月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a3) 2018/12/16(Sun) 0:04:46 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a4) 2018/12/16(Sun) 9:59:09 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a6) 2018/12/16(Sun) 11:35:51 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 事情ならある。これは急務。 ……汝に、 ヒトの価値 を説きに来た。観察の結果、我はヒトに有用性を見出し、 現状のまま保護すべきという結論を得た。 [彼女の言葉は思いがけない内容だろう。 相手は、どのような顔をしただろうか。] (123) 2018/12/16(Sun) 21:42:13 |
【人】 月よりの使徒 ルナ たしかにイシに比べ、ヒトは脆弱だ。 身体が砕ければ死に、病が巣食えば死に、 何事もなく生きても、精々百年が限界。 花実の如く儚い生を選んだ彼等は、 我々の持つ無限には程遠い存在だ。 [月の神殿から幾度となく見てきた。 那由多ものヒトの命が散る様を、ずっと。] (124) 2018/12/16(Sun) 21:47:13 |
【人】 月よりの使徒 ルナ ……だが、それを調査をしていて解った。 あれには、イシに持ち得ぬ要素がある。 ……あれは、 「散るからこそ美しい」 。[真っ直ぐに彼を見つめるその目は、 長き調査から導いた確信に満ちていた。] 計算に計算を重ねたイシの集合知は、 常に物事を成功へと導く事に長けている。 ……だが故に、常に我々はリスクを避ける。 その点で、ヒトには個の力がある。 成功の為に、分の悪い賭けに出る勇気が。 全で一を成す我々《イシ》には予測もできぬ、 短い命を懸命に生きるそのエネルギーは、 神域の"奇跡"を起こす可能性を秘めている。 (133) 2018/12/16(Sun) 21:59:26 |
【人】 月よりの使徒 ルナ ヒトの持つ生へのエネルギーは、 時として我々よりも良い結果をもたらす。 その点で、ヒトは決して"劣って"いない。 我々の敗因は、"自身への驕り"であった。 故に我は、汝を止める為に此処へ来た。 イシとヒトは、共に生きる道を探すべきだ。 [そこまで言い終えると、月の使徒は 静かにボク師の返答を待つ────*] (135) 2018/12/16(Sun) 22:07:02 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a14) 2018/12/16(Sun) 22:10:06 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 断られる可能性がある以上、 準備は万全にしておきたかった故にな。 ……それに……、正直に言おう。 我は、中枢《ボク》を信用できなくなった。 [集合知、情報の同期とは、裏返せば 完全なる監視、完全なる管理の世界である。 秘密裏で行動するには、情報の隠匿が必須だ。] (159) 2018/12/16(Sun) 23:36:22 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 現躯体の命令を「拒否」する。 理由は……選定の"眼"で視れば明らかだ。 【ボク《中枢》のボクたる汝は、 必ずやこのヒトの世を滅ぼす者である。】 《管理者》の使徒として。先代躯体として。 ボク《中枢》の"あの計画"は到底看過できない。 [そうして、スクランブル交差点を見やる。 ヒト1人いない。賑やかな喧騒も聞こえない。 ……止めなければ、これが日常になるだろう。] (160) 2018/12/16(Sun) 23:39:11 |
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