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人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

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プルーは、いつも通り。
(t8) 2021/10/23(Sat) 3:08:49

プルーは、いつも通りだった。
(t9) 2021/10/23(Sat) 3:08:58

プルーは、いつも通りではないものを見た。聞いた。
(t10) 2021/10/23(Sat) 3:10:03

【人】 巫女 ユピテル

>>@10 トラヴィス

返答が短いのをユピテルは一切気にしません。
トラヴィスの表情が全て物語っていましたし、
ただユピテルは感想を伝えたかっただけですから。

「……そう、なの?…………」

けれど続けられた言葉にどうしてと尋ねていいのかわからず。
聞き返したい表情と視線だけが、貴方に投げかけられます。

勿論トラヴィスを引き立ててくれる他の作曲家は多くいても、
トラヴィスの中の脚本家はその人だけと短い言葉で理解して。
だから、問い返して良いのかすら迷っていました。

「そうなんだ。うん、持ってるよ。
それに、弦を替えるだけなら怒らないと思うもの。
きっとさっきの公演を見て、ミズガネも喜んでると思うから、
許してくれると思うわ。トラヴィスにとって必要なら尚更ね。

……でも、どうして必要なの?それともいつかのお楽しみ?」

その自信に満ちた眼差しを信じて
大切な人の大切な竪琴を手渡しました。
(33) 2021/10/23(Sat) 3:16:25

【見】 トレジャーハンター プルー

「―――」

「なんだ」

「まだ舞台に上がれるんじゃない、トラヴィス」
(@12) 2021/10/23(Sat) 3:50:36

【見】 トレジャーハンター プルー

プルーはいつも通り舞台には上がらない見物人だ

彼もそうだと思っていた。
いつも通りを望む彼はどこか、隠者のような雰囲気をしていたから。

でも、そうではなかった。
きっと望めば舞台に戻れるのだ。
今しがた、いつも通りをやめたように。
(@13) 2021/10/23(Sat) 3:51:43

【見】 トレジャーハンター プルー

停滞をやめた彼はどうするのだろう。
再び足を止めるのか、それとも。

「……」
「ま、アタシは何も変わらないわね」

願い事がまたひとつ浮かんで。
けれどもそれを振り払うように片手を振る。

そうして女はいつも通りに戻っていった。
(@14) 2021/10/23(Sat) 3:58:37

【見】 トレジャーハンター プルー

―――後、トイレ近くの廊下。

なんで殺すリストにアタシも入ってんのよぅ


聞こえた叫びに八つ当たりぃ〜〜〜と呟きながら、殺人鬼が出てくる前に女はダッシュで逃げた。
(@15) 2021/10/23(Sat) 4:02:26

【見】 技術指揮 シトゥラ

トラヴィスの舞台は"美しかった"。
感想はそれだけ、そして―――。

「誰が――俺を、彼らを殺すって?」


一人見えない眉をひそめて。
ゆらりとナイフを握りしめる"彼"の声を聞いた。
この声は届かない。
己に刃を向けるのであれば
殺し
に向かおうかと思っていたけれど。

今は集中が出来ない。


何処だ、何処に行ってしまったんだ。
居なくなるなら、言ってくれよ。


何度も独り言のように繰り返されてその言葉は霧散していく。


「―――――やっぱり、本当に居なくなったのか」


彼女はずっと自分の前に姿を現さなかった。
呼んだのに、いいえ、来て欲しかったのにです。
彼女のために料理を作ると約束をしていたから。

たったそれだけでした。

彼女が消えたことに文句があるわけではありません。
(@16) 2021/10/23(Sat) 4:15:44

【見】 技術指揮 シトゥラ

「――俺が殺す前に、手を出されたのは許せないよな。
 こうなるからこんな狂った館に死神[ヒトゴロシ]は一人でいいんだ」


新調したナイフを再び懐に収める。
口元に残った血の味をまた思い出して、苦い顔をした。

何度拭っても染みが抜けない。
何度ゆすいでも口の中は鉄の味がする。
そんな幻覚。


「こんなことになるなら、早く殺しておくべきだったな」

誰をとは言わずそのまま足を進めた。
今は誰にも会いたい気分になれないし。

ああ、早く一人になれる場所を探そう。
(@17) 2021/10/23(Sat) 4:20:59
ユピテルは、知っています。
(a22) 2021/10/23(Sat) 4:23:54

