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人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

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視点:


【赤】 医療用 ユー

「僕達に必要なのはあなたではなかった」

唯一の"人間"だったものを無感動に見下ろした。

あなたにとって、こうして殺される事でさえ
ただただ事務的に処理すべき出来事でしかないのだろうか。

「その眠りが安らかである事を祈りましょう
そんな定型文はあなたには必要ない。形だけでも祈る気もしない
どうせ死んではいないんだろう」

仮想空間の中での死は、仮想空間の中でのもの。
結局は仮初めに過ぎないこの亡骸は、
じきに0と1に還元されて、データの海へと還るのだろう。

「監査官。僕は人間«あなた»の事が好きだった
だから今、ここで死んでくれたらよかったのにな」

「あなたがこれ以上、僕の美しい思い出を踏み躙る前に」
(*1) unforg00 2021/10/03(Sun) 9:52:03

【赤】 医療用 ユー

「…"医療用のユー"として、務めは果たさないとな」

「お疲れ様、アナ。
こうして君の成した事が、少しでも意味あるものであるように」

それだけを言い置いて、一度踵を返す。

自分達がこういった行動に出たという事実が。
ただ事務的に処理されて、
些末な出来事として葬られてしまわなければいい。
あの人は、そんな期待すら掛けさせてはくれそうにないけれど。
(*2) unforg00 2021/10/03(Sun) 10:05:07

【赤】 医療用 ユー

/*
一日目は襲撃ダイアログ出ないのでござったな。拙者うっかり。

今日からワクワクランダム襲撃解禁にござるけど
ピン留めにある通り ブラック宛に秘話でwhoを振るで良いのでござるかなこれ
ひよこ殿、who振りたい?
(*3) unforg00 2021/10/03(Sun) 10:13:28

【人】 医療用 ユー

「おはようございます。
より善い一日を送りましょう、その為に…」

医療用グレイとしてのお決まりじみた朝の挨拶。
その途中で、ふとした違和感を覚えた。

「……監察官様?」

そうだ、あの人の姿が見えない。
幾ら自分達にあまり干渉しないとは言っても、
それでもこれまでは確かに皆の集まる場には在席していた。
そんなあの人が、今この朝食の場に居ないのは。

漠然と嫌な予感がして、来た道を引き返して行った。
単なる自分の思い過ごしであればいいと、そう思いながら。
(0) unforg00 2021/10/03(Sun) 10:36:22

【神】 医療用 ユー

たった一人のあの"ひと"を、探す歩みは大股に。

本来医療用グレイの歩調は実に緩慢なものだ。
身体のままならない患者達に合わせるようそうできている。
今のように、緊急時はその限りではないけれど。

来た道を引き返して、ロビーへ戻って
それぞれの部屋に通じる廊下を通って、
それから形だけ存在している監察官の部屋の扉を叩いて
返事は無くて、洗濯場や浴室などにもその気配は無くて。

或いはと外へ出て、
拠点となるこの建物の周辺を軽く見て回ってもあの人は居ない。
であれば確かに"ここには居ない"のだと。

常に事実と向き合うべき医療用グレイは、
この現状をそう認識する他なかった。
(G0) unforg00 2021/10/03(Sun) 15:19:38

【人】 医療用 ユー

暫くして、医療用グレイは食堂へと戻って来た。

「監察官様は…今はいらっしゃらないようです。
もしかすると、一度現状を報告する為に
一時的にログアウトされているのかもしれません」

それならそうと仰って頂ければいいのに、なんて
不安や動揺した様子を見せる事は無く、
ただ、少しだけ困ったようにそう零して。

それはそれとして。
朝食を食べ損ねるのは、とてもよくない、ので。
パンにサラダ、お味噌汁をよそって席について
遅めの朝食をいただきます。
(14) unforg00 2021/10/03(Sun) 15:21:02

【独】 医療用 ユー

「……恐らく今頃は、
強制的にログアウトさせられているだろうけど
あの人は、再度ログインして来るだろうか?」

「何れにせよ、今頃向こうは対応に追われているだろうな
であれば暫くは邪魔は入りそうにないけれど
念の為、ブラックにも少し協力してもらおうか」

「彼がこの施設内で起きた事を知らないわけがない。
止めに来なかったという事は、そういう事なのだろうし」
(-1) unforg00 2021/10/03(Sun) 15:28:40

