだろう。 己と彼の指、一本ずつが根元まで埋まり、 少しずつ柔らかくなってきた頃。] も、一本、 …ふやして、 [ とねだって。 増やしても大丈夫そうなら、そのまま 己の腰を軽く揺らして動かし。] (*33) ななと 2020/09/19(Sat) 22:03:39 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治ッは、…ン、も、たぶん、 大丈夫……ほぐれた、から …挿れてよ、…二人で、 気持ちよく、なろっ…? [ そう誘って、指を引き抜いた。]* (-105) ななと 2020/09/19(Sat) 22:04:05 |
【秘】 橋本 雅治 → 環 由人だから、安心して……由人を見せて。 [もう一本、乞われるがままに 指を増やしながら、耳朶を食んで。 中に埋め込んだ人差し指と中指とで 見つけたしこりを挟んで小刻みに揺すったり、 割り拓くように、中でVサインを作ってみたり。 声を聞かせて欲しい。 乱れても、痛がっても、それが由人の声なら 俺、きちんと受け止めるから。] (-108) シュレッダー 2020/09/20(Sun) 0:24:58 |
【秘】 橋本 雅治 → 環 由人[もし、俺のが先端から、幹の一番太い根元まで 由人の中へと埋められたなら───── 恋人の身体をきつく抱き締めて 感謝の気持ちを伝えたい。 俺とひとつになるために、 由人はすごく頑張って耐えてくれた。 文字通り「身を捧いで」くれるのは 偏に俺のためだと思うと、 百万回のキスやハグでも全然足りない。] (-109) シュレッダー 2020/09/20(Sun) 0:30:23 |
【赤】 環 由人[ 背をさする手のひらが優しくて、 心地いい。圧迫感を忘れられるよう、 息を吐きながらその手の感触に酔う。 耳をくすぐった、かすかに喉で笑う音。 こく、と飲み込んだ唾。 甘言にまた余計眉を下げて、 回した手に力を込め、肩口に頬をすり寄せた。] (*39) ななと 2020/09/20(Sun) 14:34:29 |
【赤】 環 由人……ん。 ───おれも、…っ、 全部好き、 …雅治が、好きだよ、 [ 小っ恥ずかしいセリフを吐いたのは、 正直WらしくWないなとは思うのだけれど、 それでも今、伝えるべきだと思った。 彼の全てが好きだ。] (*40) ななと 2020/09/20(Sun) 14:34:55 |
【独】 環 由人[ ちょっと子供っぽいところも、 かわいらしいところも。 飯を全部平らげてくれるところ、 悪態じみて、素直じゃないコメントの 裏に隠された温かい感想。 本当は繊細で弱いところも、 優しくて、人に癒しを与えることが できるのに、実は不器用なところも。 なにもかもが、愛おしい。 ───熱も、匂いも、腕の強さも、 抱きしめたときの感触も、 唇の甘さも、きっと、知ってるところ全て。 それを全部伝えると、たぶん 己は赤面しすぎて死んでしまうから。 少しずつ、少しずつ、伝えたい。] (-115) ななと 2020/09/20(Sun) 14:35:22 |
【赤】 環 由人[ しこりを見つけられれば、 腹が収縮して震える。 そこが知っている旨味を 引き出されるように刺激されて、 誘われるように、囁かれ。 耳朶を食まれたら、また跳ねた。] ッン、 ……ぁ゛っあっ ……そこ、っ…い、ッ…ぃ、 うぁ、ンッ…は、ふ、ぁっァ [ 弱い場所ばかりを弄られて、 はじめよりもずっと、声が漏れてしまう。 ───それは、彼の包み込むような 優しい声色のせいだったかもしれない。] (*41) ななと 2020/09/20(Sun) 14:35:43 |
