42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
―― むかしむかしのおもいで ――
[お菊、お菊、可愛い私の巫女。
遠く昔、まだ私の神の力がもっと強かった頃。
この里に私の神社があった頃。
お前は甲斐甲斐しく私に尽くしてくれたね。
時に星を詠み、時に雨を乞い、時に美しい祝詞を捧ぐ。
でも、そんなお前とも最期の時だ。
人間の生というのはなんと短いものだろうね。
最期だというのに――、
ああ、とても幸せそうな顔でお前は笑う]
大丈夫だよ、お菊。私の可愛い子。
眠りにつくまでそばにいよう。
[最期のその身に寄り添い頭を撫でよう。
お菊の霊力なら私の姿もよく見えように]
……――――、うん……?
今、なんと言ったかな?
[今わの際のお菊が何か言った気がしたが。
よく聞こえずに首を傾げる。
もう口を動かす事すらままならぬのだろう。
せめてその動かぬ指先に手を触れよう。
薄っすらと開く瞳に己の姿を映そう。
そうして、次の言葉は聞き洩らす事がないように]
……ふふっ、お菊は心配性だな。
[よりにもよって、己ではなく神の心配とは!
本当に面白い娘だと思った。
だからこその、神に仕える巫女なのだとも]
[だからこそ、
だからこそ、
愛おしく、別れが惜しいと強く思った。
他の人間への普遍の庇護と慈愛とはまた違う。
”それ”がなんの想いか、よく分からなかったが]
[花を咲かせましょうと、お菊は言った。
黄色くて愛らしい花を。
自分の名前と同じ可憐な花を。
私の周りに咲かせてくれるのだと言うのだ。
きゅっとお菊の手を握り、最期の別れを]
ありがとう、お菊。お前の事は忘れないよ。
輪廻が巡ればまた会う日も来るかもしれない。
姿形が変わろうと、
私はお前の魂の輝きを覚えているよ。
そうしてお前をきっと見守り続けていよう。
[いつか巡り合うその時まで、しばしの別れ。
私は変わらずここにいよう。
お前が咲かせた野菊と共に――。*]
[大の男がボクの目の前で膝を折り
旋毛を見せる。
光景だけでゾクゾクと背筋が震えてしまう。]
……ンッ、……クク、……良いぞ……
[温かくヌルヌルした擬似的な粘膜が
指の一本一本に這わされれば
創造主は恍惚と目を細め、被造物を褒める。]
そう……はぁ、指と指の間も、丁寧にだ……
ああ、あぁ、良い子……ん、は、ぁぅ……
[こうされるのは、存外、善いものだと知った。]
クハハ、ボクも可愛がってやろう……そら、
[新たな発見をしながら――、
甘く漏れてしまう吐息や
独りでに踊ってしまう指先を誤魔化すように
彼の口腔の中で指を動かし、舌に擦り付けた。
彼はボディにも学習機能がついている。
快楽として処理されるようになるまで
どれ程かかるかわからぬものだが]
ハァ……どうだ、嬉しいか?
[小さな足先全てを捻じ込んで仕舞えば
足趾をバラバラと動かし
思うがままに彼の口を犯した。
返事ができぬと知りながらの質問は
我ながら意地が悪い。]
[無理やりに動かすから
上下の硬い歯列に指が触れる。
ボクの骨など軽く砕けてしまう
エナメル以上の硬度の歯たち。
けれど牙を剥かれることはない。
少なくとも、自我の芽生えたての今は。
一層、ゾクゾクと震えが走って]
[…………いや、言えたら良かったんだけどさ。
笑われたら、すごい凹むじゃん。
]
もっと、近くに感じたら……安心出来る?
