【人】 テニス部 ちあー1-Bー [教育実習生の青柳は、次々と的に当てていく。] 凄い凄い! [無邪気にはしゃぐ、ちあ。 しかし、青柳が放ったコルクが、とある的を倒すと] ああ!!わたしの、Switchが!! [ちあは、思わず大きな声を出していた。はっとして両手で口を抑える。] (だ、誰にも聞かれてないよね…?) [きょろきょろと、周囲の人間の顔を窺う。 もちろん、ちあのSwitchなどではないのだが。 当てること無理だろうと踏んで、後から自分で的に当てて手に入れる目論見だったのだ。 テニス部故に、コントロールには少し自信があった。]* (150) 2020/06/15(Mon) 13:16:18 |
【人】 闇の帝王 由乃[ 勝負とは双方打ち合って勝敗を決めるものでは無かっただろうか。教育実習生の発言に疑問を抱いたが、追求するほどのことではないなと僕はそれを受け入れることにした。 ] 分かったよ。 6発中一発でも外したらカレー奢ってね。 [ さてさて 先生は上手いのだろうか。 下手なのだろうか。 上手いのなら、わざと奢ってくれるような心の広さを持ち合わせてるのだろうか。それとも自分の技術を見せつけたがる幼さが残っているのだろうか。 下手なら下手なりにその場を盛り上げるようピエロになることができる人間なのだろうか。 単なる思いつきで持ちかけた話だが(もはや「勝負」ではなかろう)、この学校に現れた異分子がどんな人間か見極めるのにちょうど良さそうだと、彼を観察することにした。 ] (151) 2020/06/15(Mon) 13:22:46 |
【人】 闇の帝王 由乃[ 次々にはしゃぎながら当てていく彼を見て、僕は精神年齢小学生と結論付けた。 とても嬉しそうにこっちを振り返ってきた>>149先生を見て、仕方ないなと思い僕はスイッチをオンにし、満面の作り笑顔を浮かべて先生に対応した。 ] すごい上手ですね。 とても先生とは思えないや。 [ パチパチと拍手して褒めちぎる。 横でちあが悔しそうにしている。大方あのSwitchが欲しかったのだろうが、そもそもなんで高校の文化祭の景品にあんな高価なものがおいてあるのだろうか。 ホームルームを一切聞いていなかったせいで、誰が出資したのかわからない高価景品が置かれている謎と、それを仮にも先生と呼ばれる人が高校生から奪っていくことに対して疑問を感じながらも、やはりそうそう首を突っ込むことでもないと思い、疑問は胸に留め悔しそうなちあに一言かけ、その場を後にする。 ] ちあ ゲームがしたいなら、僕の家に来たらいいよ [ カレーをかけた最後の射的がまだだったが、一番の目的は果たしたため、振り返ることはなかった。 ] (152) 2020/06/15(Mon) 13:33:28 |
闇の帝王 由乃は、メモを貼った。 (a42) 2020/06/15(Mon) 13:46:42 |
【人】 闇の帝王 由乃[ 文化祭のカレーはどんなカレーだったんだろう。 颯爽と立ち去っておきながら未練たらたらでカレーのことを考える。 欧風カレー インドカレー スープカレー ドライカレー 外はしとしとと雨が降っていてそんなに暑くはないから、お上品にドライカレーでも食べたい気分だ。 文化祭で提供されるカレーがドライカレーじゃなかったら授業をサボって外の店にカレーを食べに行こう。 人のことを子供だなどと批判しながら、実のところ人一倍子供っぽいところのある僕は、今更気恥ずかしくてやっぱり先生とカレーを食べに行きたいなどと言えない小さい自分を自覚しながら、学校側のドライカレー屋さんを思い出した。 ] (153) 2020/06/15(Mon) 13:55:33 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−1-B− ちょい待ち。 [ 流石に、目の前の青年を止める。 店番で戻ってきてるはずなのに 仕事を全うしない。 ゲームに誘ってきたのに最後までやらない。 クソガキって罵られる寸前の15,6相手に なに思ってるんだって言われるだろう。 寧ろ、だからこそその腕を掴んだ ] 君、俺が大人気ないとか思ったでしょ。 勝負の世界を知らないんだ? 俺が外して君にカレーを奢るっていう 接待ゲームでもしてほしかった? 俺がまだあと1発残してるのに どこかに行こうとして。 自分も撃てばいいのに、 撃たずに逃げて。 俺言ったよね? 6発目外したらカレー奢るって。 勝負は途中で放棄したほうが負け。 最後まで勝負全うしてくれる? (154) 2020/06/15(Mon) 14:18:12 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 お前がやってること、 はっきり言って ダサいよ。 [ あ、やばい。 気づいた時には、1-Bが静まり返っていた。 これは、評価下がるな。 それでも、スキートやバスケで培ったものは 簡単には抜けない。 勝負を持ちかけたなら、最後までやれ。 子供相手だろうと、本気で勝ちに行け。 将棋や囲碁の世界も一緒。 全てにおいて、相手が弱いチームだろうが、 格下だろうが、関係ない。 それが、相手に対する礼儀だから ] それでも、最後までやらないっていうなら 俺の勝ちってことで、 どこがカレーの模擬店やってるのか 教えてもらおうか。* (155) 2020/06/15(Mon) 14:19:29 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a43) 2020/06/15(Mon) 14:24:49 |