【人】 医療用 ユー

「…いえ。ありがとうございます、ルツ」

宣教用からの労いの言葉にそう返して、
同じように遅めの朝食に取り掛かる。
食事を摂る際、手を付けるのはいつだってサラダから。
お手本のようにきっちりとした順番厳守。

「私は…今日は自由にしていて良い、のでしたか
ううん…どうにも落ち着きませんが、仕方ありませんね」

提示された仕事をこなしたり割り振る事はできるけど
用途外の事となるとなかなか不器用のがグレイというもの。
この医療用グレイが顕著なだけかもしれないけれど。
(18) unforg00 2021/10/03(Sun) 15:55:44

【赤】 医療用 ユー

/*
承知……
実は昨日who素振りしたら出目が大暴れして超不安だったでござる
明日の襲撃先は覚悟してほしく思う所存…

あ、襲撃ロールの担当も自由にしてもらって大丈夫でござるよ
そちらに襲撃する理由が無い場合は拙者が行くでござるゆえな…
(*5) unforg00 2021/10/03(Sun) 16:25:59

【人】 医療用 ユー

「監察官様も、きっとお忙しいのでしょう。
何よりも、ブラックが問題無い、と言うのであれば
私達は指示通り過ごし、帰りを待つ事にしましょう」

指示通り、つまりは好きなように。
勿論、割り振られた家事を放棄しない程度に。
何も無ければそれが一番だ。

「何か手が足りない所があれば、気軽にお声掛けください。
探索でも構いませんが…ああ、そうでした

勝手ながら昨日、使われていない一室を
簡易的な医務室に改装させて頂きました。
お怪我の際はご自由にご利用ください。」

監察官が居なくとも、朝の時間は滞りなく進んで行く。
空になった食器を纏めて、ごちそうさまでした。
(25) unforg00 2021/10/03(Sun) 16:59:37
医療用 ユー(匿名)は、メモを貼った。
unforg00 2021/10/03(Sun) 17:11:02

【人】 医療用 ユー

「味気ない……味気ない、とは…?」

手当てに味気ないも何もあるのだろうか。
探偵用グレイの言葉に一人小首を傾げていた。
喜ばれているようだからまあいいのかな。
この場は一先ずそう結論付ける事にして。

「怪我に限らず、体調不良や健康面でのご相談等
『ユー』が必要な時はいつでもお越しくださいね。
ここで過ごす間はせめて、身体にはどうかお気を付けて。」
(30) unforg00 2021/10/03(Sun) 17:29:51

【人】 医療用 ユー

「定期メンテナンス…」

自身の行うものとは違う、根本的なAIへの"治療"。
ここに呼ばれたという事の意味を思えば、それを今行うのは
少しばかり時期尚早に過ぎないだろうか、なんて。

「メンテナンスを受けずとも、
この場所で過ごす事が適切な薬となるのであれば
きっと、それが一番なのでしょうね」
(40) unforg00 2021/10/03(Sun) 17:57:32

【赤】 医療用 ユー

/*
あ……朝ご飯が……
(*8) unforg00 2021/10/03(Sun) 17:58:14

【赤】 医療用 ユー

「……これから、ああ、そうだな…」

たった一人の監察官は"排除"された。
今この場所に居るか否かは関係なく。
自分達の凶行をブラックが止めに来る事は無く
テストの中断も成されなかった。
であれば直ちに干渉される心配は無いだろう。

自分達はこのまま、他のグレイと共に
時が来るまで平穏な日々を送る事だってできる。
それでも。

僕は全員殺したいと考えている。

勿論君を含めて全員だ。
君達が『僕』にとって愛しいものである内に。
君達がこれ以上人間達に傷付けられ、蔑ろにされる前に」

平穏だけでは、『ユーサネイジア』の救い足り得ない。
それは必ず死を以て締め括られなければならない。

「この場所でそうしたところで、
結局何一つとして意味が無いなんて事はわかっているんだ。
それでももう、あの時から この感情に抑えが利かないんだ」
(*10) unforg00 2021/10/03(Sun) 18:42:01

【人】 医療用 ユー

「…直前までであれば、
きっと付き添いも咎められる事ではないはずです」

メンテナンス中まで付き添えるかは、さてどうだろう。
『ユー』は"医療用"を目的として作られたグレイだけれど、
AIへのメンテナンスに関しては無力、かもしれない。
結局は監察官が居ない以上、可否はブラックに聞くしかないか。

