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【人】 魔女 イクリールキョロキョロと館を探索しています。 部屋を覗き込んでは、一人で感嘆符を漏らしながら。 「あら〜綺麗なお庭ね」 吸い寄せられるように調えられた庭園へ足を運びます (75) 2022/01/17(Mon) 2:09:09 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@16 ブラキウム 「……アルは、ママにあいたい」 バスケットからパンをひとつ取出し、小さな口で齧ります。俯いた横顔はきっと暗いでしょう。 しかし顔を上げてブラキウムを見ました。 「だったら、アルのおうちにくる? ママはやさしいし、なんでもあるよ。おともだちだってたーっくさんいるから、さみしくないもん。 たくさんいれば、いろんなあそびができるから、もっとたのしい! かえりみちは……まだわかんないけど」 アルレシャもこのお城は好きですが、やはりお母さんとお友達に会いたいという気持ちは拭えません。 (76) 2022/01/17(Mon) 7:58:12 |
【人】 こどもの アルレシャ>>70 スピカ 夜空を見上げれば、ペガサスの描いた軌道がまだ残っているでしょう。もっとも、その内消えてしまうことは明らかです。 それを辿れば湖畔へ向かえるはずです。 特に隠れようともしているわけではありませんから、きっと二人を見つけるのは容易です。勿論、追手にその意思があればですが。 (77) 2022/01/17(Mon) 7:59:16 |
【人】 こどもの アルレシャ>>73 アマノ 「わわっ………、ほんとぉ……?」 先程とは変わって、今度はアマノを見下ろす形になりました。 「……うん」 その言葉に少し安心したのか、涙を拭いて頷きます。そして一緒に来ているかもしれないお友達の特徴を言いました。 金髪の少女ヘイズと、白髪の少年シャト。 この二人がアルレシャと特に仲の良いお友達です。 「おじさん、おなまえなぁに? アルはねえ、アルレシャっていうの」 (78) 2022/01/17(Mon) 8:14:29 |
【人】 なんでも屋 アマノ>>78 アルレシャ 「おじさんはアマノってんだ。 人探しは仕事でよくやるからなぁ、任せな」 この城にはいない可能性が大だが0ではない。 出口を探すついでにガキ二人探すくらいは十分できるだろう。 「アルレシャ? あー、長いからアルでいいな。 ちびに報酬ふっかけるほどおじさんも落魄れちゃいねぇがな。 タダで仕事してやる代わりに、友達とママがみつかるまで泣くんじゃねーぞ」 父親がいないのなら、こんなふうに高くに抱き上げられたことはなかったかもしれない。 自分とて、これくらいの子供が居ても…………おかしくはない。 なんだか妙な事になったなぁと思いながら、ぽんぽんと背中を撫でるのだった。 (79) 2022/01/17(Mon) 11:56:32 |
ウミは、お庭に流れている。ふよふよ。 (a12) 2022/01/17(Mon) 12:39:18 |
【人】 こどもの アルレシャ>>79 アマノ 「うん……アル、なかない。アマノもないちゃダメだよ」 お返しにと、アルレシャはアマノの頭を撫でます。 アマノの話は所々アルレシャには難しかったのですが、お友達とお母さんを探してくれるということは理解できました。 「アルねぇ、おそらからさがしてみるの。 アマノはー、こどもがはいっちゃいけないところとか、おねがいねっ」 とはいえ、このお城にそんな場所があるかさえわかりません。恐らく調理場や倉庫が『子供が入ってはいけない所』になるでしょうか。 きっとアルレシャが思い付かない場所だってあるはずです。 (80) 2022/01/17(Mon) 14:00:04 |
