68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| ハマルは、貴方の作る食事がここでの楽しみのひとつだった。 (a153) 2021/04/26(Mon) 0:04:47 |
| ハマルは、もう一度食べれる事を。願う事しかできない。 (a155) 2021/04/26(Mon) 0:05:42 |
| (a156) 2021/04/26(Mon) 0:07:00 |
伸ばされた頬。
ぽかんとした顔で見つめ合う男同士のまぬけな光景。
「? ?? ????」
ぼさぼさの頭もそのままに彼を見つめる。
呆けた頭はことばの半分も理解できていない。
けれど聞き間違えでないならば。
彼の両頬を包み、鼻と鼻がぶつかりそうなほどに距離を狭めた。
ゼロになって触れた。
「俺はいつだって怖かった。
あんたは俺を置いていくから。
成したいことがあると知っているから。
気まぐれで、自由で、好き勝手してて」
再び重ねた。
許可なんて取らず、一方的な感情をぶつける。
「……叶うなら。『置いていかないで』。
対価に、俺の『すべて』を捧げるから」
そして三度重ねる。もう懇願というより、子供の我儘だ。
| >>112 ラサルハグ [ぴたり][駆け回っていた足を止める] [ハマルは貴方を 警戒している ] [けれどそのままにしておく程、冷酷でもなかった] 「……ラサルハグ。何をしている? 具合が悪いか?ハマルが手伝うか?」 [声を掛けながら貴方へ近づく] (129) 2021/04/26(Mon) 2:03:33 |
[シェパーズパイとオムレツ]
[ハマルが好きだと告げたパイ]
[あの日ふたりでパーティをした時の主役]
[大事に大事に味わう]
[それは全部ハマルのために作られた]
[美味しくて優しくて、]
「……」
[隣には誰もいない]
[シトゥラもサダルもキファもゲイザーも]
[誰も、誰も、誰も、誰も]
「……美味しいぞ」
「本当に美味しいんだ、ゲイザー」
[なのに]
[どこか味気なく感じてしまうのはどうしてだろう]
『……ゲイザー。ゲイザーはずーっとひとりじゃないぞ。
ハマルがいる。ゲイザーが望む限り、離れていてもずっとだ』
『ハマルは生きている限り、全部覚えている。
覚えている限りゲイザーをひとりにはしない。』
[ハマルは忘れない]
[シトゥラの事もサダルの事もキファの事もゲイザーの事も]
[だから、]
「……ハマルの事も」
[覚えていてくれるかな]
[忘れてしまったかもしれない]
[それでも覚えていてくれたら、]
[また、指で作ったあの歪な笑顔を見せられるかもしれない]
[そうして笑ってくれたら、ハマルはきっと幸せだ]
[ハマルは今日、人々のもとへ走り回った]
[正確には昨日からだ]
[
カウス
、
ヌンキ
、
ルヘナ
、
ゲイザー
]
[四人にこう持ちかけた]
『ハマルはこの事件を解決したい。
協力をしてくれるか?』
『殺すのはハマルがする。
見ないフリをしてくれるだけで構わない』
[言葉は多少違えど、そのような事を]
[―――そうして全員からの協力を取り付けた]
[予想外だったのはゲイザーが
ルヴァ
を殺すと告げた事]
[ハマルはルヴァをよく知らない]
[ゲイザーはルヴァをよく知っているようだった]
[彼女の覚悟を聞いて、ハマルは彼女の背中を押す選択をした]
[ハマルはそう決めたのだ]
「……また、一緒にパイを食べたいな」
[果たせぬ願いは積み上がる]
| >>130 ラサルハグ [ハマルはラサルハグという青年とあまり交流がなかった] [ギルドに納品する事があったかもしれないが、] [それはハマルの担当ではなかった] [故に、小さな変化には気付けない] [ただ、様子がどこかおかしい事は感じ取っていた] 『先日から、何かに洗脳されたようにおかしくなった。』 [その言葉を思い出す] 「……サダルはいないぞ。死んでしまった」 [口に出す][彼の死に再び、向き合う] [凪いだ金が貴方を見上げる] [ 夕暮れ のカーテンの向こう、垣間見える 空 を見る] 「それはサダルに依頼されていたのか?」 [彼は貴方に何を頼んだのだろう] (132) 2021/04/26(Mon) 2:37:02 |
