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【墓】 朝日元親一昨日はサボり、昨日は保健室。 今度こそ部活に穴を開けるわけにはいかない。 今朝も早くに登校していた僕は、定刻通りの朝の放送の音を聞く。 「…………?」 放送に、声はない。 本を読んでいた顔を、上げた。 (+2) 2021/11/02(Tue) 21:18:38 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖いつも通りの朝の放送。 いつも通りが、少しだけ違う。 稲生学園は、今日も。 「……大丈夫、大丈夫。何も心配する事などありません。 ええ、きっと、ね。」 (0) 2021/11/02(Tue) 21:24:21 |
【人】 保健委員 白入 熊「………なんか今日は静かだねぇ。 放送ないと寂しいなあ」 いつも聞こえる声が聞こえないとしょんもり。 毛並みがふわふわからふわ……くらいになっている。 (2) 2021/11/02(Tue) 21:30:58 |
朝日元親は、席を立った。 (c0) 2021/11/02(Tue) 21:34:57 |
市川 夢助は、不貞腐れたように、机に臥している。 (a0) 2021/11/02(Tue) 21:36:55 |
【人】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海[ぴんぽんぱんぽーん … ぴんぽんぽんぱんぽーん。] 「…あっれぇ。」 いつも通りの時間に教室入りした男。誤差、多分1分もない。先ほどまで適当にあるきべしゃりくり回りへらへら暢気していた身分。しかし、そんな男でも違和感は覚えた。 「 今日は気合い入れのアレ、丸々ねぇな。 」まぁ、そんな日も…あるの。か?少々周りを眼だけで見渡した。 見る限り、気にする奴もいるし、気にしない奴もいる。 ただ、気にする方が多い様な気はする。気にする方向の違いはあるかもしれないが。 まぁしかし。いずれ、先生だのが入ってきて朝のHRが始まる。何か重大なことが有ったら其処で伝えられる筈。 そんなことを考えつつ。机に顎を、だらーっと机から手を投げだして。黒板をじーっと眺めていた。 (4) 2021/11/02(Tue) 21:51:02 |
鏡沼 創は、放送が無い事を不審に思った。 (a1) 2021/11/02(Tue) 21:58:28 |
【人】 俺 シオン・グレイヴズ朝。 「う〜ん一瞬で付いてしまった」 御旗の漕ぐ自転車の後ろに腰掛けて登校してきた。 寮からにしてもシオンの泊まってるアパートから来るにしてもメチャクチャに近いのだった。 (5) 2021/11/02(Tue) 22:42:51 |
市川 夢助は、ふと席を立って、屋上へ向かった。 (a2) 2021/11/02(Tue) 22:47:53 |
笹原絵莉は、お布団から出たくない (a3) 2021/11/02(Tue) 22:50:01 |
【人】 紫の苧環は咲く 御旗栄悠「チャリで女の子乗せて2ケツって憧れたことあるけどさ。 シオン・グレイヴズがその女の子って点考えると、 なんか……怒られるリスクに見合わないと言うか……」 無礼なことを言っている。 自転車より自分が走った方が早いし、 漕いだのも何だか久しぶりだ。転ばなくてよかった。 (6) 2021/11/02(Tue) 22:55:47 |
市川 夢助は、屋上のフェンスを乗り越えている。 (a4) 2021/11/02(Tue) 23:44:24 |
【人】 俺 シオン・グレイヴズ「俺に捕まる前にかわいい女の子と仲良くなって2ケツできなかったお前が全面的に悪い」 嫌がらせに、御旗にべったり体をくっつけてお腹の辺りに腕をまわして、絞めた。 (7) 2021/11/03(Wed) 0:28:12 |
シオン・グレイヴズは、まだ屋上は見えてない。人の背中と後頭部しか見えない。 (a5) 2021/11/03(Wed) 0:29:38 |
【人】 紫の苧環は咲く 御旗栄悠「ばっ……とっとと降りろ馬鹿。 あんたといるとよりかわいい女の子が逃げるだろうが、 それに、なんで青春成分の足りなさを、 態々論われなきゃいけないんだ。泣くぞそろそろ」 こんなものアオハル仕草だとは断じて認めない。 (8) 2021/11/03(Wed) 0:36:10 |
鏡沼 創は、微かな繋がりを辿る事に集中している。 (a6) 2021/11/03(Wed) 0:36:14 |
御旗栄悠は、屋上に視線を向けた。もしかすると、ひょっとして? (a7) 2021/11/03(Wed) 0:36:29 |
【墓】 神谷 恵太>>1 >>3 鏡沼 柏倉(昨日) 「いえ………… 夜は、さすがに…… 中に…………入ります………… 人いないし……」 新たな来訪者に震えながらも頭を下げた。 震えているのはこのあとやっぱりボコられたり薄い本的展開になったりするのでは? と思っているためだ。 神谷は基本的に他人を信用していない。 ……『見間違え』は、この状況でも起こらなくはない。 が、今は『会いたい』度合いに比例して発生率が上がっているようで…… それがなければ見間違えることも、転送されることもないだろう。 「…………あの。ところで……、…………これ…………」 異能抑制剤。 本来ならそれは文字通り、異能を抑制するもの。 だが自分の体にはそれとは別の薬が効いている。 ……果たして、抑制剤はまともに効くのだろうか? →88%効いた。 ▼ (+3) 2021/11/03(Wed) 0:51:35 |
朝日元親は、静かに、放送室の扉を開けた。 (c1) 2021/11/03(Wed) 0:52:01 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+3 >>+4 >>13 神谷 鏡沼 昨日の事 「……うーん、なるほど…」 例の薬と、異能抑制剤。 決して反発し合ったり、という事は無いようだけど。 少しだけ作用に変化は起きてしまうのかもしれない。 それか自分の使っているものは彼の体質に合っていなかったか。 そんな事を、気怠げな様子を見ながら考えて。 何れにせよ、これで一先ず騒ぎは終息する。 であれば良しとしておこう。 「えぇ?鏡沼君、そこで俺に投げます? …まあ、今は先ず休むべきかと思いますよ。 大事を取って、決して無理をせず安静にしておく事。 この場はそれで良しとしておきましょう。」 自己管理もまた、我々の義務の一つですからね。 そんなふうに言葉を続けて苦笑い。 こんな形で義務を果たす事には、ならない方が良いのだけど。 (15) 2021/11/03(Wed) 1:19:16 |
柏倉陸玖は、それはそれとして、軽率に『なんでも』とは言わない方が良いと思う。同感です。 (a8) 2021/11/03(Wed) 1:19:53 |
鏡沼 創は、まだ“居る”と判断して、放送室へと向かった。 (a9) 2021/11/03(Wed) 1:21:28 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>11 放送室 しんと静まり返ったその場に、人が集まっていく。 楢崎大地が訪れた頃には、 鏡沼創、朝日元親の両名の姿があった。 そう、その二名しかいない。 ブースの奥、女物らしい鞄。 脇には空の小瓶とペットボトル。 それだけだった。 (+7) 2021/11/03(Wed) 1:49:58 |
鏡沼 創は、珍しく微笑みを浮かべてない様に見える。集中した様子で、言葉も発さない。 (a10) 2021/11/03(Wed) 1:57:03 |
【墓】 朝日元親>>放送室 「……」 嫌な予感は的中したのかもしれない。 前髪の下で僕は目を伏せて、匂いを辿ると空の小瓶とペットボトルに近付いた。 「 …………そう 」それが何か、僕はよく知っている。 だから、まず小さくそう漏らした。 「僕が来た時には、彼しかいなかったよ」 後から来た楢崎に状況を伝えた。 ブースの中に、鏡沼の姿があるだろう。 (+8) 2021/11/03(Wed) 2:07:21 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>18 楢崎 「……多分、難しいんじゃねぇですかね」 漸く、鏡沼は口を開いた。 「事は、そう単純じゃねぇです。 今はまだ此処に“居る”って言えるんじゃねぇか…と、 僕は判断しましたが」 ギリギリですが追えてるみてぇなんで、と。 (19) 2021/11/03(Wed) 2:08:44 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>放送室 その言葉の通りに、ペットボトルは揺れることもなければ、 持ち上がることもない。 中の水面が凪いでいるだけだ。 (+9) 2021/11/03(Wed) 2:12:41 |
【人】 楢崎大地>>放送室 「放送のチャイムが鳴らせたんなら、物理干渉は可能だと思ったんだけどな。で、鞄が置いてあるってことは急に飛び出したか、それともまだいるかってことで、鏡沼が来るより先に出るのは難しいだろうと後者に賭けて。 …………聞こえない、見えない。そういったことなら、物を使ってのコミュニケーションならいけるかと思ったけど」 ため息を一つ 「俺の見込みは甘かったか」 沈黙を保つペットボトルを見下ろす (20) 2021/11/03(Wed) 2:17:22 |
【墓】 朝日元親>>放送室 「ここにいる、っていう判断に理由はある? もしあるんなら、もう少し気を引き締めて探す。 ここにいないんなら、ここをどんなに探しても無意味だよ」 僕は鏡沼に尋ねた。 (+10) 2021/11/03(Wed) 2:20:49 |
普川 尚久は、朝の放送が鳴り響く直前に来ていた連絡に気付いた。 (a11) 2021/11/03(Wed) 2:22:22 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>放送室 鏡沼も、全てを知っている訳ではない。 どう説明したものかと考えつつ、言葉を紡ぐ。 「例えば、今僕が此処に居るか居ねぇかって聞かれたら 二人は“居る”と答えると思うんですがね。 実際は“居ない”が正解でやがるんですよ。 あんま居ねぇって思われちまうと、マジで居ない事に なっちまうんで、深く考えねぇで欲しいんですが」 「……で、守屋先輩はまだ此処に居やがります。 正直、ギリギリでやがりますが。 理由は、『朝日に僕が居ると思わせられたから』が 実感としてわかりやすいでしょうか。 恐らく守屋先輩は、 誰にも認識できない世界 とやらに足突っ込んじまってるんでしょうね」 (21) 2021/11/03(Wed) 2:25:55 |