ユピテルは、間接的なものを含めた殺人を、殺人者と言うなら
(a23) 2021/10/23(Sat) 4:24:26

ユピテルは、この地上の九人の内の五人は『殺人者』だと。
(a24) 2021/10/23(Sat) 4:25:45

ユピテルは、──
(a25) 2021/10/23(Sat) 4:26:42

ユピテルは、────己を含めて、五人なのを知っています。
(a26) 2021/10/23(Sat) 4:27:09

ユピテルは、だからこそ、『殺人者』だからと、
(a27) 2021/10/23(Sat) 4:28:32

ユピテルは、本当に、彼をそれだけで終えていいのでしょうか?
(a28) 2021/10/23(Sat) 4:28:59

ユピテルは、──まだ、願い先を決められていません。
(a29) 2021/10/23(Sat) 4:29:42

【人】 巫女 ユピテル

>>+11 ミズガネ

トラヴィスとの会話を終えた後、
目を閉じれば、怨嗟を吐く貴方の声が聞こえました。
その傍に寄ってきて、背中合わせになる椅子に座ります。

「あのね、ミズガネ。
今はまだ、他の人に聞くべき事を聞けていない。
だから答えはまだ変わるかもしれない。願う先だって、
貴方の意思通りリーパーかもしれないけれど、……」

「私、『あの子死神』の話も聞きたいって思ってる」

「だって、まだW死神の彼Wしか知らないわ、私。
どうしてゲイザーの中に死神がいたのか、何か知ってる?
もし理由があって、救えるのなら、救いたいと思っている。」

「あなたは、その判断をする私を許さないかしら」

(34) 2021/10/23(Sat) 4:52:22
ユピテルは、呟きます。「愛する貴方を殺した相手なのに」と。
(a30) 2021/10/23(Sat) 4:57:42

探偵 キエ(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/23(Sat) 6:29:26

キエは、背中に叫ばれた言葉を思い出す。
(a31) 2021/10/23(Sat) 6:29:47

探偵 キエ(匿名)は、メモを貼った。
2021/10/23(Sat) 6:30:24

キエは、キエは気が短くはないが長くもない。粗暴でもないが温和でもない。感情の起伏というものが乏しくもある。
(a32) 2021/10/23(Sat) 6:31:22

キエは、しかし自分の在り方を変えようとしてくるならば其の限りではない。
(a33) 2021/10/23(Sat) 6:31:34

【人】 巫女 ユピテル

>>+14 ミズガネ

「ふふ、困ったわね〜。私、元は死ぬ事は怖くなかったの。
だから何でも言えたわ。だからこそ動いてくれた心だって、
今まで沢山あったのかもしれないわね」

でもそんな事言われたら、死ぬのが少し。
……少しだけ、怖くなっちゃった。
貴方を苦しめさせたくない。……それでも、


「ね、ミズガネ。貴方は身勝手なんかじゃないわ。
貴方が思う事は当然で間違ってない。嬉しいとすら思う。

それでもW死神の彼Wを知りたいと思う私だからこそ、
きっと貴方は好きになってくれたって思ってる。
このまま、何も知らずあの子を殺したら。私、それこそ、
自分もあの子も。誰も赦せなくなる。きっと耐えられない」

知ってるわ、ミズガネ。これを聞かせれば聞かせる程、
万が一の時の貴方の後悔が膨れ上がるって。
だから、私を好きになってくれてありがとうは言わないわ。
本当はもっと考えてる事もあるけど、心に秘めておくわ。
貴方に選択肢を渡さなくて、渡せなくて、ごめんね。


「でも私、慈悲深くなくて我儘で欲張りだから。
貴方がそこまで言ってくれてるのに諦めない頑固な女なの。
その代わりね、もう安易にW死んでもいいWって言わない。
泣いてくれる人がいると知って、抱えた上で行くわ」

(35) 2021/10/23(Sat) 6:54:17

【人】 巫女 ユピテル

>>+15 >>+16 ミズガネ

「無理はしない。私、絶対死なないわ」

「だから、貴方を、貴方の性格を知った上で、
こう言うね。
W私を信じてW
って」

これだけ言ってもし失敗したら、傍でいっぱい怒ってね?
なんて、本当は思ってる事は絶対怒られるだろうから言わないけど。
でも、放っておけないの、ゲイザーを。あの子を。
逆の立場なら、貴方も考えてた可能性は0じゃないって思ってるよ。


