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【人】 軽音部 千葉郁也[3日目のうちに津崎と話す時間はあったろうか。 俺は中庭から教室に戻って授業を受けたけれど。 もし顔を合わせて話す時間があれば、 夜に旧校舎に行く話くらいは伝えただろう。 願いごとはないと伝えていたから、 何しに行くんだとは思われたかもしれないが。 今回は暇つぶしではなく肝試しだとは話したと思う。 結果報告は明日、あの日から数えたら 4日目のことにはなるのは確かだ。 津崎がちゃんと学校に来れば。 いや、来ると思う、さすがに。] (314) 2022/10/23(Sun) 4:13:23 |
【人】 軽音部 千葉郁也──4day・津崎と── ……というわけで、無事幽霊の顔見て 帰ってくることが出来たわけだ。 証拠品は人にあげたからねぇんだけど。 [大分端折ったが、 (道中の出来事を全て話すのはさすがに憚られた) 俺は津崎に肝試しの顛末を語った。>>11 これだけだと本当に何しに行ったんだよって 話だから理由もちゃんと話しておこうとは。 津崎の話は、それも相当に重要な秘密だ、 それを教えてもらったことは確かだし。 わざわざかっこ悪りぃ話する必要もないのだけど、 俺だけ聞きっぱなしっていうのも フェアじゃないかなってだけじゃなくて。 俺の願いごとを気にかけてくれていたのは知っているし。 報告くらいはしておきたかった。] (315) 2022/10/23(Sun) 4:13:31 |
【人】 軽音部 千葉郁也ほんとはな、怪談とかめちゃくちゃ苦手だし。 幽霊にわざわざ会いにも行きたくなかったんだけど。 [この辺りはさらっと言った方が多分良いと俺は既に学んだ。 のできっとそう出来てる。出来てなくても流して欲しい。] 幽霊に願いごとしないって決めた手前、 願わなくても苦手なことのひとつくらいは 自力で克服できるとこ示しとこうと思って。 まあ、それで…肝試し?だったわけ。 [客観的に見たら随分と軽い悩みだとは思うけど、と 肩を竦める。 実際ちゃんと克服できたわけじゃないけど、 もう一回行ってこいと言われたら嫌だし 一応達成したってことが大事だってことで。] (316) 2022/10/23(Sun) 4:13:40 |
【人】 軽音部 千葉郁也[願いごとが決まらない俺に、 何かあれば相談に乗るとは 津崎が言ってくれたことは覚えている。>>1:181 主に俺のお互いに置いてた距離のせいで 結局相談出来るような状態にはなかったこと、 それを寂しい等思われてるとは知らないけれど。>>3:234 津崎のこと何も知らなかったように、 津崎も俺のこと大して知らないのだよなと思うと ほかに秘密の一つや二つあればよかったのかもしれないが。] 残念ながらほかに大して 秘密も悩みもねぇんだけど……、 笑顔が作れない件はまあ、もういいや、 料理が絶望的に出来ないから 一人暮らしした時やばそうとか? [あ、知ってるって? お前に相談してもこの件は 何の解決も見られなさそうってことは俺も知ってた。] (317) 2022/10/23(Sun) 4:13:49 |
【人】 軽音部 千葉郁也[あと何、気になる女子の話とかすればいいかな。 いや、別に知りたくねぇか。 でも普通の高校生らしい話題ってそういうのかなと思う、 進路の話も、勉強のことも。 後はきっと多くなりそうな音楽の話も。 この先相談してくことはお互いあるんだろうし、 それがくだらないことでも真面目なことでも話す気はある。] ああ、一個あったけど、それはお前のおかげで 克服したからもう大丈夫かな。 [一番治したいと思っていた内心の臆病さは 津崎に踏み込んだことでひとつ克服できたこと、 受け入れてくれたことを含めて感謝しているから、 救われた部分があるのは俺もなんだってことは伝えておくよ。]** (318) 2022/10/23(Sun) 4:14:22 |