[親指の腹でそっと由人の唇をなぞりながら
アタシはまた質問を重ねる。
恋人でもない人とキスするのは嫌って人
結構多いから、そのつもりで。
唇を重ねてもいいなら
孤独を分かつ者同士、おっかなびっくり
触れるだけのキスをするの。
唇の形が分かったなら、もう少し深く。
温もりを確かめるように
舌先同士を擦り合わせて。
ダメ、と言われたならそれはそれ。
いつも通りハグをしながら
狭いベッドで眠りにつくでしょう。]
[ 続けられた問いかけに揺れる。
いつだって触れられるのは、
体と髪だけだったのに。
親指が唇をなぞる。
ぞく、として、どくん、と打って。
そんな雰囲気になったことは
今までなかったし、彼がどっちなのか、
そんなことすら知らないのだとわかる。
その熱を識りたいと思う自分と
識るのが怖いと思う自分がいて
ただ、おずおずと重なった唇の
柔らかさは、とても好きだった。
絡んだ舌先の甘さも、同じ。
微かに歯磨き粉のミントが抜ける。]
…ま、さ はる───、
[ 知ってはいたけれど、一度も
口にしたことのなかった本名を
その震える声に乗せる。
見上げた瞳に、灯るのは何色なのだろう。]
[ 共に星を詠み、雨を乞い
あなた様の祝詞を皆へと伝え。
命尽きた後はこの地を護る人柱として。
わたくしは正しくあなた様の巫女でした。
強すぎた霊力は人には手に余るもの。
神のものは神へ返さなくてはなりません。
わたくしの命は 神のために。
この日がやってくることは
ずっと前から決まっていました。
だから何も怖くはありません。
霊薬を含み、生命が還ることを感じながら
わたくしは幸せを告げるのです。 ]
―私は、知ってしまったのです。
髪に触れる手が、指先の優しさを。
私の名を紡ぐ音に焦がれる心を。
瞳に映るその姿に、揺さぶられる思いを。
ひとの身でありながら、
あなた様の巫女でありながら
わたくしは
私という女は
あなた様と離れることを拒み、
叫び、悲しんでいるこころを
―わたくしは、知ってしまったのです。 ]
[ ―ぽつ、と。
暗闇の中に咲くのは 黄色の野菊 ]
『 もしも里が 滅びてしまうような日がきて
この地がなくなってしまっても
誰もあなた様を 護れなくなることがないように
あなた様を 忘れないように 』
[そして私も、お前を忘れる事がないように。
例えこの地がなくなろうとも、私はここに。
お前の最期の祝いが欲しい。
お前の最期の呪いが欲しい。
私をこの地に留める……、愛が欲しい*]
お菊
―私という魂が、たとえ在り方を無くしたとしても。
たとえ全てを失って、何もかもが消えてしまっても。
――それでも、
いつかの私が、またあなたの元へ辿りつけるように。
『 ここに 野菊の花を咲かせましょう
あなたが ここにいると わかるように 』
[ ―私が永遠に、あなたの側にいられますように。
祝いを。
呪いを。
祈りを。 ]
[重ねた唇は、多分同じ歯磨き粉の味。
だけど、思ったよりも高い粘膜の温度とか、
少しだけかさついた唇の感触とか、
また知らない由人が見えてくるみたいで。
腕の中に抱きすくめて、
舌先で歯列を割ると、中はもっと柔らかくて熱い。
ミントの清涼感なんかよりよっぽど強い、
生々しい味蕾の粒の感触。
ああ、この舌が「美味しい」と思ったもの
アタシは毎日一緒に食べてるのかな、なんて。
そう思ったら、もっと深く知りたくなった。]
[乾いた由人の声が、“俺”を呼んでくれた。
初めて、呼んでくれた!]