本当は抱きしめたくても、視覚がない上では叶わなくて。
貴方の語りかけがないと触れられないから、寂しいけれど。
ふふ、……わがまま通そうとしてる罰かもしれないわね。
(36) 2021/10/23(Sat) 7:03:08

【置】 空想 ゾズマ

とあるお金持ちの家に、病弱の一人娘がいました。
甘やかされて育ちました。でもお家以外ではうまく人と話せない、よく言えばおとなしく、わるく言えば内弁慶でした。

娘には、幼い頃から他には見えない友達がいました。
ふわふわで、あたたかくて、ぬいぐるみのような姿をしていて

そう まるでお話ができるテディベアのような!

兄弟もおらず、外でともだちと遊ぶことも
あんまりできなかった娘の親友でした。

だけど時がたつにつれて、娘が成長するにつれて
ある日それはみえなくなってしまうのでした。

唯一の友達でしたから、とてもとてもさみしかったのです。
ママは言いました。大きくなると見えなくなるものなのだと。
本当の友達ができたときのために助けてくれた存在なのだと

その時娘は、納得して、うなずきました。
きっといつかすてきなともだちができますようにと!
(L3) 2021/10/23(Sat) 7:09:59
公開: 2021/10/23(Sat) 7:10:00
ユピテルは、もうひとつ。あと一人、聞きたい事がある。
(a34) 2021/10/23(Sat) 7:10:04

【置】 空想 ゾズマ

だけど、娘に友達ができることはありませんでした。
病弱でみんなと同じことが多くはできなかったせい?
世間知らずだからでしょうか?
娘が引っ込み思案だったからでしょうか?
怒ると手がつけられなくなるからでしょうか?

きっと、些細なことでした。
でも、娘に、子供とってはそうじゃなかったのでしょう。
せっかく、メアリー<テディベア>がたすけてくれたのに!
やっぱり、みえなくなったのは、わたしがわるいの?

ひとりぼっちに退屈してしまった娘は
そのうち、空想を描き始めるようになりました。

自分とはかけ離れた生活をした男の子と出会う空想です。
ちょっと乱暴で、一匹狼で、だけど優しいところもある。
箱入りはちょっぴり悪い男の子に惹かれるものです。

彼はいつも窓の外をみてばかりの自分のところへ
窓から入って来てくれて。お話をしてくれて。

時々親にナイショで外に連れ出してくれます。

……空想でした。
(L4) 2021/10/23(Sat) 7:11:24
公開: 2021/10/23(Sat) 7:15:00

【人】 巫女 ユピテル

>>26 キエ

「そう。誰かが笑う時、誰かが泣く」

仰向けに寝転がるキエを、反対側で上から覗きこむ。
髪が落ちないように、軽く髪を抑えながら、
トラヴィスとミズガネと話した終えた後の娘は、
最後に尋ねる事があると、キエの前に来た。

「簡潔に言うわ。
誰かが笑い泣く事は、そこに大きく感情が発生する事となる。
……それがW同一人物Wであるなら尚更、
反転するかの様なものだから大きくなる。違う?」

「感情を食す貴方が放置するとは思えなかった」

「ねえ、キエ。貴方、ゲイザーに何か干渉しなかった?」
(37) 2021/10/23(Sat) 7:11:46

【置】 空想 ゾズマ

いつしかその空想の話は膨張していきました。

それを家族や周りの人たちに本当のように話すようになります。
あまりにも楽しそうに話すからでしょうか?
娘に甘い家族はみんな笑顔できいてくれました。
だから、娘は現実よりも空想のことばかり話すようになったのです。

けれど、外のひとたちは違いました。
空想の友達を誰にも会わせることなんてできないですから
娘はやがて
嘘吐き
と指を差されるようになりました。

嘘なんかじゃないのに、本当に存在するのに!
どうすればみんなに知ってもらえるでしょうか
そうだ、自分がその男の子になればいいんだ!

そうすれば、彼を認識してもらえますから!

思いこんでしまえば、矛盾なんてどうってことありません。
本当は男ではなくても。時々<自分>が出てしまうのも。
わざと、粗末な服を着て、剣の練習なんかもして!
そのおかげで体だってつよくなったのですから!

