【人】 XII『吊された男』 ユグ[無言の間と、続いた反発>>96。 思わずこちらも眉が寄る。] 関係ないことはありませんよ。 クリスタベルもこの洋館に暮らす仲間ですから。 仲間が抱えている問題があるなら、無関係なんて言えません。 [とは言うものの。 ゼロが『必要』というのなら、そうですか、と不承不承に頷いて、それ以上は踏み込まなかった。] (107) 2022/12/16(Fri) 15:54:00 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[思えば、クリスタベルとはあまり深い交流をしてこなかった気がする。 それはクリスタベルがゼロの想い人だから、ゼロと共にいる場合なかなか話す機会に恵まれない、というのももちろんあるが。 そうして交流の機会が薄まった結果、どう触れていいのかわからなくなってしまった、というのが大きい。 クリスタベルの中にはふたつの魂があって、それが合わさってクリスタベルなのだというのは聞いたことがある。 多重人格のようなものかと理解していたら、そうでもなく。ふたつの魂がひとつになって、彼/彼女という存在になっているのだと聞いた。 そういうものか、と曖昧な納得はしているものの、やはり当事者ではないがゆえに理解が足りているとは思えず。 クリスタベルを不意に傷つけたりしないように、と思うと、当たり障りない会話の機会しか作れなかった。 だから、必要なのだと言われれば、それを否定する材料は持たず。 ゼロの言葉に頷くしかない。] (108) 2022/12/16(Fri) 15:54:19 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ僕は、滅ぼす必要はないと感じていましたが。 あの方 がもういらないと仰るのであれば、特に未練はありません。次の世界が穏やかであれと思います。 ですが、意見がふたつに割れて、不平不満が残る結果になるよりは、ひとつにまとまる方につこうと思って、意見を伺っている次第です。 [ユグからは、滅ぼしたいという意見はほとんど見えていなかった。が故に、こうして聞きまわっているのだ。自身の考えが異分子のように思えている。それを不和の種にはしたくはない。 だというのに。 見える世界が違うのだなと、改めて感じる*] (109) 2022/12/16(Fri) 15:55:40 |
【人】 XIV『節制』 シトラ── 玄関ホール・エーリクさんと [ 放たれた手のひらは、瞬く間に血色を失っていった。 それでも僅かに、確かに残る温かさが わたしはひとりじゃないんだって教えてくれていた。 少なくとも嫌われてはいないのでしょう。>>1:451 薄紫の瞳に視線を合わせて 言葉を紡ぎながらそう思った。 わたしの声が途切れる頃に 彼の視線が床の方へと逸らされても>>1:452、 わたしは、彼の方を見つめたまま耳を傾ける。] 知らない、ところに 飛んでいって……しまっている、みたい すり寄り、たくて 不愉快でも、ある…… [ エーリクさんの言葉を小さく復唱したのは>>1:453 似通った感情を、わたし自身 神様の声を聴いたときに感じていたから。] (110) 2022/12/16(Fri) 17:21:19 |
【人】 XIV『節制』 シトラ……まるで、自分の……中に 自分じゃない、誰かが居て そのひとが、自分を…… 突き動かそうと、している……ような 相反する、感情が 勝手に湧き上がって 自分がわからなく……なってしまう、ような …………そういう、感覚 でしょうか [ 己の身に沸き起こった感情を共有しつつ 整理したい意味合いで、声に出す。 証持つ皆が皆そう感じているのか、彼だからなのかは わたしにはまだわからなかった。 今彼と話そうとしているわたしは、 ちゃんとわたしで居られている? ] わたしも、……考えなければいけない、ことも あまり時間が、ない……ことも わかっては、いる……ん、です、が (111) 2022/12/16(Fri) 17:21:32 |
【人】 XIV『節制』 シトラ[ わからなくなって わたしの視線も、一粒の涙と一緒に床へ落ちた。 焦りと不安に怯えながら 神様への抵抗を示そうとするわたしの裏側に、 囁きかけてくる誰かがいる。] (112) 2022/12/16(Fri) 17:22:05 |
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