【人】 蕃神 雷恩 俺は。「新人類」だ。 直青らは俺と桜花をそう定義し、育てた。 自分たち以外の新人類に対する興味。 それは、「貴女」の囁きだけではないよ。 確かに貴女の声は、綺麗だけれど。 貴女と交わりながらも、それを否定する様は。 どうしても気になるものだ。 それに、甘言というけれど。俺には。 愛し ――助けて、と言っているように聞こえたよ。 君も、貴女も。 [自己完結ではなく、希求する何かがあるのだと 貴女の声は語り。君の突き放すような、拒絶するような態度が 真逆の感情を伝えてくるかのように思えたのだと。 何かを必死に耐えるようにしている様を見やりながら。*] (146) 2023/11/24(Fri) 19:02:39 |
【人】 蕃神 雷恩― 直青と ― [あやす手は、どこまでもあたたかく。 声音は、どこまでもやさしく。 ――不安を溶かすあなたはいつも。 俺と、桜花を見守ってくれている。 あなたのことばは、眼差しはいつも。 一度たりとも俺を傷つけることはなく。 それに見守られて育てられたからこそ。 きっと俺は、心を萌芽させることができたのだ。] (150) 2023/11/24(Fri) 19:21:22 |
【人】 蕃神 雷恩 ……直青のケア不足ってわけでは、ないよ。 直青がそう思ってはいないって、 伝わってる、から。だからこれは、 俺の、きっと問題で。 ――不安なのも。臆病なのも。 ……直青は、優しすぎる。 [離れていくのではなく。未来を選ばずとも好いのだと 俺の意思を尊重しようとする。寄り添おうとする 決して、諦めないでいてくれる。] (151) 2023/11/24(Fri) 19:21:42 |
【人】 蕃神 雷恩 生きる、が何かは、自信がないけれど。 俺らしく、俺が、道をきめることなんじゃないかな。 とは、思っている。 ねえ、直青。 俺はずっとその、ことばが。欲しかった。 [間違っていると、片方の親の心を察してしまったから。 ずっとあきらめて、望まぬようにしてきたことば。 それでも、願っていた。 俺が感情が希薄だった時からずっと見守ってくれて。 もし道を違えても。諦めないと伝えてくれた。そんな、 あ な た ”おとうさん” 、に。間違ってないんだよと、いってほしかったのだと自覚した。] (152) 2023/11/24(Fri) 19:22:17 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a53) 2023/11/24(Fri) 19:24:40 |
【人】 蕃神 雷恩― 植物園:メディウムと ― ……。 [指摘しようか、しまいか。悩んだ。 ――これ以上の刺激は毒なのか。 それとも、今だからこそ、もう1歩。 思案。思索――そして。] ……気づいてる? 君は、なかったはず。と、過去形で、言葉にしている。 必要、なんだろう。 知ってるかい。 自分に向き合うことを、停止していたら 後悔することも、あるんだよ。 [取り返しがつかない、ことだって。 ――……拗れてしまった、もう1人の親と己の関係のように。 とは、言わず。 ただ、それ以上は言わないで置いた。 謝る彼女に、ただ、視線を向けるだけ。 謝らなくていいといえば、更に追い詰めてしまいそうだから。] (199) 2023/11/24(Fri) 22:49:05 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a62) 2023/11/24(Fri) 22:59:54 |
【人】 蕃神 雷恩[草木の音、娘の寝息。 動物たちの囀る、声。 耳をすませばこの場所は、色々な音がする。 誰かが通りがかるなら、彼女を預けることだろうけれど。 彼女が気絶から回復するまで暫くは、腕の中におさめ。 己は周囲の木々を、草花を眺めている**] (215) 2023/11/25(Sat) 5:05:45 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a69) 2023/11/25(Sat) 5:06:13 |
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