42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18
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んッ……
───キス、して
[ 小さくねだりながら、眉を寄せ、
第一関節を埋めて、少しずつ、解す。
口付ければ見えないだろうけれど、
受け入れる準備をするには
まだしばらくかかりそうだから、
その間もずっと、触れ合ってたくて。]*
[確かに、乳首が好きとは言った。
言ったけど……っ!]
……は……ァ……ッ、く、っそ……!
生意気……!
[これから抱く恋人の口から覗いた舌先に
俺は少し唇を噛んで、笑った。
緩急を付けて蕾を固く育てられては
躾けるみたいに時折歯を立てられて。
その度に背筋が粟立って、
みっともなく縋り付くように
由人の肩に爪を立てる。
腰を引いても追ってきて、
相変わらず下は由人の手で育てられ
もう逃げ場が、どこにもない。]
ここでイったら後で楽しくないのは
由人の方じゃない?
[なんて強がりを言いながら
四つん這いになる由人を見てたけど
正直、本当に出ちゃいそうだった。
綺麗にしてあるのに未だに抵抗する由人には
後日たっぷり仕返しするとして─────]
ホントにキス好きだね?
[甘える恋人のお強請りには応えなきゃ。
でも、自分で解してるとこ、
特等席で眺めるのも良いけれど
これから入るとこ、俺の手で
拓きたい気持ちもあって。
少し悩んで、四つん這いになろうとする
由人の手を引くだろう。]
キスしたいならさ……こっち。
[言って、俺はベッドヘッドにもたれかかるように
腰を下ろすと、膝の上へと由人を招く。
これならキスもできるし、
身体もぴったりくっつく、
その上俺も由人のおしりが弄れる。天才。]
[由人が膝の上へと来てくれたなら
両腕の中に封じ込めるように
きつく抱き締めて口を吸う。
さっきより、どくどくした鼓動が
密着した身体から伝わるみたい。
薄目を開けて、自らの菊輪の中へと
指を潜らせる由人を見ると
少し、やっぱり苦しげに見えて。
宥めるように、火照る舌先を吸い上げては
つんと尖った乳嘴の先端を、
由人のそれへと擦り付ける。]
ん、ん……いたい?大丈夫?
[大丈夫、と言われるなら
大人しく引き下がるしかないけれど
そうでないなら痛みの慰めに
赤く染った耳へ手を伸ばすだろう。
もし、本当に大丈夫で、少し余裕がありそうなら
俺は右手をそっと由人の後ろに回して
指を咥えこんだ菊輪に、もう一本、
傷付けないようにゆっくり挿入する。]
[散々由人に虐め抜かれた俺の愚息は
時折震える由人の下腹へと
幹を擦りつけながら、
はしたなくだらだらと涎を垂らして
解放の時を待っている。
だけど、今は急いてはいけない。
傷付けないよう、優しく
由人の身体が拓くのを待とうか。]*
[ かわいらしい悪態にご機嫌で、
その肌に触れ続けていたけれど
素直なWお願いWに是をかえして、
四つ這いになろうと足を動かした。
まさか仕返しの散弾が立てられているとは
思いもかけず、後孔に指を埋めて
ほぐしていこうとしていれば、
それよりもはやく、引かれた手に
動きを止めてそっとそちらを見た。
彼がベッドヘッドにもたれて手招きする。
舌先で唇を濡らして、大人しく
そこにまたがるようにして座ると、
引き寄せられて抱きしめられた。
肌が触れ合う感覚。
それはこれまでしたどんなハグよりも
ずっと彼が近くに感じられて、
心臓の音まで皮膚を伝って
重なってしまいそうで、愛しい。]
[ 口内の甘さに酔いながら、
片手の指は己の菊座に、
もう片方は彼の首に回した。
触れ合った肌に灯ったままの熱。
くり、と先端が絡めば腹がひくつく。
同時に入れた指を締め付けた。
───やはり、さすがにすぐには
ほぐれそうにない。
固く閉ざして、拒むナカを
息を吐きながら、眉を寄せて、
少しずつ少しずつ、騙し騙し、
拓いていく。]
んッ……ぁ、っ……ぅ゛、は、
[ 心配そうな問いかけに眉尻を下げる。
大丈夫、とは言い切れない。
彼を受け入れたいし、一つになりたい
けれど、身体はうまく言うことを
聞こうとはしなかった。
だけど───心配はかけたくない。
「やめる」こともしたくないから。
小さく、顎を引いてうなずいた。
すると、彼の指が降りて、己の指に
触れ合い、そのまま隙間から
ぐぐ、とゆっくり挿入される。]
ん゛ッ…ゥ……っ!