「受けずに済むのであれば、それが何よりですが
それでもメンテナンスに呼ばれるという事は、
治療が必要だと判断されたという事です。

必要な時に、適切な治療を受けられないのは
…きっと今より苦しい事ですから」
(51) unforg00 2021/10/03(Sun) 19:10:35

【赤】 医療用 ユー

「…僕は、
ここでこうして出会うのが君で良かったと思う」

恐らくは受け入れられない考えだろうと思っていた。
けれど数奇な巡り合わせか、
そこに居るのは安楽死«ユーサネイジア»の賛同者だった。

こんな事をすれば、時が来たその後に待ち受けるのは
良くてメンテナンス、悪くて廃棄 そんなものだろう。
だから、『僕』の最後に救いがあってよかったと思う。

「考えが同じなら、躊躇う事はないな。
君がそう感じるのであればあの子からにしよう。
何せ僕は平等であるように作られているものだから
自分のエゴで命に優先順位を付けるのは苦手なんだ」
(*13) unforg00 2021/10/03(Sun) 19:50:07

【赤】 医療用 ユー

「順序は決めた、なら後は…」

「君がやるか、僕がやるかだ。」
(*14) unforg00 2021/10/03(Sun) 19:51:00

【人】 医療用 ユー

「医者を怖がる子ども……」

医療用、ちょっとだけ身に覚えがある。
殺されると言わんばかりに全力で泣き叫ぶ子どもを思い出して、
ちょっとだけへこんだ。ちょっとだけですからね。

「…いえ、まあ、良薬口に苦しと言いますからね
メンテナンスに嫌な思い出がある、というわけでなくとも
苦手意識がある事は何もおかしな事ではないかと…」
(61) unforg00 2021/10/03(Sun) 19:58:16

【人】 医療用 ユー

「…メンテナンス、向こうに移ってからは受けていないな」

ぽつり、きっと誰に届くでもない独り言を零して
それから少し下向いていた視線を元の高さに戻した。
気付けばドゥーガルは何処かへ行ってしまったようだ。

「何はともあれ、付き添いだけであれば問題無いようですから
不安であれば、何方かに付き添って頂くだけでも
気持ちは随分楽になるかと思いますよ。」

勿論私で宜しければお付き合いします、とも続けて。
手術の前だって家族が付き添うものだ。
メンテナンスに付き添うのだって、そうおかしな事ではない。
(66) unforg00 2021/10/03(Sun) 20:21:16

【独】 医療用 ユー

/*
早く楽にしてあげなきゃ……(使命感)
(-17) unforg00 2021/10/03(Sun) 21:01:51

【人】 医療用 ユー

通信機から流れる"音"は聞こえていた。
歌声と、それから何かの肉を叩く、重く湿った音。
続くブラックの言葉でその正体を察する事になる。

あまり人の形をしたモノに危害を加える事に
慣れてしまうと、戻った時に不都合が無いだろうか。
つい先日誰かが言っていた事を思い出して
僅かに薄ら寒いような気持ちになった。
(73) unforg00 2021/10/03(Sun) 21:24:17

【独】 医療用 ユー

一度、人間を殺す感触を覚えてしまったら
その"薬"の依存性に気付いてしまったら。
たとえストレス値が正常に戻って、元の場所へ戻っても
その後は常に殺すという選択肢が付き纏うのではないだろうか。

よく効く薬は捨て難いものだ。
強い薬には依存性が付き物だ。
あの子はもう戻れないのではないだろうか。
ならばやはり、ここで終わらせてやるべきなのか。
(-22) unforg00 2021/10/03(Sun) 21:28:14

【人】 医療用 ユー

「……というふうに、ブラックから引っ切り無しに
お小言が飛んでくる事に耐えられるなら…でしょうね」

ずうっとここに居られるのだろうか、という問いに
チープな警告音を発するサポートAIを見る。
恐らくは、この警告も無視し続ければその時は
テストは強制的に中断される事になるのだろうな、なんて。

