【人】 宝石人 リリス−大図書館− 大図書館でいつも通り本を読んでいましたが、そうでした。今日はグランドサマーフェスの始まりなのです。>>0 やけにあたりが賑やかなわけです。 オベロン様のお話が耳に届きます。>>1 急にあたりが夜空に変わり、見る者の目を楽しませます。 「わあ…!」 あれは光魔法の応用でしょうか。 きらきらと煌めく夜空に、リリスは思わず目を奪われました。 本を閉じて、近くまでやってくる煌めきに手を伸ばします。 本当に捕まえられそうですが、その煌めきは動き続けます。 星々の流れはこの祝いが終わるまで止まりません。>>2宙を舞い、煌めき続けるのです。 リリスはその煌めきに嬉しくなりました。 まるで、たくさんの仲間がいるようなんですもの。 だからみんなの歓声の中、魔力を身に纏って流れ星を追いました。 ふわりと宙に浮いて、図書館の天井へ、そこからゆっくりゆっくり流れるように。 特にグランドでの用事がないリリスは、そうして大図書館で星々と戯れていました。 そうして図書館の隅へ、隅へ。** (4) 2023/06/23(Fri) 7:40:30 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− まるで夜空を泳いでいるようでした。 空を飛ぶほど風の魔法が得意なわけではありませんが、純粋な魔力を纏ってふわふわと浮くくらいならできるのです。 肌も髪もローブも闇色のリリスでしたが、肌も髪もローブも楽しさにつられて所々魔力で明滅しています。 その光に照らされて、輪郭も淡く光るのです。 本来なら図書館の中でこんなふうに宙を舞うのは叱られるでしょうが、今日はグランドです。 多少は目溢しされるでしょうし、星の仲間と思ってもらえないでしょうか。 「スノウ?暇じゃない、楽しいよ! お星様キラキラ、仲間いっぱいみたいで楽しい!」 知っている声が聞こえました。>>12 振り返り、光を煌めかせながら空間で宙返りしてトンと床に降り立ちます。 リリスはリリスで楽しんでいましたが、出店を出している人や、友達同士で楽しんでいる人たちに比べたら暇に見えても仕方ありません。 スノウに近付くと甘い良い香りがしました。 これも、この学院に来てから覚えました。温かいココアという飲み物です。甘くて美味しいのですが、最初は舌を火傷してしまった記憶があります。 (32) 2023/06/23(Fri) 14:49:53 |
【人】 宝石人 リリス「スノウはどうしたの、暇してるの? 暇ならいっしょに遊ぶ?」 特にリリスに予定はありません。 だから、こんなところに一人でココアを飲んでいるスノウを気楽に誘いました。 手を伸ばして、彼の左手を取ろうとします。* (33) 2023/06/23(Fri) 14:50:22 |
【人】 宝石人 リリス「それじゃ、上まで昇ってく? 上からグランド、一緒に見よう!」 パッと何処からか取り出したのは、以前スノウから譲り受けた白い樫の杖です。 右手で彼の左手を、左手で杖を持つとコツンと床に魔力の波紋が広がりました。 リリスが口の中で何事かを唱えると、魔力の波紋はスノウとリリスを中心に円の姿を取り、白い魔法陣が浮かび上がります。 飛ぶことができなければ、ゆっくりと浮かせれば良いのです。 「あんまり早く動くと壊れるけど ゆっくりなら多分大丈夫。」 多分と言う言葉ほど、安心できない言葉はないかもしれません。 それでもリリスは明るく笑うと、その魔法陣に魔力を注ぎ始めます。 スノウの手を繋いだまま少し床から魔法陣ごと浮き上がりました。 もし止められなければ、ゆっくりゆっくり、天井に近づいていくことになるでしょう。* (38) 2023/06/23(Fri) 15:43:55 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− リリスは細かい事を気にしません。 できるものはできるけど、できないものなできない。そう言うものだと知っていたからです。 特に宝石人の場合は魔力の量や属性に様々なものが左右されます。 魔力の多い男性の方が有利で、魔力の多い女性は不利。 属性も生活するには多い方が良いですが、子供を成す事を考えれば属性は少ない方が良いのです。 