【人】 闇の帝王 由乃[ なんか怒ってるな。この人。 でもそもそも勝負を勝負じゃなくしたのはそっちが最初なのに一体何言ってるんだろうか。 でも仕方がない。 イラッとしたけど、それを出したら負けだ。 ] ごめんね〜 また時間ある時に相手してあげますね〜 [ いつもの笑顔を浮かべて先生が急につかんできた手をぎゅっと握り返し、強引に握手をした。 これ以上こいつと関わる必要もないな、僕はさっきの自分の考えが全く正しかったことを悟り、クラス中ドン引きされてる先生を無視して教室を後にした。 ] (156) 2020/06/15(Mon) 14:29:07 |
【人】 闇の帝王 由乃[ あんなに子供っぽくてこれから教師としてやっていけるのだろうか。 僕は変なことが心配になったけれど所詮他人事。 そんな心配はすぐに別れた。 ] (157) 2020/06/15(Mon) 14:32:07 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a44) 2020/06/15(Mon) 14:36:39 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 矢川がどう感じたかはわからないけど、 こいつとの音楽はまじでやばかった。 置いて行かれないように、 足を引っ張らないように、と 必死で夢中で弾いているうちに左手が痺れて、 これ以上はもう無理だよと懇願する手の 声が聞こえてきたような気がしたけど 無視して続行してやった。 本当に動かせなくなる前に、綺麗に 終われたのは幸いだったと思う。 最後の音で俺はピアノに突っ伏した。 ] (158) 2020/06/15(Mon) 14:40:57 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗あぁぁもうやべぇ手が死ぬ… …もう死んでるけど。 つか矢川もやべぇ… あ、タバコ吸っていい? [ 突っ伏した俺と、矢川にも、商売道具(?)の おしぼりを持ってきてくれたのは メイド服の委員長だったので、不覚にも 可愛いじゃんとか思ってしまったのを 隠すようにそう聞いたら、 ダメに決まってんでしょと叱られた。 冷たいメイドだ。 でもその表情はなんか優しかった気がする。 あくまで当社比。 ] (159) 2020/06/15(Mon) 14:42:41 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ おしぼりで汗と手を拭う。ビショビショだ。 鍵盤も拭いてやらないとな、と思った。 ] …お疲れ、矢川。ありがとな。 [ 俺よりずいぶん高いとこにある矢川の目を 見上げてそう言った。 もっと色々話したいことがあるはずなのに、 感情が昂って、口をついて出てくるのは 無難な感謝の言葉だけで、情けないなと思った。 ] (160) 2020/06/15(Mon) 14:43:47 |
【人】 転校生 矢川 誠壱 ──教室── [ エレアコベースを勧めてくれたのは 父だった。エレキはどうしたって、 バンドで弾くことの方が多い。 家でアンプを繋いで音を鳴らす というわけにもいかない。 小さな音でひとり、演奏するのは やはり少し寂しいものがあった。 そんなときだ。父が、持って帰ってきたのは。 一台の黒いケースを渡された。 はじめはギターを渡されたのかと思った。 だが、弦の本数は見慣れたそれで。 うれしかった。 なつかしいな、とケースを開きながら思う。 そっと撫でてから、取り出したそれを 雨宮くんに見せれば、小さく聞き返される。>>128 こくり、頷いてから説明をした。] …あんまり、見ないよな。 バンドのメンバーにもそう言われてさ 前に持ってきてたんだ。よかった。 [ 助かったという彼には「俺も」と 返しておいたから、きっとその WよかったWの意味も悟ってくれただろう。] (161) 2020/06/15(Mon) 14:46:14 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗あ、そーだ。 2年の次期大統領に、タピオカドリンクの チケット貰ったんだよ。 [ ポケットから、ちょっとくしゃくしゃになった チケットを取り出して、ほい、と矢川に差し出す。] 暇だったら行ってやって。 [ 一緒に行くか、って誘おうと思ったんだけどよ、 デカイ男二人でタピオカもねぇだろと笑えば 矢川はなんて返しただろう。 矢川が行くと言えば俺もついていくだろうし、 何か用事があるなら、おー、じゃまたあとでなと 手をあげて。 ] (162) 2020/06/15(Mon) 14:46:28 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ 気を悪くなどしない。 己も父に渡されるまでは その存在すら知らなかったのだ。 近くにある椅子をもってきて、座る。 詰襟は邪魔だったから背もたれに掛けた。 チューニングをしようとペグを緩め、 4弦を親指ではじく。低めのEが響いた。 弦が鳴る、きゅる、という音が好きだ。 最後のGを合わせていれば、 ふと、隣の彼が口を開いたから、 自然と緩んでいた口元を引き締めて そっと目線をそちらへ向けた。 左手がうまく動かないという彼の それにそっと視線をうつして。 柔く微笑みかける。] わかった、大丈夫。 和音掴むくらいは平気? なら、コード押さえてほしい。 [ そう言って、一度ベースを持ち上げて、 かるく足をひらく。] (163) 2020/06/15(Mon) 14:46:43 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ さて、何を弾くか。そう構えたとき。 彼の口からジャズ、と飛び出したから、 ああ、なら…スタンダードなのを、と おもって行動に移すよりもはやく。 音が響く。柔らかく、奏でられるのは、 本来ならばベースが弾くはずのライン。 …知ってる曲だから、いいけど。 ぱちり、ぱちりと目を瞬かせてから、 かるく息を吐いて、彼の方を見つつ。 なぞるラインを後ろからカノンのように ついて奏でてみる。 困ったように笑って。 じゃあ、もうここからは ピアノにまかせるべきでしょ、と 低音に移行すれば上手くタイミングは はまっただろうか。 きらきらとやはり降り注ぐような音。 ピアノの高音のきらめきで締め括られた その曲が終われば、ふう、と息を吐いた。] (164) 2020/06/15(Mon) 14:47:04 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ だが、彼が休むこともなく続けたのは ポォーンと響いたEの音。そして 不思議な感覚のする音の階段を続ければ、 Intuitionをなぞっているのか、 すでに次の曲に移ったようだった。] ( せっかちなんだか ゆったりなんだか ) [ だが、選ぶ曲のセンスがいい。 しっとりと歌うように、跳ねるように。 まるで月に向かって舞っている兎のようだ。 彼の、ピアノは。 ただ、原曲の歌詞は、違う。] (165) 2020/06/15(Mon) 14:47:28 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ そう歌っている。 なら、ベースはその歌を口ずさみ、 舞うW誰かWを見守る大樹のように、 静かに、ずっしりと、優しく奏でよう。 そうして、曲を最後まで弾ききれば、 まばらな拍手を受けるだろうか。 ぺこりと頭を下げて、ちら、と 雨宮くんの方を見て。 目を細め、ふ、と笑った。] (168) 2020/06/15(Mon) 14:48:13 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ そうして続けてこんどはこちらから。 奏でるのは、そうだな、兎…うん、 Gからはじまるメロディラインを ワンフレーズ、ひいて、其方を見る。 彼が続きのフレーズを弾いてくれるなら、 それに重ねるようにまたベースを弾こう。 これは不思議な物語の始まりの曲。 兎を追いかけて奇妙な世界に迷い込んだ ひとりの女の子のお話。 きっと、知っている人も多いはずだ。 ああ、ワクワクする。 やはり人と奏でる音楽は楽しい。 思わず、口元がまた緩んだから、 ゆらり体を揺らしてリズムをとって。 流れるような三拍子に身を委ねた。]* (169) 2020/06/15(Mon) 14:48:47 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−1-B− [ 結局、逃げられた。 熱くなったわけじゃぁない。 勝負の内容をしっかり決めてなかった お互いの落ち度だから。 はぁ、とため息をついて最後のコルクを 眺めていると、教室内にいた生徒が 声をかけてきた ] 「最後の1発、撃たないの?」 どうしよっか。…あ、いいこと考えた。 「慶先生、やめるの?」 勿体無いからそれはやんない。 この1発、当たるか外れるか、予想しな。 で、俺が当てたらみんなにカレー奢るし、 外しても、外れるって予想立てた人数が 当たるって予想立てた人数より多ければ 先生が全員分奢る。 悪いことはないだろ? シンキングタイムは5秒。 