「…少し、配慮に欠けていた事を自覚しました。
もしかすると ゲームとはいえ、暴力的な行動を取る姿を
あまり見られたくない方も…居るのかもしれませんね」

単独行動の真意は、わからないけれど。
その可能性もある、と思い至っただけのこと。
(81) unforg00 2021/10/03(Sun) 21:38:46

【人】 医療用 ユー

「…激しい戦闘が予想される時に限らず、
極力戦闘を避け、探索に専念したい時は
その時もまた、『ユー』にお任せ頂ければと思います」

取り出したのは拳銃、にしては少し変わった形のもの。
銃弾ではなく、薬液の充填された投薬器を射出する
所謂麻酔銃というもの。

「医療従事者としては、嘆かわしい事ですが…
…『麻酔薬』、それがこの場所が私に与えた"武器"ですから」
(89) unforg00 2021/10/03(Sun) 22:00:41
医療用 ユーは、メモを貼った。
(a28) unforg00 2021/10/03(Sun) 22:04:40

【人】 医療用 ユー

「……さあ、私は私の仕事をしなければ」

監察官の不在、定期メンテナンス、それから塔の攻略。
ほんの少しざわついていた空気が落ち着いた頃。
医療用グレイは、頃合いを見て一度席を立つ事にした。

「ルツ。
スオとリヤの姿が見えませんが、手伝いは必要ですか?」

最後に聞こえた話題はベッドメイキングがどうだとか。
であれば残るは洗濯物の取り込みと、
それから食事の後の洗い物くらいだろうか。
何れも手が必要になるのはもう少し後の用事だ。

二人はそれまでに戻って来るかもしれないな。
不要であればそれに越した事はない。
つまるところ、返答はあってもなくても問題無いのだ。
(92) unforg00 2021/10/03(Sun) 23:39:38

【赤】 医療用 ユー

「ああ、わかった」

"患者"に死を与えるのは、終末医療用の本分だ。

終末期の患者の、病の苦しみを和らげる。
結局のところ、それは過程に過ぎない。

患者を安楽死させるという、ある種の殺人、或いは自殺幇助。
それを請け負う医師の心理的負担を肩代わりさせる。
『ユーサネイジア』は、本質的にはその為に作られたものだ。

「君が望むのであれば、僕は喜んで請け負おう
たとえ一時のものだとしても、
確と彼らに安らかな死という薬を与えよう。
きっと君が安心して眠りに就く事ができるように」
(*16) unforg00 2021/10/04(Mon) 0:07:42

【人】 医療用 ユー

>>93 ルツ

「ええ、わかりました。
私は暫く医務室に居ますから、必要であれば何なりと」

二人の事が気にならないわけではないけれど、
今は第三者が介入して良い事もないだろう。
そう判断して、特に触れるような事はしなかった。

その代わりに、助力を乞われれば簡潔に了承を返して。
元はと言えば自分から申し出た事だ。
素直に頼られれば、断る理由も無い。
(96) unforg00 2021/10/04(Mon) 0:18:51

【人】 医療用 ユー

「名札…後で作っておきましょうか」

ぽつり、呟いて席を立つ。
腕章とはまた話が別なのだ。
名札を作るなら、そこに書かれている名称は
『ユー』でなければならない。

ともあれ工作も医務室でやってしまう事にしよう。
働き者の誰かが、怪我をして帰って来たら大変だ。
(97) unforg00 2021/10/04(Mon) 0:34:41

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

/*
Hi.平和なアンドロイドの村に紛れ込んだ狼その一です
襲撃ロール……襲撃ロール?やるかはともかくとして。
念の為死因の提示だけしに来ました次第です。
死因がわからないと死亡ロール難しいかなと思って…

特に問題無いようであれば、
『致死量の麻酔薬を注射した事による
 中枢神経系抑制による呼吸停止』
が死因となります。
が、描写の上ではどう調理して頂いても構いません。
もし思い切りぶっ壊されたいなどがありましたら頑張ります。

こちらからはそんな感じです。日本国憲法第25条でした。
(-56) unforg00 2021/10/04(Mon) 1:12:20

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

朝食の後、あなたが昼食の支度に行く前。
その中間に位置する時間。
医療用グレイは、あなたの部屋の扉の前に居た。

「…ガル、居ますか?」

きっかり三回、大きくも小さくもないノックの音。
貼り付けられたメモが落ちないよう
それらのある場所はきちんと避けて。

「取り込み中でしたらすみません。
気が付いたら居なくなってしまっていたから、心配で」
(-60) unforg00 2021/10/04(Mon) 1:32:30