【人】 風紀委員 普川 尚久「──あーあ……」 直後に鳴り響いた『チャイムだけ』の放送を耳にして。 「──。本当に、馬鹿なやつ」 何が起こったかなんて、少し考える事すらせずともわかる。 だから呟きの後に盛大な溜め息をついた。 風紀の後輩が何ごとかあったかと尋ねるので、 スマホの画面を切ってから鞄に投げ込んで席を立った。 (22) 2021/11/03(Wed) 2:27:31 |
【人】 楢崎大地>>放送室 「認識…… あー、そういうことか。チャイムが聞こえたのは、急だから。チャイムを認識してない時に鳴らされたから聞こえた。声が聞こえなかったのは、チャイムがあれば声が聞こえると認識していたから。 ペットボトルが動かなかったのは、ペットボトルを通じてコミュニケーションしようとペットボトルの存在を意識してたから。 たぶん、そんな感じか?」 (23) 2021/11/03(Wed) 2:32:58 |
【墓】 朝日元親>>放送室 「僕は精神系の異能のことは詳しくないけど。 つまり、先輩があんたを認識してるから、僕にはあんたが見えた。 そうでなければ本当はあんたはここにいない。 ここにあんたがいることが、先輩がいる証拠……ってことかな」 「……それなら、納得はできる。 前は先輩のこと、匂いで見つけることが出来たけど。 今は、どうだろうね。やってみるけど」 (+11) 2021/11/03(Wed) 2:44:48 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>放送室 「或いは、チャイム鳴らした時はまだ此処までじゃなかった 可能性もありやがりますがね。 多少、波はある感じなんで」 「ええ、理解が早くて助かりますよ。 完全正答ってヤツでやがります。 そうですね。試せる事は、全部試してみちまいましょう」 「今、僕の異能ではギリ追えちゃいますが これをどうやって引き戻しゃいいかってのは 正直、見当ついてねぇんで。 …………僕まであっち側に行っちまう可能性は、ゼロじゃ ねぇんですがね」 (24) 2021/11/03(Wed) 2:51:18 |
【人】 楢崎大地>>放送室 「…………座禅組んで瞑想でもして心を無にする? いや、これはうん、最終手段で。この状態で心を無にできる気がしないし。 それか、あー……異能制御のアクセを身に付けてもらうとか? いや、置いといて取ってもらおうにも、アクセを意識して先輩が身に付けられない可能性あるか? 試すだけ試すけど」 自分の使っている異能制御のアクセサリーを外して適当なところに置く 意識が逸れるかは、会話とか次第だろうか (25) 2021/11/03(Wed) 3:03:54 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜────ぴちゃり。 水音がする。 机の上のペットボトルからではない。壁際の床。 見ればそこには滲んだ土色。 酸い臭いのする、水溜り。 なんだと見れば。 ────ごん。 鈍い音。 そこから紅が染まっていく。広がっていく。 (+12) 2021/11/03(Wed) 3:23:02 |
守屋陽菜は、まだ見えない。 (c2) 2021/11/03(Wed) 3:29:12 |
【人】 鏡沼 創「ッ、何やって────」 足を速め、慌てて 放送室の扉を開けて中へと入る。 恐らく二人には、今まで“居た”筈の鏡沼が消えて 別の鏡沼が外から入って来た様に見えるだろう。 「聞こえてんなら、馬鹿げた真似はやめやがってください! アンタがそこに“居る”のは、んな事しねぇでも 知ってますから!!」 (26) 2021/11/03(Wed) 3:31:34 |
【墓】 朝日元親聞こえた水音に振り返った僕は、つんと酸っぱい匂いに一瞬顔を顰めた。 顰めたところで前髪の向こうだ。 大してわかりはしないだろう。 慌てた様子で駆け付けたもう1人の鏡沼。 さきほどまで居た彼が消えている以上、こちらはこちらで何かがあったということだろうが。 「何か、した?先輩が? ───あのバカ! 」僕は盛大に舌打ちをした。 見つけられるかわからないなんて悠長なことを言っている場合ではないらしい。 何がなんでも、見つけなければならない。 (+13) 2021/11/03(Wed) 3:40:09 |
【墓】 朝日元親そう思った僕の視線の先に、 空の小瓶とペットボトルが映った。 あの薬を飲んだ時、僕がどうしたか。 そして先輩も同じようにしたとしたら。 そう思った時にはもうペットボトルを手に取っていた。 この中が、 ただの水 でもそれはそれで構わない。そうでなかった時、 少し確率が上がる 程度の博打でしかないのだ。これは。 (+14) 2021/11/03(Wed) 3:43:08 |
朝日元親は、ペットボトルの栓を開け、残った水を飲み干した。 (c3) 2021/11/03(Wed) 3:43:42 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜ペットボトルの中身はただの水のように見えた。 透明な液体。ラベル。緑のキャップ。 市販の水のようにしか見えない。 だが、口にしたあなたならわかるだろう。 この味には、感覚には覚えがあると。 傍らに置かれたままになっている小瓶も、 同じ人物から受け取ったものであるのだから。 (+15) 2021/11/03(Wed) 4:04:03 |
【人】 鏡沼 創ペットボトルの中身を飲み干した朝日へと、視線を向ける。 まさか。 ────まさか。 「…………僕のせいですかね。 覚悟、させちまったって事でしょう?」 そうだ、あの時。 自分は『あなたにとって都合のいい存在』で在ろうとした。 だから、知って欲しいというあなたに頷いたのだ。 本当は 誰にも認識できない世界なんて既に知っていた のに。それが、あなたの見ている世界と同一かはわからないが。 ──知る前に、こうなってしまったから。 「いいですよ。とことんまで付き合ってやりましょう。 ……そうじゃねぇと、フェアじゃねぇですもんね」 (27) 2021/11/03(Wed) 4:08:45 |
鏡沼 創は、髪紐を外した。 (a12) 2021/11/03(Wed) 4:09:07 |
【人】 鏡沼 創そうして、“鏡沼創”を知る全員の認識を書き換えた。 『“鏡沼創”は認識できない存在である』 と。唯一人、此処にまだ“居る”筈のあなたを除いて。 あなたにだけは、何が何でも“鏡沼創”を認識させてやる、と。 全ての力を、其方へと向けて。 「────早く出て来てくださいね。 探すのは得意じゃねぇんですから」 僕、今日約束があるんですよ。 破る事になったら、アンタのせいですからね。守屋先輩。 (28) 2021/11/03(Wed) 4:14:18 |
鏡沼 創は、守屋陽菜にしか認識出来ない存在になった。 (a13) 2021/11/03(Wed) 4:15:49 |
【墓】 朝日元親────正解だ。 あながち僕の勘も、馬鹿にはできないらしい。 勘と言うには推理に近かったけど、無事正解を引き当てた。 口の中に残る、ただの水とは違う味。 ぐらりと足元が揺れるような眩暈。 吐きそうだ。でも、意識を手放してなんかやらない。 今回は、この副作用の覚悟も決めて飲んだんだ。 でもこれ、また部活に顔出せそうにないかもな。 でも今回は、謝ってなんかやらないよ。守屋先輩。 (+16) 2021/11/03(Wed) 4:18:47 |
【墓】 朝日元親そこにいたはずの鏡沼の姿が消える。 あいつはあいつで何かしてるんだろう。 身体を張るのは何も、僕だけである必要はないだろうから。 感覚がまた鋭くなるのを感じる。 吐き気を堪える口許から、骨砕歯と裂肉歯が覗く。 僕は、先輩の匂いを探す。先輩の匂いを辿る。 絶対に僕が見つけてやるなんて約束は出来ないけど。 今回ばかりは、必ず見つけると。 執拗いハイエナは、そう強く思う。 (+17) 2021/11/03(Wed) 4:24:51 |
【人】 楢崎大地>>放送室 「は? これどうなって…… あー、もう! さっぱり分からねぇけど、なんか血っぽいのあるし、保健室から色々取ってくる! どこにも消えるなよ!」 放送室を出て、保健室に駆ける 数分で戻ってくるだろう (29) 2021/11/03(Wed) 4:34:03 |
守屋陽菜は、白い世界で、手を伸ばす。そこに誰かがいるかもしれない。誰かが握ってくれるかもしれないと。 (c4) 2021/11/03(Wed) 4:34:23 |
朝日元親は、楢崎大地を見送った。今はマトモな言葉が出そうにはない。 (c5) 2021/11/03(Wed) 4:35:44 |
楢崎大地は、保健室から包帯やら消毒液やらを抱えて放送室に戻ってきた (a14) 2021/11/03(Wed) 4:46:37 |
朝日元親は、僕≠ナはない、僕は。先輩の匂いを辿り、漸く。 (c6) 2021/11/03(Wed) 5:00:48 |
【墓】 朝日元親──────見つけた。 手を伸ばす。引き寄せる。 引き摺りだそうとする。 精神系の異能には詳しくない。 誰にも認識できない世界なんて、僕は知らない。 だからこっちに戻ってこい。 僕の知っているこの世界に、戻ってこい。 先輩がいないと、マイクに向かって下手な放送を披露しないといけなくなるじゃないか。 (+18) 2021/11/03(Wed) 5:06:30 |