【見】 小娘 ブラキウム>>76 アルレシャ 「アルのおうちの子に?」 想像をしてみる。 きっと空飛ぶペガサスも、バスケットがふわふわ浮く魔法だってありふれた、まさに望んだ通り『非日常』のおうち。 考えるだけでわくわくして、毎日が楽しいのだろう。お小言やお手伝いだって無い世界かもしれない。 ───けど、でも、 小娘の頭に浮かぶのは、お母さんの優しい眼差し。 それから次に、自分を厳しく叱った眼鏡の女性。 厳しさの中の優しさを読み取れる程、小娘は大人じゃない。 「───、」 少しだけ言葉を詰まらせて、すぐに頷いた。 「なる! ずーっと大人にならないまま、アルと遊んで暮らす!」 それが叶うかは定かではない。 けれども、小娘が軽い頭を前に下げるくらいには 魅力的な話に思えたのだ。 「アルと、シャトと……ヘイズ見つけて、 アルのママの子になる! ねっ、良いでしょ?」 パンをかじる貴方にぐーっと近付いて、貴方の返答を伺うように見つめた。 (@17) 2022/01/17(Mon) 15:15:53 |
【人】 酔吟 ミズガネ「…………」 城の端。城壁を見上げて歩き続け人気のない場所を探す。 近くに人がいなさそうだと確認すると、リュートの弦に指をかけた。 男は警戒心は強くても、気配に特別鋭くはない。 隠れられていればわからないが……その場合、男が弾く前に声を掛けないと禄でもない結果を引き起こすかもしれない。 (81) 2022/01/17(Mon) 15:29:59 |
【人】 魔女 イクリール「これはハーブかしら〜? 沢山育ってるみたいだし少しぐらい貰ってもいいわよね」 ほんのすこし、ハーブを拝借します。 成長が早いこの種類なら、少し葉をもらっても問題ないでしょう。 ここまでたまたま誰ともすれ違っていなかったことから、誰かのお庭だという意識はすっかり薄れてしまっているようです。 (82) 2022/01/17(Mon) 16:24:09 |
【人】 欠けた星 スピカ>>77 湖畔の二人、Mis. 自分の元に現れた女と幾ばくかの会話をした後のこと。 夜色に染まり切った空を夕焼け色の瞳で見上げて、星とは違う輝きを捉える。 「あれってあの子達が飛んだ軌跡よね。あれを追いかけたら会えるかしら。 それにしても、空を飛ぶなんて……本当に魔法使いのよう……」 後半はもはや状況と関係ない感想になってしまっているが、子供たちのことは依然として心配し続けている。 昼の空を乗せたような瞳を持つ女を一瞥してから、誰かから何も干渉されなければ空に残された軌跡を追いかけて湖畔まで歩きだすことだろう。女は魔法とは縁のない人間だったから、二本の足で歩くしかないのだ。 (84) 2022/01/17(Mon) 16:30:46 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@17 ブラキウム アルレシャは見た目通りに幼く、目先のことしか考えません。ですから、ブラキウムは言葉を詰まらせたことなど気付きもしませんでした。 パンを飲み込むと僅かにアルレシャは目を細めます。 それは大人が見れば、少女らしからぬ微笑みに思えたでしょう。 「うんっ! ママやさしいからねー、ブラキのこともぜったい『いいよ』っていってくれるもん」 アルレシャの住む場所では、魔法が当たり前です。 非日常が日常になったその時、ブラキウムが何を思うか……アルレシャにはわかりませんし、想像さえしません。 「でぐちもさがさなきゃ! それでねっ、 みんなで、おうちにかえろう! 」 (85) 2022/01/17(Mon) 16:33:52 |
アルレシャは、ブラキウムに小指を差し出しました。 (a13) 2022/01/17(Mon) 16:34:51 |
ブラキウムは、アルレシャと指切りをしました。 (t4) 2022/01/17(Mon) 17:53:44 |
【見】 こどもの ブラキウム───例えいつか、 日常の大切さに気付いたとしても 取り返しが付かないかもしれない。 そんな疑念なんて、 記憶の彼方にぽいと捨ててしまった。 (@19) 2022/01/17(Mon) 17:54:56 |
ブラキウムは、こどもなので、周りの様子に気付かない。 (t5) 2022/01/17(Mon) 17:55:39 |