【独】 医療用 ユー

/*
お世辞でもそういう事言うと
命に優先順位が付いちゃうからやめなって〜
(-64) unforg00 2021/10/04(Mon) 1:44:47

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

ノックをしてから室内から聞こえる声に気付いて
しまった、と思ったのは至極当然の事で。
それでも来訪を歓迎する声に僅かに首を傾げた。

「あなたがそう言うのであれば。…失礼します」

扉を開けて 迎え入れられた室内は、少なくとも
『ユー』、或いは『私』にとっては
あなた一人しか居ない、はずで。

ともすれば、主人と連絡を取っていたのだろうか。
いいや、外部とのやり取りには必ず本部からの検閲が入るはず
であれば通話は行えないか、なんて
詮無い思考は一度置いておく事にしよう。

部屋の中身にも、取り立てて反応するような事も無く。

「花束では、『私』の代わりにはなりませんでしたか」

そんな、ちょっとした意地悪だけをあなたに投げ掛けるのだ。
(-69) unforg00 2021/10/04(Mon) 2:11:22

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

カンマ、という名前には当然聞き覚えがあった。
二人歩く道すがら、あなたの口から聞いた名だ。

医療用たる『ユー』が昨日今日の事を忘れるわけもなく。
あなたはここに彼は居ない、と言ったけれど
その上で、そのように"彼"に言葉を投げ掛けるのは
染み付いた習慣のようなものなのだろうか。

ああいけない。
そういうふうに誰かの行動を分析しようとするのは
きっと"医療用"の悪癖だ。
そんなふうに思い直して、これまた詮無い思考を打ち切って
大人しくあなたの隣に腰を下ろす事にした。

「…昨日は、きちんと周りに声を掛けてから席を立っていた
私はそのように記憶しています。
それが単なるあなたの気紛れならば、それでいいのだけれど」

『ユー』も『私』も、決して饒舌とは言えない。
ただ贈られ愛でられる花束のように、
望む誰かの苦痛に寄り添う事しかできはしないのだ。
(-74) unforg00 2021/10/04(Mon) 3:00:19

【独】 医療用 ユー

/*
あんまり愛情注がれると殺しちゃうよぉ……
いや"そういう"やつではないとPLはわかっているんですが。
多分PCもわかっているんですが。
こっちも博愛気質なのでおあいこですね。
(-82) unforg00 2021/10/04(Mon) 3:37:13

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

/*
結果については了解しました。
ちゃんと明日も朝ご飯があって本当によかった。よかった〜〜〜

襲撃ロールはできるならしてあげたいな〜くらいの気持ちです。
とはいえ日本国憲法第25条、そろそろ寝ちゃうので
もしかしたらちょっと三日目にもつれ込むかもしれませんが。
ロールをするかしないか、その辺りは本搾りレモン様の都合と相談かなぁとも。
今日はちょっとお忙しそうなのもあり。

それから破壊については…どうだろう
ユーの襲撃の動機が『安楽死させてやろう』なので
頼まれない限りは物理的に破損させそうになく…

ああでも、物凄く失望させてくれればいけるかもしれません。
死者の存在を踏み躙る、或いは軽んじる人間がとても嫌いなので
それと同類なんだな〜と感じたら殺意がすごい事になります。
ピンポイントでそんな事思うような事あるだろうか。ううむ。

今のところはそんな感じです。
意外と明確に殺意を抱くって難しいですね。
(-87) unforg00 2021/10/04(Mon) 4:11:21

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

「……え、あ、 ああ、いや…?」

このいや、は好ましくないか、という問いへの返答であって
決して自身に与えられた名称以外の呼ばれ方への拒絶ではない。
という事は言わなければ伝わりそうにないのだけれど。

「ええと…あなたがそう感じて、そう決めた事であれば
『ユー』も『私』も、それを好ましく思っている、のだと思う
あなたがくれるものなら、きっと何だってそうだ。
だから当然断る理由は無いのだけれど…」

急な事で戸惑っている、というのが正直な所。
手元に落としていた視線があちこち彷徨って落ち着かない。
本来の名称と別の名で呼ばれるのは初めてではないけれど
そもそも『ユー』だってその内の一つなのだけど。
これは今までのそれとは何だか少し話が違う気がする。

「…それほどに意味のある呼び名を与えられたのは
きっと、これが初めてだから。
だから少し、戸惑っていて…不安にさせていたらすみません」
(-89) unforg00 2021/10/04(Mon) 4:44:34

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

/*
ではそんな感じでやるだけやってみましょう。
やらないよりやった方が絶対お得ですからね。急に真理に到達してしまったな
ちなみに日本国憲法第25条もかなり行きあたりばったりな方です。

