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人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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[ 猫が魚食ってるスタンプを送った。
            サバ美味い。 ]
 




  おはよう。ちゃんと生きてる


[ 通知を見てグループを確認すれば、
 大木から始まるおはようの流れに、それだけ ]
 

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─

[選択科目の時間。未國とは放課後と約束して、
 手を振って見送った。

 それまでは普段通りに過ごしていたはずが、
 いったん昨夜のことが脳裏に浮かんだら、
 もう払い落としにくくて。

 選択科目の授業中は、未國といい勝負なぐらい
 上の空の時間を過ごすことになった。

 昼休みにはグループのメッセージを読んだり
 送ったりしただろうし、そのときに
 だいぶ気は晴れただろうが、それはまた別の話。


 放課後になって、未國に招かれたのは
 気兼ねなく話せそうな場所だった>>271
(384) 2022/10/16(Sun) 8:12:00

【人】 大木慎之介

 

  んー……


[なんか答えと問われて、
 頭に浮かぶものはいくつかあるものの。

 頭の中に言葉として浮かんでいるものを、
 口から出すのはどういうわけか難しくて、小さく唸る]


  ……幸せってことなんだろうと、
  思うのは変わらないよ。……変わらないけどさ。

  なんて言ったらいいんだろうな……。


[孤独感と言えばいいのだろうか。
 それに近い思いな気がしても、どうにも言葉が出て来ない。

 いいことかどうかわからない──いや、
 悪いことのような気がしてしまい、
 そんなことはないはずだという思いも同時にあった]*
(385) 2022/10/16(Sun) 8:13:20
大木慎之介は、メモを貼った。
(a45) 2022/10/16(Sun) 8:14:25

[昼休み。
 通知の量に気付いてグループを覗いてみたら、
 そこは調理場であった。

 鯖が飛び刺身が盛り合わされ、
 作るお菓子の予告があり、
 鯖が更に刺身にされていた。

 ついでに猫も鯖を食っていたし、
 クラーケンもいたが。

 その流れにすっかり和んでしまって]


  みんな元気そうだな!


[一言送るついでに少し悩んで、
 
クマが幸せそうに魚をくわえているスタンプ
を送った。
 たぶん鮭。

 真面目な返信ももちろんちゃんと読んだ。
 大分気楽になって大助かりであった]*

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─


  おう。あるぞ、結構。


[未國とはそういうのを割と気軽に言い合える仲である。>>394
 だから失礼な内容ではあるが、特に気にはならなかった。
 まあちょっと拗ねたような声にはなったかもしれないが。


 それから続く言葉を聞いて>>395


  幽霊に会う前は似たようなこと考えたな、オレも。
  願い事があるみんなは、誰にも邪魔されずに
  願いを叶えてほしいって。

  ……けどさ、その願いのおかげで……
  誰か死んだり、消えたりするかもしれないって思ったら、
  それは……イヤだな……。


[昨夜のことを考えると、どうしても脳裏に浮かぶのだ。
 白瀬の呟きが。>>229
 そのぐらい思い詰めている同年代がいる、という現実が]
(397) 2022/10/16(Sun) 9:33:04

【人】 大木慎之介

[それでなんとなく、感じていた思いが
 口から出せそうになって、言葉を探り]


  ……オレや未國はたまたま、
  そんな追い詰められたような願い事はないけどさ……。

  そういうこと考えてる人があの中にいるんだろうって。
  どうしようもない悩みがあって苦しんでる人がいて、
  それはオレには関わりのないことなんだろうって……

  ……オレは幸せだな、って思うんだけどさ。
  ちょっと寂しい……いや、『寂しい』も違うか……
  オレだけ仲間外れになってるみたいな。そんな感覚。


[それを一言で表そうとしたら『孤独感』になりそうだが、
 それも少し違うような気はするのだ。それでなかなか
 言葉にできずにいたのをなんとか言い終えてから]