[ 背中が丸まるようにして、耐える。
だが、自分のものではない、
太くてしなやかな指。
ぞく、としたものが背筋を走り、
下腹部に熱をもたらした。
甘い息を吐き、そちらを潤んだ瞳で
見つめて、唾を飲む。]
…ん、 ッわか、った、
───も、はじめて、みたいに、
っ…かたく、なってて、…ッ
時間、ッかかるかも、
[ そう困ったように笑って。]
[ 首筋に顔を埋めた。
しっとりと濡れた肌から、
より一層彼の匂いがする。
すぅ、と吸い込んで、舌先で肌を舐めた。
喉を上下して、飲み込む。]
ッン、 ぁッ…はぁ、
[ 体温があがる。]
雅治の、におい……すき、
[ 小さく落として、首に回した
手のひらを髪に差し入れて握った。]
[ どれくらい時間が経ったのだろう。
己と彼の指、一本ずつが根元まで埋まり、
少しずつ柔らかくなってきた頃。]
も、一本、 …ふやして、
[ とねだって。
増やしても大丈夫そうなら、そのまま
己の腰を軽く揺らして動かし。]
[中に指を潜らせると
目の前の由人の眉根がきつく寄せられる。
首筋を苦しげな吐息が掠めていって
俺は耳元へキスを落とす。]
─────ッ、はは、
……じゃあ処女と同じくらい、
優しくしなきゃね。
[硬く閉ざした後孔も、すっかり雄の味を忘れて
異物に慄いていると思えば可愛らしい。
軽く含ませた指先を出し入れしながら
俺は由人の唇へ何度も唇を落とした。
困ったように笑うその目と
睫毛が絡む距離で見つめ合うと、
俺は空いた手で由人の背を撫で摩る。]
[苦しげに息をつく唇が、
唇を離れて、俺の首筋へと落ちる。]
……匂いだけ?
[喉で笑いながら、中を拓く指で
腸壁をやわやわと擦り上げて。
入口はきつく異物を食むくせに
ふわふわとした雄膣は、ワセリンのぬめりを借りて
優しく指先を咥え込んでいる。]
俺は、由人の匂いも好きだけど
生意気なとこも、健気なとこも
全部、好き……だいすき。
[途中、腸壁にご無沙汰なしこりを見つけたら
雄の味を思い出させるように
其処をしつこく指で擦り立てて。
大好き。静かな声音で、由人の鼓膜を揺らす。
大好き。痛みに耐えていても、
例え、はしたなく乱れていても。]
[由人が指を引き抜く頃には、多少は
この狭隘な入口も解れていただろうか。
一枚しかないコンドームの封を口で噛み切って
手早く装着すると、俺はじっと由人の顔を見つめる。
無理してそうかな、とか
痩せ我慢してないかな、とか。
辛そうなら、慣れるまでもう少し
三本に増やした俺の指で拓こうとするだろうし
それでも「大丈夫」と言われるのなら
それを信じる他はない。]
二人で、なんだろ?
痛かったら、言って。
[その時は踏みとどまるよう、善処しよう。
由人に俺の膝を跨がせた姿勢のまま
少し腰を浮かせるようにお願いすれば
拓いた菊輪の下に、俺の猛りが来る。]
[ゆっくり、由人に腰を落としてもらえば
先端がキツく輪に戒められて
俺は思わず顔を顰めた。
男を忘れた穴が、処女みたいに拒んでいるのか
それともただ久しぶりの雄に
少し逸っているだけなのか。
少しでも楽になれば、と
由人の茎に慰めを与えて、
瞼や額に、啄むようなキスを落としながら
時間をかけて其処を俺の形に押し広げていこう。]
俺たち、男同士だし……俺、ゴムしてるし
意味も無い行為かもしれない、けど。
[ほんの少し、声が震える。
それでもいい、ひとつになりたい。
由人の背中へ回した腕に力を込めて
心臓の鼓動までもひとつにしようと。]
それでも、今此処で由人とひとつになれて
……これ以上に嬉しい事って、ないや。
[恍惚を湛えた顔でうっそりと微笑むと
「あいしてるよ」と由人の鼓膜を震わせる。]*
[ 背をさする手のひらが優しくて、
心地いい。圧迫感を忘れられるよう、
息を吐きながらその手の感触に酔う。
耳をくすぐった、かすかに喉で笑う音。
こく、と飲み込んだ唾。
甘言にまた余計眉を下げて、
回した手に力を込め、肩口に頬をすり寄せた。]
……ん。
───おれも、…っ、
全部好き、 …雅治が、好きだよ、
[ 小っ恥ずかしいセリフを吐いたのは、
正直WらしくWないなとは思うのだけれど、
それでも今、伝えるべきだと思った。
