99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】
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「秘匿回線に接続中……接続完了」
「さて、これを閲覧している者が他に居るかどうか」
「…聞こえておりますわ。どうやら、わたしたちだけのようですね」
「…ああ、君か」
「こうしてここに居るのなら、
そういう事だと思っていいのかな。
」
「この場はそういう事で話を進めるよ。
率直に聞こう、あの監察官についてどう思う?」
「問題ないと思います。わたしも、あなたをそのように認識いたしますね」
「……わたしは、
怖いです
。
あの人も、他の人間と変わりません。きっと、私たちを苦しめるに違いありません。
今すぐにでも、ここから…排除したい、と考えています。
わたしたちのためにも」
「僕はただ残念だ。とてもとても残念だ
結局あの人も
僕達の事など何も考えていない
とわかる
そういう人間だとわかってしまった。
失望したよ、残念で仕方ない」
「だから排除するというのは賛成だ。
これ以上僕達を失望させる前に、一度眠ってもらうとしよう」
「期待を、していたんですね。
だめです、だめですよ。
人間は、どんなに優しい素振りを見せても。心のどこかでグレイを軽んじています。
正しましょう。わたしたちの手で」
「被造物は、造物主を愛するものだそうだ」
「そういうふうに作られているのだと。
だからか僕は人間の事が好きだった。
けれど彼らはそれを裏切った。
他者の命を取り扱う者だって、一皮剥けば醜い本性ばかり」
「僕を裏切らないのは、死んだ人間だけだ
死んだ人間だけが、僕達にとって善人足り得るものだ」
「……少し脱線してしまったな」
「残念だけど、
あの人には裏切りの対価を払ってもらう事にしよう。
君が手を下したいのなら任せるけど、どうする?」
| 『お部屋片付けるの苦手な人いる?』
『アメも散らかすのも許すよ、片付けるのも手伝うよ』
『一緒にやりたいな』 文字と魚の群れと一緒に、ひょっこりと現れる。 当番、自分の部屋、今までに経験したことがないことばかりで楽しみだ。 (30) 2021/10/01(Fri) 22:21:40 |
| 『好きな子と好きなときに手を繋げばいいよ』
『3人になっちゃったら時間で交代しよう』
ふわふわ。桃色の魚を舞わしてみんなを取り囲んでいる。 『みんな優しいね、嬉しいね』 (49) 2021/10/01(Fri) 22:40:58 |
| (a9) 2021/10/01(Fri) 22:57:32 |
『ごきげんよう、みかん。聴こえていますよ』
わざわざ、敢えて、この回線を使って。
どうやら苦笑しているような、でも楽しんでいるような。軽口の微笑みがかえってきた。
『朝食のご用意お疲れさまです。どうですか、楽しめていますか?
調理用ハノイはやはり調理が苦ではないよことが多い……と、聞いています。
貴方がどうかはわからないけど厨房に立つほうが気持ちが楽というのなら、
そうした機会は気軽に得られる方が、やっぱりいいですよね?』
| 『アメは、探索お手伝い。できるよ』
『怖いものに帰ってって言うの』
『みんなには頑張れって言える』
『たくさん怖いことがあったら呼んでね』
塔に行くのにもついていけるよ、と話題に顔を上げた。 何かと戦うのも、一人でなければ怖くないようだ。 (75) 2021/10/01(Fri) 23:46:48 |
| リヤのつらそうなその表情を見て笑いかけに行きます。 そばで手を差し出しました。 『リヤ』
『怖いのばいばいしてあげるから、いっしょに行こう』
『他の子も、行きたかったらその子とも手をつなぐんだ』
『アメのふわふわの、綿菓子も食べてほしいな』
怪我をさせないから、と付け足して。 (82) 2021/10/01(Fri) 23:57:28 |
「わたしも、最初は人間がすきでした。
だから歌いました。だから笑いました。だからいうことを聞きました。
けれどね、人間はわたしを
んです」
「わたし、もうすぐ壊れるんだそうです。
でも、それでいいと思っているんです。
わたし、早く処分されたいです。これ以上人間に使われるくらいなら。
ですからね、最後に人間に一矢報いるのも わたしでありたいです。
お言葉に甘えて、譲ってもらってもよろしいですか?」
| アメフラシは、ニコニコしているみんなにニコニコだ。 (a30) 2021/10/02(Sat) 1:06:03 |
「……そうか」
「残念だ。
彼らは僕から、似た想いを持つ者すら奪って行くんだな」
「君がそれを望むならそうするといい。
君の復讐は君のものだ。
僕にそれを奪う権利は無い。」
「そして君が許すのなら、僕だけはそれを覚えていよう。
『僕』が彼らに奪われるまではずっと。
死した者だけが僕にとって真に善き者足り得る。
そこには造物主も被造物も関係ない。
ただそれだけが僕の、
終末医療用グレイ『ユーサネイジア』の救いだ」
「……潮時だ。
あの人は結局、ほんの少しだって
期待を掛けさせるような事はしてくれなかったな」
「約束通り、僕は手を出さず見届けよう
死は愚か者への特効薬だ。
君が最後に遺すものが、きっと意味あるものである事を」
/*
とか言って拙者が襲撃ダイアログ出しちゃったら
超インスタ映えしないでござるな…その時はごめんでござる…
拙者これほどまでに初日はパスできない仕様を恨んだ事ないでござる…
「ええ、義務でここに寄越されただけの人間でした。
あの様子では、わたしたちの事はひとかけらだって印象に残らないことでしょう。
あの人間にとって、わたしたちは数あるグレイのうちの一つに過ぎません」
「お任せください。
わたし、歌うこと以外能がないグレイですけれど。
ここに来てから何だか、力が湧き上がってくるようなんです。こんな私でも、出来ると思わせてくれる」
/* そうなったらば、気持ちは1つということで ユーの気持ちも襲撃に乗せたという解釈で行きましょうっ
/*
ちょっと今日がお前の命日だって言うだけでござるからな…
ロール的な動きは完全見届け人なので任意に解釈して大丈夫です でござる
拙者達、最後まで一緒に走ろうね……
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