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人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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視点:


「捕まえてみろよ、インチキ探偵!」

さよならなんて素直な言葉、言ってやらない。
リーパーはリーパーらしく。
最後に行ってやるのは捨て台詞。

もう殺人なんてする気はないのだけれど。
統べる者に歯向かうのが愚かな殺人鬼の最後の矜持だ。

……さて、気に入ってくれただろうか、あなたは。
さあ、ご感想は?

金烏 キンウは、メモを貼った。
(a14) 2021/10/28(Thu) 16:59:23

金烏 キンウは、メモを貼った。
(a15) 2021/10/28(Thu) 17:00:39

金烏 キンウは、メモを貼った。
(a16) 2021/10/28(Thu) 17:00:51

キンウは、日の光に瞳を煌めかせ、笑った。
(a17) 2021/10/28(Thu) 17:01:09

キエは人を夢で判断する。どんな夢が実るか、実りそうな場所か。その尺度しか持っていない。
……矢張りキエも、リーパーの事を何ら特別視していない。尤も其れは貴方に限った事ではなく、人間全てに対してだが。

「君達の刻も動き出した様で何よりさ。其れを僕のお陰だと気付けたのも有難いねェ。
 此れで君達を食えていれば、文句無しのハッピーエンドだったんだけどなァ?」

乾いた笑みがありありと思い浮かぶ様な声色が届く。
キエの言葉が真意である事は、刹那といえど共犯者と成った貴方なら判る筈だ。

「しかし、だが────次回は敵にも味方にもなってやらないさ。僕ァ舞台をスポットライトの上から見下ろすのが好きなんでね。
 もし君が再び舞台に立つ事があれば、僕は何処まででも照らし続けてあげよう」

さよならなんて人間じみた言葉は、考えもしていない。
死が夢を別つまで、キエは人の中に在り続ける。
人が夢に向かって歩き続ける限り、“キエ”で在り続ける事ができる。

 
「其の時は、きっと
また


「陳腐で、趣味の悪い、最高のミステリー悪夢を見せておくれよ」

 

 

そこには 誰もいません。
 

 

そこには 誰もいません。
 

 

そこには 誰もいません。
 

 

 

 

 

そこには 誰もいません?
 

 

テラは そこにいます。
 

 

「 
これは夢、夢、夢
 」
 

 

「 
そう思っていることに、変わりはないんだよな
 」
 

 

 
テラは今此処に存在しているつもりでも、

 
それは“つもり”なだけで、テラの実在は不確定だった。

 
不透明な君達は、疑いようもなく当然存在しているもので 

 
影響を及ぼそうと思えば及ぼせるけど、

 
及ぼそうと思わなかったら及ぼせない。

 

 

「 
テラは本当に存在しているの?、なんて思うのはおかしくないだろ?
 」
 

 

 
こんなに、テラにとって都合の良い、夢みたいなことなんて

 
何かの奇跡だとかそういったものの類で。

 
今のこの 見てもらえた聞いてもらえたっていうのが

 
夜が明けた後もずっと続くだなんて保障はなくって。

 

 

 
この待宵館に、月がこうしてのぼるから。

 
それは、テラなんかよりもずっと強大な力を持っているものだから。

 
だからテラも、夢じゃないけど夢を見られていたのさ 

 
そう思った方が、望む通りにいかなった時の落胆は少なくて済むだろう?

 

 

「 
でもなぁ 夢にしたくないね、テラは
 」
 

 

「 
だから 夢じゃないよ
 」
 

 

「 
テラはそう言うから、テラにとってはそれが事実さ
 」
 

 

テラは ここにいます。