【赤】 環 由人[ ほぐれた、と思う。 指を引き抜くと、ひくひくと 開いた其処は続きを待ちわびるだろう。 すっかり潤んで紅潮した表情を じっと窺うように見つめられれば、 こてりと首を倒して、見つめ返し、 言葉の代わりに問いかける。 歯で噛んだ袋を破くのが見える。 こく、と生唾を飲み込む。 雄がはっきりとそこに見えた気がした。 不安げに言われた言葉に、 大丈夫、といわんばかりに微笑んで、 「わかった」と頷くと、腰を上げる。 膝立ちで少し前にずれれば、ひた、と 入り口に当てられた感触に、唇を結んだ。 少し、腰を落とす。 先端を埋める前に、数度キスするように ちゅ、ちゅ、と上下させて、馴染ませ、 そのままゆっくりとおろしていく。] (*42) ななと 2020/09/20(Sun) 14:36:07 |
【赤】 環 由人ッん゛っ…ぁッぁ゛、ぅゔ、 [ 濁った声が漏れる。 不安げにそちらを見つめると、 苦しげに寄せられた眉根が目に入る。] ごめ、ッ…ほぐした、のに、 ひさびさすぎ、ッて、 ァッぁ゛…ッ [ 濁った声が漏れる。] (*43) ななと 2020/09/20(Sun) 14:36:37 |
【赤】 環 由人[ そればかり、なのに。 入り口は、指とは比べ物に ならないその質量の熱をどうか はやく、はやくと急かすように 吸い付いて離そうとはしない。 茎に落とされる刺激。 優しく繰り返される口づけに、 両手を彼の背に回して強く抱きしめ、 開かれていくナカの違和感と圧迫感に なんとか耐えていく。 汚い声しか口からは漏れ出ないけれど、 その熱の固さが衰えることはなくて、 ほんの少し安心した。 彼のものが完全に中に入ってしまえば、 深く息を吐く。同時に強く抱きしめられた。] (*44) ななと 2020/09/20(Sun) 14:37:18 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治意味のない、ッなんて、いうな、 俺らの、っ…関係にとって、 意味のあること、だし、なにより、 ───おれも、あんたと…っ 雅治と、一つになれ、てッ ……すげえ、… 泣きそう、だよ、 [ うれしくて、とこぼした声は 上擦ったように、至極嬉しそうに、 その鼓膜に届くだろう。] (-116) ななと 2020/09/20(Sun) 14:38:11 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治[ 耳に届いた甘言は、今までのよりも さらに甘くて、愛おしい。 ぎゅ、と心臓が掴まれて、痛い。] ───おれも、 あいしてる、 ッあいしてる、よ、雅治、 ……選んでくれて、ッ… おれと、一緒にエンドロールまで、 走る道を選んでくれて… ……ありがと… [ きゅん、と締め付けた中。 彼のものの形がはっきりわかるようで、 また愛おしさが増して、眉が下がる。] (-117) ななと 2020/09/20(Sun) 14:38:45 |
【赤】 環 由人[ そのまま落とした口づけ。 口内の甘さを堪能しながら、 ほんのすこし腰を揺らす。 びくっと腹が跳ねる。] …ゆっくり…うごいて、 [ と囁いた。]* (*45) ななと 2020/09/20(Sun) 14:39:05 |
【秘】 橋本 雅治 → 環 由人[精液は、女の中に胤を撒くためのもの。 吐き出せば子を宿させるそれを、 俺は今、男の腹に植えようとしてる。 由人の言葉を聞いて、俺は 自分の中にまだ「普通」への 強迫観念じみたものが残ってることに 気付かされて、ひやりと汗をかく。] ………………うん。 俺も、したいから、してる。する。 由人とひとつになりたくて仕方なくて。 ……ッ、ごめ、ん…… 無意味なんかじゃ、ない。 [この先周りで、結婚したり子供もできたり 「普通」の道を進む人も出てくるかもしれない。 俺たちの道はまだ「普通」じゃない かもしれないけど……それでも。] (-119) シュレッダー 2020/09/20(Sun) 19:26:36 |