鏡沼 創は、朝日元親を信じた。守屋陽菜を、必ず連れ戻してくれると。 (a15) 2021/11/03(Wed) 5:08:31 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜「────…… ぁ …………」気付けば手が目の前に見える。 誰の手かは、わからない。 それでも……こちらに差し伸べられた手を。 ────掴んだ。 「────────」 ────瞬間、白と黒の世界に彩が溢れる。 赤が、青が、緑が、黄が。 あらゆる色が、ちかちかと瞬いて。 あなたたちの前に。 涙と汗と涎と紅に塗れた、不細工な顔がそこにはあった。 (+20) 2021/11/03(Wed) 5:24:32 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜「──── ぁ 」安心したのも束の間、現実の世界が塗りつぶされていく。 白く白く、色彩を奪って。 だけど、違うのは手をつないだあなたを、 あなたたちを引き込んで。 また白に沈んでいく。 とぷんと。 孤独な世界は三人を飲み込んだ。 あとに残ったのは、ただの静かな放送室と、保健委員。 (+21) 2021/11/03(Wed) 5:44:44 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>17 >>+22 神谷 鏡沼 昨日の事 「ははは。口を出す権利は誰にだってありますよ? それを突っ撥ねる権利もまた、誰にだってあるというだけで」 そんな屁理屈を一つ。 それから、到底自力では歩けそうにない様子を見て。 「では、少し手を貸して頂いてしまおうかな。 意識の無い人間とは、存外に重たいものでして。」 ついでに、これは二人の手柄という事にしてしまいましょう。 生徒会副会長は、そう言って悪戯っぽく笑った。 ともあれ、"見間違え"騒動はこれにて一段落。 異能の主はきちんと保健室へと運び込まれ、 以降の事は養護教諭などに一任されたことだろう。 (30) 2021/11/03(Wed) 8:21:31 |
【人】 俺 シオン・グレイヴズ2ケツ登校の後。グラウンドを覗き見る。 雪は陽の差す場所だけ溶けていき、日陰にはまだ雪が残っているだろう。昨日のイカはきっと溶けてでろでろの塊になっている。 それは当然の事なので、自分からは特に何も言わず。 「多少雪解け水でべちゃっとしてるけど、練習とかできんのかね、これ」 雪以外に……当事者と関わりが薄い者にとっては、放送器機の故障かもな、くらいですませられるのかもしれないが、異常はあったが。それはさておいて、そんなことを呟いていた。 (31) 2021/11/03(Wed) 8:37:24 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「うん?ああ、練習には体育館の方を使って頂いて…」 これは一般通過生徒からのお問い合わせに答えている副会長。 決して何処ぞの風紀委員のように 誰かの呟きを地獄耳で拾ったわけではなく。 「あー……一部の競技は難しいかもしれませんねぇ…」 一部の競技は難しいかもしれないらしい。体育館での練習。 とはいえ体育祭の準備もそろそろ大詰め。 残るは日々の基礎練と、あとは最終調整くらいのものだろう。 (32) 2021/11/03(Wed) 8:58:12 |
【墓】 神谷 恵太神谷 恵太は、特段取り柄の無い人間だ。 異能についても正しく理解していない。 だから説明も曖昧で、口下手がそれを助長する。 ……そう、自分でも思っている。 『きみが見たいように見ればいい』。 この少年の異能に名をつけるなら、かつて彼自身が吐き捨てたこの言葉が相応しい。 自分を見る人間が自分より会いたいと思う人を読み取り、周囲に対象者がいるかサーチ、その姿を自分に向けられた相手の五感に差し込む。 ごくごく限られた形でしか機能しないが、精神感応、空間把握、認識妨害の合わせ技。それに薬の効果で空間転移まで加わったのが先日の話。 ……そう。あくまでそれは、先日の話。 薬の後遺症か、異能抑制剤が効きすぎたのか…… この日、神谷 恵太の異能は完全に抑え込まれていた。 ▼ (+23) 2021/11/03(Wed) 9:10:36 |
【墓】 神谷 恵太「鏡沼先輩か、柏倉先輩を探してるんですが……」 神谷が自ら上級生に声をかけている様を見て、彼を知る1-Cの人間は目を丸くしたという。 異能がすべて『知覚』に関連している上に常時起動型なので、神谷の脳の機能の一部は常に高負荷状態になっている。 それが今は強制的にオフになっているため、逆に普通のヒトとしての機能が十全に使える状態、というのが今。 「……忙しいのかな、二人とも」 ちなみに手には紙袋を持っていて、中には一口まんじゅう12個入りが入っている。お詫びの品のつもりらしい。 ともあれこの日、一年モブ風男子が二人を探して校内をうろうろしていた……と。 何も知らない人間から見れば、これはそれだけの話だった。 (+24) 2021/11/03(Wed) 9:22:18 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+25 神谷 「いえ、お気になさらず。 終わり良ければ全て良し、と言いますから。 とはいえお気持ちは有り難く頂きますが。」 すごい自然に饅頭を受け取った。 多分後ほど生徒会で美味しく頂かれるのだろう。 思わず 誰? と言いたくなるような応対はあんまり気にしてない様子。 まあ、いちいち驚いてたらこんな学校で副会長できませんよね。 「なるほど。うん、それもまた正しい。 …神谷君の異能は、そうですねぇ。 気兼ねなく、あちこちへ足を伸ばすには 少しばかり気に掛ける事が多そうなもので」 決して、声色に責めるようなニュアンスは無く。 どうしても他者へ影響を及ぼしてしまう異能は少なくない。 そしてこの副会長その人も、どちらかと言うとその類。 「異能を抑制する為の小物、あまり効果は無いですか?」 所謂異能抑制剤、のアクセサリー版。 無効化こそできないけれど、無いよりはマシというものだ。 (35) 2021/11/03(Wed) 10:08:53 |
【墓】 神谷 恵太>>35 柏倉 「小物、ですか。 前にひとつだけ買って貰いましたけど。 すぐに、 なくして しまって」何故なくなったのかは自分でもわからない。 普通になくしただけなのか。誰かが悪戯で隠したのか。もっと酷い、悪意による盗みだったのか。 なんにしても、もういいのだ、と神谷は語る。 「あんまり効いてなかったみたいですし。 あ、抑制効果がなんとなく効いてる、てのは 分かるんです。頭の隅っこが妙に重い感じがするので。 昨日も今もそんな感じですけど、むしろそのほうが 楽っていうか……」 なので、むしろ昨日貰った薬の名前を知りたい。市販品だとしても、今使っているものより相性が良いのかもしれないし。 そう考えて先輩を探していた面もあると、神谷は語る。 (+26) 2021/11/03(Wed) 10:33:24 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+26 神谷 「ふむ、なるほど。 効き目の有無はものや異能によりますからね。」 本人が、もういいのだ、と言うのであれば。 それ以上の事を深く詮索する事は無い。 生徒会副会長は、相手が自ずと話し出すのを待つタイプだ。 「頭の隅が重い、となると… 自覚は無くとも、案外。神谷君自身の感覚的な所にも 影響がある類の異能なのでしょうかね。 とはいえそれが薬の副作用でなければ、ですが。」 そして、抑制剤の事を問われれば。 「……ああ、ええと、うーん… これ、ここだけの話にしてくださいね。 俺の使ってる薬って、 少し特別な所から取り寄せているものなんです。」 よく似た成分の市販薬をお教えする事はできますが、と。 口元の辺りで、両手の人差し指でバッテンを作った。 内緒ですよ、内緒。 (36) 2021/11/03(Wed) 10:52:15 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+27 神谷 「おおおう」 とん、と一歩下がって。 最小限の動きで衝突は回避された。 柏倉陸玖という生徒会副会長は。 本当に、いつだって、人と触れ合っている所を見られない。 「『なんでも』の安売りは良くないですよ。 ああ、でも、そうですね。」 けれどその勢いは大して気にした様子も無く、少し考えて。 「そこまで追い込まれる程に困っているのであれば。 俺としては、薬を融通する事自体はまあ、構いません。 ただし、一つ条件があります。 薬の詳細と、その出処は絶対に誰にも口外しない事。」 良く効く薬が貰える、なんて噂になると困りますので。 なんでもすると言うのであれば、約束できますね? そう言う声色は若干有無を言わさない響き。 (37) 2021/11/03(Wed) 11:25:39 |
市川 夢助は、そのまま屋上の縁に腰掛けている。 (a16) 2021/11/03(Wed) 11:50:17 |
【置】 紫の苧環は咲く 御旗栄悠会いたい人は特にいない。 見間違えとか、認識とか、そういう異能に対しては、 役に立つことも巻き込まれることもほとんどない。 だから、まあ只管雪の積もったグラウンドを掻いて。 練習は控えるべきとは散々言われた。 短距離走。その更に異能部門。 人間離れしたスピードが何よりも大切な競技。 凍雪の上でそんな速さを出したら、 あまりにも簡単に事故に繋がるというのは想像に容易い。 「危ない走り方をしなければいいんでしょ? 俺の異能は“大丈夫”です。 むしろ悪路の方が、都合がいい」 だけど、ダメと言われても走る気満々だったので、 そのまんまの勢いでグラウンドに出る。 少し寒いけれど。それくらいは、許容範囲内だ。 (L0) 2021/11/03(Wed) 11:57:44 公開: 2021/11/03(Wed) 11:50:00 |
紫の苧環は咲く 御旗栄悠(匿名)は、メモを貼った。 2021/11/03(Wed) 11:58:44 |
