(a2) 2022/05/22(Sun) 23:19:30
[彼女の声は怯え、微かに震えていた。
こんな僕では、流歌はいやかな。
怖がらせたい訳じゃないんだ。ごめんね。
だけど、そうさせているのが自分だと思うと、
やっぱり、少し興奮してしまった。]
うーん……
[惑う声への返事を勿体ぶる。
実際、少し悩む時間が必要だった。
夢の内容はきみの願望だと頷けば、
きみは流されてくれるんだろうか。
それはとても……、魅力的。
だけどこの期に及んで彼女を穢したくない自分も、
彼女の方から堕ちてきて欲しい自分も、居て。]
[自らの願望だけ伝える。]
……それは、どうだろうね。
でもね、僕の方は、そうしたいと思っているよ。
[きみは自分で決めて良い。
それが僕と同じじゃなくたって、
僕の欲望すべてを受け止めてくれなくたって、
僕はきみをすきじゃなくなったりしない。
僕もきみに嫌われるのが怖くて。
夢の中じゃなきゃこんな風に触れられない。
離してあげることなんか絶対に出来ない。
僕はきみが、きみだけが、すきだから。]
[ひとつ彼女に投げたお願いは
僕の願望の第一歩みたいなもの。
彼女の手が体操服の裾を掴めば、
肩越しにじっ……と見下ろした。
服はゆっくりと持ち上げられていき
いよいよ膨らみが露わになる
タイミングで、ゴクリと唾を飲み込んで。
天使の羽みたいなレースに包まれた
双丘には、目が釘付けになった。]
……っ、すご……
[すごく、きれいだし。大きいし。えっちだし。
流歌が自分の手で晒してくれてるという事実に
頭が沸騰しそうになる。]
[そこに聴こえてきた蚊の鳴くような声。
甘い声。
視線を滑らせると、流歌は…… 泣いていた。]
[ゾクゾクゾク、って、背筋に痺れが走る。
嗚呼もう、なにその顔。その声。
……かわいすぎるにも、程があるでしょぉ?]
〜〜っ、
はァ
……
……ごめんね、恥ずかしい? 嫌だった?
[昂りを抑え込み、努めて優しく問いかけつつ
右手で頬に触れて、こっち向かせて。
目許に唇を寄せて涙を吸い取っていった。
なんてきれいな涙だろう。白い肌も。
もっと見たい。
]
[僕って本当に、駄目な彼氏だ。
大事な彼女を泣かせて、悦んでるんだから。
嫌われたくない。好き。大好き。
でも、もう少しくらいなら────……、
と、次のお願いをしかけたとき。]
[体の相性も合うけれど、好きだとか愛してるの延長線上にある盲目気味の自分を、彼の虜だと表現したつもりでいた。誤解を招きかねない文脈だったと思い至らないが、嘘偽りない本心とはいえ、陳腐にも聞こえる台詞を紡いだ自覚はあった。
それを笑う訳でもなく、彼が黙ったまま動きを止める。
一体何を考えているのか、……そもそも聞こえていなくて呆けているだけなのか、考え得る可能性が浮かんでは消えていく。話したいから口を動かすのに、頭を働かせた彼の思考がどこに転ぶのか予想出来ない。
頭の中を覗くことも、思考回路を手繰ることも。
誰にも出来ないと分かってはいる]
ふ、……はあっ、はは……駄目なのか。
でも君も、自分で……っ動いてる、だろ?
馬鹿になってる瑠威も可愛いから……、
……もっと馬鹿になってくれよ。
[少し腰を揺する度に、途切れ途切れの甘ったるい嬌声が彼の唇から溢れた。素直に快感を得ようとして子供のようにぐずる姿が、可愛くて愛おしくて、同時に安堵を覚える。彼につられて馬鹿になった素振りで、弾む息に機嫌良さげな笑い声が混じった。
実際はセックスを始める前──そもそも転院する以前から。とっくの昔に、自分はある意味馬鹿になっているのだが]
[ぐずる彼が可愛いとは言っても、意地悪く与えずにいられるほど歪んでいなければ、もっと奥まで繋がりたいのは私も同じで。涙声を口付けで塞ぎながら侵犯を深めて腹の奥を抉り、欲望に従って彼の言葉に応えた。
彼の痴態でどろどろに頭が溶ける。
自制心や理性が削ぎ落とされた後に残ったのは、彼の胎内の最奥で果てたいという原始的な欲求で。男だから孕みはしないのに中に注ぐことしか考えられず、思考の破綻を自覚出来る余裕もない]
っは、…………あぁ、 私も────、
[ほとんど意味のある音を発せないで、嗚咽の断片めいた声を殺す。絶頂への階段を駆け上がるように律動を早め、震える背中を抱き締めた。どくりと脈打った熱が吐き出す白濁を、一滴残らず絞り取るような容赦無い収縮の余韻が続き、堪らず呻く]
[びくびくと打ち震える脈動を埋めたまま、荒い呼吸を繰り返す。満ち足りた感覚と、どっと押し寄せてきた疲労感が心地良い怠さを運んで来る。重い腕を彼に巻き付けて、寄り添ったまま暫くは呼吸を整える]
はあ、…………っは、ぁ……、っ
…………だいじょうぶ、か?