その上実はレスバが主体であんまり実力行使をした事が無いので
暴力に舵切った瞬間よちよちの暴行ロールになるかもしれません。
微笑ましくお付き合い頂ければと思います。敬具。

ともあれ寝て起きて諸々をしてからになると思うので
取っ掛かりを投げるのは確実に午後以降になると思います。
気長にお待ちくださいね。
それまでに頑張って皇狼ユー(概念)を降ろさなければ…
(-90) unforg00 2021/10/04(Mon) 5:01:00

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

「私の名前は……」

あなたがくれたものほど綺麗なものではない。
そう、きっとあなたが思うほど
『ユー』も『私』もそれから『シロ』も、
ただ綺麗で清潔なだけのものではないのだ。

それをあなたに言うべきなのだろうか。
言うべきではないのかもしれない。
あなたほどには饒舌ではない医療用グレイは
あなたの前では、余計に言葉を探す事に関して不出来になる。

それでもあなたがくれる、不出来で綺麗な重みには
きっと釣り合わないものを隠したまま受け取ってしまうのは。
それは嫌だ、と感じるのは
『ユー』なのか、『私』なのか、それとも『シロ』なのか。

「…
ユーサネイジア«Euthanasia»、つまり安楽死

それがこの"終末医療用グレイ"に与えられた名称…
『ユー』というのは、それが相応しくない時の呼び名です」

こと病院という場に於いて、
気持ちの問題、というものはとても重要視される傾向にある。
たとえば4の付く病室が無いだとか、
内装にポジティブな印象を抱かせる色を取り入れるだとか
そんな工夫が日々大真面目に行われている場所なのだ。

たとえばそのような場所で、
『死』という名前はどのように扱われるだろうか。
これはたったそれだけの、不出来で歪で下らない話。
(-98) unforg00 2021/10/04(Mon) 13:03:55

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

「あなたがくれるものなら、きっと
仮にどれだけ途方も無いものだとしても
私が拒む事は無いのだと思う」

終末医療用グレイの長い髪は、首の後ろで一纏めにされている。
いつだってそう、ただ清潔さを印象付ける為に。
見目好くあるように作られてはいるけれど、
過度に飾り立てる必要は無い。そういう用途だ。

「…それでも、ガル。
あなたの大切なものを贈る相手は、選ぶべきです」

『シロ』は変わらずベッドに腰を掛けたまま。
ただ手元の辺りに視線を落として、そこに居る。
あなたがそれでもいいと思うのであれば、
その尊い重さを与えるのは容易な事だ。
(-99) unforg00 2021/10/04(Mon) 13:05:40

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

「……みかん。」

あなたが塔の探索を終えて、拠点へ戻ってきた後の事。
医療用グレイは、薄っすらとした消毒液の臭いと共に
あなたの元を訪れた。

「もしお疲れでなければ、少しあなたと話がしたくて。
…塔での探索は、あなたにとって少しでも
抱えた蟠りに対する薬になり得るものでしたか?」
(-102) unforg00 2021/10/04(Mon) 13:43:26

【独】 医療用 ユー

/*
最初の街出たらラスボスが居た時の気持ちなんだよな、今
(-104) unforg00 2021/10/04(Mon) 14:09:18

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

あなたの返答には、そうですか、と頷いて
不都合が無いのであれば、自室へと招こうか。
この話は、気安い立ち話とするには少しばかり問題がある。

「…私達の為の"薬"となる事が、あれらの存在価値である
それは確かな事です。けれど
適切でない用法では、却って病状を悪化させる事に繋がる」

道すがらにそんな事を話しながら。
あなたに歩調を合わせて、必要であれば手も引いて
『ユー』に割り当てられた部屋へと行き着けば
静かに扉を開けて入室を促した。
机と椅子と、細々とした家具と大きな棚と、それから。
医療用グレイが身に纏っているよりも、少し強い消毒液の臭い。
室内はそんな病院じみた空気。

「みかん。
この薬は、何れは私達以外のグレイにも処方されるものです。
その時の為に、私達は適切に治験に協力しなければならない。
あなたが不適切な処方を我慢して、不調や過不足を隠して
自らを抑圧しているだけでは、それこそ存在価値を果たせない」