【人】 軽音部 千葉郁也──3day夜・工藤と── [工藤を待つ間にメッセージのやり取りをした後は、 またしばらくぼんやり月を見たりとしていた。 パタパタと駆ける音を耳が拾って>>319、 工藤が戻って来たのだと気づく。 急いで戻ってきたらしい理由は 旧校舎の中が怖かったという、 わけではない…のも、うん、わかってるよ。] おう、おかえり工藤。 ……ふ、いや、大丈夫だから。 暗いとこいるだけで死ぬ生き物ってわけじゃねぇし。 [重ねて謝るのに少し笑ってしまった。>>320 いや、心配してくれてるのはもちろんありがたいし、 その理由考えたら昨夜の帰り道のことを思い出して 恥ずかしくもなるのだけど。>>321 送ってくって言った以上、頑張ってはいたつもりだし、かっこつける必要ない本番でも同じくらいだったのは進歩じゃないかな。(予行演習でも何もかっこついてはいないが) でも今待ってる間、不思議と怖くなかったのは本当。] (324) 2022/10/23(Sun) 11:09:04 |
【人】 軽音部 千葉郁也[改めてのお礼に渡した土産のこと以外も付け加えられれば、 それは俺の方もなので。>>322 頼りきりでなかったならよかったと思う。] ……うん、少しは役に立てたならよかった。 おかげさまでは俺もだし。 昨日言ってた地雷踏む話も、無事に踏んでこられたから。 [他にもいろいろって言ってた件のひとつも手短には伝えて。>>107 結果が悪いものではなかったとは告げた礼と 顰めてもない表情から伝わるだろうか。 工藤の願いごとも、 きっと納得いく結果になったんだろうとは 向けられた笑顔から伝わってきたから、 安堵混じりの笑みを返した。 自分で思ってる以上に自然に笑えてるなら、 それも工藤のおかげなのだとは思うよ。] (325) 2022/10/23(Sun) 11:09:12 |
【人】 軽音部 千葉郁也……工藤のギターの練習、またやろうよ。 俺は楽しかったし、また出来たらなと思ってたから。 [物じゃないし、時間貰うことになるから ピック一枚とつり合い取れるかわからないけど、 だめかな?と聞くのに緊張して少し声のトーンは下がった。 数ヶ月越しの臆病を振り払って もう一個ミッション完了できたから、 またひとつ幽霊には感謝しておこう。]** (327) 2022/10/23(Sun) 11:09:28 |
【人】 軽音部 千葉郁也──ある日の放課後・大木さんと── [願いごとの日から何日か後のこと、 大木さんからメッセージが来た。>>423 都合の良い旨を返信すると 約束の時間である放課後に教室で待って。 ほどなくして現れた大木さんの顔を見るのは、 最後に見てからそんなに経っていないのに なんだかすごく久しぶりに思えた。] ああ、此処で大丈夫です。 どうせすぐ皆帰るんで。 [うちのクラスは放課後残ったりとする者があまりおらず、 部活へ向かうか遊びに行くかでさっさといなくなることが多い。 自分の席の近くに案内すると、 適当な空き椅子を使ってもらうことにしよう。] (435) 2022/10/23(Sun) 19:35:31 |
【人】 軽音部 千葉郁也[元気にしてました?等の挨拶もそこそこ、 大木さんは“何があったか聞かせてほしい“と 言っていたのは覚えているから、 あの時の自分の話を切り出した。] 俺、結局願いごとしなかったんです。 俺の願いって幽霊に頼むことじゃなかったんで。 [窓の外、此処からは見えない旧校舎の方向に目をやる。] 最初、願いごとなかなか決まらなくて。 猶予期間の間にいろんな奴と話したりして、 やっとかなきゃとか、やっときてぇなってことが いくつか出来たんですよね。 で、それやるには自分と向き合わないと みたいなことがあったんで。 その辺全部、クリア出来たのが あのメッセージ送った時だったっつーか。 [ミッションコンプリートの意味はそんな感じです、と、 とりあえず先に結論を。] (436) 2022/10/23(Sun) 19:35:34 |
【人】 軽音部 千葉郁也大木さんは何か、願いごとしたんですか。 [旧校舎を見る以外に特に目的はなさそうだったし、 結局どうしたのだろうと大木さんの方に視線を向けた。]* (437) 2022/10/23(Sun) 19:35:39 |
【人】 軽音部 千葉郁也──ある日の放課後・大木さんと── [何だか久しぶりと 同じ感想を持ったらしい大木さんの挨拶に、 それだけあの3日間がいろいろ考えすぎて 濃かったのかと感じる。>>446 それは大木さんも変わらないのだろうと思えば、 少し安心する思いだった。] そう、ですね。 あんなに自分のことも人のことも 考えたのは初めてかもしれないです。 [“千葉も“と言った大木さん同じように 頑張っていたということなのだろう。>>447 おそらく大木さんのことだ、 俺より多くの誰かを気にかけて過ごしたに違いない。 俺にはこの人ほどの気遣い力はないと思うので、 烏滸がましいとは思いながらも親近感を覚えた。] (464) 2022/10/23(Sun) 20:39:35 |