【秘】 橋本 雅治 → 環 由人……由人こそ、後悔したって 俺、絶っっ対、離してやらないからな。 [耳元を擽った、嬉しそうな言葉に つい、照れ隠しの憎まれ口が出てしまう。 耐えきれないくらい、心臓がいたい。 由人の肩口に鼻先を埋めて、 堪えきれなかった涙を、ひと粒落とした。] (-120) シュレッダー 2020/09/20(Sun) 19:27:26 |
【独】 環 由人[ 「普通」じゃないことが怖かった。 「普通」の人が生活する場所に紛れて 「普通」の人のような顔をしているのに 本当は擬態しているだけで 「普通」じゃない自分は、この世界で ひとりぼっちで、どうしようもなくて、 必要とされてなくて、それなのに、 どこにもいけなくて───。 そんな、自分を、曖昧に隠せる場所を 与えてくれたことがまず、ひとつめに救いで。 そんな、自分を、必要としてくれた、 頼ってくれたことが、ふたつめに救いで。 こうして、わがままを受け入れて、 ずっと一緒にいてくれる、と、 最後まで共に、走ってくれると そう頷いてくれたのが、なにより、救いで。 死のうと思ってたって言ってたけどさ、 俺はたぶんあんたに会わなかったら、 もうすでにW死んでWたも同然なんだよ。] (-133) ななと 2020/09/21(Mon) 1:45:15 |
【赤】 環 由人[ 全部、隠して生きるしかないって。 死ぬ勇気も、なかったから。 離されたら俺はW死ぬWよ、 なんて口には出せないけれど、 離さないと言ってくれるのだから、 今はそれを信じたくて、頷いた。 動いて、と言ったのに、 無理はさせたくないから、と 口づけを落としてくれた 彼の瞳がいくらか、潤んでる気がして。 背をなぞる指先に、首筋に這う舌に、 鼻母音を漏らして、 きゅっとまた中が収縮する。 小さく洟をすする音が聞こえれば、 ふ、と少しだけ笑った。] (*51) ななと 2020/09/21(Mon) 1:45:42 |
【赤】 環 由人───なに?……泣いてんの? [ そんな意地悪を小さく落として、 軽く腰を動かして彼の上に座り直せば、 笑んだ唇を重ねて食んだ。 キスの合間、肌を撫でる手に、 時折体を震わせながら 中に入ったままの怒張を 締め付け、緩めて、やわやわと 包むように刺激するだろう。] (*52) ななと 2020/09/21(Mon) 1:46:28 |
【赤】 環 由人[ その圧迫感に慣れ、息ができるように なった頃、漸く一言告げられた言葉に こくりと頷いた。] っゔン、ッ… !ふ、 っぁ゛………んっ は、 [ ずん、と奥を突く昂りが熱い。 ゆさぶられると、また息が詰まるし、 痛みもないわけではないけれど、 それよりも、なによりも、 離した口づけの合間、 撓んだ瞳を見つめる。 笑ったその、彼の顔が、愛おしくて より一層眉尻を下げて、 つられたように笑ってしまうのだ。] (*53) ななと 2020/09/21(Mon) 1:46:55 |
【赤】 環 由人…ッ な、に? [ 甘さの滲んだ声で小さく問いかけると、 返ってきた答えに、口を開くよりはやく、 体が返事をしてしまう。 きゅぅ、と締め付けて、体温が上がった。 唇を噛んで、ふにゃ、とした笑みに 変われば、触れるだけのキスをひとつ。] (*54) ななと 2020/09/21(Mon) 1:47:15 |
【赤】 環 由人[ セックスでこんなふうに、 満たされて、たまらない気持ちに なったことなんてなかった。 惣菜屋を継ぐ前。 都心にいた頃はそれなりに体を重ねて 遊んだりもしていたし、固定で、 何度も会っていた人もいた。 なんとなく、付き合っているような そんな気がしていた人もいたけれど。 ───あれは、恋なんかじゃなかった、 今確かにそう言える。 だって、こんな多幸感は、 あの日々になかったから。 酒や熱に浮かされているだけ? いいや、違う。 …この人だから。 唯一の、人だから。] (*55) ななと 2020/09/21(Mon) 1:48:03 |