  ……別にそんなことないってのは、わかってる。


[考えすぎ。気のせい。
 そういうものだとも思っているのを付け足した]*
(398) 2022/10/16(Sun) 9:34:16
大木慎之介は、メモを貼った。
(a49) 2022/10/16(Sun) 9:35:35

【人】 大木慎之介

─ 昼休み ─

[昼休みになって、グループをちらりと見て、
 内容に和んで相当気が楽になった。

 昨夜のグループが事務連絡に使われるのでなく、
 友人同士のグループのような様子なのにほっとしたのだ。

 まさか不憫に思われているとは想像もしなかったし、>>272
 密かに代理が活動しているのも知らなかったが。>>273

 重いことを考えがちだった気が晴れて、
 それで一日乗り切れる気分になった]*
(399) 2022/10/16(Sun) 9:54:45

【人】 大木慎之介

[そうして昼食を食べようと思ったとき、
 ずっと続いていた腕の痛みが気になって
 袖を捲くってみたら、痣ができていた。 
 秋月に掴まれた場所である。>>310

 あのときは謝罪を受けて、>>311
 「おう」としか返せなかった。
 驚いたのと困惑したのとで、言葉が出なかったのだ。

 振り払う気は起きなくて、秋月が自然に腕を離すまで
 そのままにしていたけれど。

 何を思ってそうしていたのか、想像は全くつかなかった。

 それで驚きや困惑のほうが強くて、
 当時は痛みを感じる余裕が無かったのだ]
(400) 2022/10/16(Sun) 9:55:16

【人】 大木慎之介

[旧校舎を歩く間も、その後も、
 なんだかんだで気を張っていたのだろう。
 家に帰って眠るまで、腕に痛みは感じなかった。

 今朝になって腕が痛い気はしたが、
 遅くなったことで慌ただしくて、
 着替えのときにも気付かなかった。

 やっと昼になって腕を見てみたら、
 痣ができるほどの掴み方だったことに気付いて。
 気付いたら余計に腕が痛い気がし始めた。

 その後の秋月は平常心だったように見えた。
 驚かされたのはあの一瞬だけだ。

 それが、友人だと思っていた相手の
 知らない一面を見せつけられたかのようで、
 昨夜感じた衝撃のひとつだった]
(401) 2022/10/16(Sun) 9:55:48

【人】 大木慎之介

[秋月といえば。

 風紀委員会に生徒会の者が行くと、
 秋月に追い返されるという出来事があった。>>301

 大木が副会長となってからは、
 生徒会室に各委員会の人が尋ねてくるなら
 相手をするのは主に大木だった。

 だが、各委員会に生徒会の者が出向くときには、
 役職の無い会員が使い走りのように行くことが多かった。

 しかしながら、それでは風紀委員会は受け付けてくれない。
 それで困って会長が出向いて、会長も追い返されて。

 なんで秋月がそんなことをするのか、と疑問に思いながら
 大木が向かったら、すんなりと用事が済んだのだ。

 それ以来、風紀委員会にだけは必ず大木が出向いた。
 どんなに用事が詰まっていようとも、である。
 でなければ話が進まないのだから仕方ない]
(402) 2022/10/16(Sun) 9:56:27

【人】 大木慎之介

[なぜそんなことになってしまうのか、
 理由を邪推する人もいそうな話である。

 が、大木はなんとなく察してはいた。
 『俺の会長は慎之介だけだから』>>303──
 それを言われたのはきっと一度きりではなかったろうし、
 会長選挙を応援してくれていたのも、知っていたから。

 けれど、

  「オレは会長の器じゃないよ。
   会長の器ってのは、白瀬みたいのだろ」

 そう言い返したのは記憶に新しかった。
 白瀬夏実こそが会長に相応しい──そう思っていたのだ。
 生徒会の活動で、彼女をそばで見ていた者として、
 とても敵う気はしなかった。
 彼女が実際に会長だったかはさておき。


 それでも任期満了は互いに労い合うことになっただろう。
 チロルチョコのお返しは眠気覚ましのガムで、>>304
 なんとも釣り合いがよろしくなかったが]
(403) 2022/10/16(Sun) 9:57:19

