180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い
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| ── 1day・2day:彩葉ちゃんと ──
彩葉ちゃんとは授業中、休み時間問わず 願いについての意見を交換していく。 こうしているうちにも期限は迫ってくる。 学生たるもの、もう少し冗談でも交えながら 会話すればいいんだろうが 僕たちにそんな余裕は無かったのだ。 (237) 2022/10/19(Wed) 20:56:12 |
(1day)
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
うん、途中送信だったんだけど
なんでねこって書いたか分かんないねこ
僕が心配 …… ?
大丈夫、そんな危なっかしい願いをする気はないから。
あれ……違う ?
のうみそ ?
(1day)
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
うーん、そうだね……
意義、意義はあったのかもしれないね
願いを諦める為に始めてたコトが
突然叶うってなったら、じゃあもう必要ないのか、って
そんな感じかな。
そうだね、叶ったら優先したい事は、いっぱいあるよ
[ 無駄だったとは言わないけど、意味は失った。
我ながら難しいコト考えてるな、とは思う。
もっと単純でいいのかな ──── ]
ありがとう。
彩葉ちゃんにも" 願い "が見つかりますように。
(1day)
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
優しそうな幽霊が願いを叶えてくれるってだけでも
もう訳が分からないからね
代償としてなにかよこせって言われる可能性は
考えておいた方がいいかもだね
打ち消す願い…… どうなんだろ
まず間違いなく打ち消した人には恨まれるよね
その上、自分の願いもそれで終わり
結局、何も叶わなくて恨みだけが残るって悲しい
え、やだ
そんな恨まれ役、
彩葉ちゃんにやらせたくないんだけど?
[ 夜中、寝る前の返信。
そして二日目、メモ帳代わりに使っていたメモ書きを
誤送信したのに気付いたのは
タケコプターの絵文字が返信されてから。 ]
| 「 えっ!? す、捨ててないし !! 」 休み時間、僕の席にやってきた彼女が 開口一番、『 全教科捨ててる? 』と。 >>62 「 いや、まあ…… 授業中の方が色々と考えられるんだよね ノートは、その…… お願いします 」 二日目、この日は ─── 絵音が何処かにいないかなって、 休み時間は校舎をうろついてたせいもあるんだけど。 いや、でもそうでなくても授業中に返してたな (238) 2022/10/19(Wed) 20:56:22 |
| 授業中は出来るだけ控えます、と約束し 久々にちゃんと授業を受けたあとの昼休み。 なんだか、 とぼとぼと移動を始める姿が気になって。 >>2:344 声を掛けてみれば、理由は聞けたんだろうか。 聞けたのなら「 はいはーい、やります 」って 即答しながら挙手しただろうけど。 (239) 2022/10/19(Wed) 20:56:25 |
それなら、駅前のコテラックってお店がおいしいよ!
濃さもね、三種類から選べるから
違うの頼んでシェアするのがオススメかな!
[ それから、スコーンが食べたいなんて文が来れば
オススメの店を書いて即返信して。
ちなみに材料メモは
カヌレを作る予定の一部でした。 ]
[ そして、三日目の朝。
" ねこって本当は何のことか聞いてもいい? "
こんなメッセージが届いていた。
僕は指を震わせ、おそるおそる返信した。 ]
ごめん、比喩でも何でもなくて ……
猫になるのもいいなって、ちょっと逃避しただけなんだ
[ 本当にそうなのだから、仕方ない。 ]*
あやちゃんへ
幽霊と話しをしたんですか?
あやちゃんは やはりつよい……
笑顔の理由、答えてくれるでしょうか。
ボクもしってみたいです。
楽しいから
嬉しいから
じゃ、 なさそうで
─ To 壮真 ─
『 起きた。
けどもっかい寝る、
消しゴムは頂いた
俺の勝ち。
また後でね 』
| ── 3day:授業中 ── 早朝から誤爆させた僕のメッセージは >>11 誰かしらに何かを思わせたようで。 " どんまい "のスタンプを押してくれた人 メッセージを飛ばしてくれた人 知らないところでは、 カウンセラーの需要を考える人 何度も読み返している人 すっかり授業中にスマホをいじる癖がついた僕は メッセージひとつひとつに返信していく。 (269) 2022/10/19(Wed) 21:53:05 |
── To:絵音 個人メッセージ ──
自分宛てだと思った?
まだ幸せそうな顔で
お菓子を食べてもらってないからね。
もう一度考えるキッカケになってくれたのなら嬉しいよ。
そっか、秋緒ちゃんとは話したんだね。
全部秋緒ちゃんが行動したんなら
次は絵音のターンでしょ ?
どうしても解決できなかったら
僕も考えるから、がんばれ。
── To:大木センパイ 個人メッセージ ──
おはようございます! 僕がいい奴ですか ?
僕は早朝から誤爆で
みんなの眠りを妨害した悪い奴ですよ。
そうですね、僕は叶えてもらおうかと思います。
大木センパイは何も願わないんですか。
それもいいと思いますけど、
僕にくれる甘いお菓子を願ってくれてもいいですよ!
(ケーキとフォークのスタンプ)
── To:千葉くん 個人メッセージ ──
誤爆して感謝されるなんて人生初だね。
僕も誰に対してかは分からないけど、
誰かの考えが変わったのなら
寄り添ってくれた人のお陰でしょ。ありがとね。
肝試しには行くんだ……
男同士でもいいから、ちゃんとペア組んで行ってね。
悲鳴上げる方じゃなくて、支えてあげる側でね。
じゃあ今度リクエストで作るから
だからひょうたんは忘れて ∞ ←
─ 天ヶ瀬 個人宛 ─
オレはいい奴だと思ったな、
時間はともかく内容で。
願い事叶ったら幸せになれそうか?