牛丸紗優は、グラウンドを見下ろして、先輩の背中を見つけられるでしょうか。 (a17) 2021/11/03(Wed) 12:15:28 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+28 神谷 「はい、それだけです。」 疑問には、しれっと肯定が返る。 たとえ後輩が敬語でなくとも、その様子が好意的ではなくとも。 それは柏倉の気にする所ではない。 「…さて、なるほど。難しい質問ですね。 敢えてそう問うのであれば、君にとって 無条件の信用は信用するに値しない、という事でしょうし。」 無条件、言うなれば対価の無い取引は信用するに値しない。 口約束など以ての外。 そういった考えは、決して理解できないものではない。 「正直な所を言いますと。あの一件があったとはいえ、 おおよそ唐突に君の異能が落ち着きを見せる事で。 どのような形であれ、何らかの噂になるだろうなあ、と。 俺としてはそう思っています。」 「つまりは遅かれ早かれ噂は出回るのですよ。 そうなれば、俺は噂が広がらないように対処するだけ。 であれば君が確かに約束を守る、という姿勢を見せる事。 今この場に於いて大切なものは、それだけです。」 柏倉は、他人を信用していないわけではない。 けれど、時には信用を抜きにして考えた方が良い事もある。 副会長という立場の人間として、そう理解しているだけで。 そして、何よりも。 この副会長は、上手く白を切るのであれば、大抵は見逃す質だ。 (38) 2021/11/03(Wed) 12:31:23 |
柏倉陸玖は、声を潜める。「上手に騙し通すなら、俺は目を瞑りますとも」 (a18) 2021/11/03(Wed) 12:32:03 |
柏倉陸玖は、そう言って口元に人差し指を立てた。 (a19) 2021/11/03(Wed) 12:32:57 |
【墓】 神谷 恵太>>38 柏倉 「………………ぼくは。 たぶん…… 嘘は苦手です、けど」 眉尻が下がる。髪でほとんど見えないだろうが。 元よりこちらは利益のみを得る側であり、条件がどうであれ受け入れるしかないのだが…… それにつけても、副会長の言葉はまったくもって正論。少なくともすぐにかけた梯子を外されることはなさそう、と信頼してしまうくらいには、ブレがない。 が、そうなると、どうシラを切るかが問題になる。 自分の異能はクラス内でも知れている。 他にも『見間違えた』ことがある人間は多い。 つまり、急に見間違えが起こらなくなったなら、まず間違いなく自分には視線が集まる。 そして異能が働いて『いない』ときの自分は普通に喋れてしまう。周囲の追及にボロを出さない自信は、ない。 「……………………あの。 先輩の知り合いに、医者とか、カウンセラーとか。 そういう方、いませんか」 嘘を貫き通すには筋書きが必要だ。『薬』以外で異能の影響を抑えられたと、周囲が納得するような話が。 そのための登場人物を、探す。 (+29) 2021/11/03(Wed) 12:47:13 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+29 神谷 「はは、嘘が得意な人の方が少ないでしょうね。」 今は疑りよりも、消沈の色が濃くなった様子を見て。 柏倉はただ、いつも通り。穏やかに笑っている。 そもそもの話、ではあるのだけど。 一人の生徒がこうして自身の異能に悩んでいるのであれば。 生徒会として、それに手を差し伸べるのは当然の事。 そこに損得勘定など必要無い、というのは。 信用というものに、対価によって裏付けを取るあなたにとって。 恐らくは盲点だったのだろう。 「医者、カウンセラー、そうですねぇ。 教員の方ですと不自然でしょうか? どうして今まで利用しなかったのか、と。 不審に思う方も居るかもしれませんね…」 とはいえあまり脈絡も無い接点も不自然だろうと考えて。 この副会長、随分隠蔽工作に手慣れていないか? 「…ああ、では。 この学校に時折いらっしゃる異能相談員の方。 あの人に少し口裏合わせをお願いしておきましょうか。」 相談が根本的な解決に繋がれば、それが一番ですし。とも。 これが、権力というものです。 (39) 2021/11/03(Wed) 13:11:01 |
【墓】 神谷 恵太>>39 柏倉 「……え、あ、はい。じゃあ、それで…………」 やわらかな笑みを湛える眼前の先輩が、急に酷く恐ろしいもののように見えてきて、神谷は思わず一歩下がってしまった。 最後まで意図を伝えてないのに完全に理解された上で代案が出てきている。頭の回転が速い? 場馴れしている? 両方? 「な、……なんか、聞かれたら。 相談員の人に、似たような異能の知り合いを 紹介して貰って…… そこで抑制を色々試してる…… みたいな…… ことにします……」 しかしこれで逃げるわけにはいかない。 何せ薬は昨日飲んだ分だけ、つまりいつ異能が復活してもおかしくないのだ。 薬の余裕があるなら今欲しいが、そもそも常備してるってことは彼自身もそれを使っているのだろうし。 なので、今確認すべきは…… 「…………そ、れで、薬は…… いつ、……もらえます、か…………」 誰かに聞かれたら誤解されそうな台詞を吐く。あぶないね。 (+30) 2021/11/03(Wed) 13:22:32 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+30 神谷 「ええ、ではそのように。」 ただ人の好さそうな笑みを浮かべているだけです。にこにこ。 そもそもの話、生徒会副会長というものは 会長に代わり、生徒からの意見や要望、相談を聞くもので。 であればこの類の相談事には慣れているのだろう。多分。 「ああ、今お渡ししておきましょうか。俺はそう使わないので。 一回一錠、水無しで飲めてすぐに効く。 どの程度の時間効くかはまあ、相性次第ですが…」 差し出したピルケースの中には、錠剤が5錠ほど。 これは所謂口腔内崩壊錠というやつ。 昨日の様子を見るに、相性は随分良かったのだろう。 自分は仮眠する程度の時間しか効かないのだけど。 「…特別な所から、とは言いましたけど。 別に怪しいものではないですからね? 親が異能の研究を手掛けていまして、その伝手ですから。」 (40) 2021/11/03(Wed) 13:41:36 |
【置】 紫の苧環は咲く 御旗栄悠履き慣れた運動靴を脱ぐ。 靴下もついでに脱ぐ。 あとは、裸足のまま雪の残る地面を踏み出す。 道無き道。果てなき回り道。それでも。 『この異能』にとっては、確かな─── 「ここから一回でも転んだら、 反省文でも説教でも受けてやりますよ……!」 ちょっと前の自分なら、 転んで大怪我しても平気と言っていたのだろう。 今はそうじゃない。まだ前向きには慣れないだろうけど、 寄り添い、憧れ、興味。 期待以外のあらゆる肯定に対しては、 少なくとも、応えられるような“御旗”でいたい。 俺の異能のことは嫌いだけど。 頑張る俺のことは、嫌いじゃないから。 行き着くところまで、駆け抜ける。 (L1) 2021/11/03(Wed) 14:04:42 公開: 2021/11/03(Wed) 14:05:00 |
御旗栄悠は、暗がりで地を這ういきものだけど、認識しようと思えば見つけられる。 (a20) 2021/11/03(Wed) 14:08:26 |
御旗栄悠は、少なくともそれは、胸を張ってもいいこと、かもしれない。 (a21) 2021/11/03(Wed) 14:08:38 |
鏡沼 創は、見当たらない。いつもなら何処にでも居る男は、今日は探したって見つからない。少なくとも、昼過ぎまでは。 (a22) 2021/11/03(Wed) 14:46:20 |
【墓】 神谷 恵太>>40 柏倉 「え、あ、はい、ええと、待って」 自分も抑制剤を入れるためのピルケースを持っている。 が、今は持っていない。 鞄の中だし、その鞄は教室に置いてきてしまった。 つまり受け取るための容器がない。 「じゃ、あ、はい、これに」 考えた末、ハンカチを取り出した。 今日はまだ使ってないし、これに包んでおけば教室に戻るまでなら差し支えはないだろうと。 「異能の、研究……。 アノ、先輩の異能って、どんな……?」 …………それは、気の緩みとしか言いようがなかった。 これまで他人の異能のことなんて基本、首を突っ込まなかったのに。薬を受け取りながらつい尋ねてしまった。 まともに喋れたことで気が大きくなっていたのか。 抑制剤を常備しなきゃいけない異能なんてろくなものではないと、身をもって知っているくせに。 (+31) 2021/11/03(Wed) 15:30:27 |
【人】 風紀委員 普川 尚久>>放送室 「……押しかけたりは別にされないだろうけど、 少し覗かれても困る状況過ぎるな、これ。まずすぎない?」 これは連絡を見てやってきて、実は放送室の外の壁に腕を組みながら凭れかかって様子見をしていたのだが、別に中には入ってなかった風紀委員。 最も気配に敏感な異能者だらけだから、普通に気付かれていてもおかしくはない。楢崎なんて一回保健室に出てきたからそん時に見つかってるかもだし。 「とりあえず片付けるからお邪魔しますよ〜。 こんなので失踪者複数だと本気で恐慌が起きかねんですし」 溜息を吐きながら薬瓶とペットボトルを回収しておく。 あとこの血の処理どうするよ。と床を見ながら唸ってる。 (41) 2021/11/03(Wed) 15:34:23 |
【人】 風紀委員 普川 尚久>>放送室 ──あの時。朝日後輩が守屋を見つけた時のお話。 まだ守屋の件に後輩三人が対処法を練ってるのは聞いていたし、適性なのもそちらだ。だから変にごちゃつせないためにでなかったし、対処が難しそうなら“最終手段”も考えていた。 そこに気配が1人増えて、『後輩たちが予想以上に優秀かつ有能で助かった』── と思った瞬間、3人分の気配が消えて頭を抱えていたのは秘密だ。 これなら使っておくべきだったか?今となってはわからない。 わからないが報告的に副作用ならば効果は数日。問題は亜空間にご招待の場合そこで一緒にならないか、だが。生憎普川はその手の異能を知らない。 だからやる事は、こっそり学園の上層部に報告するのと後処理をする事。それだけだ。 (42) 2021/11/03(Wed) 15:34:51 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+31 神谷 「ああ、いいですよ容器ごとで。どうぞ」 別に換えは幾らでもありますし、と。 差し出されたハンカチの上にケースをぽんと押し付けて、さて。 「俺の異能について探りを入れるとは 神谷君もなかなか怖いもの知らずですね?」 とはいえやはり声色に咎めるようなものは無く。 どちらかと言うと、困ったように笑う。 「引きません?どんな異能でも」 生徒会副会長の異能はそこまで厄介なものだという噂は無い。 あっても、物を直したり、傷の手当てをしたり、それくらい。 良くも悪くも、騒ぎになるような事は何も無い。 とはいえ一年なら知る由も無いかもしれないが。 つまるところ、普段はちゃんと制御できているという事。 薬を常に持ち歩くのも事故防止でしかないのだろう。 裏を返せば、事故が起きればろくでもない事になる。 そういう事にはなるけれども。 (43) 2021/11/03(Wed) 17:34:14 |
