01:41:03

人狼物語 三日月国


177 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【月見】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 修理屋 一二三

[工房の戸が開いたのは、>>0
陽も沈みきって宵闇が闇夜になった頃だった。
昨日は昨日で雨の中ふらりとやって来て。
時間も遅いから泊っていくかと聞けば、
「明日使う小豆の様子が気になるから」って理由で
いそいそと傘をさして戻って行きやがった。

雨は例年通り明け方には止んでいた。
元々この時期の長雨を考慮して数百年前に建築された
榛名はまめな放水の甲斐もあってか、
昼過ぎには目立った水溜まりもなくなっていた。]

 ――― ん?
 あぁ…、どうした。
 続けて来るなんて珍しいな。

[若い時分に互いの家や師匠の工房を行き来しつつ、
やれこの駆動部はどうだ、
やれあそこの細工は細かい分強度が落ちるだと。
互いが作った物を見せあったり、
他所の品を螺子の一本までバラしながら明け方まで
語り合っていた頃ならいざ知らず。]
(4) 2022/10/01(Sat) 14:44:07

【人】 修理屋 一二三

[物造りを辞めて古物商に鞍替えした九朗が
約束もなく二日続けて工房を訪ねて来るのは
随分と久方ぶりのように感じて。

俺の方も仕事の方も区切りがついたとこで
多少なりと気が緩んでたんだろう。
思ったことをそのまま口に出せば、
急に涼しくなった秋風を連れた九朗が
「食べに行くなら一緒に行こうと思いまして」
なんて、
しおらしい口ぶりで随分なことを言いだした。]


 食べに行くのはそうだが。
 お前本当に姪っ子に袖にされたのか。


[もう飯屋に行く気でいる九朗に、
俺は早々仕事を諦めて片付けを始めた。]
(5) 2022/10/01(Sat) 14:44:38

【人】 修理屋 一二三

「えぇ、それはもう見事に。
 作った団子も友達へのお土産だそうですよ。」

 てい良く利用されたな。


[昨日のアレが試作品なら、
今日姪っ子と作った団子の出来も上々だろう。
祭り、縁日、月見、非日常を詰め込んだような夜に
七つかそこらの姪っ子やその友達が
どれだけ団子の美味さを覚えているかはさておき。

片付けを終わらせて財布を懐に入れた俺は
代わりに店の戸締りを済ませていた九朗と並んで
杖を片手に街の方へ繰り出した。*]
(6) 2022/10/01(Sat) 14:46:29
修理屋 一二三は、メモを貼った。
(a4) 2022/10/02(Sun) 16:13:00