そして、いくらその事を知っていても、ほかに宝石人の知り合いもいないリリスにはそんな事は無縁の話に思えました。 他種族との交わり方なんてまだ知らないのです。知らないまま一人になって、何とかこの学院に逃れてきたのですから。 だから今のリリスは、ヒトとの関わり方すらあまり知りません。 けれど護られている分今までよりも伸び伸びと生きることができました。 けれど、残念なことに安全性についてはにっこりと笑顔で黙殺する>>39事を覚えるくらいには、ある種の社交性は芽生え始めているようです。 (45) 2023/06/23(Fri) 17:30:42 |
【人】 宝石人 リリス「ん、天井階…まで? 上まで行ったらどうしよう。 シューッて、滑り落ちる?」 肩や腕が触れてもリリスは気になりません。 むしろ、手を強く握りしめて自分からも身を寄せました。 だって、端っこにいたらバランスを崩して落ちてしまいそうです。 自分だけなら何とかなっても、スノウまで巻き込んで落ちたら目も当てられませんから、ちゃんと中央に身を寄せるべきなのです。 ゆっくりゆっくり、かなり天井まで近づいてきたようです。 色んな出店が並んでいるのがよく見えます。 まだ少しずつ上へと昇っていますが、その速度はだいぶ緩やかになっています。 天井に頭をぶつけたくありませんからね。 もっとも、ぶつけるとしたらリリスではなくスノウになってしまうでしょうけれど。 (46) 2023/06/23(Fri) 17:31:03 |
【人】 宝石人 リリス「お店もキラキラ、楽しそう! グランドは図書館の中だけでやってるの? 外でもしてるなら見に行きたいな。 中だけでも、全部見て回れるかなあ…。 ヒトもたくさん!」 色んな美味しそうなにおいがしています。 リリスは目をキラキラさせながらはしゃいで、杖を持つ手をそわそわと上下に揺らしています。 そんなふうに上から見渡しながら、一番近くからする甘いにおいに視線が向きました。 ココアです。>>40 でも、リリスの片手は杖。片手はスノウ。 欲しいと思っても手を伸ばせません。 そもそも、人が飲んでいるものを欲しがるのはいけない事ではないでしょうか。 それでもつい、視線がそこに向いてしまいます。 (47) 2023/06/23(Fri) 17:31:33 |
【人】 宝石人 リリス「スノウ、それ何処で買ったの?私も欲しい。」 だから、ちゃんとそこは質問します。 先に買っておけばよかったのですが、さっきまでは空で泳ぐ様に遊ぶことに、今まではスノウと空に行くことに夢中になっていましたから仕方がありません。* (48) 2023/06/23(Fri) 17:31:54 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− 「降りれるけど、シューって! 流れ星みたいにしたら楽しそう!」 先ほど見た彗星のイメージで杖で弧を描きます。 勿論魔法陣でゆっくり降りる事はできますが、流れ星だって素敵でしょう? リリスは想像だけで楽しくなって、またピカピカと髪や衣服を光らせました。 キラキラ、キラキラ。髪の全てではなく、衣服の全てでもありませんが、光が散ってまた灯ります。 「スノウも見たことないのあるんだ。 そっかあ、私は全部見ることができるかなあ。 でも、ここからなら図書館のは全部見えるかな?」 全部見えたとしても、細かいところまでは見る事はできないでしょう。 でも、人が賑やかにしている様子が楽しくて頬が緩みました。 人里離れ、人から隠れていた頃よりなんて楽しいのでしょう。 リリスは毎日が楽しくて仕方がありませんでしたが、今日はその中でも一番の日になるかもしれません。 (60) 2023/06/23(Fri) 19:26:18 |
