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人狼物語 三日月国


260 【身内】Secret

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【人】 大槻登志郎

 

  あれ、お給仕予定が出ないなあ……


[ SNSアカウントを見つめて肩を落とす。 ]


  
(0) 2024/05/07(Tue) 0:00:00
 

[ コーヒーなら、多少何か・・が混ざっても
  味覚で察知されづらいの──お兄さんは知ってるかな? ]


 

 

[ 夜の街はなんでも手に入る。

  結構苦労したんだよ、探すの。
  人体に依存性や危険を与えない、危なくないお薬。

  微量しか入れちゃいけないから
  効き目はあっても効果時間は少ないだろうけど。
  意識はあるのに体が思うように動かない、ってさ、
  一体どんな感覚なんだろうね? ]

 

 

 [ ねえお兄さん。
   わたしを簡単に捨ててしまえたお兄さん。

   知らないよね。ずっと知らずに生きていく気だった?
   貴方がわたしを忘れて公園から逃げて、
   それでも恋人なんて作っちゃってさ。
   情報が目に入る度に物、
   吐き気に苛まれて蹲り続けたあの夜のことも。

   わたしが一生望んでも手に入らない場所を手にして、
   幸せそうに笑うあの女どもの顔を見るたびに
   ナイフで腕に刻んだ痛みの数も。 ]

 

 

[ ──他の女に触れるたびに
  わたしが血を流していたことすら想像もしないで。

  思わなくてもいいよ。
  その分、わたしのこと、ずっと心に刻んでね。
  今から──死んでもずっと、ずーっとね。 ]


 

[頑張る為の原動力が歪んだ恋だとは知らない。]

 


[ この恋を歪めたのは貴方過去なのに。 ]


 

 


 [ アイスあの日々が溶けてしまうくらいの熱を交わそうよ。 ]


 

 

[ 話を途中で、唐突に切り替えて。

  わたしは。
  彼をソファへ倒すように、とん、と肩を押した。** ]


 

[白雪姫が齧った毒林檎は、喉に引っかかっていたから
バッドエンドに至らなかった。

齧って咀嚼して、細胞となったやさしさどくは、
トゥルーエンドを迎えられるのだろうか。]

[体幹にはそれなりに自信があった。
自分よりも華奢な女の子にちょっと押されたくらいで
簡単に倒れてしまうだなんて。]


 え、 なに、 ルミ……?


[何故自分の目は天井を捉えているのだろう。
すぐに起き上がろうとして、
上手く力が入らないことに気づいた。

一気に血の気が引く。
唇が震えるのはわかるが、身体に震えは伝わらない。
もはや自分の身体は自分の支配下にないことは
明らかだった。

そう知覚すると、上手く言葉すら出て来なくなった気がする。

なんで、と上手く言えただろうか。*]

 



   ────……やっと捕まえたよ、お兄さん。



 

 

[ 彼の身体は、呆気なくやわらかなソファへ沈んだ。
  起き上がらない様子を見て、「やっとだ」と小さく呟く。
  そのまま足の怪我なんて無いように彼の上へ跨って、
  顔を見下ろし、両頬に手を伸ばした。 ]


  " なんで "?
  どっちを聞きたいのかな。
  身体が動かない理由? わたしがこんなことした理由?

  ……上手く喋れなくて怖いよねぇ。
  でも大丈夫、わたし、お兄さんのことなんでも分かるよ


[ わたしはキッチンのシュガーポットを指差した。
  多少でも首が動かせるなら見えるだろうけれど、
  見えなくても持ってきてあげるつもりはない。 ]

 

 

  じゃーん!
  あれ、歌舞伎町で買えちゃう" 魔法のお薬 "だよ!

  ……あ。人体に害はないから大丈夫、安心してね。
  わたしがお兄さんにそんなことするわけないもん
  だから、大人しくしてて。

  ──────……悪いことを考えてたの、
  わたしでごめんね?


[ でも、と続けて口を開く。
  彼の反応は視界に入れているけれど、
  どんなものであれ、止める気はなかった。

  指差すために離した手を再度彼の頬へ宛がう。
  伝わる体温はあたたかい。 ]

 

 


  でも、お兄さんが──、ッお兄さんが悪いんだよ。

  待ってたのに。
  あの公園で、あの場所で、ずっとずっとずっとずっと
  ずっと────待ってたのに。

  わたし、友達じゃなかったの?
  どうして黙って消えていったの?
  捨てたの? 逃げたの? ──そのまま忘れたの?


  わたしには嫌だって言った呼び方、
  どうせ他の女には許したんでしょう!?
  ねえ、 
わたしはずっと待ってたのに!!



 

 

[ ぜえ、と肩が揺れる。
  言いたいことだけ好きに言い散らかして。
  言葉にするたびに、理性的な自分が叫んでいる。 ]


  ………………わかってるよ、わたしも
  お兄さんが公園に来続ける義務なんかない


  それでも、仕方ないで済ませられる恋でもないの、


[ 許してくれなくて良いよ。
  最初から許されるなんて夢も見てないから。

  頬を名残惜し気に数度撫ぜて、手を離す。 ]

 

 


  好きだよ、お兄さん
  ──────もっと早くこうしてれば良かった。


 

 

[ 彼の腰のベルトに指を伸ばし、かちゃ、と音を鳴らす。
  どうすればいいかなんてもう知ってる。
  だって、わたしも貴方も、子どもじゃないんだから。

  体温欲望を重ねた夜くらいあるでしょう? ]


  ……ごめんね、お兄さん
  そうだ。前の彼女の顔でも浮かべててよ。

  かわいい人だったね、──同僚だっけ?


