【人】 恩愛 シェルタン森を背景に、滑らかなメイプルから響く音と、 日光が無くとも、一際輝く金の髪を風に乗せて。 弦を擦り、音楽を奏でる。 中庭一杯に、甲高い音色を満たして、 自分はその中心に。只管、集中して。 ───視線に気づけば、 ほんの少しだけ、はにかんだ笑みを浮かべた。 (83) 2021/05/25(Tue) 23:14:52 |
【人】 中等部 カストル>>77 「おぉ〜、 思ってたより具体的な活動内容。まともだ。 」カストルは隣の を見て笑い出す。 「ハハ、いいんじゃねえの? お前には冒険心が足りないっ!」 「いって、それは確かにそうだけど」 「……よし、わかった。」 再びルヴァの方に向き直って、カストルは微笑んだ。 「園芸のほうがアレだからさ。掛け持ちは難しそうなんだ」 だからさ、団長サン。 「 オレら、時々体験入団してもいいか? 」真剣に二人で考えた結果だった。 「そしたらルヴァ団長は『おれさまたち』 って言っても 間違いじゃないだろうし、な? 」ちなみに、カストルはちょっと狂っているせいで、断られ慣れている 。 (84) 2021/05/25(Tue) 23:16:06 |
【人】 懐疑心 メレフ>>82 サルガス 「ああ、そうだな。そういう点では……癪だが、助かっている奴もいると言える。 ……そういえばお前、自分の分はちゃんと食べたのか」 少女のことばかり気にして、自分の食事を少量摂った所までしか見ていないのだ。 育ち盛りにそれでは、と少しだけ誰かさんのようにお節介を焼いてしまう。 自分のことについては、触れずに流している。その沈黙が肯定と取れるだろう。 「まさか。たまたまここに来て、あいつがそこで演奏を始めたってだけだ。 少ししたら部屋にでも戻るつもりだ。お前も好きに過ごせよ」 少しだけなら付き合ってやるから、とその場に腰を下ろす。 聞き取りやすいだろうとか、喋りやすいだろうとか。そういう事なのかは君には分からないだろうけれど。 先程よりは無理な姿勢を取らなくて済みそうだ。 (86) 2021/05/25(Tue) 23:24:30 |
ルヘナは、レヴァティに首を傾げた。 (a43) 2021/05/25(Tue) 23:25:07 |
メレフは、サルガスの横で腰を下ろした。 (a44) 2021/05/25(Tue) 23:27:22 |
メレフは、シェルタンの笑みに気付くと、少しだけ眉を寄せた。 (a45) 2021/05/25(Tue) 23:27:29 |
【人】 中等部A サルガス>>1:86 くるくる、と彼の言葉に返事をしたのは平たいおなかのほうだった。 胃がしおれるような感覚に気づいたように、ぱっとはにかんで見せる。 「食べてるとちゅうで飛び出しちゃったみたい。 あとでおやつ取りにいこうかな。ぼく、白いヌガーがでるの、しってるんだ」 そんなふうに言いながら、そばの植え込みからつまんだネリネflowerの花びらをぱくりと口にした。 色鮮やかな花を小鳥が啄むようにちょっとずつ食みながら、 膝を浮かせてちょんとかがんだ。遠慮のない子供の目がじっと覗き込む。 「みんな思うように食べたり、踊ったり、字がかけないの、わかってるんだ。 だからぼくと同じようにって考えちゃ、いけないの。わかってるんだ。 でも、ついつい、むずかしくなるんだ。シェルタンやスピカくらい大人になったら違うかな」 (89) 2021/05/25(Tue) 23:39:32 |
スピカは、白いヌガーを食べ始めた。(おやつです) (a47) 2021/05/25(Tue) 23:46:56 |
中等部A サルガスは、メモを貼った。 (a48) 2021/05/25(Tue) 23:51:15 |
【人】 甘言 イクリール>>87 シトゥラ 「なんだってできるわ。きっとみんな、助けてくれるもの でもね ありがとう、シトゥラ。 そう言ってくれるだけでわたし、うれしいわ」 子ども特有の、人々の善意への理由の無い信頼。 少女の言葉と微笑みは、それらを隠そうとはしない。 そのまま少し背伸びをして、身を屈めたあなたの頬に手を伸ばす。 その手が届けば、少女の指先は擽るように頬を撫でて離れていく。 イクリールは、あなたがこの場所を去った後もここにあり続ける。 それが良い事であろうと、そうでなかろうと。 「さあ、一口でもいいわ、何か食べないと。 シトゥラはパンが良いかしら。それとも甘いものがいいかしら」 (92) 2021/05/25(Tue) 23:56:46 |
