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【人】 ボク師 エリオン わかっているのですか? 先代躯体《ムーンストーン》。 意図あってなしたのですか、それとも、刻と共に故障れましたか? いずれにせよ、あなたが背負うべき業は── [イシの塔はイシの統。 ボクの徒《ボク》にとっての寄る辺にして、イシの集積体。 月なるイシの塔《ストレージ オブ ムーンサイド》は喪われることを想定した中枢《ボク》として、彼の地── 星母神殿に隠れ在る のだ。だがしかし、彼女はイシの保全を怠った。 ……つまり、星母神殿に事あれば。 神殿の塔《水晶の塔》が墜ちるとき、 彼の地のイシは永劫に喪われるということ] (55) 2018/12/14(Fri) 18:07:17 |
【人】 ボク師 エリオン もはや、救いの手は間に合いません。 焔は放たれることでしょう。 あなたの行いによって、垓ほどのイシが喪われる── それはボクの徒《ボク》として到底、看過し得ません。 (57) 2018/12/14(Fri) 18:11:36 |
【人】 ボク師 エリオン 躯体印 Ali【ΦEnΦ】One がここに判じます。本刻本節を以て先代躯体《ムーンストーン》はボクの徒《ボク》たるを放棄したと判断。 イシに対する全ての特権を剥奪します。 以後、彼の者を観測《み》た刻。 観測《み》たイシは悉く、 石雷を以て (59) 2018/12/14(Fri) 18:22:42 |
【人】 ボク師 エリオン[かくして、石は投げられた。 市街地にて背教者《ムーンストーン》を観測《み》ていたイシたち。 地に、草に、壁に、屋根に、アスファルトの中に── 方々に 在 ったそれらイシたちは、刻を同じくして励起を開始する。 或いは光熱の状線を。 或いは振動の周波を。また或いは鋭角の晶器を生やして。 以て彼の者を廃さんと、街・人の犠牲も一切合切を二の次《むし》して襲い行く──**] (61) 2018/12/14(Fri) 18:32:31 |
ボク師 エリオンは、メモを貼った。 (a13) 2018/12/14(Fri) 18:48:27 |
ボク師 エリオンは、メモを貼った。 (a14) 2018/12/14(Fri) 18:48:51 |
【人】 ボク師 エリオン なるほど、あれが《管理者》の権能ですか。 実に──興味深い。 [イシの躯体に付与できるとは、それは如何なる御業に依るものか、それとも余程彼らの手により再調律されたのか。 先代が為せるのならば、この身も或いは扱えるのか、などと興味は尽きないところだ。 ただ、対峙する相手としては、] ……厄介ですねえ。 (131) 2018/12/15(Sat) 9:37:49 |
【人】 ボク師 エリオン[薙ぎ払われたイシが、憤りの聲と共に再起動していくが、このまま繰り返したところで焼き直しなるだけであろう。 少なくても この星に産したイシ を操るイシがバラバラと向かったところで、意味はなさそうだ]さて、どうしたものですか…… [白手袋に包まれた人差し指を唇に当て、大通りの中程でしばし思案している、そんな時だった。声がかかったのは──] (132) 2018/12/15(Sat) 9:38:22 |
【人】 ボク師 エリオン「何してるんだ、君? そこは危ない、早くこっちへ!」 [それは、一連の騒動に避難する途中なのだろう、慌てた様子の人たち] ……ありがとうございます。 [にこやかな笑みを躯体に浮かばせて、親切なヒトたちに歩み寄る] (133) 2018/12/15(Sat) 9:40:53 |
【人】 ボク師 エリオンその慈悲の心、勇敢なるイシに対して。 僅かばかりの御礼です。 あなた方に叡智と、不老を。 石石≪じもく≫を授けましょう。 [手を彼らの肩に置き、笑みと共に祈りを捧げる《そくじきどう》。 (134) 2018/12/15(Sat) 9:41:30 |
【人】 ボク師 エリオン 指令内容変更。 一時的に本躯体の所在より50km圏内で、招聘機能を暫定解放します。 あれへの攻撃は自衛のみに更新。 あれの視野に入ったヒト、すべからくイシに加えて差し上げなさい。 [《管理者》探しにかつての同胞も協力してあげませんと、と嘯きながら。 戦力追加と嫌がらせを兼ねた策へと、転換を図るのだった*] (136) 2018/12/15(Sat) 9:44:04 |
ボク師 エリオンは、メモを貼った。 (a27) 2018/12/15(Sat) 9:49:19 |
【人】 ボク師 エリオン[更新した指令は、様子見の一手というべきものである。 先代躯体《ムーンストーン》の進む先、進む先で次々と 被害者 が出ていくだろうことから、あるいは逃げ惑う一般人は先代躯体《ムーンストーン》こそを加害者と誤認するかもしれない。現時点では、その程度の悪意だ── 直接的 には] (146) 2018/12/15(Sat) 20:32:52 |
【人】 ボク師 エリオン別段。 ボクの徒《ボク》としての慈悲であることには変わりないのですよ。 [肉の身体より、イシの身のほうが頑健であり、また小さい。 さらにはイシの塔と接続されたイシ達は、たとえその器《イシ》が破壊されても、 イシの断点はすでに中枢《ボク》にあり、躯体の手によって再度別の器《イシ》に宿ることも容易い。 ──ただし] (147) 2018/12/15(Sat) 20:33:03 |
【人】 ボク師 エリオン まあ、貴女が役務を放棄していたと仮定するなら、単なる犠牲者ですがね。 [躯体で活動を始めて以降。 この地でヒトを基として昇格させたイシたちは、 すべて月なるイシの塔《ストレージ オブ ムーンサイド》に仮所属 させている。故に、枝振り合わせ《バックアップ》も中枢間共有《レプリケーション》も、月の中枢《ボク》を起点としてなされる] (148) 2018/12/15(Sat) 20:33:19 |
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