【人】 大木慎之介

[秋月は大木にとって、得難い友人のひとりだった。
 “生徒会副会長を”ではなく
 “大木を”応援してくれる人だから。

 副会長になって以来、身に沁みたのだ。
 肩書ばかり見て本人を見ない人が、
 この世界には多数いるということが。

 幸せを祈ってくれることが嬉しかったし>>305
 短所と認識しつつ長所とも言い換えてくれるあたりも
 好ましいと思っていた。>>308

 なのになぜだろう、
 秋月のことを何も知らないような気がしてしまうのは。

 友人だとは思っている。
 もし秋月が拒まなかったなら、旧校舎探検以前に
 個人的に連絡先を交換していただろうぐらいには。

 けれどなぜだか、随分と距離が遠い人のように感じるのだ。
 彼が何を願いそうかなんてことにも見当がつきやしない]
(404) 2022/10/16(Sun) 9:57:45

【人】 大木慎之介

[それにしても大木おおき大木たいぼくとは
 駄洒落のような話である。>>301

 安心感があると言われたなら
 悪い気はしないであろうに。>>305

 まあどちらも、面と向かって聞く機会は
 無かったのかもしれないが]
(405) 2022/10/16(Sun) 9:59:16

【人】 大木慎之介

[グループのメンバーリストを開き、秋月の名前を探す。
 個人的に連絡先を知っていたとしても、
 今はここから送りたかった。
 
 彼が何を願いそうか見当がつかないからこそ、
 怖くなったのだ。

 自分を「雑草だ」と言い切る姿に>>306
 自虐的なものを感じ取ったせいもある。

 もし彼の願いが『消えたい』みたいな内容だったとして、
 それを知らずにそのままにしてしまったなら、
 悔やんでも悔やみきれないだろう。
 そんな不安が湧いての行動だった]
(406) 2022/10/16(Sun) 10:00:05
[宛先は秋月個人。
 時刻は昼休みごろ]


  秋月は何か願うつもりはあるのか?


[スタンプをつけるでもなく、ただ一文を送った]*

【人】 大木慎之介

[内容に悩んで何度か書き換え、
 できあがったのはごく短い一文だけ。

 秋月個人宛にメッセージを送った後は昼食を食べた。
 杞憂に終わって笑いたいものだと思いながら。

 もし同席している人がいたら、腕の痣が見えたかもしれない。
 何か問われても「昨日ちょっとな」としか言わないだろうが。

 その後はグループのメッセージ内容に和んだこともあり、
 気を取り直して午後を過ごした後、
 放課後には未國と話をしに行ったのだった]**
(407) 2022/10/16(Sun) 10:00:49
大木慎之介は、メモを貼った。
(a50) 2022/10/16(Sun) 10:03:40

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─

[驚いて目を丸くする未國を見て、>>408
 衝撃を受ける姿に少しほっとした。
 同じ気持ちを感じているかのようで。

 詳細は言う気がなかった。
 大木自身、受け止めきれてないことでもあるから。

 『わかる気がする』と言われた言葉には>>409
 しばし考え込んで、未國の言葉が終わるまで黙り]


  ……オレが思ったのは少し違って……、
  つまんない人生送ってる気がするというか。>>233

  真剣に悩んで思い詰めてる人もいるのに、
  オレは知らずに生きてたんだなぁって。

  それでちょっと虚しくなった。
  ……オレは幸せなんだろうと、思うけどさ。


[言葉にしてみると、馬鹿馬鹿しい考えのように思えてくる。
 そんな悩みを抱えてどうする、と自嘲したくなるほどだ]
(415) 2022/10/16(Sun) 11:14:58

【人】 大木慎之介

 