【人】 褐炭 レヴァティ>>85 昼休みの図書室 「どういたしまして〜 長編作品とか推理もんとかやと、使ってみてる感あるかもね」 ありがとぉ〜、今度こそ栞を受け取り、手帳に挟んだ。 ホッとしたような気配がある。それはわずかなもので、すぐに消えた。 「次ぃ? あ〜そうなァ〜〜 何読もうか考えててそんままでしたっけ」 うーん、少し考えて。 「童話集でも借りてきましょか、小さい子には見せられん方の。 白雪姫とか、お姫さんの話が入ってるやつ〜?」 「はやくない言うて、昼休み終わるほどおそくはないけんね?」 にぃ、とわらってルヘナを見た。 /* PLが共通で話を浮かべられるような作品のタイトルは、 時代・世界等は気にせずたらこスパは出していきます。 (93) 2021/05/25(Tue) 23:58:11 |
【人】 御曹司 ブラキウム「……さて、戻ろ」 ロールケーキを食べたからか、コーヒーが苦く感じる。 お人好ばかりに空間に嫌気が差してきた。 普段からではあるが、今日は殊更に。 彼らは自分の事より他人を気に掛ける余裕があるのだろうか? みんなの事が好きだなんて言えない。 僕はお前達とは違うんだ。 「 サル―― 」食器の片づけを"お願い"しようと口を開きかけて、周りを見渡して、しぶしぶと自分で片付けてから部屋に戻っていった。 (94) 2021/05/25(Tue) 23:58:42 |
スピカは、今日のオススメはパンですと目で訴えている。 (a49) 2021/05/25(Tue) 23:58:46 |
徒然 シトゥラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/05/25(Tue) 23:59:01 |
シトゥラは、パンを押された気配を感じた (a50) 2021/05/26(Wed) 0:00:37 |
御曹司 ブラキウム(匿名)は、メモを貼った。 2021/05/26(Wed) 0:02:45 |
イクリールは、今日のオススメはパンだったような気がしてきた。 (a51) 2021/05/26(Wed) 0:02:56 |
シェルタンは、サルガスの膨らんだ袖に何故か惹かれた。 (a52) 2021/05/26(Wed) 0:04:09 |
ブラキウムは、ついに団員が増えるのか、と驚いた。 (a53) 2021/05/26(Wed) 0:05:04 |
恩愛 シェルタン(匿名)は、メモを貼った。 2021/05/26(Wed) 0:05:28 |
レヴァティは、オススメされるくらいにおいしいパンをとっくに食べ終えている。おいしかったなァ〜 (a54) 2021/05/26(Wed) 0:05:36 |
サルガスは、小麦の匂いがするし、花も食べている。 (a55) 2021/05/26(Wed) 0:09:27 |
カストルは、臆病な双子は慄いた。 (a56) 2021/05/26(Wed) 0:11:14 |
カストルは、ポルクスは、臆病な双子は狼狽えた。 (a57) 2021/05/26(Wed) 0:12:10 |
カストルは、ポルクスと、共にある。 (a58) 2021/05/26(Wed) 0:13:55 |
【人】 懐疑心 メレフ>>89 「だろうと思った。……ああ、食べてくるといい。 それ以上背が伸びなかったら悲しいだろ、お前も」 呆れたように口元を緩める。 自分の肩より少し下にある頭を思い出して、ほんの少しだけまたお節介。 花を躊躇わずに口に含んだ少年を見て、目を丸くして。 すぐにじとりとした目に変わる。 「……お前、それは……美味いのか?いや、それとも―――」 病気の一種なのか、と。言いかけて。 そこまで踏み込むこともないだろうかと、口をつぐんだ。 君が話そうとするのであれば、彼は話を聞くだろうけれど。 目を覗き込まれると、居心地悪そうに視線を泳がせて 少しだけ距離を取る。 パーソナルスペースが広いタイプの人間のようだ。 「……さあな。ぼくは人のことをあまり考えないから分からない。 大人とか、子供とかじゃないだろ。そういうの」 (97) 2021/05/26(Wed) 0:14:20 |
【人】 恩愛 シェルタン>>96 サルガス 「ふふ、さあな。具体的には分からないや。 楽譜だけがそこにあったから……でも、聴くと、 踊りたくなるような。晴れやかな気分から始まって、 落ち着かなくて。でも喜びがずっと続いてる、そんな感じ」 ちょっと曖昧すぎるかな、と苦笑する。 なにせ自分だって、まだ掴めていないものなのだから。 年長者にも分からないものはある、と諦めを滲ませた。 「で。途中で止めちゃったけど。 次に弾いてたのが、対になる曲の 愛の悲しみ 。……でも、喜びだ悲しみだとかいっといて、 どっちも聞こえは明るかった、と思うんだよな」 そこまで説明して、 ちょっとだけ子供のような、悪戯な笑みをつくって。 「サルガスは知りたかったりするのか? 愛 って、どんなものなのか」 (98) 2021/05/26(Wed) 0:16:44 |