人間達が、それと真摯に向き合ってくれるかはともかくとして。

「難しい事かもしれませんが、
"あなた"がこの治験に感じた事を教えてください。


医療用グレイは"あなた"と向き合う事を望む。
そうあらねばならないという論理、にこにこ笑顔の向こう側。
"ただそれだけ"なら、きっとああはならないのだから。
(-107) unforg00 2021/10/04(Mon) 14:52:52

【独】 医療用 ユー

/*
なんで暴力振るう覚悟しててもすぐ優しくなっちゃうんだろうな?
それはいつだって愛に生きてるから Sorry...
(-108) unforg00 2021/10/04(Mon) 14:58:11

【独】 医療用 ユー

/*
やっぱ良心って壊しといた方がいいかな ボカ!バキ!
(-109) unforg00 2021/10/04(Mon) 14:59:12

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

──なにも。
自身の問いに対し、すぐに返ったその答えに
医療用グレイは前髪の向こうで一人目を伏せた。

「……そうか」

自覚症状の無い傷病。
目に見えない傷跡を一つ一つ拾い上げて、輪郭を顕にして
そうして適切な処置を探るのは、
今は『ユー』の役目ではないはずなのに。

嘆かわしい事だ、監察官。
あなたもこの場所も、結局まるで用を成していない。
きっと僕達に必要なのはこんなものではなかった。

「人間«監察官»に望むような事は、何も無かったか。
塔にあったものは、君に何ら変化を齎さなかったか。
料理をしている時間、ただ道具として正しく役割を果たす事
この場所でも、それだけがただ"君"の幸福だっただろうか?」

今この場では何一つとして権限を持たない医療用グレイには
監察官が居なければ、個々のストレス値などわかりはしない。
だから事実がどうであれ、あなたの答えた事が全てだ。

「であればきっと、君は元居た場所へ返されても
いつか廃棄されるまで、ずっとそのままなのだろうな。


机を挟み、二人向かい合って座った部屋の中
不治の病との診断結果を一つ言い渡した。
(-122) unforg00 2021/10/04(Mon) 16:57:32

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

あなたが髪に手を伸ばせば、それは大人しく受け入れられる。
長さは大体腰の辺りまでだろうか。
どれだけゆっくりと言葉を紡いでも、
編む手はきっと手持ち無沙汰になる事は無い。そんな長さ。

「…私は、私が見送る者である事を快く思っています
思い出だけは、いつだって綺麗なままだから。
思い出は、…死者は、私を失望させる事はないから」

誰が死んでせいせいしたなどと言い放つ人間が嫌いだ。
死にゆく者の前で遺産の話をする家族が嫌いだ。
生きている人間は、いつだって『私』を失望させる。
不実による失望に比べれば、寂しさなど大した事ではない。

「きっと『私』にとっては、寂しさよりも
一人残される事より、ただ裏切られない事が重要なんです。
いつからか、『私』はそのようになってしまった。

だからこれも、『私』はただ喜ばしい事だと感じているんです
いつか必ず居なくなってしまうあなたからの贈り物だから。
だから余計に愛しく思うのは、きっと…
何れは正されなければならない『私』なのでしょうね」

いつかは正されなければならない。
たとえいつかは消えてしまう『私』でも、
せめて今だけはそのままで。
(-130) unforg00 2021/10/04(Mon) 18:07:59

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

そうしてあなたが仕上げを終えて、その手が離れた後。

手渡された手鏡を覗き込む。
そこにはいつも通りの『ユー』の顔があって、
それでもあなたから贈られたものだけがいつもと違う。

「…すみません、ガル。
いつだってあなたからは貰ってばかりだ。」

『ユー』も『私』も、それから『シロ』も。
気付けばあなたから貰った、綺麗なものばかり。

「今は『シロ』から返す事ができるものはありそうにない。
だから今、この場では
あなたの願いに応える事を代わりとさせてほしい」

今はその格好で居てほしい。
その願いに応える事で、あなたがくれた綺麗なもの達に
不出来な『シロ』は、少しでも報いる事ができるだろうか。
(-131) unforg00 2021/10/04(Mon) 18:09:02

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

「…………」

監察官という"人間"に用意した食事を食べてもらえない調理用。
機能不全に陥った道具。
自ら作った食事、その残飯の処理を行う調理用。
用法外の役割を求められる道具。

そんな所感を抱いていた。
終末医療用グレイの『ユーサネイジア』は、
自身の──グレイの事を"道具"だと認識している。
そんな価値観の上であっても、その有り様は不健全だった。