[ どうして今までの恋人たちが貴方から離れたか、
  ──……わたしは全部知ってるよ。

  バックルを外して、チャックを下ろす。
  そうすれば瞬く間にズボンくらいは下ろせちゃうな。
  触れた熱はきっと、大きくなるどころじゃないかもね* ]

 

[ひゅ、と喉が音を立てるのを聞いた。
自分の身体から出た音だとは信じられないくらいに
か細く頼りない音だった。]


 、 や、、め……


[抵抗の為に力を入れようにも、身体の動かし方を
忘れてしまったかのように動けない。
脳内はこんなにも冴えているし、心臓は動いているのに。

上手く動かせない分、恐怖の涙も浮かばないのが
まだ助かった。
この期に及んでみっともない醜態を晒したくない自分がいる。]

[指さしに反応して僅か首が動く。
キッチンのインテリアによく調和したシュガーポット。
その中身を聞いて込み上げる吐き気に歯を鳴らす。]


 
ぅそ、 だろ、



[身体の自由を奪うと聞いて真っ先に思い浮かぶのは
睡眠薬だが、自分には意識はある。
その時点でメジャーなはたらきを持つ薬ではないと言えるのに
人体に無害だなんて到底信じられなかった。

だがそれを指摘したところで状況は変わらない。
現実問題、上手く身体に命令が行き渡らない感覚がある。]

[自分の中では「薄れていった関係」でも、
彼女にとっては「切られた関係」だったのか。

ここに至るまでも、彼女は自分の解釈を大事にしていた。
今、口が上手く動かせて何か理由を言ったところで
彼女は納得しないだろう。

クラス替えで疎遠になる友達もいる、
SNSでフォローしあった頃には頻繁にリプを送っていても
1年も経てば日常ツイートはスルーするようになる、
そんな一般的な話をしたところで、

「雷恩お兄さんがルミを捨てた」とルミが結論づけているなら
何も変わらない。]

[きっとこの再会も仕組まれていたのだと漸く合点する。
そんなにも恨まれていたとは知らず、のこのこついて来て――

殺される、のだろうか。

胃液が内臓を巡る音も聞こえるのに、上手く吐けない。
仰向けに寝かされているから、今吐いても
吐瀉物が喉に詰まって窒息死間違いなしだろうが。]


   る、 み、


[それは果たして恋なのか。
ルミが思うなら、、、、、、、そうなのだろう。

言葉の通じる相手ではないなら、言葉の自由を
奪われていて好都合だったかもしれない。
対話を試みて絶望することはないから。

麻酔と異なり、触覚は残っているようで、
ベルトを外す時に一旦締められる苦しさに
顔を顰めた。――感覚では。]

[外気に晒された下着は濡れシミもなければその下の形が
はっきり見える訳でもないのに、羞恥で思わず目を閉じた。
意識的に閉じてしまえば二度と目が開かなくなる気がしたが、
初めて味わう屈辱的な状況に、もう耐えていられなかった。

ルミは甘ったるく言葉を紡ぐ。

別れた彼女が同僚だったことまで知っているとは。

どこでどうやって知ったかは知らないが]


 ス、ススストー、k、


[ストーカーは彼女自身だったのだろう。
わかったところでもうどうしようもないが。

ただ祈るしかできない。
上手く動かせない身体が、これから行われるだろう
ストーカー女の愛撫に反応しないことを。*]

 

  ……あ、お兄さん、吐きそう?
  気分悪いかな。大丈夫……じゃないよね。

  大丈夫、殺したりしないから。
  …………そんなことしないよ。


[ 流石の自分にも、殺人には躊躇いがある。
  夜の街では当たり前のように殺傷沙汰が起きているが、
  刃を他人に向けるほど壊れてはいないつもりだ。
  ──薬を飲ませるのはどうなんだと言われてしまえば、
  言い返す余地もないけれども。

  時計の針は逆向きに回らない。
  砂時計の落ちた砂は元には戻らない。

  犯した罪も愚行も、消えやしないのに。 ]

 

 

[ 一般的な話に興味はない。
  そんな物差しで関係性の普遍を決められたくないから。

  世間がなんだというのだろう。
  だから仕方ないことだとでも解かれるのだろうか。
  くだらない、くだらない、くだらない。

  歳を重ねたから? 話も遊び方も合わなくなったから?
  それじゃあ××はどうすれば良かったの。
  片方の都合で、もう片方をないがしろにするのが、
  ────それが一般的な世界なのか。


  まるで女の両親さながらではないか。 ]

 

 

[ これは確かに、紛うことのない、恋だ。

  楽しくて声を上げて笑ったのも。
  美味しいものを分け合う幸せを知ったのも。
  彼と同じ名前の生き物を覚えたのも。
  明日が来るのが、初めて待ち遠しいと感じたのも。

  あの日々が恋じゃなかったというのなら、
  わたしは二度と本当の恋なんて知らなくていい。 ]

 

 

[ 言葉を交わす暇さえあったなら、
  今何かが違ってくれていたのだろうか。

  早々に話を切り上げてバイバイなんて、もう御免だ。
  それならなにもかも封じてしまって
  ────加害者と被害者になるしかないのに。 ]


  もう! ひどい!
  ストーカー……むぅ、言われてみればそうかもね。

  だって、お兄さんのこと、なんでも知りたいから
  ────大好きだから。


[ とはいえこれが犯罪だとは自分でも分かっている。
  これは線引きだ。

  わたしは加害者。
  貴方はストーカーに好かれた可哀想な被害者で、
  ────……。 ]

 

 



   ……こうする以外に、
   どうすればお兄さんの世界に戻れたっていうの……