大守 威優は、メモを貼った。 (a1) 2023/08/13(Sun) 23:36:29 |
【人】 田臥 志麻[贈り物の数が欲しいわけじゃない。 聞きようによって物が欲しいという催促みたいな言い方を、 咎めもせず、寧ろ大差を付けて一位を取ろうとしてくれる。 そういう威優だからこそ、心を溶かされ、傍に居たいと思える。 愛情の表現はひとつではない。 威優が言葉で愛を囁くように。 志麻がキスで愛を伝えるように。 威優が送り、志麻が受け取る行為は 自身たちの愛情の確認に合っているように思える。 まるで凹凸が綺麗に嵌ったように。] 期待してるワ、ダーリン♡ [きっと、贈り物は威優のものだけで溢れるくらいになるから。 威優以外から貰う必要などないだろう。] (22) 2023/08/14(Mon) 2:23:24 |
【人】 田臥 志麻[彼が選んでいるインテリアやファッションから、 威優のセンスは高く買っているので心配はしていない。 コスプレの延長線上で話題になった卒業アルバムは、 ずっと実家に置きっぱなしのままだけれど。 威優が見たいというのなら、 彼の卒業アルバムを交換条件に飲むことにして。 それでも実家に足を運べば、朗らかな父や子煩悩な母が、 幼少の頃からのアルバムを 全て引っ張り出すことになるのだけど。] (23) 2023/08/14(Mon) 2:24:32 |
【人】 田臥 志麻[仕事と紙一重の間にある家柄同士を繋げようとする問題は、 βの一般家庭で育った志麻には縁遠い話だ。 躱していたと聞いても、仕事の関わりだとしても。 威優目的で近づいてくる女や男が居たのかと聞くと、 面白くなくなってくる。] ふぅん……、本当に? 気に入った子は一人も居なかった? [空になった威優のグラスに気づいたら、また少し注ぎ足す。 さほど強くないと聞いたから、量は半分ほどに抑えて、 差し水の入ったピッチャーを隣に添えた。 威優との出会いは偶然の産物。 あの日自身の声を彼が拾わなければ、 オレはここに居なかっただろう。 性欲に関して照れるでも訂正するでも無くすんなりと認められ。 ぱち、と瞬いた後、自身も誘われてけらりと笑いに変える。] オレも性欲が強くなったら寝かせてあげらんないよ? でも、身体動かすのはいいかもね。 [片目を伏せておどけて見せる。 運動という運動は社会人になってからは縁遠い。 ベッドの上でする運動を除いては、の話。] (24) 2023/08/14(Mon) 2:26:45 |
【人】 田臥 志麻[ガレットは食べかけで少し残っているのに、 俯いた表情は少し頬が色づき、手の動きが止まっていた。 ふる、と何かを振り払うように首を振れば、 まだ湿り気の残った髪がパサリと頬を打ち付ける。] やり方によっては破裂しないよ。 アルミホイル使ったり、 レンジでゆで卵作る専用のグッズを買ったり。 ……100円均一のショップとか行ったことないだろ? 意外と使えるアイテム置いてたりするんだぞ。 [席を立つのは先に食べ終わった威優に任せ、 ひらひらと手を振って見送る。 食べ終わるのは威優の方がいつも少し早い。 それは志麻が毎回頬張る程にご飯を食べることと、 志麻の口が少し小さいことが理由だ。 その口で頬張るのだから、リスと呼ばれても仕方ない。 今も食べかけのガレットを、口いっぱいに頬張っている。] (25) 2023/08/14(Mon) 2:29:12 |
田臥 志麻は、メモを貼った。 (a2) 2023/08/14(Mon) 2:36:11 |
【人】 大守 威優[無償の施しを信用しないと初対面で警戒していた姿は どこへやら、 今では己が彼に贈るものが増えることを 「期待してる」ときたものだ。 それは「施しに慣れた」というのではなく、 それが己の愛情表現のひとつで、 無償というよりは志麻からの愛情を願ってのものだと 理解しているからだろう。 それでいて卒業アルバムが見たいというリクエストには 交換条件で己のものも見せろというのだから 抜け目がない。 くつくつと笑って了承した。 父が死去してから、母は家族が住んでいた邸宅を手放した。 その頃にはもう子は留学で家を空けていたし、 あまり帰らない家の管理が大変だからと聞いている。 従って母が今所有している物件は「実家」という感覚がない。 アルバムが入った箱は恐らく階下の倉庫にある筈だ。] (26) 2023/08/14(Mon) 19:53:00 |
【人】 大守 威優[留学中は家は関係なく寄って来る者が多かったが 帰国した頃からどこで聞きつけたのか近づいてくる「家」が増えた。 母が大企業の社長令嬢Ωだったことから 自分にもそういうチャンスがあるだろうと思ったのかは 知らないが。] 可哀想だなと思う方が先だったし、 そもそも宛がわれそうになった相手よりも その相手を差し出そうとしてきた醜悪な「大人」の 顔しか覚えてないな。 [遊び相手として絶対に選ばないという強い意思があった。] 言ったろ、志麻が初恋だし、 誰ともつきあったことがないって。 パーティに来る前に遊び相手とは円満に話をつけたし 連絡先も残ってないよ。 [志麻の嫉妬の気配が愛しい。 交際経験がないと知って尚、「気に入った」レベルの相手の有無が 気になるとは。] (27) 2023/08/14(Mon) 19:53:24 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新