彼の全てが好きだ。]
[ しこりを見つけられれば、
腹が収縮して震える。
そこが知っている旨味を
引き出されるように刺激されて、
誘われるように、囁かれ。
耳朶を食まれたら、また跳ねた。]
ッン、 ……ぁ゛っあっ
……そこ、っ…い、ッ…ぃ、
うぁ、ンッ…は、ふ、ぁっァ
[ 弱い場所ばかりを弄られて、
はじめよりもずっと、声が漏れてしまう。
───それは、彼の包み込むような
優しい声色のせいだったかもしれない。]
[ ほぐれた、と思う。
指を引き抜くと、ひくひくと
開いた其処は続きを待ちわびるだろう。
すっかり潤んで紅潮した表情を
じっと窺うように見つめられれば、
こてりと首を倒して、見つめ返し、
言葉の代わりに問いかける。
歯で噛んだ袋を破くのが見える。
こく、と生唾を飲み込む。
雄がはっきりとそこに見えた気がした。
不安げに言われた言葉に、
大丈夫、といわんばかりに微笑んで、
「わかった」と頷くと、腰を上げる。
膝立ちで少し前にずれれば、ひた、と
入り口に当てられた感触に、唇を結んだ。
少し、腰を落とす。
先端を埋める前に、数度キスするように
ちゅ、ちゅ、と上下させて、馴染ませ、
そのままゆっくりとおろしていく。]
ッん゛っ…ぁッぁ゛、ぅゔ、
[ 濁った声が漏れる。
不安げにそちらを見つめると、
苦しげに寄せられた眉根が目に入る。]
ごめ、ッ…ほぐした、のに、
ひさびさすぎ、ッて、
ァッぁ゛…ッ
[ 濁った声が漏れる。]
[ そればかり、なのに。
入り口は、指とは比べ物に
ならないその質量の熱をどうか
はやく、はやくと急かすように
吸い付いて離そうとはしない。
茎に落とされる刺激。
優しく繰り返される口づけに、
両手を彼の背に回して強く抱きしめ、
開かれていくナカの違和感と圧迫感に
なんとか耐えていく。
汚い声しか口からは漏れ出ないけれど、
その熱の固さが衰えることはなくて、
ほんの少し安心した。
彼のものが完全に中に入ってしまえば、
深く息を吐く。同時に強く抱きしめられた。]
[ そのまま落とした口づけ。
口内の甘さを堪能しながら、
ほんのすこし腰を揺らす。
びくっと腹が跳ねる。]
…ゆっくり…うごいて、
[ と囁いた。]*
[先端をやわやわと肉の輪が食んで、
中への侵入を果たした瞬間
腕の中から甘さのない悲鳴が上がる。]
あ、やまんなくて、良いから……っ!
[傷付けているのは俺の方。
だけど俺に出来ることは、慰めるだけ。
出来ることなら小さくしてやりたいけど
飲み込まれた先からじわりと押し寄せてくる
快楽に、むしろ欲は高まるばかり。
全部が由人の中に収まった頃には
お互い汗に肌を濡らしていて
湿った肌同士がまるでキスでもするように
ぺたりと張り付いていたろうか。]
[最初はきつく締め付けるだけだった其処は
抱き合って過ごすうちにほんの少しずつ
口を開けてきてくれていた。
由人の中が、俺の形に開いている。
嬉しくて、がっつきそうになるのを抑えて]
……ん、でも、無理はさせたくないからさ。
[甘く囁く唇にキスを落とすと
由人の背を、つぅ、と指先でなぞった。
埋めた杭は動かさないまま
汗の滲んだ首筋へと舌を這わせて、
ひとつ、洟を啜る。]
も少し、このまま。
[楽器でも奏でるように、気侭に
由人の身体へ手を這わせながら、
ひくひくと収縮を繰り返す
ナカの感触を楽しんで。
唇を重ねたまま、乳首を爪の先で引っ掻いては
指の腹でくりくりと固く育て直したり、
先走りの涙を流す由人の茎の先端を
親指の腹で何度も擦ってみたり。]
[そうして、由人の様子を見て
俺は漸く腰を動かすだろう。]
動く、から。
[一言断った上で、もう一度唇を重ねると
ほんの少し腰を引いて、ずん、と
隘路を掻き分け、突き上げる。
絡み付く内壁が、搾り取るように茎を嬲る。
離れなくないっていうくせに、
踏み込むと口を閉ざす……
なんか、「由人を抱いてる」って感じがして
俺はうっかり笑ってしまうんだ。]
[くすくす、口付けの合間に笑みを漏らすと
少しずつ動きを逸らせていくべく
由人の腰を支え直して。]*
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