【人】 軽音部 千葉郁也……現実味は確かに。 幽霊とか、願いごととか。 そんなん絶対ないって思ってたんですけど。 それに……、 皆抱えてる悩みなんて大して変わんねぇかなって ずっと思ってたけど、 聞かなきゃわかんないこともたくさんあるなって。 ただ、俺はあの3日間があってよかった、とは思ってます。 [俺の少ない接触範囲ですら“消える“つもりだったのが2人、 消えたりはしないだろうけど複雑な願いを抱えていたのが1人。 消えはしなくても、現実を大きく変えた者もいるのだろう。 大木さんの言うように、 夢から覚めたばかりのような感覚がどうしてもあった。>>449]* (466) 2022/10/23(Sun) 20:39:45 |
【人】 軽音部 千葉郁也──ある日の放課後・大木さんと── [自力では叶えられない願いごとなんてない方が幸せ>>472、 その考えは俺もあの3日間のうちに思ったものだった。>>3:10 あの時は共感してくれた工藤の言葉に覚える安心感に 胸が痛んだのは、そうでない奴のことを考えて。 だから、俺の言葉に共感を返す大木さんも 似たようなつらさを悩む間は感じていたのではないかと思う。 だから、“安心する“と言う大木さんに頷いて。] ……はい、“俺が俺のままで“いたいって思えたのは、 周りのおかげなんで。 これからも、ちゃんと叶えてこうと思います。 [大木さんの顔を見てそう返す。 なんせ自分にかけてしまった願いだから、 叶え続けないと意味がないのだ。] (510) 2022/10/23(Sun) 21:55:52 |
【人】 軽音部 千葉郁也[あの3日間があってよかったと同意する大木さんなら、 そんな心配も必要ないのかもしれないけど。>>474] そうですね、 皆にとって有意義な時間だったって思いたいし、 時間をくれた幽霊には感謝しときましょうか。 [だから、と続いた言葉に、ああ、と思い出して薄く笑った。] 俺がやらなきゃのことクリアできたのは、 後押ししてくれた奴がいたおかげで。 それから、大木さんからのメッセージも。 すごく励みになったんで。 ありがとうございました。 [そう、今更ながら返せてなかった礼をすることができた。 きっと他にもあのメッセージに背中を押された者もいるのだろうと思えば、そのことも併せて。]** (512) 2022/10/23(Sun) 21:56:01 |
【人】 軽音部 千葉郁也──ある日の放課後・大木さんと── そう願えるきっかけがあったってだけですけど、 ありがとうございます。 [いい願いと言われて、少し照れくさい気持ちになりながら 頬を掻いて返す。>>515 そう願ったきっかけと、それを最高の願いだと 言ってくれた奴のことを思い返して小さく笑った。] 幽霊見た時も結構落ち着いて見えたんで、 こう、やっぱイメージだけで判断したらだめですね。 [先輩で頼り甲斐がありそうで、 懐も広そうだと思っても不安や恐怖はあるのだ。 話さなければわからないことがあるとは 今更思いながら苦笑する。] ああ、そういうとこ見せたくない、のはわかります。 [俺の変な意地みたいなのとは全然違うから、 わかるというのは申し訳ない気もするけど。 そういう隠し方ならかっこつくのになとか考えてた。] (529) 2022/10/23(Sun) 23:22:05 |
【人】 軽音部 千葉郁也大木さんの言葉は俺以外にも届いてると思います。 ほんとはもっと早くお礼言いたかったんですけど、 あの日は手一杯で伝えられなくて。 こうして直接お礼言えてよかった。 [全てが終わった後でも、話せたことを、 話すきっかけをもらえたことをありがたく思う。 嬉しそうに笑った顔を見て、 相手も同じ気持ちであると感じて心が温かくなった。 あとはいくらか日常めいた会話をしてから 別れる時には改めて礼を告げて。 いくらか現実に戻ってきたような心持ちで帰路についた。]** (530) 2022/10/23(Sun) 23:22:12 |
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