  助けになれることがあるなら、なりたいけどな。

  たぶんオレの役目じゃないんだろうって思っちまう。

  同じ学校に通ってた友達が、
  実は異世界の住人でしたって言われてるような感じ。

  初めて会った人のこと、
  よく知らないのは仕方ないけどさ。

  ……友達だと思ってた相手でも、
  全然知らないような気がしてくるのはキツいわ。


[『寂しいね』>>411
 その言葉に同意するように頷いて]


  オレも未國がいてくれて助かった。
  独りでこれ考えてたら、絶対気が滅入ってる。


[仲間がいたことの安心感を分かち合った。>>410
 ここで立ち止まってはいけないかもしれないけれど、
 何をするか考えるのに必要な時間なのは間違いない]**
(416) 2022/10/16(Sun) 11:15:24



 [ 
鯖いばる!



  せなちゃんが前くれたスタンプから
  ボクはひとつ送ってみます。

  授業中でしょうか。
  送ったあと、
  考えに至れず申し訳ないと思ったのは、
  時計を見上げた時のこと。 

  二限には間に合うであろうそんな時間。]*

 

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─


  ……望んで生きてるか、どうかか。


[楽しくて、幸せな日々を送っている。>>419
 同じ状況にあると言えた。
 それが望んで選び取った生き方なのかどうか、
 ぱっと答えが出てこないのも]


  生徒会は望んで入ったけど、普段の生活全部が
  自分の望んだものかって言われたら……、
  オレもよくわかんないな……。


[与えられた人生を送っていて、
 それがたまたま、幸福なもの。
 そういった印象のほうが、近かった]
(423) 2022/10/16(Sun) 12:11:40

【人】 大木慎之介

[みんなが異世界に行っちゃうかもしれない。
 絶対気が滅入ってる。
 同じ感覚を共有してくれる人が目の前にいることが、
 本当に心強かった。>>421

 だから意を決したような言葉もすんなりと心に響く。>>422
 それもまた同じことを考えていたからだった>>406


  そう……だな、オレもそう思う。
  だから一人には聞いてみたんだよ。

  もう一人、話聞いてみたい人はいるんだよな……、
  そっちこそオレには絶対話してくれないんだろうって
  思うんだけどさ。


[相手が誰とは言わぬまま、既に起こした行動の話と、
 まだ行動にも起こしていない話をした。
 もし問われれば、どちらのことも名前ぐらいは答えるだろう]


  知ってる奴の知らない顔見るかもしれないって、
  ……怖いんだな。


[18年生きてきて、やっと初めて気付いたことを呟く。
 それだけ平和な人生を送ってきたということなのだろう]
(424) 2022/10/16(Sun) 12:12:10

【人】 大木慎之介

 

  後悔しないようにしたいよな。
  みんなどんな願い事抱えてるかわかんないし……。
  死にたいとか殺したいとか、
  そういうのの可能性だってあるわけだし。

  そいつが選ぶ願い事を、
  事前に納得できたらいいと思う……。


[お節介なのかもしれない、邪魔なだけかもしれない。

 けれどもし知らないままにして見過ごして、
 後で結果を知ることになったなら。
 願いの内容によっては、
 きっと深く苦しむことになるのだろうから。

 誰が何を願っても、それを納得して送り出せれば、
 いくらか傷は浅くなるだろう。

 ……重い願いを抱く人を自分に引き留められるとは、
 大木はあまり考えていなかった]**
(425) 2022/10/16(Sun) 12:12:34



[ スマホいじりながら不可解を顕にしてた理由なんて
  ここ以外にあるわけねーんだよな。

  板前気分になった後、昼休みに覗くとまた増えている。
  ……だからなんなのこの魚臭いグループ。

  つるんでる奴らとのやり取りはいつも簡潔に用件だけなんだけど
  これが普通なんですか?嘘、あいつらも裏ではこうなの?
  クラーケンからは目を逸らした。
  こいつも捌けるかな?みたいな挑戦かと思ったのだ。]

幽霊に会ってから俺は超元気超ハッピーっすよ、副会長

[ お陰で気負いみたいなのはお陰で抜けてきたところはある。
  魚以外の話が漸く書けて嬉しい。
  まあ、その人も鮭と熊のスタンプ貼ってたけど!