【赤】 環 由人───奥、突いて、…いいっ も、平気だから、…… 雅治で、いっぱいに、してくれ、 [ そんな言ったこともないような 誘い文句だって言えてしまうのだ。 ほんとうに、欲しいと思えるから。] (*56) ななと 2020/09/21(Mon) 1:48:29 |
【赤】 環 由人…は ぁ゛ッ…ぅ……ン、 [ 聳り立つ自身が彼の腹に擦れる。 指では届かなかった場所まで 拓かれて、突かれると、 中はもっと、とねだるようにうねった。 その腰の動きに合わせて動かす。 徐々にそこで得る快楽を思い出してきた 身体は、下腹部から確かな熱を上げて。 ぞくぞくする。] (*57) ななと 2020/09/21(Mon) 1:49:25 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治まさ、はる、ッぁ゛、ッ ……ぅ、すき、…ッ好き、だ、っ [ 背に回した腕に力を込める。 伝えても伝えても、あふれる気がした。] (-135) ななと 2020/09/21(Mon) 1:49:50 |
【赤】 環 由人[ 肌を重ねて、言葉だけじゃない、 すべてで彼の熱を知って、 たぶん今もまた、どんどん 好きになっている気がする。 ───そんなこと、言えないけど。 高まっていく。 ベッドの軋みと、二人の息遣い、 粘度のある液体が混ざる音。] き、もちいッ…? [ 短く、問いかけて。]* (*58) ななと 2020/09/21(Mon) 1:50:40 |
【赤】 環 由人[ 返事の代わりに抉られた最奥に、 一際強く、その屹立を締め付けた。] ッぅぁ゛あっ!!…ッン、 は [ その声に、また肌が粟立つように震え、 掻き抱かれた体ごと溶けて、 本当にひとつになれたらいいのに、 なんて頭に浮かんだ思考を 瞳に乗せるとぼろ、と涙が溢れた。 切迫した声が、言葉が、響いて、 己のものではないような 喘ぎ声が、息遣いが止まなくて。 それを口づけに掬われて、 呼吸すらすべて、共有するように繰り返した。 何度も何度も頷きながら、高まりに、 襲う、快楽の波に体を委ね。]] (*62) ななと 2020/09/22(Tue) 0:11:42 |
【赤】 環 由人ァ゛…っ 俺、もッも…ぅ、っ だめ、イ、 ッきそ、っぁ゛、 イ、っく、いくッ………! ゔぁ、ッだ、もッ ン゛──────っ……ッ [ 中に広がった熱に腹が収縮する。 肩口に額を乗せたまま、荒い息と、 びく、びく、とした痙攣を繰り返して。] (*63) ななと 2020/09/22(Tue) 0:12:02 |
【赤】 環 由人[ 覗き込まれた瞳は、揺れている。 ゆっくりと瞬きを二度繰り返して、 見つめ返したあと、漸く理解した。] ……ぁ…わ、かんね、… [ 小さく答えて、眉尻を下げ、 深く息を吐きながらもう一度、 肩口に顔を埋める。] ───ん。そうする…… …けどいまは、もちょっと、 …こうさせて、…… [ その熱に体を委ねた。] (*64) ななと 2020/09/22(Tue) 0:12:41 |
【赤】 環 由人[ 翌朝目覚めたとき、その肌にまだ 包まれているのならばそっと手を添えて。 伏せられた長い睫毛を見つめながら、 ぼんやりとしているだろう。 久々によく眠れた気がした。 …久々に、長く眠れた気もした。 そのまぶたがゆっくり開いて、 朝の光に眇められ、こちらを向くまで、 じっと見つめたまま動かないでいて。 それで、一番初めに伝えるのだ。] (*65) ななと 2020/09/22(Tue) 0:12:58 |