ゆうと。
[少しだけ甘えるみたいな口調で
口の中で由人の名前を転がすと
なんだかとっても安心する。
ふと目があったから俺は「大丈夫だよ」って
慈しむような目を向けただろう。
由人の目の前にいるのは
いつもの化粧もなく、
ありのままの男の顔した俺。]
[ 神にとって 名前とは
とても大切なものだから。
わたくしには あなた様の名を呼ぶことは
叶わなかった ]
[お菊はずっと巫女として私に仕えていてくれたからね。
その強い霊力ゆえ、
神子以外の生き方が出来ない子だった。
もしかしたら、
外の世界に、人の世に、憧れた日もあったやもしれぬ。
ついぞ聞き出す事もできなかったが。
ならば今のエリサは自由なのだ。
人の生活も、神との縁も持つ稀有な子。
そんなエリサからまた私が人の世の自由を奪う、など。
嫁にするのだと、
神域に連れ去り人としての生を捨てさせるのと同じ事。
それが――、今の。
しかも、力も弱まった私がしていい所業なのか。
分からなかった]
[「龍神さま」「おりゅうさま」「里神様」――、
様々に人々から呼ばれ、信仰された。
だが、真の名をついぞ人に明かす事などなかった。
それは私に生涯尽くしてくれたお菊とて例外でなく、
呼んでほしいと乞うた時にはもういない。
そう、例外ではないと――、
・・・・・・
思われている、が]
[一度深く沈んだ意識が浮上していく。
それと共に、むくりと反応するものがある。
半ズボンの前立てを押し上げ
窮屈さを訴えてくる其れは
ごく一般的な女性にはないモノだ。]
(ああ、……処理するか……)
[目を閉じたままもぞもぞ、
自分で掛けた記憶のないシーツの下で身動ぎ
下衣を寛げ、小さな掌でそっと握り込む。
溜まるものはいつかは出さなくてはならない。
生理現象で反応した時に
処理してしまうのが合理的だとして
ルーチンワークに取り入れたのはいつの事だったか。]
[黒のマニキュアを塗った伍本の指が
熱を育て、硬く反り返らせる。
こうして自分で弄っていると
IQが200ほど落ちている気がして
余り好きではないのだが
溜めてしまうと知的活動に集中出来なくなるから
もっと嫌だった。]
……ぁ、ン……、ふ……ッ
[何でボクはかわいい女の子なのに
こんなモノが生えているんだろう――、
そう思いもするから、処理に伴う快楽は認めがたい。
故に、目を閉じたままの顔には
不本意、と太字で大きく書かれていた。
表情が苦しげだったからであろうか、
見ていたものが起こそうという思考になったのは]
[それから青褪めた。
赤くなったらう青くなったり忙しい。
そうだよ、彼が居たんだよ。
なのにボクったら、オナニーなんかして……]
〜〜っ、つ、次の仕事だよ
ホラ、これ処理して……っ
[シーツを捲って、
フツウの女の子にはないモノを見せた。
やけくそだった。
……それにいまの彼なら
フツウじゃないものを見せられても
変だと罵る声を持たないから。**]
[バターを手渡した時、ちょっと思っちゃった。
「これ食べて、由人、なんて言うのかな」なんて。
この先、生きていく気もなかったくせにね。]
[また来たいわ。
……なんて、言ったら笑われちゃうかしら。
いいえ、アタシ自分で笑っちゃうわね。]
[ ひとに何か作ってもらうって
いつぶりだったんだろう。
まだ口に入れてないし、
ココットの中身はきちんと成形されてもいない、
不格好なただの白い塊だったけど、
それでもそれが、たまらなく嬉しかった。]
[ また来たいな、と
口から出かかったのを止めた。
……笑えそうにはなかった。]
[ わたくしは 巫女でした。
わたくしは 生まれて、死ぬまで巫女でした。
けれど 最期に望んだものは
“この地の栄華でもなく、繁栄でも安寧でもなく”
― あなた様に 再び出会う こと でした ―
それが 里の衰退を呼び
信仰の力を失ったあなた様の力が
弱まる事に繋がると知って なお
どうしようもないくらい
なりたかった “女の子”の願いを 込めました。
あなた様は 嘘つきのわたくしを、私を
どう思いましょうか ]