柏倉陸玖は、呟いた。「随分趣味の悪い異能でしょう?」 (a23) 2021/11/03(Wed) 18:13:50 |
若井匠海は、「極道入稿は、やばいぜ!」とか言っているが、どちらかと言えば自分もそうであったので、棚に上げた。 (a24) 2021/11/03(Wed) 18:21:52 |
【墓】 神谷 恵太>>44 柏倉 唖然とした。 折角言葉がしっかり話せる状態なのに、暫くの間何も言えないまま、死にかけた金魚のようにぱくぱくと口を開くばかり。 他言なんてできるものか。 自分も異能に振り回され辟易している身だ。他人のことだからどうだっていい、なんてことにはならない。 けど…… 「な、」 「内緒に、します、……絶対に」 言っておいて、なんて空虚な言葉だろう、と思う。 それこそ何の保証もない。口約束。形だけのお願い。 神谷 恵太は凡人で、モブで、特に取り柄もなく、意思が強い訳でもない。そういう男子だったが。 でも、男子だった。だからこれだけ一方的に貰いっぱなしで、何も返さない、ということに苛立ちを感じた。 ちっぽけなプライドなんて、大体の場合においてなんの役にも立たないものだけど。 それでも。 一度だけ、神谷は意地を張って。 (+33) 2021/11/03(Wed) 18:30:27 |
神谷 恵太は、柏倉陸玖に手を差し出して、握手を求めた。「約束の証」として。 (c7) 2021/11/03(Wed) 18:31:27 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+33 >>c7 神谷 「ありがとうございます。 ええ、大丈夫。俺はその言葉を信じますとも。」 言葉を失う様子を見て、そうだろうな、と思う。 異能戦闘の場でも、この異能の評判は芳しくないもので。 物騒も物騒、趣味の悪い異能。 お上品な使い方をしようとすれば、面白みの無い展開になる。 自分だってそう思うのだから、仕方ない事ではあるけれど。 まあ、それは一度置いておくとして。 柏倉だって、その意地を解さないほど物分りの悪い男ではない。 だから誠意を以て応えよう。 常に身に着けている手袋から、片手をするりと抜き取って。 差し出された手に対して、こちらもその手を差し出した。 それを握るのはあなたの意思。 右手での握手は、敵意が無い事の証明だ。 (45) 2021/11/03(Wed) 18:45:38 |
柏倉陸玖は、神谷 恵太の握手に応える。 (a25) 2021/11/03(Wed) 18:47:12 |
鏡沼 創は、朝日元親にしか認識出来ない存在だ。 (a26) 2021/11/03(Wed) 19:20:33 |
朝日元親は、守屋陽菜に異能抑制剤を呑ませた。 (c8) 2021/11/03(Wed) 19:43:21 |
朝日元親は、鏡沼 創を認識している。その気配は消えない。 (c9) 2021/11/03(Wed) 19:58:22 |
世良健人は、踊っている。 (a27) 2021/11/03(Wed) 20:03:05 |
御旗栄悠は、足がこおり・じめんタイプになった。 (a28) 2021/11/03(Wed) 20:04:28 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+34 神谷 「ははは。まあ、強ち違わないかもしれません。 俺にとっても、君達は遠いものですよ。」 今はこうして、すぐ近くにあるとしても。 自身の異能を未だ扱いかねているだとか。 詳細な性質がまだ明らかになっていない、という事は。 裏を返せばそれだけ成長の余地があるという事にもなる。 自分は、いつかはあなた達の背を見送る側になるのだと。 柏倉はそう思っている。きっとそれで良いのだろうとも。 「さあ、どうでしょうね? 俺はただ、君が勇気を出した事に応えただけですし。 そもそもの話になりますが。 俺みたいな人間に入れ揚げるような人は願い下げ、です。」 へらっと冗談めかしてそう笑う。 手を解こうとすれば、握った手は呆気無く離れて行った。 柏倉は、元は選手側に立っていた人間だ。 それ故に、その手は存外に硬くて大きなものだっただろう。 (46) 2021/11/03(Wed) 20:08:30 |
透 静は、今日も練習時間になると、一人だけずっと水中にいる。 (a29) 2021/11/03(Wed) 20:21:28 |
透 静は、水中から、回転するアヒルのオモチャを凝視している…… (a30) 2021/11/03(Wed) 21:08:12 |
シオン・グレイヴズは、水中で動くアノマロカリスのオモチャも入れた。パチャパチャパチャ……。 (a31) 2021/11/03(Wed) 21:14:30 |
朝日元親は、世界に色が戻ったあと。鏡沼 創のことを、もう認識できなくなる。 (c10) 2021/11/03(Wed) 21:24:12 |
透 静は、水中で動くアノマロカリスにメチャクチャ興味津々になった。時折水中から指でつついている。 (a32) 2021/11/03(Wed) 21:24:23 |
鏡沼 創は、朝日元親とって、認識出来ない存在となった。 (a33) 2021/11/03(Wed) 21:25:47 |
守屋陽菜は、まだ目を覚まさない。だけど放送室に居る。 (c11) 2021/11/03(Wed) 21:31:20 |
朝日元親は、世界が色づくのを見た。放送室に、戻ってくる。 (c12) 2021/11/03(Wed) 21:38:07 |
【人】 俺 シオン・グレイヴズ「かわいいだろ、アノマロカリス」 水中へ声が聞こえるかは不明だがあまり気にしてない。 アノマロカリスは浮いたり沈んだりしながら、カチャカチャ音をたてている。 塗装されたアノマロカリスのヒレが波打つように動いている。 (48) 2021/11/03(Wed) 21:38:45 |
【人】 鏡沼 創世界に色が付き、繋いだ手の先と、その更に先を確認して 同時に、“鏡沼創”を知る者全ての認識を書き換える。 『“鏡沼創”は認識出来る存在だ』と。 その瞬間の負荷と、これまでの負荷。 二つが合わさり、ボタリと鼻から 赤 が流れた。咄嗟に手の甲で拭ってから、髪紐を拾い、身に着ける。 「……カッコ付かねぇですね。最後の最後で」 そうぼやく姿は ほとんどの者には 見え、声も聞こえるだろう。 (49) 2021/11/03(Wed) 21:39:19 |
鏡沼 創は、放送室に居る。 (a34) 2021/11/03(Wed) 21:39:54 |
【墓】 朝日元親>>放送室 「……薬、効いたみたいだな」 よかった、と僕は呟く。 僕の視界に映るのは、眠る守屋先輩と、3時限目終わりのこの時間まで待っていてくれたなら楢崎。 あとは、風紀委員の先輩だろうか。 それ以外が見当たらないこと に、前髪の向こうで目を伏せた。まあ、でも。仕方がないよね。 垂れた 赤 すら、その言葉すら、僕にはもう届かない。 (+37) 2021/11/03(Wed) 21:45:14 |
若井匠海は、ドリンクバーの一杯目は必ずスプラ〇トにすると決めているらしい。 (a35) 2021/11/03(Wed) 21:57:58 |
【人】 鏡沼 創>>放送室 「ええ。守屋先輩を、保健室に連れてかねぇとですね」 朝日に向けてそう発言し、返事の無い事を確認する。 赤に汚れてるものの、その表情には然程の変化は無い。 いつもの様に微笑んだまま、悟られる前にと立ち上がって 「……自力で歩けはするんですが、人を運べるだけの余裕は ねぇんで。お先に失礼しちまいますね。 取り敢えず、保健の先生には伝えやがりますんで。 それ以外の事は、丸投げしちまっていいですか?」 そう、朝日以外の面々に告げると、放送室を出て行った。 (51) 2021/11/03(Wed) 22:02:28 |
鏡沼 創は、振り返る事なく保健室へと向かった。 (a36) 2021/11/03(Wed) 22:07:09 |
鏡沼 創は、いつも通り、何処にでも居る様に見える。ほとんどの者にとっては。 (a37) 2021/11/03(Wed) 22:10:44 |
朝日元親は、自分にとって、鏡沼 創がもう何処にも居ないことを知った。 (c13) 2021/11/03(Wed) 22:17:47 |
【人】 俺 シオン・グレイヴズ>>50 つついてる様子を眺める。人が何かしているところを眺めるのは好きな方だった。 「それ、姉貴のなんだけどもう必要ないんだ。今度のゴミ出しの日に処分する予定だったんだけど。……いる?」 水面ではアヒルが回転をやめていたから、そっちは回収した。 (52) 2021/11/03(Wed) 22:18:17 |
【墓】 朝日元親>>放送室 憂いている場合ではない。 先輩を連れ戻せたことを、今は喜ぶべきなのだ。 繋いでいた手を先輩から離し、立ち上がった僕は酷い頭痛と眩暈に襲われる。 そりゃ、そうだな。大分無理をした自覚はある。 「先輩のこと、頼みます。 僕は1人でなら何とか歩けますけど、流石に先輩を運ぶのは力になれそうにないから」 その場にいる面々に告げる。 ふらつく足取りで、放送室を出た。 (+38) 2021/11/03(Wed) 22:34:17 |
朝日元親は、重い足取りで保健室へ向かった。 (c14) 2021/11/03(Wed) 22:36:09 |
鏡沼 創は、保健室に居る。後から来た彼に、声は掛けない。届かないと知っているから。 (a38) 2021/11/03(Wed) 22:39:08 |
【人】 俺 シオン・グレイヴズ>>53 「そこまで喜ぶとは予想してなかった。いいよ、あげるよ」 脳裏にはかわいい動物映像特集などで水遊びする大型犬の様子が思い浮かんでいる。 「だいぶ古いおもちゃだから、使った後はタオルで拭いて乾かしてやって。そしたら長持ちするぜ。たぶん」 適当なことを言っているが、あながち間違いではないはず。 (54) 2021/11/03(Wed) 22:51:42 |