【人】 宝石人 リリスそして、ココアです。 露天の場所を示されて>>57心が少し動きましたが、どうやら飲ませてくれるようです。>>58 何て良い人! 「うん、飲む!ありがとう!」 傾けられたココアに顔を近づけます。 少し口を開いて、カップの縁を唇で挟みました。 火傷したらどうしようかとも思いましたが、程よく温くなっているようです。 一口、二口。 少し顎を上げたら、カップを離してくれたでしょうか。 口の中がほろ苦甘くて、ほんのり温かくて、とても幸せな味です。 「美味しい…! ココア美味しいよね、誰が考えたんだろう? スノウ、知ってる?っ、と。」 そこまで話していると、魔法陣の上昇が堰き止められる感覚がありました。 なので意識的に魔法陣の上昇を止めさせます。 スノウの頭は、少し当たってしまったかもしれませんね。* (61) 2023/06/23(Fri) 19:26:49 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− 「誰かにぶつからないように気をつける。 確かに、当たったらだい、さん、じ。」 でもさっき見たのは綺麗だったんだ、と言いたげにリリスはモジモジしています。 確かに誰かに当たったら申し訳ないで済むかどうか分かりません。 でも、研究が好きなマーリン寮に居るだけはあるのか、リリスは自分がやりたい事には真っ直ぐなところがありました。 きっとこの後やるでしょう。ええ、きっと。 「それじゃあ、外でも一緒に昇ろ? 学園全部見渡せるくらい高く!」 スノウの言葉>>74に、普段はそこまで高いところに興味を示さないリリスも大興奮です。 是非やろう、直ぐやろう、と彼と繋いだ手をゆさゆさ振ります。 ココア>>75で少しは大人しくなりましたが、やっぱりやりたい気持ちは止まりませんでした。 勿論、熱くなかったからこそ、一口と言われていたのに二口も飲んでしまったのですけれど、つい美味しかったから飲んでしまったのです。 (85) 2023/06/23(Fri) 21:00:29 |
【人】 宝石人 リリスですが、スノウの頭が天井にぶつかってしまったと気付いて>>76小さく「大丈夫?」と顔を覗き込みました。 ほんの少し、魔法陣の位置を下げておきます。 一番高いところから見下ろすと大きな時計が見えました。>>76 カチコチ、カチコチ、カチコチ、カチコチ。 ゆっくりと正確に時を刻むその姿を見て、リリスはほう…と感心してため息が漏れます。 星空の彩りに正確な動き。 それが魔法で表現されているのですから、やっぱりここの術者は優れていると改めて思うのです。 大雑把なリリスは、こう言う正確な美に憧れはしますが、どうにも失敗してしまいがちですから。 「すごい、きれい…。」 星空も、大時計も、それら全てを投影する魔術の技術も魔力量も。 惚れ惚れと見ていましたが、スノウの提案>>77にパッと顔が綻びました。 (86) 2023/06/23(Fri) 21:01:06 |
【人】 宝石人 リリス「そうだね、任せて! スノウ、私と手を離さないでね。 さーん、にーい、いーち…。」 ギュッとスノウと繋いだ手に力を込めます。 杖を持つ手に力を込めると魔法陣が輝き出しました。 ゼロまで言ってしまったら、魔法陣は急に早く動き始めて二人を時計が投影された大きな円卓へと弧を描き輝きながら流れていってしまうでしょう。 果たして、二人は流れ星になれたのでしょうか。* (87) 2023/06/23(Fri) 21:01:36 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− スノウが零した呟き>>97に、リリスは目を瞬かせました。 どうしてそんな事を改めて言われたのでしょうか。 だって、この学院にいるヒトたちはみんな、魔法使いに向いているから居るのではないでしょうか。 そう思いましたが、魔法ではなく剣が得意だとか、魔道具を作るのが得意だとか、いろんな得意の形があった事を思い出します。 不思議に思いましたが、その手をギュッと握るだけに留めました。 魔法使いに向いているのかもしれません。 でも、宝石人として生きるのには向いていません。 リリスは自由に生きる楽しさを知ってしまったのです。 護られる居心地の良さも知ってしまったのです。 魔法を学ぶ事で身を守る術を知ろうとしていたのです。 けれど、それは、リリスが魔法使いとしての道しか選べなかった結果ではなかったでしょうか。 叶う事なら、魔法なんて知らなくても両親の元で平和に暮らしていても幸せだったはずなのです。 それはもう、叶わない生き方ですが。 (103) 2023/06/23(Fri) 22:02:40 |