[ 輪廻の果てに
わたくしの巫女の力を失っても
お菊
私という存在の全てを喪ったとしても ]
[ それでも
それでも
わたくしは
私は
あなた様に 再び出会えることを
[ ―――ここはわたくしと、あなた様にとって
とてもとても繋がりの深い地。
だから ひとつだけ 私の罪を
貴方へ聞いてほしいのです ]
[お菊、お前はいつも他人の幸福の為に生きすぎたのだ。
最期くらい己の願いを言っても罰は当たるまい。
その願い。
他ならぬ私も願った事。
里の繁栄も、安寧も、案外と神抜きでもなんとかなるものだ。
人とはそうした強かなもの。
私の力が弱まったとて、世に在り続けられるなら構わない。
本当に幸せにしたいと願う人間はただ一人。
ならば、私はその人間の事だけ考え生きればいいのだ。
――そう、最初から簡単な事だったのだ]
| [雨の降る道を急いで走る。 雨に濡れた髪が視界を遮って。 水たまりに突っ込んだ靴に水が浸水してきて。 泥が跳ねてズボンの裾がグチャグチャになっても、尚。 突如、都会の空を覆った雨雲は、 容赦なく地面に向かって雨を落とした。] ───洗、濯っ、物おおおっっ!! [今朝見た天気予報では晴れだと言っていた。 快晴で、雲ひとつない青空が広がるでしょうなんて、 どこのお天気キャスターの言葉だったか。 それを信じてしまったが故に、 いつもよりも多めに洗濯物を干してきてしまったのだ。 講義が午後からで、朝に余裕があるからと シーツまで干してきてしまったのだから尚更である。 …まぁ、急いだところで もう一度洗い直すことになるのだけれど。 それでも急いで帰らなくてはいけない事に変わりはない。] (222) 2020/09/14(Mon) 22:32:31 |
| あっ!やべっ、 なずな、傘持ってってねぇ! [そこで思い出す今朝の言葉。 『きょうは晴れるんだって! だからね、お気に入りのクツ、はいてくの!』 無邪気に笑って、靴箱の奥に大切に仕舞われていた 水色の靴を引っ張り出していた。 今日は体育もないから履いても大丈夫なんだと、そう言って。 チラ、と腕の時計を確認すればもう17時を過ぎていた。 急いで走って小学校へ行ったとしても きっと、すれ違いになってしまうだろう。 そもそも、俺も傘もってなくてずぶ濡れだし。 新しい傘を買う思考は、 洗濯物で頭がいっぱいだったが為に思いつかなかったし。 …てか、今買ったって遅すぎるし。] (223) 2020/09/14(Mon) 22:33:16 |
|
………はぁ。
(224) 2020/09/14(Mon) 22:33:48 |
| [いい加減走ることにも疲れてきて、 バシャバシャと地面を蹴っていた足をゆっくり止め始める。
今まで色々上手くいっていた気がするけれど、 やっぱり俺はどう足掻いたって変わることはできないのかと 雨でどんよりとした空を見て、気持ちまで沈んできてしまう。
…思えば、昔からそうだった。 誰かに認めて欲しいなんて気持ちで頑張っても いつも空回りばかりしていた。
結局どれだけ頑張ったって、 その頑張りを誰にも認めて貰えないのに。
優しさに見返りを求めてはいけない。
なんて、誰が言った言葉かしれないけれど。 ありがとうの言葉くらい、くれたって言いじゃないか。
…たった五文字を求めるくらい。 したって、いいじゃないか…]
(225) 2020/09/14(Mon) 22:34:12 |
|
………………………………、
(226) 2020/09/14(Mon) 22:39:11 |
| […なんて、ただの自己嫌悪だ。
土砂降りの中。赤信号で足を止める。
周りには、しっかり天気予報を見ていた人で溢れていて 頭からつま先までずぶ濡れになった俺を なんだか笑っているようにも見えて。
そんな事ないってわかってるのに。 そんな気持ちで支配された心では、 どうやったって前向きにはなれない。
だから、早く青になれなんて心の中で叫んだ。]
(227) 2020/09/14(Mon) 22:39:29 |