【人】 環 由人[ と、甘さの滲んだ朝の挨拶を。 今日は札幌のほうに行く。 オルゴール美術館に行って、海鮮を堪能して、 それからもう少し北海道の下の方。 登別にある温泉へと向かうのだ。 …昨晩は入れなかった、温泉。 時計はきっとまだ、朝食にも 早い時間を指しているはずだから。] …昨日シャワーで済ませたし、 ざっと温泉に浸かってから、 朝飯食いに行かない?せっかくだし。 [ そんな誘いをかけて、笑った。]* (56) ななと 2020/09/22(Tue) 0:13:45 |
【人】 環 由人[ 一人きり、眠る夜はいつだって 寂寞に苛まれて、どうしたって 孤独に抗えなくて、痛くて。 和らげてくれるのは、ただひとつ、 誰ともなく落ちる柔らかな、 ラジオのパーソナリティの声だけ。 そんな日々をずっと、過ごしてきた。 一度、したと思っていた恋が、 独りよがりで無意味だったと知った あの日からずっと、なにかと理由をつけて きっと、好機を自分から掴もうともせず 手を伸ばすことも諦めていた。 ずっと。] (79) ななと 2020/09/23(Wed) 0:11:35 |
【人】 環 由人[───あの日、差し出してみた手は、 そういう好機だとは思っていなかった。 ただの───気まぐれで、好奇心。 曖昧にしていても許されるあの場所を くれた人に、なんとなく、どこかで、 恩返しのような気持ちもあったのかも しれないけれど、わからない。 ただ、あの日の己がいなければ、 いまこうして、多幸感に満ちることは なかったし、これから先、 長い道のりを歩いていくことへの 不安も尽きなかっただろうけれど。] (80) ななと 2020/09/23(Wed) 0:12:09 |
【人】 環 由人[ 二人で浸かった温泉。 昨晩薄明かりの下でみた その裸体は、陽の光の下だと、 あのときよりもしなやかで、白く見えた。 提案に、いいなーと頷いて、 蟹はしゃぶしゃぶがいい、と返したり。 ヒグマなんて、見たことないかも、と 思い浮かべるのはツキノワグマで、 こう、なんか模様があるやつ?と聞いたら ちがうと否定されたり。] (81) ななと 2020/09/23(Wed) 0:13:00 |
【人】 環 由人[ そんな今日明日の話を繰り返している中、 落とされたWこれからWの話に、 そっとそちらを見つめた。 視線は合わない。 どこか、不安げに揺れて、 乳白色に注がれたまま。 まつげの先にともった水滴が見えた。] (82) ななと 2020/09/23(Wed) 0:13:22 |
【人】 環 由人───そうだなあ、 ……あの時間、も結構好きだったし、 なんていうか……夜の時間? 誰も、起きてないような、気もする 静かな中で二人、向かい合えるのが、 ───こう、特別な感じは、してたんだけど [ 視線をそらして、膝を抱える。 そっと同じように水面に落として、見つめ。 ゆらゆら、揺れる。 湯気が立って、空気に溶けた。] (83) ななと 2020/09/23(Wed) 0:13:51 |
【人】 環 由人雅治が、あの店大事なのも知ってるから、 …そんな簡単に、「そうしなよ」 なんていえないんだけど、さ。 本音だけ、いっとくと、 ───もっと、一緒にいられるなら。 ……昼も、当たり前に、 「普通」に雅治といられるなら、 おれはそれも、嬉しいし 特別、じゃなくて「当たり前」に なるのって、幸せだなって思うよ …そうなれたらなって、思う。 [ そこまで伝えて、また息を吸う。 ゆっくりと彼の横顔を見つめた。] (84) ななと 2020/09/23(Wed) 0:14:13 |
【人】 環 由人でも、急がないから。 だって俺たちのWこれからWはまだ はじまったばかりなんだし、 ずっとずっと、続いていくって そう信じてるから───さ。 いっしょに考えよ。 [ そう微笑みかける。 なんとなく照れ臭くて、少しだけ 耳が熱かったけれど、それは 熱い温泉のせいにしておこう。] (85) ななと 2020/09/23(Wed) 0:14:34 |