見つめ合う。伸ばした頬。乱れた髪。
その上であまりに呆然とした顔をしているものだから。
何か言ってやろうと口を開きかけた瞬間、
頬に触れる感触と、気付けば塞がれている唇。
突然の行動に困惑して、彼の言葉を聞き取るのが精一杯で、
あっという間に数度目の触れ合い。
彼がここまで自主的に動いたのは、
先日を除いて初めてじゃないだろうか。
いや──彼にそうさせるほど、怖がらせていたのか。
「──悪かった。
伝えるのが遅れてすまない。
ずっと不安がらせていたのに、気付けなくて。」
自分には死ぬ恐怖がないと、ずっと伝えていた。
そう簡単にくたばる気はなかったし、
寿命で彼の方が先に死ぬ可能性を考えていたけれど、
彼にとっては、『お前を置いて行く』と同義だったのだろう。
「……対価、じゃおかしいな。
取引と『等価交換』は“お嬢”の為に作った規則だ。
だから、」
「俺は、ラスを置いて行かない。ずっと傍にいる。
その代わり全部、文字通り全部貰うって『約束』
しよう。
──『恋人』って言うのは、そう言うモノなんだろ。」
ずっと昔渡した“幼い貴方を守るために魔力を込めた”指輪。
ギルド員の証との名目で渡した、左手人差し指に嵌めるそれを、
人差し指から薬指に付け替え、自分より大きい貴方を抱きしめた。
/*
本日ルヴァ占を頼めるかしら
(以下、キュー・ルヴァから了承もらい済)
投票→ランダム
占でルヴァを落とす
襲撃→ゲイザー
これで3死体を狙うわ
熱を交わすたび── ぶつけてる。奪い取ってる。
受容されてる──、
苦しい熱が肺を満たしていく。
『離さないで』と言いながら『離したくない』と叫んでいる。
口よりずっと体は正直だ。
「随分と色気のないエンゲージリングだな」
覆いかぶさり、耳元で憎まれ口を叩いた。
表情こそ見えないけれど迷いの晴れたことは明らかだ。
その変化は10年もの間、見続けてくれたあなただから伝わる。
そんなあなたの傍で助力をする覚悟をずっとしていた。
そして、同じようにあなたの指先から指輪を
抜くことはなかった。
「ありがとう、メレフ」
『約束』は『等価交換』より軽く誠意によって成り立つ。
そしてあと数年で年齢すら追い越して、
いずれは彼を置いていく自分には、
その誠意を果たし続けることは叶わない。
「俺はあなたがいい。あなただから、いいんだ」
見返りは、縁を結んだ日からずっともらってきた。
それでいい。それでよかった。
きっとノイズ混じりの声が届くでしょう。
ブラキウムは、いつもと違いどこか苦しそうな声です。
「カウ繧ケ縺邪魔し縺ヲ縺阪※行け縺うにないのだ! 譛ャ当にごめん!」
荳肴?迸ュ荳榊庄隗」逅?ァ」荳崎?菴墓腐荳崎ゥウ荳肴?
おや、リリス。はい、問題ありません。
貴女は謝らなくって良いのです。
当方、リリスが此方へ至れない事は知っていました。
当方は兎も角、
リリスがカウスの“スキル”から
逃れられるとも考えていなかったので。
カウスは鼻が利きますよ、
面白い子だと当方は感じます。
リリス、謝らなければならないのは当方の方です。
当方はゲイザーを守れませんでした。
当方、彼女の真っすぐな想いに
感銘を受けてしまって。
彼女は“愛”の為に、
己の為すべき事を為すそうですよ。
当方は彼女を見送ってしまいました。
ソーリー、リリス。そして、
おやすみなさい!
繧ゅ≧繧?a縺ヲ縺上l遘√?隱ー縺ョ豁サ繧りヲ九◆縺上↑縺
ノイズが一層強くなりました。
数秒後、再びブラキウムの声が響きます。
「……そ、うか。きっとサダル縺ョ繧うに、ゲイ繧カーも謌舌@驕げたいん縺?縺ェ縲
成し遂げ偵k縺薙→は喜びだとラス繧りィ?縺」縺ヲ縺た。」
「……窶ヲ…おやす縺ソ縲√くュー。」
遘√′髢馴&縺医↑縺代l縺ー縺薙≧縺ェ繧峨↑縺九▲縺
大きなノイズの後、ブラキウムの声はプツリと途切れました。
「見た目に拘るなら買い替えてやってもいいぜ?