【人】 風紀委員 普川 尚久>>放送室 「おー、思ったよりは早かっ──あの、ちょっと?」 眠っている守屋と、何かが噛み合ってない様に見える鏡沼と朝日を見て、しかも早々に二人とも単体で保健室に行くものだから、自分か楢崎が守屋を運ぶ羽目になるのだろう。 「話を聞く余裕もないの酷くないですか?」 言いつつも、どうせ保健室に守屋を運べば“二人は”いるだろうし、そこで話されなくてもまあどこからか情報は回って来る。きっと。 鏡沼の血だけ証拠を隠滅しておいてから、楢崎がいるなら手伝って貰うか任せるか、いないなら一人で保健室に守屋を運んだだろう。 (56) 2021/11/03(Wed) 23:05:38 |
鏡沼 創は、保健室でスマホを弄っている。 (a39) 2021/11/03(Wed) 23:08:28 |
シオン・グレイヴズは、しばらく何をするでもなく水中で遊ぶ様子を眺めているだろう。 (a40) 2021/11/03(Wed) 23:10:10 |
白入 熊は、その頃、購買のリクエスト用紙に「サンドイッチの種類が増えるとうれしいです」と書いていた。 (a41) 2021/11/03(Wed) 23:15:30 |
尾関春歌は、今日もふわふわ。 (a42) 2021/11/03(Wed) 23:18:16 |
白入 熊は、今日ももふもふ。 (a43) 2021/11/03(Wed) 23:18:32 |
笹原絵莉は、ふわふわ後輩をふわふわし、もふもふ先輩をもふもふした (a44) 2021/11/03(Wed) 23:19:19 |
尾関春歌は、白入先輩に駆け寄ってふわぁ……。 (a45) 2021/11/03(Wed) 23:19:48 |
若井匠海は、用務員さんのお手伝いをしていた。 (a46) 2021/11/03(Wed) 23:20:06 |
尾関春歌は、ふわふわされてふわふわが増した。2倍ふわふわ (a47) 2021/11/03(Wed) 23:20:54 |
白入 熊は、駆け寄られてもふぅ……。たくさんもふもふした。 (a48) 2021/11/03(Wed) 23:23:43 |
尾関春歌は、わぁいもふもふ〜!!!いっぱいもふもふした。 (a49) 2021/11/03(Wed) 23:24:58 |
【人】 保健委員 白入 熊「はいー…あのぉ、同室申請をしたいんですけど〜。 同室で良いのかなあ。 もう何日か一緒に住んじゃってて。 じごほうこくって言うのかなあ」 お昼休みの時間。 学生窓口で身体を丸めて受付の人と話している熊。 「誰と住む? あ、貝です。廊下で仲良く……。 え?生徒じゃないから申請はいらない?」 「………………」 よかった〜。 取り越し苦労を解決した熊。 鼻歌を歌いながら帰っていった。きょうももふもふだ。 (57) 2021/11/03(Wed) 23:30:36 |
シオン・グレイヴズは、真白い犬を思い浮かべている。 (a50) 2021/11/03(Wed) 23:31:11 |
笹原絵莉は、もふもふふわふわした もふもふふわふわ (a51) 2021/11/03(Wed) 23:31:24 |
御旗栄悠は、裸足でグラウンドを走りまくり、満足した。 (a52) 2021/11/03(Wed) 23:31:40 |
シオン・グレイヴズは、あっちは真っ黒い犬かな……ラブラドールとか……と脳裏に思い浮かべた。 (a53) 2021/11/03(Wed) 23:34:35 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖>>+39 神谷 「何、と言われましても。」 いつも通り、穏やかで飄々とした態度。 少々食って掛かられた所でそれは変わらない。 何も、歯牙にも掛けていないという事は無いのだけど。 「まあ、こう言っては何ですが。 俺も決して品行方正なだけの人間ではありません。 寧ろさっきのように、立場は最大限利用する方です。」 つい先ほどの事。いつも通りに笑みを浮かべる副会長の姿が 少しだけ恐ろしげに思えたのは、何も間違いではない。 今のあなたは、少しだけそれに相対する勇気が出ただけ。 「その事をどうかお忘れなく、というだけの話ですよ。 人の一側面だけを見てのめり込んでしまうというのは。 少しだけ、気の早い話だとは思いませんか?」 腕でも首根っこでも、掴もうと思えば掴めるのだろうけど。 こちらの距離感は付かず離れずのままだ。 とはいえ、相手は三年生で、あなたは一年生。 そして季節は秋を過ぎ、冬になろうとしている。 こちらの勝ち逃げとなってしまうのは見え透いているのだけど。 (58) 2021/11/03(Wed) 23:36:21 |
【人】 紫の苧環は咲く 御旗栄悠「足冷たすぎ」 軽く霜焼けで済んでる。 裸足の方がタイムが安定したけど、 裸足で走るのもなんだかなあって顔。 「きょうは長風呂にしよう」 相変わらずの独り言の多さ。 (59) 2021/11/03(Wed) 23:37:02 |
柏倉陸玖は、あのクリオネはどうなったのだろう、とふと思った。 (a54) 2021/11/03(Wed) 23:39:50 |
尾関春歌は、白入先輩みたいなとびっきりもふもふなぬいぐるみがお部屋にあったらなぁ、と思った。 (a55) 2021/11/03(Wed) 23:41:31 |
透 静は、アノマロカリスと共に泳いでいる。ぷかぷか…… (a56) 2021/11/03(Wed) 23:50:48 |
シオン・グレイヴズは、スマホでビデオを撮ってみた。ゆっくりとした時間が流れている。 (a57) 2021/11/03(Wed) 23:56:02 |
シオン・グレイヴズは、実は普通に色々なものをサボっている。 (a58) 2021/11/03(Wed) 23:56:22 |
透 静は、シオン・グレイヴズが普通にサボってることは思いつきもしていない。サボりと無縁な小動物。 (a59) 2021/11/03(Wed) 23:58:06 |
御旗栄悠は、色んなものはサボらない方がいいらしい。 (a60) 2021/11/04(Thu) 0:06:12 |
柏倉陸玖は、上手く怒られないようサボるなら目を瞑ります。 (a61) 2021/11/04(Thu) 0:07:42 |
尾関春歌は、何をしていてもふわふわ。 (a62) 2021/11/04(Thu) 0:08:18 |
白入 熊は、おサボりさんでももふもふします。 (a63) 2021/11/04(Thu) 0:10:15 |
【墓】 神谷 恵太>>58 柏倉 「………………。そうですね。 分かりました。先輩の言う通りです。 けど 」手を離す。次いで身体も離す。 やっぱり彼の言うことは正論で、こちらの感情の方が筋が通らない。それは分かった。 けど。そう、『けど』だ。 「それはそれとして。 薬は今後も貰いに行きます。先輩が卒業した後も。 でないとぼくが困りますから」 人の一面だけを見て判断するのは良くないと言うのなら、何度も会ってようく観察してやる。 タチが良くない人間なのはこっちだって同じだ。 立場的には圧倒的に自分の方が弱者なのにこんなことを言うのもおかしな話なのだけど、言ってしまった言葉を飲み込むことはできないし。 ともかく。 神谷 恵太は、話は終わった、とばかりに背を向ける。 何か手出しされたり呼び止められたりしない限りは、そのまま去っていくだろう。 (+40) 2021/11/04(Thu) 0:10:25 |
鏡沼 創は、色々とサボる。 ……が。実際は、ただ“出来ない状態”である事も多いらしい。 (a64) 2021/11/04(Thu) 0:12:42 |
シオン・グレイヴズは、水中を眺めながら物思いに耽っている。ように見える。 (a65) 2021/11/04(Thu) 0:41:57 |
透 静は、アノマロカリスを器用に自分の頭上へと乗せた。見た目がすごい。 (a66) 2021/11/04(Thu) 0:45:51 |
シオン・グレイヴズは、透 静とアノマロカリスへスマホカメラを向けて、ぱしゃり。 (a67) 2021/11/04(Thu) 0:47:23 |
尾関春歌は、ふわふわふらふら。特に用事もないけれど、プールへと向かった。 (a68) 2021/11/04(Thu) 1:00:27 |
尾関春歌は、はわ…透くんが食べられてる……!? (a69) 2021/11/04(Thu) 1:03:39 |
透 静は、ざぱりと陸へ上がり、更衣室へと向かっていく。アノマロカリスはその頭上に鎮座したままだ。 (a70) 2021/11/04(Thu) 1:05:45 |
尾関春歌は、ぽか〜ん。 (a71) 2021/11/04(Thu) 1:10:39 |
シオン・グレイヴズは、本当に気に入ったんだなあと思いながら見送った。 (a72) 2021/11/04(Thu) 1:16:00 |
守屋陽菜は、普川たちに運ばれて、保健室へと。思ってたより大変だったかもしれない。 (c15) 2021/11/04(Thu) 1:38:49 |
鏡沼 創は、孤独ではない。 (a73) 2021/11/04(Thu) 1:41:57 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜「────……ぅ、…………ん……」 見慣れない天井。 まだ怠い頭で、そんなふざけたことを思いつく。 どうやら、良くなってはきてるらしい。 上体を起こし、辺りを確認……しようとしてずきりと軋む。 頭を押さえるとガーゼ。 切れた額を、処置してくれたらしい。 「……あぁ〜…………」 視線だけで、部屋を確認する。 場所は、わかる。保健室だろう。 誰が居る? (+41) 2021/11/04(Thu) 1:47:45 |