こっちにきたら俺が当てる。 こっちにきたら俺が外れる。 5秒の間に動けよー? シンキングタイム、スタート! (170) 2020/06/15(Mon) 15:02:12 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ 瞬間、その場にいた誰かが、 全員外れるにおいで! と、声を上げた。 誰だこんちくしょうめ。 3年でもいたか?ん??? 言ってることの意味がわかれば、 やってはいけないことが1つになる。 当たる、と予想する人間が 多くなってはいけない。 どっちの結果だろうとカレーが奢られる。 勿論希望者には、違うものでも奢ろうか ] はい移動やめー。 わー、みんな俺に外れろって思ってんの? こーわー。 さて、どの的当てたらいい? [ 教室を見回すと、全員が外れるのほうにいた。 くそう、賢い人間がいて先生は嬉しいよ。 冗談めかして、彼を見ている生徒たちに 話しかけたのも束の間、 体を元の方に向けて、真剣な表情をする。 店番の女の子に、指定してもらおうか。 適当に当てたって面白みがない。 彼女が言った的に、当てて見せよう ]* (171) 2020/06/15(Mon) 15:02:48 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a45) 2020/06/15(Mon) 15:03:56 |
転校生 矢川 誠壱は、メモを貼った。 (a46) 2020/06/15(Mon) 15:12:23 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−3年フロア− [ 1-Bにいた生徒や先生たちにカレーなり なんなりと奢った後、3年のフロアに 立ち寄って、その賑やかさを 肌で感じていた。 彼は、A組だった。 3年間、変わらず。 青柳という名字のおかげで、 いつも1番手前。 全校集会で、偶に寝たら呼ばれてたっけ。 もう1人、3年間同じクラスだった人がいた。 市川という名字のため、女子と男子が並んで座る時は 大抵横並びになっていた人。 そして、初めて声をかけた 女子 だった ]懐かしいわ… [ あの時も、こんな風に賑やかだった。 彼女と一緒に楽しんだあのときの文化祭。 彼女は、体が激しく動かせない分 手先がとても器用だった。 クラスのメンバー全員に、 少しずつデザインの違う衣装を作ったり、 女子の髪の毛を弄ったり、 とても、頼りにされていた ] (172) 2020/06/15(Mon) 15:28:11 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ 道中、すれ違う生徒たちの笑顔を見ると、 また過去のことを思い出してしまいそうで、 頭を軽く横に振って、意識を変える。 文化祭の日に感傷に浸っても、 楽しさが半減するだけ。 どうせなら、終わった後のほうがいい。 そんな他愛ないことを、考えながら 彼は呟く ] なんか、楽しんでるのがよく伝わる。 2年くらいしか経ってないし、 内容はそんなに変わんないわな。 [ とりあえず、自分のいたクラスから とでも言わんばかりに、 3-Aへ、足を伸ばした。 残念ながら彼が行く頃には、 ピアノとベースのセッションが 終わりを見せていたようで、 人々の拍手が聞こえていた ]* (173) 2020/06/15(Mon) 15:31:47 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a47) 2020/06/15(Mon) 15:40:02 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ ベースって楽器は、地味な楽器だ と言われることがよくあるらしい。 わからないわけではない。 そしてそんなイメージだからこそ、 ランニングベースのようなメロディラインは 言わばベーシストの腕の見せ所の筈で。 そんな箇所でさらっとサポートに周れる、 こいつは絶対にいい奴だ、と弾きながら確信した。 おまけにこの音が心地良く。 俺の至らない音域を綺麗にフォローしてくれて いるのがよくわかる。 これはやばい。 やばい。 背中がゾクゾクする。 ]* (175) 2020/06/15(Mon) 16:38:10 |
【人】 帰宅部 雨宮 健斗[ 続け様に二曲目に突っ込む。 休憩を挟めば、この音が何処かに行って しまうような、そんな可笑しな事を思った。 ] 愛の歌は、悲しい歌。 愛の歌は、苦しい歌。 それでもまた、明日になれば 愛せるかもしれない。 [ 弾きながらそんな歌詞を思い出す。 俺にもまたピアノを愛せる日がくるのかと 頭を過れば、心が酷く騒ついた。 ] (176) 2020/06/15(Mon) 16:39:51 |
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