娘はその男の子の名前を、ゾズマと名付けたのでした。
(L5) 2021/10/23(Sat) 7:12:09
公開: 2021/10/23(Sat) 7:15:00

【人】 探偵 キエ

>>37 ユピテル

何も
? 
彼女
と話した事は殆ど無いからねェ。

 だが其の推論は正しい。酸っぱい林檎を齧った後に甘い林檎を齧ればとても甘く感じるからね。両方在ればより一層味わい深くなる」

キエは動じる事無くユピテルを見上げている。推測を肯定すれば再び林檎を齧った。

彼女ゲイザーに対する返答は此れで終いだと言わんばかりの態度だった。
(38) 2021/10/23(Sat) 7:37:38

【人】 空想 ゾズマ

毛布に包まり、ずるずると引きずりながら部屋から出てくるもの。
周囲の様子を伺いながらゆっくりと。まるで布お化けにでもなったかのような滑稽な姿だった。
パーティ会場には、これ以上ないほど目立っていた。

「わたしですか?わたしはお化け……ウソです」

「それより、寒、くて。死ぬほど寒くて……!
 お酒……飲めばあったかくなるかな……」

使用人の運んでいた酒をもらい、盛大にむせる。

「けほ。うえ、まっず……!みんなこんなまずいの飲んでんの……」

「……今日もだれかいなくなったのかな……」

だからといって、どうしていいのか、わからない。
どこからが本当で、どこからが嘘だったっけ。
こんな時でもお腹は空くから、食べ物を口にするしかできない。
ゾズマ今なんだか、貝殻にこもる生き物みたいだった。
(39) 2021/10/23(Sat) 7:40:11

【人】 巫女 ユピテル

>>38 キエ

「そう。ゲイザーは何もしてないのね。
じゃあ、残りの半分の話」

推論が肯定された。なのに彼女についてはおしまい。なら、

「ミズガネを殺して。あの二人殺したナイフの使用者の、
今騒ぎになっている、話題のリーパーに、何かした?」
(40) 2021/10/23(Sat) 7:43:59

【人】 探偵 キエ

>>40 ユピテル

「何かしただなんてまるで僕が加害者みたいな事言うねェ。

 其方に関してだって、
何も

 寧ろ僕ァ差し出されたから受け取っただけでね、何かされた方さ」

真犯人に対しての言及に訂正は入らない。此処まで広められては探偵という肩書きも役に立たないからだ。
(41) 2021/10/23(Sat) 7:52:08

【人】 空想 ゾズマ

>>14 ゲイザー……、否、リーパー

自分の中で何かが変わっても
いつもみたいに自然と中庭に足は向く。

「(怖っ)」


ゾズマを探して騒いでるやつがいる。
ああ、そうだ。ここ殺人鬼がいるんだった。
たしかに自分に刃を向けてきた。でもなんか子供っぽいやつ。
迷うように陰でうろうろしていたけれど確かに
自分は怪我をさせたのを覚えている。

ええい、もうでてしまえと前に出た。

「……な、なんだよ」

いつもこんな感じだっただろうか、少し震えるような声がでた。
(42) 2021/10/23(Sat) 8:11:17
キエは、語る。
(a35) 2021/10/23(Sat) 8:18:05

【置】 探偵 キエ

何処かの刻、中庭で寝転がるキエは猫を見ていた。此の猫が生きているか死んでいるかわからないがそんな事はどうでもいい。猫が近付きキエの指を嗅いだ。

キエは普段人格記憶ごと夢を喰らわない。更に今のキエは其処までの力を
本来ならば
使えない。
しかし一挙両得となれば考える。オマケがあるなら受け取る物だってある。

キエは脚本を好まないし用意しない。

しかし
伐採がその山の利益に繋がるなら話は別だ


キエは契約の内容を後から変える事などしないし其れは詐欺だと考える。

しかし
キエはリーパーと契約など交わしていない。


「あれは契約では無いし中身を変えたって何ら問題は無いんだよねェ。

 あんなものは只の搾取だよ…まァ自ら差し出したのは彼だし搾取じゃないけどさ。君もそう思うだろ?」

猫の顎を撫でると其れは喉を鳴らす。しかし餌が貰えないと判断したのか中庭を立ち去って行った。結局猫は手触りと温もりを提示したがキエは何も提示していない。
契約とは双方が利益を提供して初めて成り立つ概念だ。