鏡沼 創は、保健室のベッドに横になり、スマホを弄っている。 (a74) 2021/11/04(Thu) 1:52:42 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜まず考えたのは例の二人。 それぞれベッドに横になっていて、休んでいる? あ、鏡沼クンは起きてるみたいだ。 それから、もう一人。 僅かな時間ではあったが、誰かがいたような気がする。 ……とても確認できるような状態ではなかったが。 多分、男子生徒。 (+42) 2021/11/04(Thu) 1:58:53 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜 (+43) 2021/11/04(Thu) 2:19:57 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>62 鏡沼 「気分、かい……? ……よろしくないね、最悪と言っていい」 わざとらしく、大きく溜息。 薬なんて使うもんじゃないなと。 ごろりと、寝返りを打つ。 横ではあるものの、あなたを真正面に捉えて。 「…………鏡、か…… うん、だらしない女の顔でも見てやろう ……こうなるのだと、無様な姿を焼き付けてやろうか ついでに、写真でも撮っておくかい?」 あなたの手元にあったスマホを見つけて。 (+44) 2021/11/04(Thu) 3:01:26 |
【人】 鏡沼 創>>+44 守屋先輩 「得体の知れねぇモンなんか、勝手に飲むからでやがりますよ。 ……連絡先を交換した意味がねぇじゃねぇですか」 言外に、そういう話だったでしょうという非難を込めて。 強く責めるつもりは無いが、この程度の恨み言は出てしまう。 「写真──……ああ、そりゃいい考えでやがりますねぇ。 その前に、身だしなみチェックの時間ぐらいはくれて やっても構わねぇですよ」 スマホを持ったままだった事に気付き、ハッとする。 やり取りの内容までは、見られてないと思うが。 サッと踵を返し、デスクに在った鏡を持って戻る。 ついでに、メッセージアプリを一旦タスクキル。 鏡を、あなたへと差し出した。 「はい、どうぞ。 撮っても良くなったら、声掛けやがってくださいね〜」 (63) 2021/11/04(Thu) 3:21:31 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>63 鏡沼 「薬は、まぁ…… 異能の強化とか、そういうつもりじゃなかったんだ ……ただの最後の踏ん切りだよ どこかで、セーブをかけてしまうかもと思ってね」 事実、あそこまでの孤独な世界は初めてだった。 その点で言えば、狙い通りの効果を得たということだろう。 言い訳のようなものを並べたてるが、幾分かは殊勝な態度。 屋上での一時と比べれば、とてもしおらしい。 咎めるような言葉に困ったように眉を寄せて、 控えめに笑う。 「身嗜みを整えたら意味がないだろう? かの家康公と、同じことだよ ……見苦しいものを撮らせるなというなら、 少しばかりは整えるが……」 焼け石に水くらいにしかならんよと。 あなたが気を遣ったというのに、 恥じらいなどという乙女なものは持ち合わせてなかった。 (+45) 2021/11/04(Thu) 3:57:45 |
【人】 風紀委員 普川 尚久>>+45 >>64 >>保健室 守屋 鏡沼 「おやぁ、随分とご迷惑をお掛けなさった姫のお目覚めで?」 常に保健室に居られるほど余裕がある訳ではない。 ただ丁度出てから戻った際に、声が聞こえて顔を出す。 「まあ聞きだしたい事は山程ありますけど。 何か込み入ってるみたいですし俺も多忙なんでぇ。 後でまとめて聞かせて貰う事にしますかね」 どうにも話が中々個人的な案件をしているようなのは察したので、それだけ顔出しがてら伝えて、引き留められない限りは再び外に出ていこうとするだろう。 「あ。そうだ。放送室がハチャメチャなのも 全部俺が直したので感謝して下さいよ?」 しっかりその辺りは恩を売っておきつつ。 (65) 2021/11/04(Thu) 4:34:08 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>64 >>65 鏡沼普川 「ひっどい顔」 けらけらとスマホに送られてきた写真を見て笑う。 自分のことだからこそ、遠慮はない。 ……ん、他にも通知があるな? メッセージを確認して、苦笑。 さらに、扉からの声。 「────ぶふっ……!」 噴き出した。そのままくつくつと、喉で笑う。 風紀委員様に対して、生意気な態度だ。 「ひぃ〜…………後で、また話してやるよ ……いやいや、そこまで酷くはなかっただろ?」 精々、吐いて、流血して……うん、大丈夫だろ! 扉や機材を壊すより幾分かましだ。 (+46) 2021/11/04(Thu) 4:54:40 |
【人】 風紀委員 普川 尚久>>66 >>+46 鏡沼 守屋 「今から尋問してやっても俺は一向に構わないんですが?」 風紀委員のガチトーンである。 何がそんなおかしい?あ?と言いたげなのが顔にありありと出ている。この風紀委員、短気だ。 「まあいいです。朝日後輩から多少は聞きましたし、『風紀委員の鏡沼』後輩も後で話してくれるそうなのでそれで情報は十分です。 これに懲りたら傍迷惑な行動はもう少し謹んでいただけるとお馬鹿さんに振り回されずに助かりますよ」 そう告げて保健室を今度こそ後にした。 (68) 2021/11/04(Thu) 5:06:34 |
【人】 鏡沼 創放課後、下校時刻間際の話。 いつもあちこちで見掛けられている男が、ある人物と並んで 歩いている光景があるだろう。 少々珍しい組み合わせだから記憶に残った、という人も居るかも 知れない。 或いは、全く気に留めない人も居るだろう。 この男は、本当に何処にでも居るのだから。 「……それで、お迎えってもう来てやがるんです?」 (69) 2021/11/04(Thu) 5:42:37 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>67 >>68 鏡沼普川 「……はいはい、また後でなぁ」 凄む風紀委員に、目をぱちくりとしながらも。 去っていく姿に手を振ろう。 割と、考えたつもりだったんだけどなぁ。 「さぁて、しばらくはこの画像を背景にしておきますか こう、自責の念を込めてね ……そういえば君たち二人がここに運んだのかい?」 重くなかった? そんな様子で、鏡沼創と、朝日元親を交互に見る。 (+47) 2021/11/04(Thu) 6:13:17 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>74 鏡沼 「へぇ〜……ふ〜ん、はぁ〜…………」 既に去って行ったであろう扉を見やる。 また缶コーヒーでも押しつけてやろうか。 「私が言うのもなんだがねぇ、あんまり無理しちゃいかんよ 誰かに害が及ぶものでもなかったんだ どこに居るのかも明示したしね ……いや、音が入ってなかったとは思わなかったけど」 つい先ほど知った事実。 そりゃ不安にもなるわな! 私だって心配する! 笑い事ではないので、口には出さないが。 「…………よくもまぁ、見つけてくれたもんだ ……大した後輩だよ」 君と、寝ているのだろうか朝日と。 「……君は、今度は自分から探しにきてくれたんだろう? 何かお礼をしなくてはな」 私が出来るものなら、一つ、なんでもしてあげよう。 (+48) 2021/11/04(Thu) 6:46:09 |
【人】 鏡沼 創>>+48 守屋先輩 「……そうですねぇ。 今回は流石に、無茶って言われてもしゃあねぇですね」 苦笑が漏れる。 鼻血を出しただとか、薬を飲んだだとかの情報が無くとも 二人とも保健室の住人になっている時点で、弁明が出来ない。 「だって、見つけてもらえねぇのってキツいじゃねぇですか。 お礼してもらう程の事じゃねぇですよ」 口調も軽くそう言うが、あなたにとっては重いものに なってしまうだろうか。 けれど結局、今回鏡沼が動いた理由は其処へ集約されるのだ。 「して欲しい事なんて、急に言われても思い付かねぇですし。 あんな無茶二度としねぇってんなら、それで構わねぇです」 (75) 2021/11/04(Thu) 7:00:11 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>75 鏡沼 「…………ま、そうだねぇ」 目を閉じ、焼き付いた白い世界を思い出す。 ぞわっと、肩が震える。 重くのしかかる空気を振り払うように、深く息を吐く。 「……無茶、か いや、そうだな……結果的にはそうなってしまった ……やはり、異能なんてものは手に負えるものではない 少なくとも、……私はそうだったみたい」 ふっと、小さく笑う。 寂しそうに、小さく小さく。 (+49) 2021/11/04(Thu) 7:43:15 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>76 鏡沼 「まぁね」 軽く肯定を。 こちらだってずっと感じてきたものだ。 「……少しくらい、抗ってみたかった ただそれだけだよ ……はぁ〜、ほんと……よくわからんもんだねぇ」 君たちも、私自身も。 「…………とりあえず、今日はもう出席出来そうにないな 大人しく、ここで待っているさ ……そういえば、鏡沼クンは大丈夫かい? わざわざ私が目覚めるのを、 待っていたわけじゃあないだろう?」 (+50) 2021/11/04(Thu) 8:28:28 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>77 鏡沼 「…………まぁ、いいかぁ 色々あって、誰かの為に異能を使えると証明したかった 最後くらい、ね 全部自分の意地の為、だよ」 それで、他人を巻き込んでりゃ世話がないなと。 苦々しく思う。 「へぇへぇ……それは悪う…… …………私、以外にも薬を口にした?」 言い様に、何かが引っ掛かった。 (+51) 2021/11/04(Thu) 9:21:37 |
【墓】 神谷 恵太生殺与奪の権を他人に握らせるな。 なんて、近頃良く聞く言葉を思い出しながら『薬』を飲む。 頭の奥がずしりと重くなる感覚も、ずっと重いままなら慣れるもので。それよりもまともに考えが追い付くこと、喋れることの恩恵と比べればあまりにも軽いデメリットで。 「ぼくの生き死には柏倉先輩次第……か」 楽を知らぬまま不便の中を踠いて生きている状態と、一度楽を知ってしまった後で不便に戻るのとでは話が大きく違う。 自分は強い人間じゃない。今から前の状態に戻ればきっと『踏み外す』。物理的にか倫理的にかはその時にならないと分からないが。 なんにせよ、二者択一の選択肢から外れるためには、とるべき行動はひとつしかない。 異能を制御する。 今まではできないと思っていたし、実際できなかった。 けど薬で異能が封じられると言うことは、少なくとも特定条件を揃えられれば異能を止められる、ということでもある。 とはいえ独力では取っ掛かりすら掴めないのも事実。 柏倉先輩の親を頼るか、同類異能らしい鏡沼先輩を頼るか、とりあえず同じクラスの面々にツテを聞いてみるか。 ……いいや、該当者の中で最初に見つけた相手に聞いてみよう。なんて肝心なところを雑に決めながら、神谷は廊下を歩いていく。 (+52) 2021/11/04(Thu) 9:30:39 |