  もう副会長じゃない?
  親しくないといつまでも目立ってた頃のイメージのままさ。  ]

 
[ その中のひとつのメッセージ
 料理部の先輩からの、何故か己個人に当てたメッセージを見て、
 えっ、なんでグループに……?と疑問が浮かぶ
 生存報告かつ、料理部の宣伝になっているとは、分からなくて
 そこにも、返答はしなかった
 グループに送るのはなんか違う気がした ]
 

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─

[聞いたところで何か成果があるものかはわからないし、
 大木は成果に期待もしていなかった。>>448

 ただ、諦めがつきやすくなればいいと。
 そんな後ろ向きな発想が元だったから。

 『偉い』という表現にきょとんとした>>449


  ……そうかぁ?
  未國に言ってもらえると元気出るな。


[ズバズバと思ったことを言い合う仲だからだろう、
 素直な思いを伝えてくれたのだという実感があったのだ。
 
内心の茶化しまで察知のしようはないが
(452) 2022/10/16(Sun) 14:00:05

【人】 大木慎之介

[普段あまり人との身長差を意識はしないが、
 伸びをする未國を見たときに、ふと思った。>>450
 小さいな、と。

 あと二日。
 とても、とても短い時間だ。
 聞きたいことを尋ねきれるのかもわからないぐらい。

 けれど未國の申し出は願ってもないことで>>451


  おう、ありがとな未國。
  気軽に連絡くれよ、オレからも送るかも。
  じゃあ、また明日。


[実際に何か話すことがあるかどうかは重要でない。
 同じような気持ちを抱えて、
 それぞれ向き合いたい相手がいる仲間同士と思うと、
 実に心強かった。

 去っていく未國を見送った後、空を見上げた。
 もうすぐ夕焼けになって、
 あっと言う間に一日目が終わってしまう。

 ……あと、二日。]*
(453) 2022/10/16(Sun) 14:00:33
[空き時間にグループを覗いて、
 未だに副会長と呼ばれていることに気付き


  新しい副会長も覚えてあげて?


[そんな抗議文を送った。

 新副会長は2年生、目立たない大人しそうな女子である。
 仕事ができるタイプなのには間違いなく、
 彼女を副会長に推したのは他ならぬ大木であるが、
 役職を抜きにしても目立つタイプの大木の後任では
 覚えてもらうのに苦労するのかもしれない]*

大木慎之介は、メモを貼った。
(a53) 2022/10/16(Sun) 14:07:35

【人】 大木慎之介

[大木が思いを問いたいもう一人の相手とは、
 白瀬秋緒だった。

 彼女が言う『あいつ』とは姉・夏実だろうとは思う。>>229

 では、そこにはどんな思いがあるのか?
 どんな思いが重なれば、
 実の姉を『いなくなれ』と願いたくなるのだろうか。

 それがどうしてもわからなくて、
 わからないから頭ごなしに拒絶したくなって、
 でも、それをしたくなかった。

 だから知りたくなったのだ。
 なぜそんなに姉を疎むようになったのかを]
(463) 2022/10/16(Sun) 14:45:06

【人】 大木慎之介

[夏実のことなら多少知っている。
 生徒会のほかに部活と委員会の活動もしていたこと、
 出弦高校は本来の志望校ではなかったこと、>>0:621
 ピアノを習っていたらしいが辞めたらしいこと。

 全部本人があっけらかんと話していたことだからだ。
 そして、よくもそんなに様々な活動をして
 全てをきっちりこなせるものだと、格の違いを感じたのだ。

 裏方仕事の後輩たちの名前をいつの間にか把握していて、
 丁寧に声をかけているのを見たことも何度もあった。>>191

 大木も同じように声をかけるタイプだからこそ、
 逆に恐ろしくすらあったのだ。
 いつの間に他の部活の面々の名前を覚えてくるのだろうと]
(464) 2022/10/16(Sun) 14:45:24
 




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