【人】 環 由人[ 旅行は、まだ続く。 決められた日程だけ、 終わればまた日常へ帰る。 だけど、俺たちの日常は続く。 「ひとり」と「ひとり」じゃない。 WふたりWの日常が続いていく。 口下手で、不器用で、 うまく伝えられるかどうかは これから先もわからないけれど、 それでも、伝えていきたい。 橋本雅治というひとに出会えた喜びを。 そのひとと共に生きていくこれからの 道のりへの、期待を。 そして、これからその道に立ちはだかる 山々もきっと、手を取り合って、 乗り越えていければいいと思う。] (86) ななと 2020/09/23(Wed) 0:14:59 |
【人】 環 由人[ 特別なことなんてなくていい。 俺たちにとってのW普通Wを なんてことないことに。 今までずっと、W異質Wに カテゴライズしていたものを W当たり前Wに思える日々に。 そしてそのW当たり前WやW普通Wに 深い幸せと喜びを感じられるように。] (87) ななと 2020/09/23(Wed) 0:15:55 |
【人】 君と共に 環 由人[ 生きていく。 エンドロールが終わるまで。 俺たちなりの、ハッピーエンドに向かって、 たぶんぐねぐね曲がっためんどくさい道を、 手を取り合って、永遠に。]** (88) ななと 2020/09/23(Wed) 0:16:35 |
【独】 環 由人/* 遅くなってごめんなさい(深々) そんなかんじで旅行の日程も半ばですが〆です… なかなか時間が取れず、おへんじが遅くなりがちで申し訳ない… (-184) ななと 2020/09/23(Wed) 0:18:32 |
【独】 環 由人/* というわけでご挨拶… ななと、と申します。 あさきさんはお久しぶりです…でしょうか。 もつはものすごーく久しぶりですね。 他の皆さまはいろんな村でお世話になっております… このたびは、楽しい村に参加させていただきありがとうございました。とても楽しかったです。全ての物語を読み切ることがまだできていないのですが、またのんびり読ませていただきます。 そして、相方のシュレッダーさんに深い感謝を。 環由人は、過去に自分で建てた深夜ラジオを聞くだけのソロル村で生まれたPCです。そのあとも何度か動かしたり、別のソロルPCと絡ませて出したりと、何かにつけて動かしてきた思い入れのあるPCでした。 今回の村に参加するにあたって、環に会いたいといってくださったこと、とても嬉しかったです。そして、環の弱いところをいっしょに分かち合ってくれる雅治さんに出会わせてくださって本当にありがとうございました。 これから先、また日常に戻る彼らはきっと、死よりも生を感じて生きていくんだろうな、って感じがします。 とても楽しかったですし、環が幸せになってとても嬉しかった。本当にありがとうございました。 ほかの参加者の皆様方にも深い感謝をしつつ、またどこかでお会いすることがあればよろしくお願いします。 かしこ (-187) ななと 2020/09/23(Wed) 0:30:19 |
【独】 環 由人/* もちろんそれまでも行きたいけど、近場で済ませててもいいし ふたりで生きていれば、きっと近所のコインランドリーへの道のりも楽しいとおもうのです (-191) ななと 2020/09/23(Wed) 0:37:44 |
【独】 環 由人/* いよいよ旅行にも行けないくらいおじいちゃんになったら、そのときはそれまでの思い出を「たのしかった」って話せたらいいな、とおもいます 良い人生だったってきっと言える気がするな ではでは、そろそろねむります おやすみなさい、ありがとうございました!** (-192) ななと 2020/09/23(Wed) 0:40:48 |
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