“お前の為”を思って唯一造ったヤツなんだが」
そう言わないと分かっていて、あえて告げる。
ラスだ。自分の知ってる、彼がいる。
呪術ギルドの『ギルドマスター』が、幼子を思って、
変に気に病まない様に“みんなそうだから”と渡した、
世界でたった一つの魔法が込められた指輪だ。
「言っとくが俺は、決めたら一途だぞ。
離さないし、死んでも世界に喧嘩を売る男だ。」
けど、……別に心がない訳でもないし、
こう言うのは俺も初めてだから、……ちゃんと言えよ。」
そう言って、自分の指輪を、薬指に付け替えた。
本来着ける必要は無い。全て自分に届くようになっている。
だからこれは、本当にただの『証』でしかない。
「何度も間違えて生きて来たし、間違えないって自信もない。
だから、これからも傷付くし傷付かせるかもしれない。
でも、信じてくれ。俺はお前を信じ続けるから。
俺はお前を愛している。その事は、ずっと。」
占い先は「ルヴァ」
投票先は「ランダム」にしてるわ
という報告を忘れていたわ
| ハマルは、ゲイザーの作ったハマルのためのご馳走を口にしていた。 (a236) 2021/04/26(Mon) 21:23:22 |
| (a237) 2021/04/26(Mon) 21:24:08 |
/*耳にだけ音が届きました。脳に届く声はありませんでした。
届くべき者にきちんと届いたかは、定かではありませんが。
| >>133 ラサルハグ [ピャッ][少しだけ肩が跳ねた] [しかしすぐに貴方の青を見つめ返す] 「そうだ。ハマルはサダルに家族たちを見せた」 [解かれる] [ひょこり][顔を覗かせたのは] 「……あ」 『ラサルハグに頼もうかな ひつじのぬいぐるみ ちょっとだけ 離れがたくなってきた』 『!! ハマルもひつじのぬいぐるみが欲しい。 毛を持っていったら、ラサルハグは作ってくれるだろうか……?』 [ほんの2、3日前のこと][羊と戯れた後の会話を思い出す] [程よい大きさの羊をじっと見つめる] 「そうだ。 ハマルはサダルと友達だ。親しかったぞ。 ……ラサルハグは、親しかったのか?」 (153) 2021/04/26(Mon) 21:32:02 |
/*
ゲイザーが去ってから暫く。
キューはルヴァの死体の傍らに立っています。
「…… ……」
キューは、ルヴァの死体のそばにかがんだ。
「……、…、……」
キューは、何かを言いかけて、口を噤んだ。
少しの間の後、小さな小さなアイテムボックスを取り出す。
「……
ありがとう
、ルヴァ」
キューは、アイテムボックスに死体を収納した。
キューは、森を立ち去った。
/*
キューは、何かをルヴァに問いたかったようです。
ですが、答えが返って来ないことは分かり切っています。
無駄な事はしない方が賢明ですね。
ひそひそ
[噂話は広がる]
「ほら、あの子もそうだよ」
「でも、あの子はあまり変な噂は」
「あー、何年か前に聞いたな。水の事故だっけ?」
「聞いたことある。子供が流されたんだよ」
「でも、結局無事だったんじゃなかった?」
「二人流されてひとりは助からなかったって聞いたような」
「いやいや!ひとりだけですぐに救助されたんだろう?」
「流されたのは三人じゃなかった?」
「子供といえばさぁ」
[噂話というものは大抵根も葉もなくヒレがつく]
[なにがあっても『ハマル』は、『ハマル』だ]
愛されている。
それは安らかな福音の言葉だ。
ラサルハグはメレフを愛している。
家族の情ではない、芽生えつつある強い感情を向けている。
愛されることを心から受け入れるには、
まだ時間が足りない。
| (a269) 2021/04/26(Mon) 21:59:13 |
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