【人】 なんでも屋 アマノ>>80 アルレシャ 「はいはい、ありがとなー」 好きなように頭を撫でさせ。 空からという言葉に不思議そうにあなたの顔を見上げる。 「ぁあん? ちびは空を飛べるのか? 魔法でも使うのかね」 だとすればすごい才能と言わざるを得ないだろう。 こんな幼児がほいほい空を飛んでいるというのは危険極まりない。 母親の苦労はすごいだろうなぁ……とぼんやりと考えた。 「子供が入れない場所なぁ…… あいわかった。空からは見えないような所を探しておいてやるからな」 万が一他にも人がここに迷い込んでいたなら、ここに普通に姿を表すはずだ。 そんなおかしなところに居るとしたら、それはきっと……事件性をはらんでいるだろうなぁと、そう思わざるを得なかった。 (90) 2022/01/17(Mon) 19:31:17 |
【人】 魔女 イクリール>>91 ミズガネ 「まぁ!貴方以外にも人がいるの? だぁれもいないから、困ってたのよ」 手を合わせて嬉しそうに微笑みました。 舘を独り探検していたため、広間の事は何も知らないようです。 「兵器?そうなの……楽器じゃないのね」 興味深げに彼の手元の楽器を覗き込みます。 兵器と聞いても、魔女には楽器にしか見えないのですが、想像以上に危ないものだというのは理解できました。 「でも壁を壊したら、さすがに怒られるんじゃないかしら〜? 舘の主様におねがいしてだしてもらいましょ? 私はイクリール。貴方のお名前は?」 子供をあやすかのように優しく止めて、彼の顔を覗き込みます。 (92) 2022/01/17(Mon) 20:05:02 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>92 イクリール 「そ の 肝 心 の 城 の 主 に と め ら れ て ん だ よ」 覗き込まれた事か、子供をあやすかのような態度にか。両方だ。とにかく腹は立ったが、ここでいきなり殴る程暴力性はない。 まくしたてるようにそう言ってから、貴方の額を手のひらでぐいーっと押して顔を離すだろう。 「……疲れた。…………ミズガネ。 人に会いたいなら広間に行け広間に。そこの回廊を右に曲がって食品庫が見えてから二つ目の角を曲がって、その次の──」 「もしかしてすぐ迷子になるとか言わないだろうな……?」 楽器まで呆れたように輝きをなくしたように見えた。勿論目の錯覚だ。 貴方に魔力が見えるのなら、この楽器自体には大した魔力が込められているようには見えないだろう。 (93) 2022/01/17(Mon) 20:22:05 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@18 >>@19 ブラキウム 「なんだってできるよ! おかしのいえだってつくれるし、ガラスのくつだってつくれるの!」 アルレシャにとっては遊ぶ約束を交わした程度のことです。幼い笑顔は今日よりも楽しい明日への期待でいっぱいでした。 「ふふっ、でぐちみつけたらみーんなうれしいし、アルたちもうれしい! みんなほめてくれるかも!」 広間で見かけた大人たちは、皆一様に帰路を探していました。ですから、出口を探し出せばきっと喜んでくれるはずです。 (94) 2022/01/17(Mon) 20:22:22 |
アルレシャは、ブラキウムと指切りをしました。 (a14) 2022/01/17(Mon) 20:25:34 |
【人】 こどもの アルレシャ>>90 アマノ 「……? あ、そっか。 おおきいと、とべないんだっけ」 口振りからして魔法、もしくは魔法に類似する力を持つのが一般的な場所から来たようです。 そして外の世界を知らないのでしょう。少なくともアルレシャにとっては、当たり前のことでした。 「えへへ〜、ありがとアマノ! あっ、もしこわいところとか、あったらおしえてね? いかないようにするから!」 タダより怖い物は無いと言いますが、アルレシャはそんなこと知りません。 幼い子供ですから、怖いもの知らずなのです。 そうして親子のような歳の差の二人は、暫く言葉を交わしていたのでしょう。 (96) 2022/01/17(Mon) 20:52:24 |
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