【人】 徒然 シトゥラ>>92 イクリール 「それもそうか。みんな、いい顔をしているいい子だから」 覚悟を決めるか、と小さく息を吐けば 皿に残っている食事に視線を移した 「今日はパンが美味しそうに焼けていたね。 ……こんな時間に食べるのは、いつぶりだろう」 撫でられれば身長の高い年長者はまるで子供のように 手に頬を寄せ、言葉を紡ぎながら前髪越しに少女を見つめる 「小さくちぎって食べさせてくれるかな? 昔から消化が……食事を食べる内臓の調子が悪くて ちょっとずつゆっくりでないとお腹がびっくりしてしまうんだ。 自分一人じゃ――――できなくて」 言葉の裏に見える自分の異常。 あまり知識が無い子供にもわかりやすいように、説明をする。 小さい少女にだから零せた弱みのようなものだった (99) 2021/05/26(Wed) 0:17:15 |
【人】 懐疑心 メレフ近付いてくるクラスメイトの姿を見て、そろそろ立ち退くか―――と立ち上がろうとして。 ぐらりと揺れ、すぐにまた腰を下ろした。バランスを崩したように見える 「 ……愛の喜び …お前の好きそうな名前だことで」 (100) 2021/05/26(Wed) 0:19:55 |
メレフは、諦めて話を聞くことにした。 (a59) 2021/05/26(Wed) 0:22:11 |
【人】 中等部A サルガス>>1:97 >>1:100 メレフ 「ううん、これはおいしいから食べてるだけ。 野草とりてつだってたときとかに、つまみぐいしてたんだ、むかしから。 蜜がちかいから、ほんのちょっとだけ甘かったりするんだけど……たべないの?」 まるで誰もが同じことをするかのように言った。変なことではないらしい。 薄ピンクの細い花びらがもさもさと唇の間に埋まっていく。 「メレフ、メレフはそう思ってるんだね。でも、ぼくのこと見てくれてて、うれしかった。 やさしいから、ちょっとだけ距離をおいてるの、なんとなくわかるよ」 距離をおいている理由はわかっていない。きちんとは。 だから、少し時間も経ってきていい頃合いで、離れるのも大きくは引き止めなかった、けど。 「わ」 少し足元が不安定になったのをみて、ほとんど抱きつくみたいに揺らいだほうから体を支えた。 (103) 2021/05/26(Wed) 0:28:25 |
スピカは、白いヌガーがなくなったことに気がついた。 (a60) 2021/05/26(Wed) 0:32:34 |
【人】 中等部A サルガス>>1:98 シェルタン 「えっ……じゃあ、こればっかりにらめっこしたわけじゃなくても、弾けるんだ。 ううんと、向き合ってないってわけじゃなくて……すぐ、わかってあげられるんだね」 まるで楽譜を人かなにかのように言う。眼差しには尊敬が混じった。 ついさっき耳にしたばかりの曲を頭の中からがんばって引き出して、 語られる内容と照合して、自分なりに解釈しようとしているらしい。 「むずかしいや。まだ、自分のパート、ちょっとおぼえられるだけだもの。 愛も……むずかしいかも。しらないものは、しってみたいかな。 しあわせで、いいものだから、みんな愛をとりかこむんだよね」 問われてしまうとそれはそれでむつかしそうに眉を寄せた。 素敵なものだということ、人の間にあるものだということ。 それはわかっても、どんな手段で示されるのかはちっともわかりはしないのだ。 (104) 2021/05/26(Wed) 0:33:39 |
【人】 甘言 イクリール>>99 シトゥラ 「あら、シトゥラもいい子よ。 いつも頑張っているもの。今だってそう」 視線を合わせて、にこりと微笑む。 瞳は前髪に阻まれて見えずとも、確かに視線は交わっている。 そう信じている。 「……そう。じゃあ、少しずつ つらいと思ったら、すぐに言ってちょうだいね。 せっかく美味しいパンなのに、 食べてもつらいだけなのはかなしいわ」 幼いイクリールに、その全てはわからない。 けれど、そういった『事情』を抱えている生徒は ここでは決して珍しいものではない。 だから、どうするべきかはわかっている。 絶対よ、と言葉を続けた後に シトゥラの前にある皿をそっと自分の手元へ引き寄せた。 その上に乗せられたパンを手に取って、 一つ、小さく千切ったものを差し出した。 「はい、どうぞ あーん……」 (105) 2021/05/26(Wed) 0:42:43 |
[|<] [<<] [<] ... [2] [3] [4] [5] [6] ... [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新