【人】 宝石人 リリス「あはは…あはははっ! すっごい!たのしー!あっははははは! 凄かったあ、もう一度、今度は外で…ふ、ふふふ!」 あんな経験は初めてです。 まだ手を繋いだままお腹を抱えて笑いました。 周りからパチパチと拍手の音が聞こえます。笑い声もたくさん聞こえます。 あんまり笑いすぎて涙が滲んで溜まり、こぼれ落ちていくと、次の瞬間にはコロンと小さな魔石になって転がり落ちました。 あ、とリリスは小さく声をあげます。 小さな、けれど輝きが増した魔石を拾い上げます。 でも今は誰かに何か言われる前に、杖を仕舞うと同時に片付けてしまいましょう。 手を振って杖を消すと、スノウの手を引いてせがみます。 「スノウ、外行こ! それともさっきの、怖かった?」* (105) 2023/06/23(Fri) 22:03:44 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− 「んっとね、怖かった! 怖かったけど楽しかったの。変? 心臓がキュッとなったけど面白かった!」 勿論外でもやるつもりです。>>113 でも、全く怖くなかったわけではありません。 怖かったけど面白かった。そんな不思議な現象でした。 涙の魔石を拾ったのは、誰かに拾われるのも嫌だったからです。 悲しいとか怖いとか嫌と言う気持ちではなく、楽しい気持ちが詰まった魔石だから尚更です。 だから杖と一緒にしまうことにしたのでした。 他の人にバレないようにしたのは、楽しいとはいえ目的と手段が逆になるのは嫌だったからです。 楽しいは楽しい。それだけでよかったのですから。 (129) 2023/06/23(Fri) 22:50:42 |
【人】 宝石人 リリス「あっ、あっ、スノウ! これふわふわもふもふ!」 そして今度は魔法生物を模したぬいぐるみの店で足を止めました。 まん丸の形になった白いフクロウのぬいぐるみをひたすら撫でて手触りを楽しんでいます。* (131) 2023/06/23(Fri) 22:51:28 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− 「泳ぐの?な、なんで…?」 紅茶につけると泳ぐスコーン。そんなもの、見た事なくて驚いてしまいます。 本当にこの学院には見たことも聞いたこともないものがたくさんあるのです。 でもそんな中、白色が好きかと聞かれました。>>140 目をパチパチ瞬かせます。 そんなふうに意識した事はなかったですから。 「白も好き。でも色んな色好き! 特に意識した事なかったけど スノウのくれた杖の色だし、好き。 スノウの髪の色も目の色も、好き。」 えへへ、と溢れた笑いは照れ臭かったからです。 だって今まで特に色の好き嫌いを意識した事はありませんでした。 だから改めて言われると、特に好む色はそんな理由からだった気がします。 ぬいぐるみを買っているスノウを見て、良いなーと手元をじっと見ました。 お小遣いは涙魔石のおかげでそこそこありましたが、双眼鏡がいくらか分かりませんから。 (152) 2023/06/23(Fri) 23:59:23 |
【人】 宝石人 リリス「スノウの好きな色はなあに? 得意な魔法も、よかったら教えて。」 そして、隣の店に向かいながらそんな事を聞いていました。 だって知らなかったのです。 スノウのこと、リリスはあまりにも知らないままでした。* (154) 2023/06/23(Fri) 23:59:45 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− あの日以来、高度な魔法を使うときにはスノウからもらった杖を使います。 そうすると杖が良いからか、魔法が成功しやすいし安定するのです。 それまでは杖を使うことがなかったリリスですから、この発見は大きかったですし嬉しいものでした。 だから、スノウのくれた杖の色が好きになったのです。 「えっ?でも、良いの? お金…、うん、ありがとう?」 それにしてもぬいぐるみはリリスのものと言うではありませんか!>>161 お金に関しても良いようで、リリスは自分も楽しんだのにちょっと申し訳なくなりました。 だって、何よりあれが楽しかったのはスノウが一緒だったからではありませんか。 一人ではやろうとしなかったでしょうし、一人ならあそこまで楽しかったとは思えません。 ぬいぐるみを受け取りぎゅうっと抱きしめながら、リリスは少しだけ不満そうでした。 それでももふもふは正義です。 もふ。もふ。もふ。としているうちに、少しずつ気持ちは戻っていきます。 それでも、チクリ、と胸が痛んだ気がしました。 パチリと目を瞬かせて、自分の胸をそっと触ります。 (170) 2023/06/24(Sat) 0:58:31 |