| [家に帰って、早く、おかえりを言う準備をしないと。
シーツだって取り込まないと。
今日は、あの子の好きな晩御飯にするんだから 仕込みだって、午前のうちに終わらせたんだ。
お気に入りの靴が濡れて落ち込んでるだろうから 慰める為に、言葉だって考えて。
あぁ、でもその前に。 風邪を引かないようにお風呂にも入れてあげないと…
その後に洗濯機を回して。それから…]
(228) 2020/09/14(Mon) 22:41:24 |
| 『あ、おにいちゃんだ!』
[そんな声が、走る車の騒音の中、聞こえてくる。 そちらに目を向ければ、黄色い傘を差した妹がいて。
幻想かと一瞬思うものの、 黄色い傘のその子は、真っ直ぐこちらに向かってくる。
前髪からぼたぼた垂れる雫を掻き分けて、 しっかりとその姿を見留めた。]
(229) 2020/09/14(Mon) 22:41:44 |
| ──なずな! よかった、傘、持ってたんだな
[近づいてくる黄色い影に、 こちらも数歩走り出して迎え入れる。
先程止まっていた赤信号の横断歩道は、 通りゃんせのメロディを流しながら、 いつの間にか青に切り替わっていた。
パシャ、と水が跳ねる。 あの子のすぐ側まで行くと、 視線を合わせるようにしゃがみこむ。
水色の靴は濡れてしまっていたけれど、 それでも全身がずぶ濡れになっているよりはマシだ。
よくよく見れば、合羽も着ていて ランドセルカバーまでついていた。]
『おねーちゃんがね、前にわたしてくれてたの。 もしものときにつかいなさいって!』
[そう言うと、ニコ、と妹は笑う。]
(230) 2020/09/14(Mon) 22:43:12 |
| [そうか、姉貴の入れ知恵か。 こうなる日を見越して、置き傘をさせていたのだろう。 用意周到に。きっと、俺がやらかした時の為に。 そう考えて、気分が沈み出す。 いつも以上に気分が落ち込むのは、 きっと、雨のせいだ。 ほら。この子だって。 何も言わない俺を不安そうな顔で見てる。 直ぐに笑顔で対応しなくちゃ。 俺が不安にさせてどうするんだ。 大丈夫だよ、帰ろうって。 余計なことも言わずに。 苦しい気持ちを吐き出せずに。 ] ……そう、か。 姉貴が持たせてくれてたんだな。 なずなが濡れてなくてよかったよ。 さ、帰ろう。 兄ちゃんずぶ濡れだから、手は繋げないけど ……ごめんな。 (231) 2020/09/14(Mon) 22:43:54 |
| [そっと立ち上がって、横断歩道を見る。 さっきまで流れていたメロディは止んでいて、 信号機は再び赤になっていた。]
………ついてないなあ。
[そんな言葉を漏らした直後。 耳を劈くような音が辺りに響いた。]
(232) 2020/09/14(Mon) 22:44:17 |
| [瞬間、世界がスローモーションに見えた。
雨の中、スリップしたトラックが横倒しになっていく。 そのトラックに巻き込まれた赤い車が、 いやに鮮明な色を保ったまま、こちらへと突っ込んでくる。
クラクションが街中に響いて。 叫び超えが鼓膜に響いて。
すぐ隣にいたあの子を突き飛ばす。 俺と同じ、タレ目で猫目な瞳が大きく見開かれる。
紫の瞳が揺れて、俺を呼ぶ。
あぁ、そんな顔すんなよ。 大丈夫だから。 なずなが無事ならそれでいいんだ。
そう思って、ニコ、と小さく微笑んだ。] (233) 2020/09/14(Mon) 22:44:51 |
| [ グシャ 、と嫌な音が響く。 ギシ 、と嫌に骨が鳴る。 視界が歪んで、赤に染って。 何が起きたかを理解する頃には。 もう、俺はこの世にいないんだろう。] (234) 2020/09/14(Mon) 22:45:21 |
| [世界の進む速度が元に戻って。
泣き叫ぶなずなの声だけが鮮明に聞こえて。]
…ごめんな、
[そのまま、意識を手放した。]**
(235) 2020/09/14(Mon) 22:45:40 |
[1] [2] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る