片方リーパーしか利益を提供していないのだからあれは始めから契約などではない。
(L6) 2021/10/23(Sat) 8:19:03
公開: 2021/10/23(Sat) 8:20:00
キエは、騙る。
(a36) 2021/10/23(Sat) 8:19:19

探偵 キエは、メモを貼った。
(a37) 2021/10/23(Sat) 8:39:31

【見】 くるみ割り人形 トラヴィス

>>33 ユピテル

貴方の視線に問われれば
口元へ人差し指を当てて「秘密」と告げた。

そうして竪琴を受け取って
少しだけ躊躇ったのちに、
貴方の頭へ手を伸ばし、撫でました。

「有難う。
 さっきの舞台の公演料なんだ。
 彼の竪琴の音色がね。
 42弦、余す所なく錆びているから
 こうする他ないだろう?」

貴方にとっても大切であろう竪琴。
まるでそれの様子を以前から知っていたような口振り。
しかと手中に収めれば、びょんとそれを鳴らしてみた。
男には、竪琴から綺麗な音を奏でる事は出来ない。調律の知識が少しあるだけだった。


音を整えようと、席を立つ。
それ以上は何も言わない。
男は、この宴の終わりが近い事を、何度も見聞きして知っているから。
恐らく最後くらいは、此方から。

「……またね」
(@18) 2021/10/23(Sat) 8:40:18
トラヴィスは、キエを一瞥して………、
(t11) 2021/10/23(Sat) 8:44:49

トラヴィスは、何も言わなかった。
(t12) 2021/10/23(Sat) 8:44:56

【人】 死神 ゲイザー

>>42 ゾズマ

いつもみたいに自然に中庭に足を向けてしまったから、
チンピラ仕草をするそいつとは見事に出会ってしまった。

「あっゾズマ! はいパイ」

焼きたてのスターゲイジーパイだ。明らかに焦げてる。
妙に優しい。

「あっ、今日はちゃんと気強いんだな。
 いやあ、この間は悪かったって! ……な?
 お話、しようぜ」

前回の結果は喧嘩両成敗といったところか。
中庭に設置されたベンチにあなたを誘い、自身も腰掛ける。
顔を近付ける。

「で、さ。早速だけど。
 ……アンタ何者? あの気弱なゾズマ、何?」
(43) 2021/10/23(Sat) 10:36:29

【人】 巫女 ユピテル

>>41 キエ

「あら。W何かをするWっていい事でも悪いことでも、
どちらでも取れるじゃない?
私、別にキエに尋ねに来ただけで糾弾しに来てないよ」

実際、別に貴方への強い敵愾心等は見えていません。
ただ何かをするなら貴方とユピテルは考えていましたから。

それは貴方への好意の差などではなく、各々と話した結果、
何かしらのそれが可能な力の持ち主が貴方だけだったから。

「W差し出されたから、受け取ったW?」

あの日、少女の悲鳴が、聞こえたと聞きました。
多重人格で最も邪魔になるのは、何?それは、

「キエ、貴方が差し出されたものは、ゲイザー?」

「貴方、それをW受け取っただけWと言うなら、
まだW返すW事だって出来るんじゃないの?」
(44) 2021/10/23(Sat) 12:29:13

【人】 巫女 ユピテル

>>@18 トラヴィス

「あら、秘密ならしょうがないわ。楽しみに……わ、っ」

まさかトラヴィスがそんな事をするとは想像していません。
つい驚きの声が上がってしまいます。

「もう。お姉ちゃんより、
もっと撫でるべき子がいっぱいいるでしょう?」

言葉と裏腹に、嬉しそうに少し照れて俯いて。
WやっぱりトラヴィスはずるいわWと、
一度口を尖らせてから、ふっと緩めて微笑みます。

「……うん。もし弦が直ったら、……ううん。何でもない」

もし竪琴が直っても、これが音を奏でるか。
唯一それがわかるのは、持ち主の彼のみ。
いつか、その日は来るでしょうか。
本当に単なる勘ですが、案外そう遠くはないと信じています。

そしてW貴方からW告げられた言葉に瞬き。
彼が自分からそれを伝えられるとは、
最初の日を思い返すと想像もできなかったでしょう。
彼が言っていたW最後Wが明日とも知りません。

「……ええ、Wまた明日W!」

だから、いつも通りに屈託なく。いつも通りに明るく。
大切な人に、大切な人の竪琴を託して、見送りました。
(45) 2021/10/23(Sat) 12:56:09