【人】 鏡沼 創>>+51 守屋先輩 その“誰か”が誰だなんて、聞くまでもない。 だから敢えて、其処には触れずに。 「意地張んのは結構でやがりますがね。 最後、だとか縁起でもねぇ事言うと怒られちまいますよ」 自分の失言には流石に気付いたが、気取られぬよう いつもの笑みを維持する。 「……この数日、そういう話ばっかでやがるでしょう? お馬鹿さんが多くて困っちまいますねってだけですよ」 鏡沼創は、まだ気付いてない。 自分がそれらの騒ぎに、 不自然な程関わってしまっている 事に。誤魔化しの為とは言え、そう言えてしまう事が異常なのだと。 昨日に引き続き、今日も彼の手元に異能抑制剤は無い。 (78) 2021/11/04(Thu) 9:42:13 |
鏡沼 創は、四限目以降なら、探せばすぐに見つかるだろう。何せ、何処にでも居るのだから。 (a75) 2021/11/04(Thu) 9:43:51 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>78 鏡沼 誰に、とは言わない。 わかっている。 それよりも、だ。 「────本当かい?」 疑うような鋭い視線。(当社比) 自分が馬鹿を見て、それで終わりだと片付けた事件。 ……被害者じゃなくて、加害者なのだとしたら? 犯人からの取調べが行われそうになる。 「…………私が、意識を失った後、 何があったのか、聞いてもいいかな?」 瞳が揺れる。 (+53) 2021/11/04(Thu) 10:38:55 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>79 鏡沼 「じゃあ、今ビンタされるのと 後でビンタされるのとどっちがいいかな?」 もっと大きな理不尽で返してきた。 何でもないのであれば、敢えて外すようなこともするまい。 乾いた笑いに対して、瞳は湿っていく。 「────お願いだ 鏡沼クン、教えておくれ ……それとも、言えないようなことがあったのかい? そうじゃないのなら、私を安心させて……?」 (+54) 2021/11/04(Thu) 11:35:24 |
若井匠海は、狸animalを彫ってみた。手乗りサイズ (a76) 2021/11/04(Thu) 14:34:52 |
若井匠海は、二、三個子供もつけてみた。service… (a77) 2021/11/04(Thu) 14:37:53 |
シオン・グレイヴズは、背後から現れ、アヒルのオモチャを狸の横に置いた。 (a78) 2021/11/04(Thu) 14:45:09 |
若井匠海は、子連れ狸にアヒルの子…白鳥も掘るか…になった。 (a79) 2021/11/04(Thu) 14:55:20 |
若井匠海は、という訳で親鳥1匹と72体ぐらいの雛鳥を生成した。エイッ (a80) 2021/11/04(Thu) 15:21:25 |
若井匠海は、シオン・グレイヴズにおすそ分けという名の在庫処分セールを企んだ。56匹やるよ!!! (a81) 2021/11/04(Thu) 15:35:33 |
シオン・グレイヴズは、受け取らずに逃げ出した。 (a82) 2021/11/04(Thu) 15:47:09 |
若井匠海は、仕方が無いので殿畑に全部押し付ける (a83) 2021/11/04(Thu) 15:52:51 |
尾関春歌は、ふわふわふらふら、お散歩中。 (a84) 2021/11/04(Thu) 16:15:48 |
【置】 風雪 世良健人手の中にあるものを握る。痛みが走る。 いつもと変わらないように思えるということは、まだ何もありはしないのだろう。 ちょっと拭えばすぐに流れる血も無かったかのように消えてしまう。 一度は彼に問いただしてみようかと思ったが、やめた。 互いに待つと決めたし、それに疑念を行動にしてしまいたくはない。 「……俺の異能のせいなのかな」 どこまで範囲が及ぶかというのは、試したことはない。 小さい頃は風邪を引いたりもしたし、男児の成長過程で無病息災ということはない。 それでも体力があって健康的な生活を送ってきたものだから、大病はなかった。 談話室に吹き込む風は冷たく、ジャケットの裾をまるまらせた。 体を作るには寒いほうが効率がいいとは効くけれど、動きやすいかはまた別だ。 風花が吹き上がるのを見て、放課後の時間が過ぎていく。 (L2) 2021/11/04(Thu) 18:36:29 公開: 2021/11/04(Thu) 18:30:00 |
牛丸紗優は、高いところから見る景色が好きだ。 (a85) 2021/11/04(Thu) 18:37:31 |
鏡沼 創は、毎晩、小一時間程の間だけ『一人』になる。 (a86) 2021/11/04(Thu) 18:48:48 |
御旗栄悠は、放課後も裸足で走ってる。 (a87) 2021/11/04(Thu) 18:54:37 |
市川 夢助は、屋上のフェンスにもたれかかって、若井センパイと話している。 (a88) 2021/11/04(Thu) 18:56:58 |
シオン・グレイヴズは、体育祭に使うテントの破れをチェックしている。「なおすより新しく買ったほうがいいんじゃないかなコレ」 (a89) 2021/11/04(Thu) 18:59:03 |
シオン・グレイヴズは、窓を開けてグラウンドに声をかけた。「帰りもチャリがいい〜」 (a90) 2021/11/04(Thu) 19:00:56 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖時刻は昼下がりを過ぎて。 いつものように、投げ掛けられた生徒の声に応じる。 そんないつも通りの道すがら。 ──今朝の放送、変じゃなかったですか? 「ああ、恐らくは機材の不調でしょうかね。 放送部からの要望も、検討し直すべきかもしれません」 ──放送室で何かあったみたいですけど…。 「いえ、特別何かがあったとは聞いておりませんよ。 その事は風紀委員が対応にあたっていたようですから。 そちらから、特に連絡が無いという事は きっと大きな問題は無かったのでしょう。」 柏倉陸玖の両親は、異能の研究を手掛けている。 少々耳聡い生徒であれば、そんな噂を聞く事もあるだろう。 だから異能に関する相談にも自ら応じるのだと。 そして、良くも悪くも。 だからこそ、生徒会副会長なのだろう、とも。 (83) 2021/11/04(Thu) 19:21:46 |
御旗栄悠は、シオン・グレイヴズに親指を下げた。でもなんだかんだ言いつつ載せる。 (a91) 2021/11/04(Thu) 19:25:32 |
シオン・グレイヴズは、満面の笑みを浮かべた。 (a92) 2021/11/04(Thu) 19:28:45 |
柏倉陸玖は、窓の外を見ている。 (a93) 2021/11/04(Thu) 20:11:44 |
柏倉陸玖は、いつも遠くを眺めている。 (a94) 2021/11/04(Thu) 20:12:33 |
【置】 市川 夢助市川夢助には、才能がない。 中学までは異能も目覚めず、何をしても中途半端な成績しか取れない劣等生だった。 努力をしても、努力をしても、何にもなれず、才能のある者には置いていかれる日々。 親兄弟は優秀で、芸術、勉学、スポーツ……特化した才能の持ち主だった。 だから、才能のない夢助は 家族から見放されている。 異能に目覚めて、それでも一番になれないようなら。 もう家にいる事も出来ない約束になっていた。 誰かのコピーしかできない力で、どうして一番になれようか。 スポーツの成績は、部活で活躍しているセンパイのコピーで。 勉強の成績は、クラス一賢い生徒の頭の中を覗いてトレースしたものだ。 市川夢助自身は、何もない。 だから、薬で異能が変わると聞いて まだ希望があるんじゃないかと思ったのだ。 これがあれば生徒会長にも、他の異能遣いにも勝てる何かを手に入れられると、信じている。 (L3) 2021/11/04(Thu) 20:45:14 公開: 2021/11/04(Thu) 21:00:00 |
【置】 綴り手 柏倉陸玖いつも遠く及ばないものを眺めている。 生まれ持ったものも、それ以外も。 決して比べるようなものではないとわかっていても。 仮に全ては平等で、誰にも何も差が無いのだとしたら。 そうなればきっと、自身と他者を隔てる境界線も無い。 であれば、見ないふりをするのも、きっと違う。 いつも遠い誰かの背中を眺めている。 今は近くにあるものも、いつか必ずそうなるのだと。 自分はそれでいいのだと思っていた。 (L4) 2021/11/04(Thu) 20:45:15 公開: 2021/11/04(Thu) 20:55:00 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜 ピンポンパンポーン 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 『繰り返します』 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 ピンポンパンポーン (+55) 2021/11/04(Thu) 20:46:25 |
柏倉陸玖は、これからは、それも改めなければならないのだろうな、と思う。 (a95) 2021/11/04(Thu) 20:47:36 |
市川 夢助は、軽い足取りで屋上のフェンスを上り、内側に戻った。 (a96) 2021/11/04(Thu) 20:55:39 |
笹原絵莉は、噂話に耳を傾けている。 (a97) 2021/11/04(Thu) 20:57:48 |
朝日元親は、とても柔らかに、微笑っていた。 (c16) 2021/11/04(Thu) 20:58:14 |
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