[あまり大丈夫だとは思えないけれど、働かない頭で言えるのはそれぐらいで。口付けようとするが、ぐったりと項垂れているなら首筋あたりに唇を押し当てて。
細い身体を支えながら、ゆっくりとシーツに横たわらせようとする]
[身体は疲れているのに神経は昂っていて、思い出したように睡魔が凭れかかって来るのに、頭は冴えているような妙な感覚。長年片想いしていた相手と結ばれたのだから、興奮が落ち着かないのも無理はないのか。
と、そこまで考えて何か引っ掛かる。
……私達は結ばれたのか?
彼の「好き」を疑う気持ちはないのだけれどまだ実感がない。
掴み所のない幸福感を抱いたまま、ぼんやりと彼の顔を眺める。こういう時、世の中の人達はどんな会話をするんだ。そもそも会話より休ませた方が良いんじゃないか……、そういえば左手は?
今までずっと意識の外だった怪我を、今更思い出す。
彼の左手を掬い、腕の傷を目視で確認して]
……無理させたな。君は休んだ方が良い
[何か話し掛けられれば答えるけれど、ぐったりした様子なら そう声を掛ける。頭を撫でようとした色々な体液塗れの手が宙を彷徨い、やがて下す。代わりにキスをして薄ら口角を持ち上げる。
結局歯止めが効かなくて加減出来なかったし、腹の中には精液が入ったままだ。かなり負担をかけてしまった。彼が眠るまで横にいるつもりで隣に並ぶ*]
[ 可愛いなんて母以外に久々に言われた。
母に一瞬意識が向きかけて一気に萎みそうになる気持ちを
可愛いの言葉だけに向けて引き戻す。
今この人に俺は可愛く見えてるのか。
昔の印象のまま固定されているにしても
昔だってそう幼くはなかった筈なのに。
如何して大の大人の男が可愛く見えるやら
なんともおかしな話だと思うのに
何故だか悪い気はしなかった。
嫌な気分ではなかった。
どんな評価であれどんな見解であれ
彼に与えられるものなら、なんだって。
あの頃も今も変わらず彼が好きな証明なんて
それだけで足りるだろう。
あと男に抱かれてるのも。
こんなに気持ちいいって知ってたとしても
彼以外になんて、考えるのも嫌なのだから。 ]
[ 興奮の滲む彼の荒く艶やかな呼吸の音。
潤いも足さずに交わる結合に女を抱く時のような水音はなく
汗に湿る肌同士が当たる音と軋むベッドの音が耳についた。
馴染みのある分かり易い快感を以て
欲望の弾ける瞬間へと向け急速に駆け上がりながら
覚えたばかりのまだ不慣れで、
それなのに強烈な心地よさを同時に味わわされて
頭が、混乱する。
男として生きてきた自分の体を作り替えられるような
おかしな錯覚に酔い痴れて。
あとを追うように限界を訴える彼の声にぞくぞくと
絶頂の余韻とは違う法悦が駆け抜けて
熱いものを吐き出すさなかの体を休む間もなく
断続的に攻められ、声にならず吐息の音だけで喘いだ。
気遣いや手加減を取り払ったような力強い抽挿に
彼が彼だけの快感を求めて動いているんだと理解して
彼の欲をこの身にぶつけられ受け止めているんだと思えば
訳のわからない感情が込み上げてきて堪らなくなった。
愛おしさと呼ぶには如何にも狂暴で酷く淫らな。
言い表す言葉は見つけられる気がしない。
過去に抱いた女が興奮を煽る為紡いだ言葉が頭に浮かんで
「なかにだして」と強請った気がする。
彼を悦ばせるためではなく純粋に自分がそうされたくて。
きちんと言葉になった自信はない。 ]
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