【人】 探偵 キエ

>>44 ユピテル

「……………」

其れは呆れと面倒さを両方示した表情に見える。

「………君はさァ、“吐け”と言われて頷くのかい。
 
いや君なら頷きそうだなァ…。

 できる事としたい事がイコールで繋がっていたらとっくに実行しているさ」

返事は全ての質問への肯定で、結局の処“可能だが拒否する”という簡素な内容である。

「だけど君が此処へ何も考えず来たとは考えられない。少なからず僕と直接会話をして、彼らから話を聞いて、僕が善意で損を被る者だと判断した訳じゃあないだろう。

 僕の本質を見抜いたのだから気付いていないとは言わせないよ」
(46) 2021/10/23(Sat) 13:01:46

【人】 探偵 キエ

>>44 ユピテル

「対価くらい考えてるんじゃないの?」

「其れ次第だよ。もう此れゲイザーは僕のものなんだから無償で“あげる”事は絶対にしない」

“返す”という言葉を訂正しながらキエは言った。
(47) 2021/10/23(Sat) 13:02:38

【人】 空想 ゾズマ

>>43 ゲイザー

「焦げてる……」

少女の姿でチンピラ仕草するチグハグなやつからもらったパイを、なんとも言えない視線で見つめる。食えるだろうか?
ひとまず話をしたいというのなら、応じようと、ベンチに座る。
みょうに縮こまっていて、顔が近づくと気まずそうな顔で俯いた。

その質問は、昨日までのゾズマが聞いたならどうしただろう。
もう思いこむことをやめてしまった今の自分にはわからない。

「普段強がってるやつがホントは弱虫だった。
 で、終わるかと思ったけど……聞いてくれるんだ」

そして、顔を上げて、あなたを見返した。
前に泣き叫ぶゾズマを見て、自分たち──リーパーとゲイザー──みたいだと言っていたあなたを。

(48) 2021/10/23(Sat) 14:32:54

【人】 空想 ゾズマ

>>43 ゲイザー

「何って。オレのダチだよ」

"わたし"が思うゾズマはそう言ってくれる存在だ。
"わたし"が作り出しただけの"わたし"が忘れ去ったら、いなくなるだけの。そんな、存在だけれど。

「アイツは、小さい頃から空想して遊ぶのが好きだったんだ。ダチができなくてボッチだったからな」

気の強いゾズマを演じたまま、ぽつぽつと語り始めた。

「ガキの頃、本当に自分にしか見えないダチがいたことがあって、でもお別れをしたから、ひとりになったから」

「だから、そのうち自分で新しく作りだした。そして、そいつも本当にいるって勘違いしはじめた。現実と空想の区別もつかなくなったバカだよ」

「嘘吐き呼ばわりされたけど、まあ当然だよな」

「でも、どうしてもそれが気に入らなくって」
「そのうち自分さえも消してまで、そいつになろうと思ったんだ」

「それがオレ。ただの、空想の中の人間」

(49) 2021/10/23(Sat) 14:54:46

【人】 空想 ゾズマ

>>43 ゲイザー

「(って、ゾズマならこう言うかな……)」

そういって、苦笑いして、雲った空を見上げたのはたよりない少女の顔。もうこんな遊びをする歳じゃない、また狂人だ嘘吐きだ言われる前に、現実と区別がつかなくなる前に、やめたほうがいい。
(50) 2021/10/23(Sat) 15:02:50
キエは、「人間はハッピーエンドが好きだろう?」
(a38) 2021/10/23(Sat) 15:03:29

【人】 巫女 ユピテル

>>46 キエ

「そうねぇ。頷くかもしれないわね〜」

本当は、そこまで献身が強い女ではない。
ただ、そう見られてるならそれでいい。

W都合がいいWから。……だって、常に悩んでる人よりも、
『全く悩まなさそうな女』の『貴重な悩み』の方が、
あなた、興味持つでしょ?キエ。

何より、一番聞きたい事は、本当はもう聞けた。
まだゲイザーをW返せるWと言える程度に、
彼女はまだ存在しているということを。


「キエは善意で損は絶対嫌って言うわよね〜。
それは勿論理解してるわよ、お姉ちゃんも。なのでお話」

だからここからは、単純に私達が失敗して、
キエに交渉する以外の打つ手がなくなった時の保険と、
(51) 2021/10/23(Sat) 15:04:47