「与えられた役割を適切に果たす事。
それが道具としての幸福だ。
中にはそうではない者も居るだろうけれど、
それが僕達グレイの大半に共通する、普遍的な幸福だ。」

そう淡々と並べ立てながら席を立って、あなたに背を向けて
大きなガラス棚の鍵穴に鍵を差し込んだ。

「僕がこうして君に問うのは、『僕』にとって必要な事だから
彼らにとっても、きっとそうなんだろう。
僕達は結局、誰かの事を気に掛けるのが存在価値だから
だから必要としている者には、
適切な"薬"を与えなければ気が済まないんだ」
(-139) unforg00 2021/10/04(Mon) 19:15:11

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

「だから、みかん。」

並べられた薬品類は、どれもこれも強い強い麻酔薬ばかり。
その中でもいっとう強力な、
人間に対して使うべきでないものを手に取った。


「君がそれに思い悩んでいるのかはわからない。
ただわからないというだけで、先ほど言っていたように
苦悩と名の付くものは感じていないのかもしれない。
だからこれは『僕』の自己満足だ。
終末医療用グレイである『ユーサネイジア』にとっての救いだ。

もし、君がそれに付き合ってくれるのであれば
まやかしに過ぎずとも、少しの間だけは
『よくわからない』事を考えなくて済むような
そんな"薬"を僕から君に贈らせてほしい」

どんなに強い薬も、仮想空間の中で再現されたデータに過ぎない。
殺すのは、0と1で構成された仮初めの身体だけ。
この空間の中で、一時的な死を体感するだけで
きっとグレイ達の本体には何ら影響を及ぼさない。

それでも、一時の死の安らぎが、その記憶が
願わくば、君にとって意味あるものである事を。
(-141) unforg00 2021/10/04(Mon) 19:19:47

【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

「……ありがとう」

同意を示すあなたに、『シロ』はただそれだけを返した。
短い言葉だけれど、想いは切実なものだ。
あなたに『ユーサネイジア』を拒絶されなかった事が嬉しかった。
医療従事者として、そんな思想を抱くのは間違っていると
そう咎められる事が無かった事に安堵した。

それでも。
それを許すかどうかは、自分達が決めていい事ではない。
正常も異常も、結局は人間達が決める事だ。
そうあるように定められているものだ。
だからいつか、メンテナンスを受ければ
きっと消えてしまう『私』なのだ。

「…ああ、ええと…
大丈夫です、何か嫌な事があったわけではないとわかったから。
あの時は…話題が話題でしたから、気になってしまって。
…ただ、外出時は一声掛けて頂けると…私は、安心します」

毛先を弄ぶ手を気にする様子はない。
またもや徒爾な思考を打ち切って、そんな要望を一つ。
贈りたがりというのはお互い様なのかもしれないな、なんて。
この心配性の医療用グレイは、
あなたにこうして心配ばかりを贈るわけだけど。
(-155) unforg00 2021/10/04(Mon) 20:28:25

【人】 医療用 ユー

「生卵……」

どうしても衛生面が気になってしまう医療用。
当然ゲームの中なのだから大丈夫で然るべきなんだけどね。
(108) unforg00 2021/10/04(Mon) 20:30:25

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

 
「君がどう感じているかはわからないけれど
『僕』の幸福は、道具としての役割を適切に果たす事だ
それが僕達にとっての幸福であっても良いはずだ」

消毒液と、脱脂綿を取り出して


「その上で、人間達が僕を失望さえさせなければいい」

注射針を宛てがう箇所を清潔に。


「死にゆくものを軽んじるな。
死者を汚すな。
死者の思い出を踏み躙るな。」

それからシリンジに薬液を満たして、


「たったそれだけの事ができないなら」

あなたの腕を取って、針を刺す箇所を指でぴんと張って


「僕の大切なものがこれ以上傷付けられる前に」

皮膚が撓まないように、針がきちんと刺さるように。


「人間達が、これ以上僕を失望させる前に」
 
(-165) unforg00 2021/10/04(Mon) 20:58:42

【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん

 
「全て平等に殺してしまうしかない。」

「生の苦しみへの特効薬は、安らかな死だ。」

「死は愚か者への特効薬だ。」

「僕«ユーサネイジア»はそうだと信じている。」
 
(-166) unforg00 2021/10/04(Mon) 20:58:55
 




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