【人】 宝石人 リリス白が好き。>>161リリスと同じ色が好きなようですが、その色はリリスにはない色でした。 それでもリリスだって白が好きなのに、おかしいですね。 「…うん。生まれつき、属性があって。 私は光と土と水があるの。 魔力も宝石人の女性にしては多いんだって。」 流石にリリスにも分かりました。 話を逸らされてしまったのです。>>162 だって、何となく理解はしていたのです。 譲り受けた杖は、スノウが使えなくなったものでした。 元々の属性が反転して、反発するようになってしまったのです。>>0:316 それでもスノウは何度かリリスに魔石を求めにきました。>>0:376 数えるほどでしたが、その魔石が必要だったと言うことです。 それが、今の得意な魔法や何かに使われているのだと思っていました。 元々の属性が反転しても頑張ってるんだなと思っていたのです。 けれどそれは触れてほしくない話題のようでした。 それなら、リリスは触れないであげることしかできません。 (171) 2023/06/24(Sat) 0:59:02 |
【人】 宝石人 リリス「でも、だからね、身を染めにくいんだって。 属性も魔力も多めだから。 生まれつきなのと、生きるためだから、 良い女になれないけど仕方ないね!」 だから、光の属性の他にも属性を宿す事を笑い話にしてしまいました。 見初められる女、ではなく、身を染められやすい女になるには生まれつき難しいようです。 魔力は生まれ持ったものに加えて鍛錬したければ育ちはしませんが、生き残るためには強くならないといけません。 そもそも、宝石人として種を残すつもりもあまりありません。だって、同世代の仲間を見たことがありませんもの。 だから良い女になれないな、と、昨日のフォボスとの会話を思い出して笑ったのでした。 あの時のフォボスは良い女と言ってくれましたが、リリスが良い女になれるのはよく笑うことくらいでしたから。* (173) 2023/06/24(Sat) 0:59:46 |
【人】 宝石人 リリス−現在・大図書館某所− 後輩ができたらの例え話しにリリスは頷きます。 確かに、自分より後から入ってきた子たちには優しくしなければならないでしょう。 きっと今のリリスよりものを知らない子も多いのでしょう。 そんな時はちゃんと、色んな事を教えてあげないといけません。 きっと今のリリスよりも、たくさん多くのことをその頃のリリスは知っているはずですから。 もふ。もふ。ぎゅ。 縫いぐるみを抱きしめもふもふしていると気持ちが落ち着きます。 また、スノウにもらった大切なものが増えました。 でも、良い女の話になると首を傾げてしまいます。 宝石人の?>>177 (181) 2023/06/24(Sat) 2:05:44 |
【人】 宝石人 リリス「あれ、えっと…?」 そういえば、他のヒトたちはそうではないのかもしれません。 えっと、よくわかりません! リリスは少し混乱してしまいました。 まさか自分より先輩のスノウが、子供の作り方を知らないとは思えません。 けれど確かに、まだ保健室で先生に質問していなかったのです。 ヒトの子供の作り方。 てっきり、宝石人同士の方法と同じで、でも精気を吸われると死に瀕する感覚に似て生存本能から身体が熱くなって子供を作りたくなる? そこから、先は、同じでは?と思っていたのですが…。 わかりません。わかりませんね! 思考がグルグルしてしまいましたが、はたと我に返ったのは頭脳の指先がぴたりと額にむけられたからでした。>>178 目を丸くしてスノウの顔を見ます。 (182) 2023/06/24(Sat) 2:06:06 |
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