甘いお菓子は検討しとく。
あれ本当に誤爆?
[最後に興味本位の問いを付け足して、
探してみたらあったチョコレートのスタンプもぺたり]**
| ── 2day・放課後:調理室 ── 秋緒ちゃんにはちゃんと伝えたんだっけ。 今日の料理部は、お休み。 だけど、誰もいない調理室で 僕は普段通り お菓子作りの準備を始める。 (303) 2022/10/19(Wed) 23:54:44 |
| 今日はカヌレを作ろうと思って。 カヌレに罪はないんだけど、僕のトラウマのひとつ。 だから、今日はトラウマを克服しに来た。 混ぜ合わせた生地を型に流し込み、 オーブンで60分。簡単だね。 焼きあがれば、 チョコペンやスイーツでデコレーション。はい、完成。 大皿にうつし、飲み物を用意する。 あの時と同じようなシチュエーションで。 (304) 2022/10/19(Wed) 23:54:47 |
| 中学の時、ある事がキッカケで僕は嫌われていた。 僕はどちらかといえば、おとなしめの性格で。 当時も料理部に所属していたけれど、 嫌われだしてからは 同じ班になってくれる人が誰もいなくて。 周囲が楽しそうに談笑している中、 いつもひとりで作っていた。 それでも頑張って作ってたよ。 美味しいお菓子が出来れば、 こっちを向いて笑ってくれるんじゃないかと思って。 だけど、僕のお皿だけは ひとつも減らないお菓子が いつも最後まで残ってた。 (305) 2022/10/19(Wed) 23:54:50 |
| ある日、料理部でカヌレを作った。 その日も僕はひとりで作り上げ、 各班のお皿に並べて置いたけど 他の皿が歓談と共にどんどん空になっていくなか 僕の皿だけは誰も手をつけてくれるコトはなかった。 僕は諦めて、お菓子を置いたまま 焼却炉へゴミ出しをする為、調理室を出て行ったんだ。 (306) 2022/10/19(Wed) 23:54:53 |
| 調理室へ戻る途中、帰っていく部員たちとすれ違った。 どうせまた無視されたままだろうと思ったけど、 意外にも僕へ声を掛けてきた。
『 天ヶ瀬くんのカヌレ美味しかったよー 』 『 え、ああ そうそう 美味し過ぎて ウチラ全部たべちゃったー 』 僕は「 あ、ありがとう 」と声を絞り出し、 はしゃぎながら通り過ぎていく部員たちを尻目に 調理室へと戻ってきた。 (307) 2022/10/19(Wed) 23:54:55 |
| 少し、笑みを零していたかもしれない。 テーブルには僕の皿だけが残っていて、 カヌレは全部無くなっていた。 だけど、皿を洗おうと流し台へ向かった時 笑みは消え、僕の表情は凍りついた。
さきほど空にしたはずのゴミ箱の中。 僕のカヌレはすべて捨てられていた。 (308) 2022/10/19(Wed) 23:54:58 |
| (309) 2022/10/19(Wed) 23:55:01 |
| そんな僕が、どうして高校で また料理部に入っているかというと ────
バスケ部への入部を決めた後に 1度だけ、と料理部の体験入部に参加した。 もう料理部に入るつもりはなかったけど 母の影響でお菓子作り自体は好きだったから。 だけど、その時の部員たちが 僕のお菓子を幸せそうに食べてくれたんだ。 美味しい、美味しい、って。 僕は、気付かないうちに ぽろぽろ涙を零してた。 そして、料理部にも入部届を出した。 (310) 2022/10/19(Wed) 23:55:03 |
| 焼きあがったカヌレをひとつまみした。 中学の時の部員たちと、ゴミ箱に捨てられたカヌレが 交互にフラッシュバックする。 視界が滲んで、吐き気がする ──── だけど、摘んだひとつだけ 意を決して口に含み、水で流し込む。 トラウマが消えてくれるのは、まだ先か それとも永遠に残ったままなのか それは、分からないけど。 でもいつか ──── ** (311) 2022/10/19(Wed) 23:55:06 |
せなちゃんへ
わかりました。
[ 魔女の帽子被った鯖に添えられた
鯖トのスタンプ、
これをおでかけのスタンプと言い張る
作者さんのセンスはよくは分かりませんが。
面白いのでよしとしましょうか。
それだけ送って、
ボクも眠りにつこうとしました。 ]
せなちゃんの願いが
どうか叶いますように。
[ そしてどうかあなたが 幸せでありますように。
もし、声にだしていたらきっとボクのこえは
微かに 震えてたのでしょうね ]*
― to:天ヶ瀬くん(一日目) ―
そうなんだ。ずっと前からの、
多分難しいお願い事なんだね。
だったらやっぱり、叶いますように。
[意義についてのメッセージから
私はそんなふうに読み取って、お返事した。
なんだかお祈りの応酬みたいになっちゃった。]
人生に無駄があったっていいと思うけど、
体はひとつしかないもんね。
一度にできることには限りがあるから、
迷うのはわかる、気がする。
[付け加えたのはきっと、独り言のようなもの。
だけど、]
― to:天ヶ瀬くん ―
[代償についてのお話は
考えておくに越したことはないだろうから、
そこには同意するお返事を送っておいた。
恨まれて終わりだなんて話になったら
それは悲しすぎる…
って、そこまで読んで一旦送ったんだけど、そのあと]
え、それなら私だってやだよ
この期に及んで、
天ヶ瀬くんの願い事叶わなくなるの
黙って見過ごせないんですけど?
[そこだけはしっかり主張したくて。
でもこの話は多分平行線だったんじゃないかな]
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